11.5時間の長時間再生にマルチポイントなど便利な機能も搭載され、7千円台のコスパの良い完全ワイヤレスイヤホンです。
通勤・通学・作業中に音楽を楽しむとき、ケーブルを全く使わない完全ワイヤレスイヤホンは、一度使ってみると普通のイヤホンには戻れないほど快適になります。
カバンからの出し入れも簡単ですし、周りにケーブルが引っかかる心配も無いので楽ちんです。
愛用している必須ガジェットの1つです。
AVIOT TE-D01q2は2021年に発売された「TE-D01q」の後継機で、マルチポイント機能や再生時間などがパワーアップしています。
音質は低音・高音などにクセのない感じで、音が軽くハッキリ・クリアに聴こえる良い音質でした。
また「TE-D01q2」は音質だけでなく、長時間再生が魅力的で、イヤホン単体で最大11.5時間も連続再生できます。
AVIOTイヤホンらしく音も良いです
ノイキャン性能はそこまで強力ではないですが、室内など使用するには十分かもしれません。
ちょっとした外出で、充電ケースを持ち歩くのが面倒な人にもおすすめです。
この記事では「AVIOT TE-D01q2 レビュー!長時間再生&多機能で7千円台の完全ワイヤレスイヤホン」について紹介します。
AVIOT TE-D01q2 の概要
「AVIOT TE-D01q2」の主な特長と仕様・スペックを紹介します。
特長
AVIOT TE-D01q2 は、以下のような特長を持った完全ワイヤレスイヤホンです。
- イヤホン単体で11.5時間連続再生
- ケース込みで34時間再生
- マルチポイント機能:2台まで
- ノイキャン
- 外音取り込み機能
- 防水対応
- タッチセンサー操作
- アプリでカスタマイズ可能
- 対応コーデック:SBC、AAC
仕様・スペック
メーカー | AVIOT |
---|---|
型番 | TE-D01q2 |
連続再生(イヤホン) | 11.5時間 |
連続再生(ケース含) | 34時間 |
マルチポイント機能 | 2台 |
急速充電 | 10分で90分間使える |
充電端子 | USB-C |
操作方法 | タッチ |
外音取り込み | 対応 |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
イヤホンの重さ | 6.4g |
Bluetooth | 5.2 |
対応コーデック | SBC / AAC |
防水規格 | IPX4 |
発売時期 | 2022年6月 |
参考価格 | 7,000円 |
AVIOT TE-D01q2 の同梱物
「AVIOT TE-D01q2」には、以下の付属品が同梱されています。
- 充電ケース
- イヤホン本体
- USB-Cケーブル(約30cm)
- イヤーウイング(4種類)
- イヤーチップ(4種類)
- マニュアル
耳の穴に入れるシリコン製イヤーチップは、「 SS / S / M / L 」の4種類付属しています。
柔らかいシリコン製です
装着時にイヤホンのズレを防いでくれるイヤーウイングは、色違いで「S / M」の2色2種類付属しています。
AVIOT TE-D01q2にはケースへ充電するためのUSB-Cケーブルが1本付属しています。
USB-Cケーブルの長さは約30cmで少し短めですが、持ち運びやすい長さです。
AVIOT TE-D01q2 の外観
「AVIOT TE-D01q2」はスポーツの汗や雨ていどなら大丈夫な、生活防水仕様(IPX4)に対応した完全ワイヤレスイヤホンです。
防水規格IPX4とは
「水の飛まつによる影響がない」という国際的にも決められた基準の防水規格です。
防水規格自体は「電気機械器具の外郭による保護等級(JIS C 0920)」で定められています。
銀色の先端部分にはマイク穴があります。
「AVIOT TE-D01q2」の目玉機能の1つはイヤーウイングで、標準装備のイヤーウイングは黒色になっています。
付属の黄緑色に付け替えると雰囲気がガラッと変わって、スポーツタイプのような見た目になります。
イヤホンの右・左 を見分ける方法
AVIOT TE-D01q2はイヤホンの裏側に「L(左)」と「R(右)」が分かるようにプリントされています。
右側だけ赤色で少し分かりやすくなっています。
音楽再生中のLEDランプ
AVIOT TE-D01q2は音楽を再生中など、音がなっているときにLEDランプは点灯しないです。
音が出ていないときも、特に点滅・点灯はしませんでした。
充電ケースの外観
AVIOT TE-D01q2の充電ケースは、光沢のないプラスチック製です。
上部のフタ部分にはAVIOTのロゴが刻印されています。
ケース前面にはバッテリー状態が分かるLEDランプがあります。
充電ケースのフタはしっかり閉じられていて、逆さまにしてもフタは開きません。
開ききった状態ではフタが固定されるので、収納・取り出し中に勝手に閉じなくて使いやすいです。
無駄にパカパカしない作りです
ケースには大きめの穴が空いているので、指をつっこんでイヤホンをつまみやすくて取り出しやすいです。
充電ケースの裏側にUSB-C端子があるので、付属のUSBケーブルなどを使って充電することができます。
ケースの底はツルッとしていて、滑り止めも無い作りなのが少し残念でした。
AVIOT TE-D01q2 の大きさと重さ
「AVIOT TE-D01q2」は 5 x 5 x 3 cmくらいの直方体で、手のひらに乗るコンパクトさです。
ポケットに入れるにはキツそうですが、カバンには収納しやすい形です。
大きさ
AVIOT TE-D01q2の充電ケースの大きさは上から見ると、縦横幅5cmの正方形っぽい形状です。
充電ケースの高さは約3.3cmです。
重さ
AVIOT TE-D01q2のイヤホンの重さは片耳1つだけでは 約6.4g で、両耳あわせると 約12g になります。
他社の完全ワイヤレスイヤホンでも4~6gくらいの製品が多いので、重いわけでは無いです。
ゴルフボールくらいの重さ
AVIOT TE-D01q2の充電・バッテリーについて
「AVIOT TE-D01q2」の充電ケースは、Androidスマホでも使う汎用性の高いUSB-Cケーブルで充電ができます。
USB-Cは最近のAndroidスマホなら対応しているので、ケーブルを統一できてスッキリします。
USB-Cは向きを気にしなくて良いケーブルです
イヤホンの充電状態の確認方法
イヤホン本体への充電中は、本体のLEDランプがオレンジ色に点灯します。
充電が完了するとLEDランプが消灯します。
充電ケースの充電状態の確認方法
充電ケースの前面には、充電ケース自体の電池残量がわかるLEDランプが4つ並んでいます。
フル充電へ近づくにつれLEDランプが点灯していきます。
充電ケースのLEDの点灯の仕方と、充電状態を一覧にすると、このようになります。
LEDの点灯の仕方 | 電池残量 |
---|---|
●●●● | 1~25% |
●●●● | 25~50% |
●●●● | 50~75% |
●●●● | 75~100% |
充電時間は1.5時間と、早く充電ができます。
バッテリー性能
完全ワイヤレスイヤホンの弱点の1つには、再生時間の短さ(バッテリー性能)があります。
イヤホン本体が小型なので搭載できるバッテリーにも限界があります。
2021年では性能が向上し、イヤホン単体での連続再生時間は5~8時間ほどのイヤホンが多い印象です。
AVIOT TE-D01q2の再生時間は、かなり優秀な性能となっています。
1度に11.5時間連続再生できる
AVIOT TE-D01q2 は、イヤホン単体で1度に連続で11.5時間使うことができます。
専用の充電ケースとあわせて使うことで最大34時間の使用ができるので、2~3日くらいなら充電無しで使えそうです。
ただし、ノイキャンや外音取り込み機能を使っていると、少し再生時間が短くなってしまうのが注意点です。
ノイキャン使ってると物足りないかも
急速充電に対応
AVIOT TE-D01q2 は、急速充電に対応していて、10分の充電で90分間使えるようになります。
イヤホン本体のバッテリーが無くなっても、すぐにまた聴けるようなるのが良いところです。
AVIOT TE-D01q2のペアリング方法
「AVIOT TE-D01q2」は一度ペアリング作業をしてしまえば、次からは充電ケースから取り出すだけで自動的に接続してくれます。
取り出すだけで、すぐに音楽を聴けるのは便利です
「AVIOT TE-D01q2」 ペアリング方法はとても簡単です。
この記事では、iPhoneを使ってペアリング方法について紹介します。
- STEP 1
- STEP 2
- STEP 3
- STEP 4
- STEP 5
一度ペアリングしてしまえば、イヤホンを充電ケースから取り出すだけで自動的に接続してくれるのは本当に便利です。
毎回ペアリング作業をすることなく、すぐに音楽を聴くことができるようになるのは使っていて快適です。
AVIOT TE-D01q2の音質と操作
「AVIOT TE-D01q2」のイヤホン操作はボタン式ではなく、触れるだけのタッチセンサー式となっています。
操作するときに耳へ押し込むことがなく耳穴が痛くならないのも操作しやすいポイントです。
操作で耳が痛くならないよ
丸い「AVIOTのアイコンロゴ部分」がタッチセンサーになっています。
音声通信技術
AVIOT TE-D01q2 はBluetooth 5.2に対応していて、音声コーデックSBC、AACに対応しています。
新技術のaptX・aptX Adaptiveには対応していないのは少し残念でした。
音質チェック
AVIOT TE-D01q2 は、全体的なバランスもよくクリアな音質で、低音も心地よい具合の音質でした。
デフォルト設定でサウンドチェックをしてみると、低音の200Kあたりが少し弱めなチューニングでした。
ノイズキャンセリング機能
AVIOT TE-D01q2 はAirPods Proや Soundcore Liberty Air 2 Pro のようにノイズキャンセリング機能があります。
室内の空調で試した感じでは、けっこう除去してくれましたが、屋外の風の音は上手く除去してくれないレベルでした。
7千円台のイヤホンなら、十分な性能かなと思いました。
外音取り込み(アンビエント)機能
AVIOT TE-D01q2はイヤホンを装着していても周りの音を聞きやすくする「外音取り込み(アンビエント)機能」も搭載しています。
オンにしていると周囲の音をひろってくれるので、駅のアナウンスや会話が聴こえやすくなって便利です。
外音取り込み機能を使ってみると、静かな場所ではホワイトノイズが少し気になりました。
大きなノイズではないです。
音の遅延
スマホアプリ(ソシャゲ)でも完全ワイヤレスイヤホンを使用するので、音質以上に大事にしている要素が音の遅延です。
iPhone 13 で試してみましたが、AVIOT TE-D01q2はキャラクターボイスとテキストのタイミング、SEなどもズレが無く遅延を感じませんでした。
YouTubeで動画を見ても人の口パクと声がズレるなどの、違和感も無かったです。
音がズレる感じは無かったです
音楽を再生中のイヤホン操作
AVIOT TE-D01q2はデフォルトの設定では、イヤホン単体で再生/一時停止・曲移動・音量調整ができます。
基本的な操作ができるので、スマホを取り出して操作する必要はないです。
- 音楽を 再生 / 一時停止
- 左・右 をどちらか1回タッチ
- 次の曲へ
- 右 2回連続でタッチ
- 前の曲へ
- 右 3回連続でタッチ
- 音量を上げる
- 左 3回連続でタッチ
- 音量を下げる
- 左 2回連続でタッチ
- 周囲の音を聞く機能切り替え
- 左 1.5秒間ふれる
- ノイキャン切り替え
- 左 1.5秒間ふれる
電話系とその他の操作
AVIOT TE-D01q2は着信拒否はできませんが、電話に出たり、通話を終了させることができます。
またイヤホン本体の電源をONにしたりOFFにすることも可能です。
- イヤホンの電源を入れる
- 左・右 をどちらか3秒間ふれる
- イヤホンの電源を切る
- 左・右 をどちらか7秒間ふれる
- 電話に出る
- 左・右 着信中にどちらか1回タッチ
- 電話を切る
- 左・右 通話中にどちらか1回タッチ
- Siriなど音声コマンド
- 左 3.5秒間ふれる
AVIOT TE-D01q2 レビューまとめ
この記事では「AVIOT TE-D01q2 レビュー!長時間再生&多機能で7千円台の完全ワイヤレスイヤホン」について紹介しました。
AVIOT TE-D01q2は1万円を切る7千円台ながら、連続再生時間が11.5時間と長いロングバッテリーに、音質も良い完全ワイヤレスイヤホンでした。
充電ケースを持ち歩く必要も減り、イヤホンを落としてもアプリから探せる機能もあるので、紛失しても少し安心感があります。
注目度の高いノイキャン機能も搭載していて、SONYなどには負けますが、この価格帯で使えるのは魅力的です。
音質・再生時間・ノイキャンでコスパの良いイヤホンを探しているなら、選択肢に入れたい完全ワイヤレスイヤホンです。
それでは、今回はこれまで。
お読みいただき、ありがとうございました。
その他 人気の完全ワイヤレスイヤホン
コメント