Sound Liberty53 は TaoTronics から、発売されている完全ワイヤレスイヤホンで、2020年3月に今までよりもさらに進化しました。
完全ワイヤレスイヤホンとは、ケーブル無しで音楽を聴くことができるスゴイ便利なイヤホンです。
Sound Liberty53 は、2019年4月に発売された TT-BH053 をさらに進化させた完全ワイヤレスイヤホンです。
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音質・接続の安定性が強化されました
TaoTronics Sound Liberty53 はイヤホン単体で6時間と長時間連続再生ができ、タッチ式で簡単に操作できる完全ワイヤレスイヤホンです。
また、IPX7という高い完全防水性能があるので、雨やシャワーを浴びながらでも使えて生活で使うのに困ることはありません。
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通勤・通学にも使いやすいです
この記事では、さらに進化した TaoTronics Sound Liberty53 について紹介します。
TaoTronics Sound Liberty53 の同梱品
TaoTronics「Sound Liberty53」には、以下の付属品が同梱されています。
- 専用充電ケース
- 完全ワイヤレスイヤホン本体
- ユーザーガイド
- イヤーピース
- Micro USBケーブル(18cm)
付属のイヤーピースは「 L / M / S / XS」の4種類あります。(1つのサイズは最初からイヤホンに取り付けられています。)
4種類と選択肢が多いので耳の穴にフィットするイヤーピースを見つけやすいと思います。
同梱されているMicro USBケーブルの長さは、約18cm ほどです。
18cmと少し短めなので、別途Micro USBケーブルを用意したほうが使いやすいと思います。
TaoTronics Sound Liberty53 の外観
Sound Liberty53 はAppleのAirPodsに似て、スティック状になっているのが特長的です。
完全ワイヤレスイヤホンは小さいので棒状になっていると、耳からの付け外しがしやすくなります。
防水性能はIPX7。ちょっと水の中に落としても大丈夫。
イヤホン本体の防水性能は、防水規格IPX7と高いレベルの性能です。
IPX7は少しの間だけなら水の中に入れても大丈夫な防水性能なので、雨やシャワーでも気にすること無く使用できます。
充電ケースは防水性能は無いので気をつける必要があります。
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水泳以外なら大丈夫です。
充電ケースの外観
TaoTronics「Sound Liberty53」の充電ケースの大きさは、 横 8cm x 縦 4cm x 高さ 3cm の横長の楕円形のような形状です。
丸っこい形なのでポケットなどに入れて持ち運びやすいです。
充電ケースの裏側にMicro USB端子があるので、付属のUSBケーブルなどを使って充電することができます。
充電状態の確認
イヤホン本体への充電中は、本体のLEDランプが青色に点滅します。
充電が完了するとLEDランプが消灯しましす。
充電ケースの前面には、充電ケース自体の電池残量がわかるLEDランプが4つ並んでいます。
フル充電へ近づくにつれLEDランプが点灯していきます。
右・左 を見分ける方法
Sound Liberty53 はイヤホンの棒状になっている内側に「L(左)」と「R(右)」が分かるようになっています。
取り外してしまってどちらか分からなくなっても簡単に装着することができます。
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簡単に左右が分かります。
音楽再生中のLEDランプ
Sound Liberty53 は音楽再生中ではLEDランプが点滅します。
再生中の点滅は 6秒おき にゆっくり白色の点滅なので、周りにもあまり目立たないです。
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目立たないのが良いですね
TaoTronics Sound Liberty53の重さ
Sound Liberty53 のイヤホンは片耳1つだけでは 約5g で、両耳あわせると 約10g になります。
他社の完全ワイヤレスイヤホンでも4~6gくらいの製品が多いので、重いわけでは無いです。
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装着しても気にならないです。
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スマホの3分の1くらいの重さです。
TaoTronics Sound Liberty53 のバッテリー性能
完全ワイヤレスイヤホンの弱点の1つは、再生時間の短さ(バッテリー性能)です。
小型なので搭載できるバッテリーにも限界があります。
2018年まではイヤホン単体での連続再生時間は2~3時間の製品が多かったです。
それが2018年後半からは、最新技術により省電力機能や接続の安定性が強化されたモデルが発売されはじめています。
TaoTronics Sound Liberty53は1度に6時間連続再生できる
TaoTronics Sound Liberty53も最新技術を採用しているので、イヤホン単体で6時間も連続再生ができます。
休日に外出するだけなら充電ケースを持ち歩かなくても余裕です。
寄り道をしてもバッテリーで困ることは無いと思います。
また、充電ケースとあわせると約40時間も再生できます。
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5回はフル充電できますよ
実際にフル充電して音楽を再生しっぱなしにして、何時間連続で再生できるか試してみました。
結果は、5時間17分くらいまで連続再生できました。
通信の環境や再生する内容などの条件で変わってきますが、5時間以上再生できるのは良い結果でした。
もっと長時間の連続再生できるイヤホンをお探しなら、こちらの長時間再生できるイヤホンをまとめた記事をあわせてお読みください。
TaoTronics Sound Liberty53 のペアリング方法
TaoTronics Sound Liberty53 は一度ペアリング作業をしてしまえば、次からは充電ケースから取り出すだけで自動的に接続してくれます。
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取り出すだけで、すぐに音楽を聴けるのは便利です
Sound Liberty53 のペアリング方法はとても簡単です。
この記事では、iPhoneを使ってペアリング方法について紹介します。
- STEP 1
- STEP 2
- STEP 3
- STEP 4
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次からはケースから取り出すだけで使えます
一度ペアリングしてしまえば、イヤホンを充電ケースから取り出すだけで自動的に接続してくれるのは本当に便利です。
毎回ペアリング作業をすることなく、すぐに音楽を聴くことができるようになるのは使っていて快適です。
TaoTronics Sound Liberty53 の音質と操作
Sound Liberty53は 5,000円以下 で購入できるので完全ワイヤレスイヤホンとしては安い価格帯です。
ただ安くても音質や操作がしにくいと、ただの高い小型スピーカーになってしまいます。
TaoTronics Sound Liberty53はイヤホンの操作はボタン式ではなく、触れるだけで操作できるタッチ式で簡単に操作できます。
ボタン式だと押した時に耳が痛くなることがあるので、耳に優しい操作方法です。
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耳が痛くないです
サウンドチェック | 音質は問題なし。ボーカル中心の歌系が得意
Sound Liberty53 は 5,000円以下の完全ワイヤレスイヤホンでは十分な音質です。
移動中や作業中に聴くのには問題ない音質です。
音質の特長としては、中低域~中域がよく出ているので、ボーカル中心の歌を聴くのが得意そうです。
高音は少し苦手
グラフにはうまく表現できていなかったのですが、 Sound Liberty53 は高域以降の高い音が苦手のようです。
高音がメインの管楽器などを使用したクラシックなどには向いていません。
完全ワイヤレスイヤホン自体がまだ新しいジャンルですので、十分な音質で楽しめるコスパの良い製品はもう少しかかりそうです。
音の遅延
スマホアプリ(ソシャゲ)でも完全ワイヤレスイヤホンを使用するので、音質以上に大事にしている要素が音の遅延です。
iPhone XS Max で試してみましたが、「Sound Liberty53」はキャラクターボイスとテキストのタイミング、SEなどもズレが無く遅延を感じませんでした。
YouTubeで動画を見ても人の口パクと声がズレるなどの、違和感も無かったです。
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音がズレる感じは無かったです
音楽を再生中のイヤホン操作
TaoTronics Sound Liberty53はイヤホン単体で音量調節・再生/一時停止・曲移動ができます。
基本的な操作ができるので、スマホを取り出して操作する必要はないです。
操作 | 操作イヤホン | 動作 |
---|---|---|
1回タップ | 右 | 音量を上げる |
1回タップ | 左 | 音量を下げる |
2回タップ | 左・右 | 再生 / 一時停止 |
3回タップ | 右 | 次の曲へ |
3回タップ | 左 | 前の曲へ |
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タッチ式なので耳が痛くならないです
電話系の操作
電話機能でのイヤホンのボタン操作で以下のことができます。
保留するなどの操作には対応していません。
操作 | 操作イヤホン | 動作 |
---|---|---|
1回タップ | 左・右 | 電話に出る |
2回タップ | 左・右 | 電話を切る |
2秒間長押し | 左・右 | 通話拒否 |
Sound Liberty53 の少し残念だったところ
TaoTronics Sound Liberty53 はコスパの良い完全ワイヤレスイヤホンですが、以下の3点が少し気になりました。
- ケースのフタがパカパカ
- 電源のON・OFF
- 高音が苦手
充電ケースのフタは内蔵された磁石でしっかり閉じられているのですが、開けた時に固定されないのでパカパカしてしまうところが少し使いにくさを感じました。
間違えてフタが閉じられてしまうので、イヤホンの出し入れを気をつけないといけないです。
落ち着いて出し入れすれば、大丈夫なのですが急いでいるときは要注意。
2つめに気になったのが、イヤホン単体で電源のON・OFFができないところです。
外出時にイヤホンを外した時、節電のために電源を切ることができないのはちょっとバッテリーがもったいなく感じます。
3つ目はサウンドチェックしてわかった、高音が苦手なところです。
特に連続で高域を出し続けるのが苦手のようです。ボーカル中心の歌やYouTuberなどの動画をみるくらいなら問題ないと思います。
TaoTronics Sound Liberty53 のレビュー まとめ
TaoTronics Sound Liberty53 はイヤホン単体で最大6時間連続再生ができるので、作業をしながら使うのに便利です。
高音が少し苦手ですが、5千円以下で買える完全ワイヤレスイヤホンとしては、かなりコスパが良いです。
イヤホン自体の重さも軽くてタッチ式で簡単に操作できるので、完全ワイヤレスイヤホンを初めて使う人の入門機としても良いと思います。
それでは、今回はこれまで。
お読みいただき、ありがとうございました。
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