ハイレゾ音源対応で、ノイキャン・探す機能・マルチポイント・ミュート機能など高機能満載の完全ワイヤレスイヤホンです。
通勤・通学・作業中に音楽を楽しむとき、ケーブルを全く使わない完全ワイヤレスイヤホンは、一度使ってみると普通のイヤホンには戻れないほど快適になります。
カバンからの出し入れも簡単ですし、周りにケーブルが引っかかる心配も無いので楽ちんです。
愛用している必須ガジェットの1つです。
「Technics EAH-AZ60」は、音が良くてノイキャン搭載の小型なワイヤレスイヤホンです。
ノイズキャンセリング機能は優秀で、専用アプリで調整も可能です。
音質はクリアでクセもなくてきれいな音質で、ハイレゾ音源も楽しめるLDACコーデックにも対応している高音質なイヤホンとなっています。
高価ですが、複数機器との利用に便利なマルチポイント機能やイヤホンを探す機能など、価格に見合った高音質で高機能なイヤホンです。
音が良くて機能性重視のイヤホンを探しているなら特におすすめのイヤホンとなっています。
この記事では「【Technics EAH-AZ60 レビュー】ノイキャン・ハイレゾ音源も楽しめる高機能イヤホン」について紹介します。
Technics EAH-AZ60 の概要
「Technics EAH-AZ60」の主な特長と仕様・スペックを紹介します。
特長
Technics EAH-AZ60 は、以下のような特長を持った完全ワイヤレスイヤホンです。
- ノイキャン
- 外音取り込み機能
- ハイレゾ音源
- イヤホンを探す
- マルチポイント
- 防水対応
- タッチセンサー操作
- アプリでカスタマイズ可能
- 対応コーデック:SBC、AAC、LDAC
- イヤホン単体で7.5時間連続再生
- ケース込みで25時間再生
- USB-Cケーブルで充電
- ミュート機能
価格は少し高めですが、音質も良くて優秀なノイキャン、カスタマイズ性も良いです。
複数のデバイスで使うのに便利なマルチポイントに、紛失時にも安心な探す機能も搭載していて普段使いしやすくなっています。
仕様・スペック
メーカー | Technics |
---|---|
型番 | EAH-AZ60 |
連続再生(イヤホン) | 7.5時間 |
連続再生(ケース含) | 25時間 |
充電端子 | USB-C |
操作方法 | タッチ |
外音取り込み | 対応 |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
イヤホンの重さ | 6.1g |
Bluetooth | 5.2 |
対応コーデック | SBC / AAC / LDAC |
防水規格 | IPX4 |
発売時期 | 2021年10月 |
参考価格 | 28,000円 |
おすすめ機能
イヤホンが近くにあるなら、イヤホンから音を鳴らして探すことができます。
位置情報を使って探す機能も搭載しています。地図で位置を確認できるのでイヤホンを紛失しても見つかる確率がアップします。
多くのワイヤレスイヤホンは複数のデバイスを同時に接続しておくことはできないです。
EAH-AZ60はマルチポイント機能があり、1台のスマホで音楽を流し、他のスマホで電話をすることもできるようになります。
Technics EAH-AZ60 の同梱物
「Technics EAH-AZ60」には、以下の付属品が同梱されています。
- 充電ケース
- イヤホン本体
- USB-Cケーブル(約20cm)
- イヤーピース(7種類)
- マニュアル
耳の穴に入れるシリコン製イヤーピースは、「 XS1 / XS2 / S1 / S2 / M / L / XL 」の7種類と豊富に付属しています。
柔らかいシリコン製です
イヤーピースの中は貫通していなく、スポンジみたいなものが入っている特長的な作りになっています。
Technics EAH-AZ60にはケースへ充電するためのUSB-Cケーブルが1本付属しています。
USB-Cケーブルの長さは約20cmで少し短めですが、持ち運びやすい長さです。
Technics EAH-AZ60 の外観
「Technics EAH-AZ60」はスポーツの汗や雨ていどなら大丈夫な、生活防水仕様(IPX4)に対応した完全ワイヤレスイヤホンです。
防水規格IPX4とは
「水の飛まつによる影響がない」という国際的にも決められた基準の防水規格です。
防水規格自体は「電気機械器具の外郭による保護等級(JIS C 0920)」で定められています。
イヤホンのサイドには金属メッシュがあり、中には風切り音などを捕らえるマイクが内蔵されています。
「Technics」のロゴがプリントされている面がタッチセンサーになっています。
センサー部分が大きいので操作しやすいです。
イヤホンの右・左 を見分ける方法
Technics EAH-AZ60はイヤホンの裏側に「L(左)」と「R(右)」が分かるようにプリントされています。
音楽再生中のLEDランプ
Technics EAH-AZ60は音楽を再生中など、音がなっているときにLEDランプは点灯します。
音が出ていないときも、数秒おきに点滅しました。
LEDの点滅は専用アプリの設定でオフにすることもできます。
充電ケースの外観
Technics EAH-AZ60の充電ケースは、光沢のないプラスチック製です。
充電ケースのフタはしっかり閉じられていて、逆さまにしてもフタは開きません。
開ききった状態ではフタが固定されるので、収納・取り出し中に勝手に閉じなくて使いやすいです。
無駄にパカパカしない作りです
隙間も大きいのでイヤホンはつまみやすく取り出しやすい構造です。
収納は磁力でピタッとおさまってくれて、取り出しや収納がしやすかったです。
充電ケースの裏側にUSB-C端子があるので、付属のUSBケーブルなどを使って充電することができます。
ケースの底はツルッとしていて、滑り止めも無い作りなのが少し残念でした。
Technics EAH-AZ60 の大きさと重さ
「Technics EAH-AZ60」は 7 x 2 x 3 cmくらいの楕円形で、手のひらに乗るコンパクトさです。
ポケットに入れるにはギリギリ入りそうなサイズ感で、カバンには収納しやすい形です。
大きさ
Technics EAH-AZ60の充電ケースの大きさは、横幅7.2cmの楕円っぽい形状です。
ケースの縦幅の大きさは約2.7cmです。
充電ケースの高さは約3.4cmです。
重さ
Technics EAH-AZ60のイヤホンの重さは片耳1つだけでは 約6.1g で、両耳あわせると 約12g になります。
他社の完全ワイヤレスイヤホンでも4~6gくらいの製品が多いので、重いわけでは無いです。
スマホの半分くらいの重さ
Technics EAH-AZ60の充電・バッテリーについて
「Technics EAH-AZ60」の充電ケースは、Androidスマホでも使う汎用性の高いUSB-Cケーブルで充電ができます。
USB-Cは最近のAndroidスマホなら対応しているので、ケーブルを統一できてスッキリします。
USB-Cは向きを気にしなくて良いケーブルです
イヤホンの充電状態の確認方法
イヤホン本体をケースに収納して充電が開始すると、ケースのLEDが青色に点滅します。
点滅しないとうまく収納できていないので、しっかり青色の点滅を確認して収納します。
充電ケースの充電状態の確認方法
充電ケースへUSB-Cケーブルを接続して、充電が開始するとケースのLEDランプが点灯します。
充電時間は2~3時間ほどです。
バッテリー性能
完全ワイヤレスイヤホンの弱点の1つには、再生時間の短さ(バッテリー性能)があります。
イヤホン本体が小型なので搭載できるバッテリーにも限界があります。
2020年では性能が向上し、イヤホン単体での連続再生時間は5~8時間ほどのイヤホンが多い印象です。
Technics EAH-AZ60の再生時間は、まずまずな性能となっています。
1度に7.5時間連続再生できる
Technics EAH-AZ60 は、イヤホン単体で1度に連続で7.5時間使うことができます。
専用の充電ケースとあわせて使うことで最大25時間の使用ができるので、3~4日くらいなら充電無しで使えそうです。
ただし、ノイキャンや外音取り込み機能を使っていると、少し再生時間が短くなってしまうのが注意点です。
ノイキャン使ってると物足りないかも
急速充電に対応
Technics EAH-AZ60 は、急速充電に対応していて、15分の充電で70分間使えるようになります。
イヤホン本体のバッテリーが無くなっても、すぐにまた聴けるようなるのが良いところです。
Technics EAH-AZ60のペアリング方法
「Technics EAH-AZ60」は一度ペアリング作業をしてしまえば、次からは充電ケースから取り出すだけで自動的に接続してくれます。
取り出すだけで、すぐに音楽を聴けるのは便利です
「Technics EAH-AZ60」 ペアリング方法はとても簡単です。
この記事では、iPhoneを使ってペアリング方法について紹介します。
- STEP 1
- STEP 2
- STEP 3
- STEP 4
- STEP 5
次からはフタを開けるだけで使えます
一度ペアリングしてしまえば、充電ケースのフタを開けるだけで自動的に接続してくれるのは本当に便利です。
毎回ペアリング作業をすることなく、すぐに音楽を聴くことができるようになるのは使っていて快適です。
Technics EAH-AZ60の音質と操作
「Technics EAH-AZ60」のイヤホン操作はボタン式ではなく、触れるだけのタッチセンサー式となっています。
操作するときに耳へ押し込むことがなく耳穴が痛くならないのも操作しやすいポイントです。
操作で耳が痛くならないよ
「Technics」のロゴがある面、すべてがタッチセンサーになっています。
操作はしやすいですが、つけ外しするさいに誤タッチしやすいかもしれません。
音声通信技術
Technics EAH-AZ60 はBluetooth 5.2に対応していて、音声コーデックSBC、AAC、LDACに対応しています。
ハイレゾ音源にも対応している、高音質重視なイヤホンとなっています。
音質チェック
Technics EAH-AZ60 は、デフォルト状態では低音・高音にクセもなくクリアできれいな音質でした。
好みの音質でなくても、専用アプリから自由にカスタマイズができます。
デフォルト設定でサウンドチェックをしてみると、中低域が少し抑えられていましたが、特にクセのない感じのチューニングでした。
ノイズキャンセリング機能
Technics EAH-AZ60 はAirPods Proや Soundcore Liberty Air 2 Pro のようにノイズキャンセリング機能があります。
室内の空調で試した感じでは、AirPods Proくらい効きが良かったです。
ノイキャンの強さはアプリである程度調整ができるのも便利です。
ノイキャンの切替方法は右側のタッチセンサーを2秒タッチするごとに、「ノイズキャンセリング」「アンビエント(外音取り込み)」「外音コントロールオフ」にモードを切り替えることができます。
外音取り込み(アンビエント)機能
Technics EAH-AZ60はイヤホンを装着していても周りの音を聞きやすくする「外音取り込み(アンビエント)機能」も搭載しています。
オンにしていると周囲の音をひろってくれるので、駅のアナウンスや会話が聴こえやすくなって便利です。
外音取り込み機能を使ってみると、少し弱めで静かな場所ではホワイトノイズが少し気になりました。
ノイズが気になる場合は、アプリの調整で改善するかもしれません。
音の遅延
スマホアプリ(ソシャゲ)でも完全ワイヤレスイヤホンを使用するので、音質以上に大事にしている要素が音の遅延です。
iPhone 13 で試してみましたが、Technics EAH-AZ60はキャラクターボイスとテキストのタイミング、SEなどもズレが無く遅延を感じませんでした。
YouTubeで動画を見ても人の口パクと声がズレるなどの、違和感も無かったです。
音がズレる感じは無かったです
音楽を再生中のイヤホン操作
Technics EAH-AZ60はデフォルトの設定では、イヤホン単体で再生/一時停止・曲移動・音量調整ができます。
基本的な操作ができるので、スマホを取り出して操作する必要はないです。
- 音楽を 再生 / 一時停止
- 左・右 をどちらか1回タッチ
- 次の曲へ
- 右 2回連続でタッチ
- 前の曲へ
- 右 3回連続でタッチ
- 音量を上げる
- 左 3回連続でタッチ
- 音量を下げる
- 左 2回連続でタッチ
- 周囲の音を聞く機能切り替え
- 右 2秒間ふれる
- ノイキャン切り替え
- 右 2秒間ふれる
ボタンのカスタマイズもできる!
アプリでかんたんにタッチセンサーのカスタマイズができます。
電話系とその他の操作
Technics EAH-AZ60は電話に出たり、通話を終了させたり、着信拒否もイヤホン単体で操作ができます。
- 電話に出る
- 左・右 着信中にどちらか1回タッチ
- 電話を切る
- 左・右 通話中にどちらか2秒間ふれる
- 着信を拒否する
- 左・右 着信中にどちらか2秒間ふれる
- Siriなど音声コマンド
- 左 2回連続でタッチ
Technics EAH-AZ60 レビューまとめ
この記事では「【Technics EAH-AZ60 レビュー】ノイキャン・ハイレゾ音源も楽しめる高機能イヤホン」について紹介しました。
「Technics EAH-AZ60」は2万円台と高めの価格ですが、それに見合った高音質・高機能なワイヤレスイヤホンでした。
専用アプリでのカスタマイズ性も高く、イヤホンを探す機能やマルチポイントなど便利な機能も嬉しいです。
ハイレゾ音源のような高音質と高機能を持った完全ワイヤレスイヤホンを探しているなら、おすすめの1台です。
それでは、今回はこれまで。
お読みいただき、ありがとうございました。
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