通勤・通学・作業中に音楽を楽しむとき、ケーブルを全く使わない完全ワイヤレスイヤホンは、一度使ってみると普通のイヤホンには戻れないほど快適になります。
カバンからの出し入れも簡単ですし、周りにケーブルが引っかかる心配も無いので楽ちんです。

愛用している必須ガジェットの1つです。
「AVIOT TE-J1」は見た目がおしゃれで音質の良いワイヤレスイヤホンでした。
AVIOTのイヤホンは音質が良いイヤホンが多く、この「AVIOT TE-J1」は少しだけ高音が強調されていますがクリアで良い音質でした。
ワイヤレス充電には対応していませんが、エコレザー素材を採用した充電ケースは他のイヤホンにはないユニークさです。
外で出し入れしたときにちょっと自慢したい・違いを見せたい・ケースにこだわりたいといった方におすすめのイヤホンです。
この記事では「【AVIOT TE-J1 レビュー】ハイレゾ対応でオシャレな完全ワイヤレスイヤホン」について紹介します。
AVIOT TE-J1 の概要
「AVIOT TE-J1」の主な特長と仕様・スペックを紹介します。
特長
AVIOT TE-J1 は、以下のような特長を持った完全ワイヤレスイヤホンです。
- おしゃれな充電ケース
- ノイキャン
- 外音取り込み機能
- 防水対応
- タッチセンサー操作
- アプリでカスタマイズ可能
- 対応コーデック:SBC、AAC、LDAC
- ハイレゾ再生
- イヤホン単体で9時間連続再生
- ケース込みで28時間再生
- USB-Cケーブルで充電
仕様・スペック
メーカー | AVIOT |
---|---|
型番 | TE-J1 |
連続再生(イヤホン) | 9時間 |
連続再生(ケース含) | 28時間 |
マルチポイント機能 | 2台 |
急速充電 | 10分で60分間使える |
充電端子 | USB-C |
操作方法 | タッチ |
ノイキャン | ノイキャン対応 |
外音取り込み | 対応 |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
イヤホンの重さ | 6.2g |
Bluetooth | 5.2 |
対応コーデック | SBC / AAC / LDAC |
防水規格 | IPX4 |
発売時期 | 2022年11月 |
参考価格 | 19,000円 |
AVIOT TE-J1 の同梱物
「AVIOT TE-J1」には、以下の付属品が同梱されています。
- 充電ケース
- イヤホン本体
- USB-Cケーブル(約30cm)
- イヤーチップ(5種類)
- マニュアル
耳の穴に入れるシリコン製イヤーチップは、「 S / M / L 」の3種類付属しています。

柔らかいシリコン製です
AVIOT TE-J1にはケースへ充電するためのUSB-Cケーブルが1本付属しています。
USB-Cケーブルの長さは約30cmで少し短めですが、持ち運びやすい長さです。
AVIOT TE-J1 の外観
「AVIOT TE-J1」はスポーツの汗や雨ていどなら大丈夫な、生活防水仕様(IPX4)に対応した完全ワイヤレスイヤホンです。
防水規格IPX4とは
「水の飛まつによる影響がない」という国際的にも決められた基準の防水規格です。
防水規格自体は「電気機械器具の外郭による保護等級(JIS C 0920)」で定められています。
AVIOT TE-J1 のイヤホンの側面は透明で中が見えるスケルトン仕様になっています。
イヤホンの右・左 を見分ける方法
AVIOT TE-J1はイヤホンの裏側に「L(左)」と「R(右)」が分かるようにプリントされています。
音楽再生中のLEDランプ
AVIOT TE-J1は音楽を再生中など、音がなっているときにLEDランプは点灯しないです。
音が出ていないときも、点滅や点灯はしませんでした。
充電ケースの外観
AVIOT TE-J1の充電ケースは、上品でおしゃれなエコレザーが採用されています。

ネイビーとカーキ色は、イーベントが採用されています。
裏面はロゴなど何もないシンプルな作り。
上面はLEDインジケーターを確認するための穴が空いています。
左側面は内部が確認できる半透明になっています。
充電ケースの右側面にUSB-C端子があるので、付属のUSBケーブルなどを使って充電することができます。
フタは半開きのような状態になるので、片手での収納や取り出しがしにくいのは少し残念でした。
ケース内のイヤホンはつまみやすいので、取り出しやすい作りになっています。
収納していても側面からイヤホンのLEDランプの点灯を確認できます。
AVIOT TE-J1 の大きさと重さ
「AVIOT TE-J1」は 7.5 x 4 x 3 cmくらいの直方体で、手のひらに乗るコンパクトさです。
ポケットに入れるにはキツそうですが、カバンには収納しやすい形です。
大きさ
AVIOT TE-J1の充電ケースの大きさは、横幅7.5cmの直方体っぽい形状です。
ケースの縦幅の大きさは約4cmです。
充電ケースの厚みは約3cmです。
重さ
AVIOT TE-J1のイヤホンの重さは片耳1つだけでは 約6.2g で、両耳あわせると 約12g になります。
他社の完全ワイヤレスイヤホンでも4~6gくらいの製品が多いので、重いわけでは無いです。

卵くらいの重さ
AVIOT TE-J1の充電・バッテリーについて
「AVIOT TE-J1」の充電ケースは、Androidスマホでも使う汎用性の高いUSB-Cケーブルで充電ができます。
USB-Cは最近のAndroidスマホなら対応しているので、ケーブルを統一できてスッキリします。

USB-Cは向きを気にしなくて良いケーブルです
イヤホンの充電状態の確認方法
イヤホン本体への充電中は、本体のLEDランプがオレンジ色に点灯します。
充電が完了するとLEDランプが消灯します。
フタを閉じていても横からLEDの点灯の確認が可能です。
充電ケースの充電状態の確認方法
充電ケースの充電中は、上部のLEDランプが点灯します。
電池の残量によって点灯する色が変わります。
バッテリー性能
完全ワイヤレスイヤホンの弱点の1つには、再生時間の短さ(バッテリー性能)があります。
イヤホン本体が小型なので搭載できるバッテリーにも限界があります。
2022年では性能が向上し、イヤホン単体での連続再生時間は5~8時間ほどのイヤホンが多い印象です。
AVIOT TE-J1の再生時間は、優秀な性能となっています。
1度に9時間連続再生できる
AVIOT TE-J1 は、イヤホン単体で1度に連続で9時間使うことができます。
専用の充電ケースとあわせて使うことで最大28時間の使用ができるので、3~4日くらいなら充電無しで使えそうです。
ただし、ノイキャンや外音取り込み機能を使っていると、少し再生時間が短くなってしまうのが注意点です。

ノイキャン使ってると物足りないかも
急速充電に対応
AVIOT TE-J1 は、急速充電に対応していて、10分の充電で60分間使えるようになります。
イヤホン本体のバッテリーが無くなっても、すぐにまた聴けるようなるのが良いところです。
AVIOT TE-J1のペアリング方法
「AVIOT TE-J1」は一度ペアリング作業をしてしまえば、次からは充電ケースから取り出すだけで自動的に接続してくれます。

取り出すだけで、すぐに音楽を聴けるのは便利です
「AVIOT TE-J1」 ペアリング方法はとても簡単です。
この記事では、iPhoneを使ってペアリング方法について紹介します。
- STEP 1
- STEP 2
- STEP 3
- STEP 4
- STEP 5
一度ペアリングしてしまえば、イヤホンを充電ケースから取り出すだけで自動的に接続してくれるのは本当に便利です。
毎回ペアリング作業をすることなく、すぐに音楽を聴くことができるようになるのは使っていて快適です。
AVIOT TE-J1の音質と操作
「AVIOT TE-J1」のイヤホン操作はボタン式ではなく、触れるだけのタッチセンサー式となっています。
操作するときに耳へ押し込むことがなく耳穴が痛くならないのも操作しやすいポイントです。

操作で耳が痛くならないよ
上面の広い部分がタッチセンサーになっていて、デメリットとしては少し誤タッチしやすい作りになっています。
音声通信技術
AVIOT TE-J1 はBluetooth 5.2に対応していて、音声コーデックSBC、AAC、LDACに対応しています。
ハイレゾ再生のLDACにも対応しているのがポイント高いです。
音質チェック
AVIOT TE-J1 は、デフォルト状態ではほんの少し高音が強めかなという印象の音質でした。
全体的にクリアでボーカルの声もよく聴こえる良い感じの音質です。
デフォルト設定でサウンドチェックをしてみると、高音が少し強調されたチューニングでした。
ノイズキャンセリング機能
AVIOT TE-J1 はAirPods Proや Soundcore Liberty Air 2 Pro のようにノイズキャンセリング機能があります。
室内の空調で試した感じでは、残念ながら効きは弱い感じでした。
外音取り込み(アンビエント)機能
AVIOT TE-J1はイヤホンを装着していても周りの音を聞きやすくする「外音取り込み(アンビエント)機能」も搭載しています。
オンにしていると周囲の音をひろってくれるので、駅のアナウンスや会話が聴こえやすくなって便利です。
音の遅延
スマホアプリ(ソシャゲ)でも完全ワイヤレスイヤホンを使用するので、音質以上に大事にしている要素が音の遅延です。
iPhone 14 Pro で試してみましたが、AVIOT TE-J1はキャラクターボイスとテキストのタイミング、SEなどもズレが無く遅延を感じませんでした。
YouTubeで動画を見ても人の口パクと声がズレるなどの、違和感も無かったです。

音がズレる感じは無かったです
音楽を再生中のイヤホン操作
AVIOT TE-J1はデフォルトの設定では、イヤホン単体で再生/一時停止・曲移動・音量調整ができます。
基本的な操作ができるので、スマホを取り出して操作する必要はないです。
- 音楽を 再生 / 一時停止
- 左・右 をどちらか1回タッチ
- 次の曲へ
- 右 2回連続でタッチ
- 前の曲へ
- 右 3回連続でタッチ
- 音量を上げる
- 左 3回連続でタッチ
- 音量を下げる
- 左 2回連続でタッチ
- 周囲の音を聞く機能切り替え
- 左 1.5秒間ふれる
- ノイキャン切り替え
- 右 1.5秒間ふれる
電話系とその他の操作
AVIOT TE-J1は着信拒否はできませんが、電話に出たり、通話を終了させることができます。
またイヤホン本体の電源をONにしたりOFFにすることも可能です。
- イヤホンの電源を入れる
- 左・右 どちらか3秒間ふれる
- イヤホンの電源を切る
- 左・右 どちらか7秒間ふれる
- 電話に出る
- 左・右 着信中にどちらか1回タッチ
- 電話を切る
- 左・右 通話中にどちらか1回タッチ
- Siriなど音声コマンド
- 左 3秒間ふれる
AVIOT TE-J1 レビューまとめ
この記事では「【AVIOT TE-J1 レビュー】ハイレゾ対応でオシャレな完全ワイヤレスイヤホン」について紹介しました。
「AVIOT TE-J1」はAVIOTらしく音質の良いイヤホンでした。
ノイキャンの性能がいまいちなのと、誤タッチしやすい形状なのは少し残念でした。
他のイヤホンにはない個性的でおしゃれさなので、音質と見た目を重視したいなら特におすすめのワイヤレスイヤホンです。
それでは、今回はこれまで。
お読みいただき、ありがとうございました。
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