通勤・通学・作業中に音楽を楽しむとき、ケーブルを全く使わない完全ワイヤレスイヤホンは、一度使ってみると普通のイヤホンには戻れないほど快適になります。
カバンからの出し入れも簡単ですし、周りにケーブルが引っかかる心配も無いので楽ちんです。
愛用している必須ガジェットの1つです。
「ag UZURA」は同じagから発売されているCOTSUBUと同様に、滑りにくい粉雪塗装で可愛らしいデザインのワイヤレスイヤホンです。
音質はイヤホンでも定評のあるオーディオブランドfinalが監修しているだけあって、高域は少し弱めですがクリアで高音質でした。
外音取り込み機能は残念レベルでしたが、再生時間は8時間と長くてノイキャンも搭載ながら1万円で買えるお手頃な感じです。
かわいくて音が良いイヤホンを探しているなら、ちょうどよい完全ワイヤレスイヤホンです。
この記事では「【ag UZURA レビュー】肌触りが良くて小型でかわいいデザインの完全ワイヤレスイヤホン」について紹介します。
ペアリング方法を見る
ag UZURAの音質と操作を見る
ag UZURA の概要
「ag UZURA」の主な特長と仕様・スペックを紹介します。
特長
ag UZURA は、以下のような特長を持った完全ワイヤレスイヤホンです。
- さわり心地の良い粉雪塗装
- 淡い7色展開
- 約1万円
- ノイキャン
- 外音取り込み機能
- 防水対応
- タッチセンサー操作
- 対応コーデック：SBC、AAC
- イヤホン単体で8時間連続再生
- ケース込みで22時間再生
- USB-Cケーブルで充電
イヤホンのカラーは7色と豊富なカラーリングがそろっています。
仕様・スペック
| メーカー | ag |
|---|---|
| 型番 | UZURA |
| 連続再生(イヤホン) | 8時間 |
| 連続再生(ケース含) | 22時間 |
| マルチポイント機能 | 非対応 |
| 充電端子 | USB-C |
| 操作方法 | タッチ |
| ノイキャン | ノイキャン対応 |
| 外音取り込み | 対応 |
| ワイヤレス充電 | 非対応 |
| イヤホンの重さ | 5.7g |
| Bluetooth | 5.2 |
| 対応コーデック | SBC / AAC |
| 防水規格 | IPX4 |
| 発売時期 | 2022年12月 |
| 参考価格 | 10,000円 |
ag UZURA の同梱物
「ag UZURA」には、以下の付属品が同梱されています。
- 充電ケース
- イヤホン本体
- USB-Cケーブル（約60cm）
- イヤーチップ（5種類）
- マニュアル
耳の穴に入れるシリコン製イヤーチップは、「 SS / S / M / L / LL 」の5種類付属しています。
柔らかいシリコン製です
ag UZURAにはケースへ充電するためのUSB-Cケーブルが1本付属しています。
USB-Cケーブルの長さは約60cmで少し短めですが、持ち運びやすい長さです。
ag UZURA の外観
「ag UZURA」はスポーツの汗や雨ていどなら大丈夫な、生活防水仕様（IPX4）に対応した完全ワイヤレスイヤホンです。
防水規格IPX4とは
「水の飛まつによる影響がない」という国際的にも決められた基準の防水規格です。
防水規格自体は「電気機械器具の外郭による保護等級（JIS C 0920）」で定められています。
ag UZURA はケース以外のイヤホンも全面、粉雪塗装がされていて手から滑り落ちにくくなっています。
イヤホンの裏側に充電端子が搭載されています。
イヤホンは割りと小型で軽量な感じでした。
イヤホンの右・左 を見分ける方法
ag UZURAはイヤホンの裏側に「L（左）」と「R（右）」が分かるようにプリントされています。
音楽再生中のLEDランプ
ag UZURAは音楽を再生中など、音がなっているときにLEDランプは点灯しないです。
音が出ていないときも、とくに点滅や点灯はしませんでした。
充電ケースの外観
ag UZURAの充電ケースは、光沢のないプラスチック製で粉雪塗装が特長です。
適度にザラザラして肌触りがよくて、ツルッと滑り落ちるケースが減りそうです。
自立しない形状は残念ですが、丸っとしています。
ケースの底にはリセットボタンが１つ備わっています。
充電ケースのフタはしっかり閉じられていて、逆さまにしてもフタは開きません。
開ききった状態ではフタが固定されるので、収納・取り出し中に勝手に閉じなくて使いやすいです。
無駄にパカパカしない作りです
充電ケースの裏側にUSB-C端子があるので、付属のUSBケーブルなどを使って充電することができます。
粉雪塗装で滑りづらくて、イヤホンをつまみやすいので取り出しがしやすい作りになっています。
ag UZURA の大きさと重さ
「ag UZURA」は 6 x 5 x 3 cmくらいの楕円形で、手のひらに乗るコンパクトさです。
ポケットに入れるにはキツそうですが、カバンには収納しやすい形です。
大きさ
ag UZURAの充電ケースの大きさは、横幅6cmの楕円っぽい形状です。
ケースの縦幅の大きさは約4.5cmです。
充電ケースの高さは約3cmです。
重さ
ag UZURAのイヤホンの重さは片耳1つだけでは 約5.7g で、両耳あわせると 約11g になります。
他社の完全ワイヤレスイヤホンでも4～6gくらいの製品が多いので、重いわけでは無いです。
イヤホンも含めた合計の重さは、約46gです。
ケースだけの重さは35gと軽めです。
納豆1パックくらいの重さ
ag UZURAの充電・バッテリーについて
「ag UZURA」の充電ケースは、Androidスマホでも使う汎用性の高いUSB-Cケーブルで充電ができます。
USB-Cは最近のAndroidスマホなら対応しているので、ケーブルを統一できてスッキリします。
USB-Cは向きを気にしなくて良いケーブルです
イヤホンの充電状態の確認方法
イヤホン本体への充電中は、本体のLEDランプが赤色と白色にゆっくり点滅します。
充電が完了するとLEDランプが消灯します。
充電ケースの充電状態の確認方法
充電ケースへの充電中はUSB-Cポート近くのLEDランプが赤色と白色にゆっくり点滅します。
充電が完了すると白色の点灯に変わります。
充電時間は2時間と、早く充電ができます。
バッテリー性能
完全ワイヤレスイヤホンの弱点の1つには、再生時間の短さ（バッテリー性能）があります。
イヤホン本体が小型なので搭載できるバッテリーにも限界があります。
2022年では性能が向上し、イヤホン単体での連続再生時間は5～8時間ほどのイヤホンが多い印象です。
ag UZURAの再生時間は、優秀な性能となっています。
1度に8時間連続再生できる
ag UZURA は、イヤホン単体で1度に連続で8時間使うことができます。
専用の充電ケースとあわせて使うことで最大22時間の使用ができるので、1～2日くらいなら充電無しで使えそうです。
ただし、ノイキャンや外音取り込み機能を使っていると、少し再生時間が短くなってしまうのが注意点です。
ノイキャン使ってると物足りないかも
ag UZURAのペアリング方法
「ag UZURA」は一度ペアリング作業をしてしまえば、次からはフタを開けるだけで自動的に接続してくれます。
開けるだけで、すぐに音楽を聴けるのは便利です
「ag UZURA」 ペアリング方法はとても簡単です。
この記事では、iPhoneを使ってペアリング方法について紹介します。
- STEP 1ペアリング待機モードにします
初めて使う場合は、ケースのフタを開けるだけでペアリングモードになります。
- STEP 2ペアリング待機モードの状態を確認する
イヤホンが赤・白に点滅している状態が、ペアリング待機状態の合図です。
- STEP 3設定から Bluetooth を選択する
「設定」画面から Bluetooth をタップして選択します。
- STEP 4「ag_UZURA」を選択する
イヤホンが点滅していることを確認して、「Bluetooth」をオンにして少し待ちます。
デバイスに「ag_UZURA」と表示されるので、タッチして選択します。
- STEP 5「ag_UZURA」が追加されればOK
自分のデバイスに「ag_UZURA」が追加されて「接続済み」と表示されていればOKです。
次からはフタを開けるだけで使えます
一度ペアリングしてしまえば、充電ケースのフタを開けるだけで自動的に接続してくれるのは本当に便利です。
毎回ペアリング作業をすることなく、すぐに音楽を聴くことができるようになるのは使っていて快適です。
ag UZURAの音質と操作
「ag UZURA」のイヤホン操作はボタン式ではなく、触れるだけのタッチセンサー式となっています。
操作するときに耳へ押し込むことがなく耳穴が痛くならないのも操作しやすいポイントです。
操作で耳が痛くならないよ
「agのアイコンロゴ部分」がタッチセンサーになっています。
音声通信技術
ag UZURA はBluetooth 5.2に対応していて、音声コーデックSBC、AACに対応しています。
音質チェック
ag UZURA は、全体的には良い音質ですが高音が少し弱めな感じでした。
サウンドチェックをしてみると、高域より上の音が抑えれているチューニングでした。
※精密な測定ではないので参考程度にどうぞ。
ノイズキャンセリング機能
ag UZURA はAirPods Proや Soundcore Liberty Air 2 Pro のようにノイズキャンセリング機能があります。
室内の空調で試した感じでは、Soundcore Liberty Air 2 Pro より効きが弱い感じでした。
ノイキャンの切替方法はタッチセンサーを約2秒タッチするごとに、「ノイズキャンセリング」「アンビエント（外音取り込み）」「外音コントロールオフ」にモードを切り替えることができます。
外音取り込み（アンビエント）機能
ag UZURAはイヤホンを装着していても周りの音を聞きやすくする「外音取り込み（アンビエント）機能」も搭載しています。
オンにしていると周囲の音をひろってくれるので、駅のアナウンスや会話が聴こえやすくなって便利ですが、少し弱めで静かな場所ではホワイトノイズが少し気になりました。
音の遅延
スマホアプリ（ソシャゲ）でも完全ワイヤレスイヤホンを使用するので、音質以上に大事にしている要素が音の遅延です。
iPhone 14 Pro で試してみましたが、ag UZURAはキャラクターボイスとテキストのタイミング、SEなどもズレが無く遅延を感じませんでした。
YouTubeで動画を見ても人の口パクと声がズレるなどの、違和感も無かったです。
音がズレる感じは無かったです
音楽を再生中のイヤホン操作
ag UZURAはデフォルトの設定では、イヤホン単体で再生/一時停止・曲移動・音量調整ができます。
基本的な操作ができるので、スマホを取り出して操作する必要はないです。
- 音楽を 再生 / 一時停止
- 左・右 どちらか1回タッチ
- 次の曲へ
- 右 3回連続でタッチ
- 前の曲へ
- 左 3回連続でタッチ
- 音量を上げる
- 右 2回連続でタッチ
- 音量を下げる
- 左 2回連続でタッチ
- 周囲の音を聞く機能切り替え
- 左・右 どちらか2秒間ふれる
- ノイキャン切り替え
- 左・右 どちらか2秒間ふれる
電話系とその他の操作
ag UZURAは電話に出たり、通話を終了させたり、着信拒否もイヤホン単体で操作ができます。
またイヤホン本体の電源をONにしたりOFFにすることも可能です。
- イヤホンの電源を入れる
- 左・右 どちらか4秒間ふれる
- イヤホンの電源を切る
- 左・右 どちらか8秒間ふれる
- 電話に出る
- 左・右 着信中にどちらか1回タッチ
- 電話を切る
- 左・右 通話中にどちらか4秒間ふれる
- 着信を拒否する
- 左・右 着信中にどちらか4秒間ふれる
ag UZURA レビューまとめ
この記事では「【ag UZURA レビュー】肌触りが良くて小型でかわいいデザインの完全ワイヤレスイヤホン」について紹介しました。
「ag UZURA」はさわり心地が良くて、可愛いデザインのイヤホンでした。
オーディオブランドのfinalが監修していることもあって、音質は良かったです。
外音取り込み機能は弱めでしたが、再生時間は8時間もつし、1万円で買えるお手頃な完全ワイヤレスイヤホンです。
それでは、今回はこれまで。
お読みいただき、ありがとうございました。
その他 人気の完全ワイヤレスイヤホン
コメント