ハイレゾも楽しめる高音質でワイヤレス充電の快適さ、ロングバッテリーの長時間再生と最高性能の完全ワイヤレスイヤホンです。
通勤・通学・作業中に音楽を楽しむとき、ケーブルを全く使わない完全ワイヤレスイヤホンは、一度使ってみると普通のイヤホンには戻れないほど快適になります。
カバンからの出し入れも簡単ですし、周りにケーブルが引っかかる心配も無いので楽ちんです。
愛用している必須ガジェットの1つです。
「SONY WF-1000XM4」は、ソニーでも最上位の完全ワイヤレスイヤホンです。
強力なノイキャンを搭載し、ハイレゾ音源も楽しめる高音質なイヤホンとなっています。
イヤホン以外の機能や性能も優秀で、バッテリー性能はノイキャンOFFなら12時間持つロングバッテリー。
充電はワイヤレス充電に対応していて、置くだけでいいので毎日 快適です。
前モデルやAirPods Proにも搭載されている、外すと自動で停止する機能も搭載されていて便利です。
また自分が声を出すと自動的に音楽が停止し、会話できるようになる「スピーク・トゥ・チャット」機能も普段の生活で使いやすそうです。
大きさもかなりコンパクトで、ちょっと弱点が見当たらないほどの優秀なイヤホンに仕上がっています。
唯一弱点をあげるとするなら、同時にイヤホンへ割り当てられる操作が少ないくらいだと思います。
中途半端に高価なイヤホンを買うより、思い切ってSONY WF-1000XM4 を選んだほうが幸せになれるかもしれません。
この記事では「【レビュー】死角なし?最高の完全ワイヤレスイヤホンSONY WF-1000XM4」について紹介します。
SONY WF-1000XM4 の概要
「SONY WF-1000XM4」の主な特長と仕様・スペックを紹介します。
前モデル「WF-1000XM3」よりも小型化してますが、電池持ちは良くなっています。
ノイキャン性能も向上し、音質も上がっているので、前モデルは買わないほうが良いです。
特長
SONY WF-1000XM4 は、以下のような特長を持った完全ワイヤレスイヤホンです。
- ハイレゾ音質に対応
- 強力なノイキャン
- 外音取り込み機能
- 風ノイズの低減
- 防水対応
- タッチセンサー操作
- アプリでカスタマイズ可能
- 対応コーデック:SBC、AAC、LDAC
- イヤホン単体で12時間連続再生
- ケース込みで36時間再生
- USB-Cケーブルで充電
- ワイヤレス充電対応
- 装着状態の検出
- 声を発すると自動で音楽停止
- 自動電源OFF
SONYの上位モデルだけあって、音質・機能・性能とどれも最高クラスの完全ワイヤレスイヤホンに仕上がっています。
価格は高くても音質が良くて快適なイヤホンを探しているなら最適だと思います。
仕様・スペック
メーカー | SONY |
---|---|
型番 | WF-1000XM4 |
連続再生(イヤホン) | 12時間 |
連続再生(ケース含) | 24時間 |
急速充電 | 5分で60分間使える |
充電端子 | USB-C |
操作方法 | タッチ |
ノイキャン | ノイキャン対応 |
外音取り込み | 対応 |
ワイヤレス充電 | 対応 |
イヤホンの重さ | 7.1g |
Bluetooth | 5.2 |
対応コーデック | SBC / AAC / LDAC |
防水規格 | IPX4 |
発売時期 | 2021年6月 |
参考価格 | 33,000円 |
前モデル WF-1000XM3 との比較
「WF-1000XM4」と前モデル「WF-1000XM3」の性能を比較表にまとめてみました。
めっちゃ進化しています
最大の改悪点は、価格が高くなってしまったくらいでしょうか。。。
WF-1000XM4 | WF-1000XM3 |
---|---|
価格 | |
33,000円 約1万円高い |
22,000円 |
単体での連続再生時間 | |
8時間 NCオフなら12時間。ケース込みで24時間。 |
6時間 ケース込みで24時間 |
イヤホンの重さ | |
7.3g サイズは10%小型化 |
8.5g |
充電ケースの大きさ | |
42g 約40%の小型化。 |
76g 少し大きかった。 |
ワイヤレス充電 | |
Qi充電対応 快適 |
非対応 不便 |
急速充電 | |
対応 5分充電で60分使用可能 |
対応 10分充電で90分使用可能 |
コーデック | |
3種類 SBC |
2種類 SBC |
防水規格 | |
IPX4 |
防水性能なし |
Bluetoothバージョン | |
5.2 |
5.0 |
ノイズキャンセリング機能 | |
ノイキャン搭載 従来モデルから さらに性能強化 |
ノイキャン搭載 十分高性能 |
外音取り込み機能 | |
搭載 性能向上。特に風ノイズの軽減など。 |
搭載 |
装着検出機能 | |
対応 イヤホンの付け外しを検知して自動停止・再生。 |
対応 |
充電ケーブル | |
USB-C |
USB-C |
イヤホン操作 | |
タッチセンサー |
タッチセンサー |
専用アプリ | |
アプリ対応 カスタマイズなど可能 |
アプリ対応 |
高いですが性能重視なガジェットです。
SONY WF-1000XM4 の同梱物
「SONY WF-1000XM4」には、以下の付属品が同梱されています。
- 充電ケース
- イヤホン本体
- USB-Cケーブル(約22cm)
- イヤーチップ(3種類)
- マニュアル
耳の穴に入れるノイズアイソレーションイヤーピースは、「 S / M / L 」の3種類付属しています。
ノイキャンを使わなくても、けっこう遮音性が高いイヤーピースでした。
ウレタン製です
充電ケースはワイヤレス充電にも対応していますが、USB-Cケーブルでも充電可能なのでUSB-Cケーブルが1本付属しています。
USB-Cケーブルの長さは約22cmで少し短めですが、持ち運びやすい長さです。
SONY WF-1000XM4 の外観
「SONY WF-1000XM4」はスポーツの汗や雨ていどなら大丈夫な、生活防水仕様(IPX4)に対応した完全ワイヤレスイヤホンです。
防水規格IPX4とは
「水の飛まつによる影響がない」という国際的にも決められた基準の防水規格です。
防水規格自体は「電気機械器具の外郭による保護等級(JIS C 0920)」で定められています。
イヤホンのタッチセンサー面積はけっこう広めでタッチしやすいです。
金色の二重丸になっている部分はマイクになっています。
反対側の側面にもマイク穴があります。
側面には「SONY」のロゴがあります。
イヤホンの右・左 を見分ける方法
SONY WF-1000XM4はイヤホンの裏側に「L(左)」と「R(右)」が分かるようにプリントされています。
音楽再生中のLEDランプ
SONY WF-1000XM4は音楽を再生中など、音がなっているときにLEDランプは点灯しないです。
そもそもイヤホン本体にはLEDランプが付いていない、という少し珍しい完全ワイヤレスイヤホンとなっています。
充電ケースの外観
SONY WF-1000XM4の充電ケースは、光沢のないプラスチック製です。
前面には充電状態などが分かるLEDランプがあり、シンプルなデザインとなっています。
充電ケースのフタはしっかり閉じられていて、逆さまにしてもフタは開きません。
開ききった状態ではフタが固定されるので、収納・取り出し中に勝手に閉じなくて使いやすいです。
無駄にパカパカしない作りです
イヤホン本体をつまみやすいので取り出しやすく、収納は磁力でピタッとおさまってくれて、取り出しや収納がしやすいです。
充電ケースの裏側にUSB-C端子があるので、付属のUSBケーブルなどを使って充電することができます。
ケースの底はツルッとしていて、滑り止めも無い作りなのが少し残念でした。
SONY WF-1000XM4 の大きさと重さ
「SONY WF-1000XM4」は 7 x 4 x 3 cmくらいの丸っこい形で、前モデルと比べても40%もコンパクトになりました。
厚さがあるのでポケットに入れるには少しキツいかもしれません。
大きさ
SONY WF-1000XM4の充電ケースの大きさは、横幅6.6cmの楕円っぽい形状です。
ケースの縦幅・高さの大きさは約4cmです。
充電ケースの厚さは約3cmです。
重さ
SONY WF-1000XM4のイヤホンの重さは片耳1つだけでは 約7.1g で、両耳あわせると 約14g になります。
他社の完全ワイヤレスイヤホンでも4~6gくらいの製品が多いので、重いわけでは無いです。
里芋くらいの重さ
SONY WF-1000XM4の充電・バッテリーについて
「SONY WF-1000XM4」の充電ケースは、快適機能のワイヤレス充電(Qi充電)にも対応しているのが魅力の1つです。
毎日使うなら置くだけ充電は、かなり快適になります。
ワイヤレス充電器を持っていなくても、Androidスマホでも使う汎用性の高いUSB-Cケーブルで充電ができます。
USB-Cは最近のAndroidスマホなら対応しているので、ケーブルを統一できてスッキリします。
USB-Cは向きを気にしなくて良いケーブルです
充電状態の確認方法
充電を開始すると前面のLEDランプがオレンジ色に点灯します。
フル充電にかかる時間は3時間ほどで充電が終わると、LEDランプが消灯します。
こまかい電池残量は、専用アプリで確認できます。
バッテリー性能
完全ワイヤレスイヤホンの弱点の1つには、再生時間の短さ(バッテリー性能)があります。
イヤホン本体が小型なので搭載できるバッテリーにも限界があります。
2020年では性能が向上し、イヤホン単体での連続再生時間は5~8時間ほどのイヤホンが多い印象です。
SONY WF-1000XM4の再生時間は、他の長時間再生できるイヤホンと比べてもかなり優秀な性能となっています。
1度に12時間連続再生できる
SONY WF-1000XM4 は、ノイキャンを使わなければイヤホン単体で1度に連続で12時間使うことができます。
専用の充電ケースとあわせて使うことで最大36時間の使用ができるので、2~3日くらいなら充電無しで使えそうです。
ただし、ノイキャンや外音取り込み機能を使っていると、少し再生時間が短くなって8時間になってしまうのが注意点です。
ノイキャン使ってると短くなります
クイック充電に対応
SONY WF-1000XM4 は、急速充電に対応していて、5分の充電で60分間使えるようになります。
イヤホン本体のバッテリーが無くなっても、すぐにまた聴けるようなるのが良いところです。
SONY WF-1000XM4のペアリング方法
「SONY WF-1000XM4」は一度ペアリング作業をしてしまえば、次からは充電ケースから取り出すだけで自動的に接続してくれます。
取り出すだけで、すぐに音楽を聴けるのは便利です
「SONY WF-1000XM4」 ペアリング方法はとても簡単です。
この記事では、iPhoneを使ってペアリング方法について紹介します。
- STEP 1
- STEP 2
- STEP 3
- STEP 4
- STEP 5
- STEP 6
- STEP 7
次からはフタを開けるだけで使えます
一度ペアリングしてしまえば、イヤホンを充電ケースから取り出すだけで自動的に接続してくれるのは本当に便利です。
毎回ペアリング作業をすることなく、すぐに音楽を聴くことができるようになるのは使っていて快適です。
SONY WF-1000XM4の音質と操作
「SONY WF-1000XM4」のイヤホン操作はボタン式ではなく、触れるだけのタッチセンサー式となっています。
操作するときに耳へ押し込むことがなく耳穴が痛くならないのも操作しやすいポイントです。
操作で耳が痛くならないよ
イヤホン本体の丸い部分がタッチセンサーになっています。
音声通信技術
SONY WF-1000XM4 はBluetooth 5.2に対応していて、音声コーデックSBC、AAC、LDACに対応しています。
ハイレゾ音源も高音質で楽しめるLDACコーデックにも対応しているのが、他のイヤホンと大きく違うポイントです。
音質チェック
SONY WF-1000XM4 は、ノイキャンなどをオフにしたデフォルト状態で聴いた感じでは、特にクセもないバランスの良い音質でした。
ソニーのイヤホンなので、ハイレゾじゃなくても音質は折り紙付きです。
また好みの音質でなくても、専用アプリから自由にカスタマイズができるので、聴くジャンルに合わせて調整してみるのもおすすめ。
デフォルト設定でサウンドチェックをしてみると、高域・超高域は少し抑えれているチューニングでした。
ノイズキャンセリング機能
SONY WF-1000XM4 はAirPods Proや Soundcore Liberty Air 2 Pro のようにノイズキャンセリング機能があります。
前モデルもレベルの高いノイキャン性能でしたが、このイヤホンもかなり優秀な性能でした。
ノイキャンのノイズをカットするレベルは選べませんが、自動でもかなり強力です。
周りの環境音が消えるので、静かに音楽を楽しみたいなら、快適な環境を作れます。
外音取り込み(アンビエント)機能
SONY WF-1000XM4はイヤホンを装着していても周りの音を聞きやすくする「外音取り込み(アンビエント)機能」も搭載しています。
オンにしていると周囲の音をひろってくれるので、駅のアナウンスや会話が聴こえやすくなって便利です。
専用アプリからどれくらい周りの音を取り込むか、レベルの調整ができます。
スピーク・トゥ・チャットが便利
音楽を楽しんでいるときに、自分が声を出すと自動的に音楽が一時停止してくれる便利機能です。
コンビニのレジなど、急に話しかけられて言葉を返すときなどに便利かなと思います。
会話が終わると自動的に音楽が再生されますし、イヤホンをいちいち操作しないのが便利なところです。
注意点はイヤホンを装着したまま、大きな声で歌い出すと検出されて音楽がとまってしまうところです。
そんなときはアプリから声の検出感度を低くすると解決するかもしれません。
音の遅延
スマホアプリ(ソシャゲ)でも完全ワイヤレスイヤホンを使用するので、音質以上に大事にしている要素が音の遅延です。
iPhone 12 で試してみましたが、SONY WF-1000XM4はキャラクターボイスとテキストのタイミング、SEなどもズレが無く遅延を感じませんでした。
YouTubeで動画を見ても人の口パクと声がズレるなどの、違和感も無かったです。
音がズレる感じは無かったです
音楽を再生中のイヤホン操作
SONY WF-1000XM4はデフォルトの設定では、イヤホン単体で再生/一時停止・曲移動ができます。
基本的な操作ができるので、スマホを取り出して操作する必要はないです。
アプリでカスタマイズ可能ですが、同時に設定できる種類が少ないのが残念な点です。
- 音楽を 再生 / 一時停止
- 右 1回タッチ
- 次の曲へ
- 右 2回連続でタッチ
- 前の曲へ
- 右 3回連続でタッチ
- 周囲の音を聞く機能切り替え
- 左 1回タッチ
- ノイキャン切り替え
- 左 1回タッチ
専用アプリのカスタマイズ設定では音量の調節も割り当てられます。
ボタンのカスタマイズもできる!
電話系とその他の操作
SONY WF-1000XM4は着信拒否はできませんが、電話に出たり、通話を終了させることができます。
- 電話に出る
- 左・右 着信中にどちらか2回連続でタッチ
- 電話を切る
- 左・右 通話中にどちらか2回連続でタッチ
- Siriなど音声コマンド
- 右 2秒間ふれる
SONY WF-1000XM4 レビューまとめ
この記事では「【レビュー】死角なし?最高の完全ワイヤレスイヤホンSONY WF-1000XM4」について紹介しました。
「SONY WF-1000XM4」は3万円を超える価格設定で、高価なイヤホンとなっていますが、価格にみあった優秀なイヤホンに仕上がっています。
ノイキャンも前モデルよりもさらに強力になっていますし、充電もワイヤレス充電に対応していて弱点なしです。
価格は高いですが、WF-1000XM4 を超えるイヤホンは中々発売されないと思うので、数年は買い換える必要がないと考えればお得かもしれません。
それでは、今回はこれまで。
お読みいただき、ありがとうございました。
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