マルチポイント・ノイキャン・ワイヤレス充電も搭載で、音質もよく全部入りといった印象の完全ワイヤレスイヤホンです。
通勤・通学・作業中に音楽を楽しむとき、ケーブルを全く使わない完全ワイヤレスイヤホンは、一度使ってみると普通のイヤホンには戻れないほど快適になります。
カバンからの出し入れも簡単ですし、周りにケーブルが引っかかる心配も無いので楽ちんです。
愛用している必須ガジェットの1つです。
「JBL LIVE FREE 2」はJBLのスタンダードモデルながらノイキャンや、装着状態で自動で一時停止する高機能も搭載している完全ワイヤレスイヤホンです。
音質は低音が効いているわけではなく、クリアで聴きやすい良い音質でした。
ワイヤレス充電にも対応しているので、毎日イヤホンを使うなら快適に使えます。
1万4千円台で、ノイキャン・Qi充電・マルチポイント接続など高機能を搭載し、音質も良くコスパも良いので初めて使う人にもおすすめのイヤホンです。
この記事では「JBL LIVE FREE 2 レビュー!マルチポイント・Qi充電搭載のコスパ良し完全ワイヤレスイヤホン」について紹介します。
JBL LIVE FREE 2 の概要
「JBL LIVE FREE 2」の主な特長と仕様・スペックを紹介します。
特長
JBL LIVE FREE 2 は、以下のような特長を持った完全ワイヤレスイヤホンです。
- 装着検出で自動再生&一時停止
- イヤホンを見つける機能
- マルチポイント機能
- ワイヤレス充電
- 急速充電
- ノイキャン
- 外音取り込み機能
- 防水対応
- タッチセンサー操作
- アプリでカスタマイズ可能
- 対応コーデック:SBC、AAC
- イヤホン単体で7時間連続再生
- ケース込みで35時間再生
仕様・スペック
メーカー | JBL |
---|---|
型番 | LIVE FREE 2 |
連続再生(イヤホン) | 7時間 |
連続再生(ケース含) | 35時間 |
マルチポイント機能 | 2台 |
急速充電 | 15分で240分間使える |
充電端子 | USB-C |
操作方法 | タッチ |
外音取り込み | 対応 |
ワイヤレス充電 | 対応 |
イヤホンの重さ | 4.8g |
Bluetooth | 5.2 |
対応コーデック | SBC / AAC |
防水規格 | IPX5 |
発売時期 | 2022年4月 |
参考価格 | 14,000円 |
JBL LIVE FREE 2 の同梱物
「JBL LIVE FREE 2」には、以下の付属品が同梱されています。
- 充電ケース
- イヤホン本体
- イヤーチップ(3種類)
- USB-Cケーブル(約25cm)
- マニュアル
耳の穴に入れるシリコン製イヤーチップは、「 S / M / L 」の3種類付属しています。
柔らかいシリコン製です
充電ケースはワイヤレス充電にも対応していますが、USB-Cケーブルでも充電可能なのでUSB-Cケーブルが1本付属しています。
ケーブルの長さは約25cmで短めですが、持ち運びやすい長さで、どちら向きでも挿せる構造が便利です。
JBL LIVE FREE 2 の外観
「JBL LIVE FREE 2」の防水性能はIPX5の防水性能で、運動での汗や小雨の中でも問題なく音楽を楽しめる防水規格に対応しています。
防水規格IPX5とは
「あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない(防噴流形)」
という国際的に決められた基準の水の侵入に対する指標です。
日本での防水規格自体は「電気機械器具の外郭による保護等級(JIS C 0920)」で定められています。
イヤホンのタッチセンサーのある表面は、鏡のように反射する素材になっています。
指紋も目立つので、人によっては気になるかもしれません。
イヤホンの横側にはマイク口が2箇所搭載されています。
イヤホンの右・左 を見分ける方法
JBL LIVE FREE 2はイヤホンのつけ根部分に「L(左)」と「R(右)」が分かるように刻印されています。
音楽再生中のLEDランプ
JBL LIVE FREE 2は音楽を再生中など、音がなっているときはLEDランプは点灯しないです。
音が出ていないときも点滅や点灯はしなかったです。
充電ケースの外観
JBL LIVE FREE 2の充電ケースは、光沢のないプラスチック製です。
真上から見ると正方形に近いかたちで、中央にJBLのロゴがプリントされています。
充電ケースのフタはしっかり閉じられていて、逆さまにしてもフタは開きません。
開ききった状態ではフタが固定されるので、収納・取り出し中に勝手に閉じなくて使いやすいです。
無駄にパカパカしない作りです
収納された状態のイヤホンはつまみやすい作りになっていて取り出しやすく、収納は磁力でピタッとおさまってくれて、取り出しや収納がしやすいです。
充電ケースの裏側にUSB-C端子があるので、付属のUSBケーブルなどを使って充電することができます。
USB端子のフタは無いので水気に弱そう
ケースの底は各規格情報がプリントされ、作りはツルッとしていて、滑り止めも無い作りなのが少し残念でした。
JBL LIVE FREE 2 の大きさと重さ
「JBL LIVE FREE 2」は 5.5 x 5 x 3 cmくらいの四角型で、手のひらに乗るコンパクトさです。
ポケットに入れるにはキツそうですが、カバンには収納しやすい形です。
大きさ
JBL LIVE FREE 2の充電ケースの大きさは、横幅5.5cmの丸四角っぽい形状です。
ケースの縦幅の大きさは約5cmで、正方形っぽい形状ですが少し長方形になっています。
充電ケースの高さは約3cmです。
重さ
JBL LIVE FREE 2のイヤホンの重さは片耳1つだけでは 約4.8g で、両耳あわせると 約10g になります。
他社の完全ワイヤレスイヤホンでも4~6gくらいの製品が多いので、軽めのイヤホンです。
えび1尾くらいの重さ
JBL LIVE FREE 2の充電・バッテリーについて
「JBL LIVE FREE 2」の充電ケースは、快適機能のワイヤレス充電(Qi充電)にも対応しているのが魅力の1つです。
毎日使うなら置くだけ充電は、かなり快適になります。
ワイヤレス充電器を持っていなくても、Androidスマホでも使う汎用性の高いUSB-Cケーブルで充電ができます。
USB-Cは最近のAndroidスマホなら対応しているので、ケーブルを統一できてスッキリします。
USB-Cは向きを気にしなくて良いケーブルです
イヤホンの充電状態の確認方法
イヤホン本体をケースへ収納すると、イヤホンのLEDが点灯します。
充電がされるか不安な場合は、点灯を確認してからフタを閉じると安心です。
充電ケースの充電状態の確認方法
充電ケースの前面には、充電ケース自体の電池残量がわかるLEDランプが並んでいます。
フル充電へ近づくにつれLEDランプが点灯していき、フル充電されると消灯します。
バッテリー性能
完全ワイヤレスイヤホンの弱点の1つには、再生時間の短さ(バッテリー性能)があります。
イヤホン本体が小型なので搭載できるバッテリーにも限界があります。
2021年では性能が向上し、イヤホン単体での連続再生時間は5~8時間ほどのイヤホンが多い印象です。
JBL LIVE FREE 2の再生時間は、そこそこの性能となっています。
1度に7時間連続再生できる
JBL LIVE FREE 2 は、イヤホン単体で1度に連続で7時間使うことができます。
専用の充電ケースとあわせて使うことで最大35時間の使用ができるので、1~2日くらいなら充電無しで使えそうです。
ただし、ノイキャンや外音取り込み機能を使っていると、少し再生時間が短くなってしまうのが注意点です。
ノイキャン使ってると物足りないかも
急速充電に対応
JBL LIVE FREE 2 は、急速充電に対応していて、15分の充電で240分間使えるようになります。
イヤホン本体のバッテリーが無くなっても、すぐにまた聴けるようなるのが良いところです。
JBL LIVE FREE 2のペアリング方法
「JBL LIVE FREE 2」は一度ペアリング作業をしてしまえば、次からはフタを開けるだけで自動的に接続してくれます。
開けるだけで、すぐに音楽を聴けるのは便利です
「JBL LIVE FREE 2」 ペアリング方法はとても簡単です。
この記事では、iPhoneを使ってペアリング方法について紹介します。
- STEP 1
- STEP 2
- STEP 3
- STEP 4
- STEP 5
次からはフタを開けるだけで使えます
一度ペアリングしてしまえば、充電ケースのフタを開けるだけで自動的に接続してくれるのは本当に便利です。
毎回ペアリング作業をすることなく、すぐに音楽を聴くことができるようになるのは使っていて快適です。
JBL LIVE FREE 2の音質と操作
「JBL LIVE FREE 2」のイヤホン操作はボタン式ではなく、触れるだけのタッチセンサー式となっています。
操作するときに耳へ押し込むことがなく耳穴が痛くならないのも操作しやすいポイントです。
操作で耳が痛くならないよ
鏡のように光っている部分がタッチセンサーになっています。
音声通信技術
JBL LIVE FREE 2 はBluetooth 5.2に対応していて、音声コーデックSBC、AACに対応しています。
音質チェック
JBL LIVE FREE 2 は、デフォルト状態では低音などがガンガン効いてるわけではなく、クリアで聴きやすい音質でした。
好みの音質でなくても、専用アプリから自由にカスタマイズができます。
デフォルト設定でサウンドチェックをしてみると、中低域~中域が抑えられているチューニングでした。
ノイズキャンセリング機能
JBL LIVE FREE 2 はAirPods Proや Soundcore Liberty Air 2 Pro のようにノイズキャンセリング機能があります。
室内の空調で試した感じでは、強めの風量くらいならカットしてくれました。
専用アプリではノイズキャンセリング機能も少し調整ができます。
外音取り込み(アンビエント)機能
JBL LIVE FREE 2はイヤホンを装着していても周りの音を聞きやすくする「外音取り込み(アンビエントアウェア)機能」も搭載しています。
オンにしていると周囲の音をひろってくれるので、駅のアナウンスや会話が聴こえやすくなって便利です。
音の遅延
スマホアプリ(ソシャゲ)でも完全ワイヤレスイヤホンを使用するので、音質以上に大事にしている要素が音の遅延です。
iPhone 13 で試してみましたが、JBL LIVE FREE 2はキャラクターボイスとテキストのタイミング、SEなどもズレが無く遅延を感じませんでした。
YouTubeで動画を見ても人の口パクと声がズレるなどの、違和感も無かったです。
音がズレる感じは無かったです
音楽を再生中のイヤホン操作
JBL LIVE FREE 2はデフォルトの設定では、イヤホン単体で再生/一時停止・曲移動ができます。
アプリでカスタマイズ可能ですが、同時に設定できる種類が少ないのが残念な点です。
- 音楽を 再生 / 一時停止
- 右 1回タッチ
- 次の曲へ
- 右 2回連続でタッチ
- 前の曲へ
- 右 3回連続でタッチ
- 周囲の音を聞く機能切り替え
- 左 1回タッチ
- ノイキャン切り替え
- 左 1回タッチ
専用アプリからはデフォルトの設定ではできない音量の調節も割り当てられます。
ボタンのカスタマイズもできる!
カスタマイズすれば、音量調整もイヤホンから操作できます。
基本的な操作が選べます
便利な設定
装着状態を自動で検出して、自動的に再生&一時停止する機能やイヤホンを見つける機能もあります。
電話系とその他の操作
JBL LIVE FREE 2では着信拒否はできませんが、電話に出たり、通話を終了させることができます。
- 電話に出る
- 左・右 着信中にどちらか2回連続でタッチ
- 電話を切る
- 左・右 通話中にどちらか2回連続でタッチ
- Siriなど音声コマンド
- 左 2秒間ふれる
JBL LIVE FREE 2 レビューまとめ
この記事では「JBL LIVE FREE 2 レビュー!マルチポイント・Qi充電搭載のコスパ良し完全ワイヤレスイヤホン」について紹介しました。
「JBL LIVE FREE 2」はJBLのスタンダードモデルで、音質もよく高機能なイヤホンでした。
毎日の生活で使うのに便利な外音取り込み機能やワイヤレス充電も搭載されています。
価格は1万4千円くらいでちょい高めですが、その分高機能で専用アプリからカスタマイズできるカスタマイズ性も高いです。
初めて完全ワイヤレスイヤホンを使う人や毎日イヤホンを使いたい人にもおすすめのイヤホンです。
それでは、今回はこれまで。
お読みいただき、ありがとうございました。
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