どうもWindows98から自作PC派の まちゃ です。
Windows7のサポートは、2020年1月に切れてしまいます。
自宅のメインPCはWindows7を使っていたのでサポートが切れる前にパソコンを久しぶりに、刷新しました。
Windows10は2025年までサポートされるので、次にパソコンを組み直すのを考えると、今パソコンを組むなら5年くらい使い続けられればちょうどよいと思いました。
そこで今回は5年戦えるパソコンを組んでみました。
このページでは、5年戦えるパソコンを組んだときのパーツ選びの注目ポイントを紹介します。
自作パソコンの良いところは、まず安めのパソコンパーツにしておいて、後からアップグレードしやすいという点があります。
ただし、Windows10 をインストールするCドライブ、CPU、マザーボードは変更するとシステムトラブルに巻き込まれる可能性が高くて怖いので、できれば変更したくはないです。
それ以外のパソコンパーツなら、絶対とは言えませんが、Winows10をインストールし直すまでのシステムトラブルになることは少ないと思います。
ですので、最初にお金をかけたほうが良いパソコンパーツは、CPU・SSD・マザーボードの3つです。
- CPU
- SSD(OSをインストールするシステムドライブ)
- マザーボード
他のパソコンパーツは、比較的安全に交換可能です。
自作パソコンの良いところはカスタマイズがしやすいところなので、最初は価格を抑えたパーツにして徐々にスペックの高いパーツにアップグレードするのがおすすめです。
- メモリー
- CPUクーラー
- ビデオカード
- 電源ユニット
- データ用のドライブ(HDD or SSD)
私は今回、以下のことを理想としてパソコンパーツを選んでみました。
- 5年は使い続けられるパソコン
- 高価格帯は避ける
- ミドルスペック から ハイスペックの中間くらいのスペック
- できるだけ消費電力は抑えたい
- 4Kのデュアルディスプレイ環境を作る
- パソコンの起動時間を早くしたい
- 静音性を重視
CPUを選ぶコツ | 第8世代でも十分
インテルのCPUは2019年4月現在では、第9世代の「Coffee Lake-Refresh」が最新です。
第9世代のCPUは2018年10月に発表されたばかりなので、まだ製品のラインナップも豊富ではありません。
第8世代の「Coffee Lake」は、6コア12スレッドとマルチスレッド性能が向上しているので、5年使い続けても十分なスペックです。
第8世代と第9世代のCPUはソケットの形状も同じなのでマザーボードとの相性も同じですし、マザーボードなどの選択もあまり変わらないです。
私がCPUを選んだ時に、気にしたポイントはこちらです。
- コア数とスレッド数
- 動作クロック(CPU周波数)
- GPU搭載か
- 対応メモリ
- TDP(消費電力)
- オーバークロックできるか
- ソケット
ちなみにAMDのCPUも性能は良いのですが、シェア度や知名度はインテルよりも下の印象があります。
AMDは対応するマザーボードなどの周辺機器も少なく、トラブル時にも解決方法が見つかりにくいデメリットもあり得るので、インテルのCPUを選ぶようにしています。
コア数とスレッド数 | 6コア以上がおすすめ
コアは多いほどたくさんの処理を速くさばくことができます。スレッドは1コアあたりに同時に処理できる数で、1コアあたり2スレッドの処理をさばけるCPUがあります。
ハイスペックのモデルは第9世代の「Core i-9900K」で8コア16スレッドです。
コア数とスレッド数はCPUの価格にも関連性がありますので、最低でも6コア以上あれば5年は使えると思います。
動作クロック(CPU周波数)
動作クロックは GHz という単位で表示され、CPU内部での回路が動作する速さです。
動作クロックの値が大きいほど性能が良くて、処理する速度が速くなります。
ハイスペックな第9世代の「Core i-9900K」は 3.6GHzです。
少しスペックの低い「Core i33-9350KF」は 4.0GHz と動作クロックは高いですがコア数は4コアとコア数で劣っています。
動作クロックは大きいほうが良いのですが、その代わりに消費電力が高くなるデメリットもあります。
ハイスペックなゲームや動画・画像編集などハイスペックが必要でなければ 3GHz 以上あれば5年は問題なく使えると思います。
GPU搭載か
映像出力のGPU機能も搭載しているかどうかも最近のCPUを選択するポイントの1つです。
もちろんビデオカードに比べれば性能は低いので、4K出力やゲームをやったりデュアルディスプレイなどを構築したい場合は不要です。
ビデオカードが不要になるので、低コスト&省電力でパソコンを組むならメリットになります。
とりあえずビデオカード無しで組んでお金を貯めてから、スペックの良いビデオカードを増設するのもおすすめです。
第8世代のCPUは基本的にGPU搭載で、第9世代CPUではGPU搭載しているモデルが存在しています。
製品名に「F」が付いているのがGPU搭載していないCPUです。
対応メモリ
第8世代と第9世代のCPUが対応しているメモリは、ミドルスペック以上は違いは無く同じなのであまり気にする必要はないです。
DDR4-2666のメモリに対応していて、2枚同時にアクセスできます。
2枚同時にアクセスできるので、4GBのメモリを4枚使うよりも8GBのメモリを2枚にした方が性能が良かったりします。
TDP(消費電力)
正確には放熱設計をする際の目安ですが、消費電力としての目安にもなっています。
TDP自体はCPUのコア数や動作クロックに関連して変わるものですが、ハイスペックなモデルだと 95W と消費電力は高くなります。
ミドルスペックより少し上のスペックなら 65W ぐらいのモデルになると思います。
オーバークロックできるか
カスタマイズしてスペックを上げたいならオーバークロックできた方が良いと思います。
設定変更にはそれなりの知識や何かあったときの対応も必要なので、必須ではないと思います。
オーバークロックできるモデルは製品名の後ろに「K」が付いています。
ソケット | LGA1151
ソケットはマザーボードを選ぶときに重要ですが、第8世代と第9世代は同じLGA1151に対応しているのでソケットは気にする必要は無さそうです。
OS用システムドライブは M.2 NVMe SSD
OSをインストールするドライブと写真などのデータを保存するドライブは物理的に別にしたほうが良いです。
最近のSSDはNVMe SSDで、普通のSSDよりも高速でOS用のドライブに向いています。
NVMe SSDは高価なので容量はOSに必要な分の容量に抑えて、データ用のSSDかHDDを購入したほうが安くすみます。
私がシステム用のSSDを選んだ時に、気にしたポイントはこちらです。
- 超高速
- 形状は M.2
- インターフェースは NVMe
- 高信頼性
- ヒートシンクはMBでもOK
- 容量は512GBくらい
M.2 NVMe SSD は必須
今パソコンを組むならOSをインストールするドライブは普通のSSDではなく、M.2 NVMe SSD は必須レベルだと思います。
普通のSSDは読み出し性能は 560MB/s くらいだとすると NVMe SSD は約6倍の 3,000MB/s を超えるのが多いです。
性能が良いNVMe SSD は 1TB を超えると 2,5000円以上で割高ですが、500GBなら1万円台で買えるのでOSの容量としても十分です。
体感的にもパソコンの起動時間が速くなるので、M.2 NVMe SSDはおすすめのパソコンパーツです。
ヒートシンクは大事
M.2 NVMe SSD の弱点は発熱しやすい点です。熱で性能が落ちることもあるので放熱性能も大事になってきます。
M.2 NVMe SSD自体にヒートシンクが付いているのものもありますが、マザーボードにもヒートシンク機能が備わっている場合があります。
マザーボードにヒートシンクがあれば気にする必要はありませんが、ヒートシンクが無い場合はヒートシンク付きのM.2 NVMe SSDか別途ヒートシンクを購入したほうが良いです。
高速性を重視するなら書き込み速度3,500MB/s超えのサムスン製
M.2 NVMe SSDの読み出し性能は各メーカー 3,200~3,500MB/s と横並びの感じです。
書き込み性能がダントツに高いのは Samsung の SSD 970 EVO Plus で 3,200MB/s を超えます。
他メーカーの書き込み速度は 1,600 ~ 2,000MB/s くらいなので2倍ほどの性能差があります。
最速クラスのハイパフォーマンスを求めるなら Samsung のM.2 NVMe SSDがおすすめです。
≫ Intel「760p NVMe SSD」のレビューはこちら
マザーボードは Z390 チップセットがおすすめ
第8世代、第9世代のCPUならチップセットは Z390 がおすすめです。
Z370よりもUSBのサポートが強化されて内蔵ワイヤレスに対応しているマザーボードもあります。
私がマザーボードを選んだときは以下のようなポイントを気にしました。
- 光らない
- M.2 NVMe SSD用のヒートシンク付き
- 2万円前後
- M.2 ソケットは2つ以上に対応
- 形状はATX
- 日本語マニュアルがあると安心
マザーボードの価格は1万円~8万円を超える製品が多いです。パソコンを使う用途によって必要な機能が違うので一番個性がでるパソコンパーツだと思います。
ゲーム専用など用途が決まっていなくて色々に使いたいなら、使用するパソコンパーツに合わせて選ぶと良いです。
ハイスペックのマザーボードほどサウンド性能が良かったり、無線LANに対応していたり機能が強化されていきます。
5年使えるミドル~ハイスペックのパソコンを組むなら2万円前後のマザーボードでも十分です。
マザーボードのメーカーは、ASUS・MSI・ASRock・GIGABYTEあたりが有名で安定しています。
M.2 SSD ヒートシンクが付いているか
購入する前にチェックすべき必須の機能は、M.2 NVMe SSD用のヒートシンク付いているかどうかです。
M.2 NVMe SSD自体にヒートシンクが付いている製品もありますが、マザーボードに付いていると便利です。
付いていなくても別途ヒートシンクだけ購入しても良いですが、相性なども気になってしまいます。
LEDで光るかをチェック
ヒートシンク以外にも気にしておきたいのが、LEDで光るかどうかです。
昔からですがパソコンパーツで、パソコンケースやファンなどやたらと光らせがちです。
カッコいいかもしれませんが、パソコンの電源を切っていても点灯するので無駄に電気を消費しますし結構邪魔だったりします。
設定などでOFFにできるかを事前にチェックしておくと、購入後に困ることは無いと思います。
その他の機能は拡張ボードで追加
だいたいの機能は拡張ボードやUSB周辺機器などで追加できるものが多いです。
使うか分からない不要な機能が付いているマザーボードを選んでコストを上げるよりも、必要になった時にパーツを購入したほうが賢いかもしれません。
≫ ASUS「TUF Z390-PLUS GAMING」のレビューはこちら
メモリは 最低でも16GB(8GBx2枚)
第8世代、第9世代のCPUなら対応しているメモリはDDR4-2666規格です。
メモリを購入するときはPC4-21300(DDR4-2666)と記載されたのが対象です。
容量は最低でも8GBは欲しいですが、できれば16GB(8GB✕2枚)は欲しいところです。
2019年はメモリの価格が下がり傾向なので今が買い時だと思います。
私がメモリを選んだ時に気にしたポイントはこちらです。
- 16GB以上
- LEDで光るか
- PC4-21300(DDR4-2666)
- ヒートシンク付きだとさらに安心
マザーボードと同じで最近のメモリはLEDで光るものもあるので、光ってほしくない場合は注意が必要です。
メモリのメーカーはCorsair・G.Skill・crucialなどが人気があります。
- Amazonで探す
- 楽天市場で探す 買いまわりでポイントアップ!
- Yahooショッピングで探す
≫ Corsair「CMK32GX4M2A2666C16」のレビューはこちら
ビデオカードは GTX 1050 Ti がおすすめ
ビデオカードも性能と価格は、ピンからキリまであり幅広いです。
ハイスペックを必要とするゲームをやらないならハイグレードのビデオカードは不要です。
ゲームをやらなくても画像や動画編集だったり、4K・8K出力でパソコン作業を楽しみたいならミドルクラスのビデオカードを使うのがおすすめです。
私がビデオカードを選んだ時に気にしたポイントはこちらです。
- GPUはNVIDIA GeForce
- GPUスペック
- メモリ
- TDP(消費電力)は抑えたい
- 4K出力に対応
- 複数ディスプレイが可能
- 静音性
GPUにはNVIDIA GeForceとAMD Radeonの2種類があります。ミドルクラスならどちらを選択しても大丈夫ですが、私はNVIDIAを使用しています。
NVIDIA GeForceのミドルクラスでおすすめなのは GTX 1050 Ti のGPUです。
1つ上のクラスになると性能は上がりますが、価格と最大消費電力も一気に増えてしまいます。
GTX 1050 Ti の最大消費電力は75Wくらいですが、1つ上のクラスの GTX 1060 は1.6倍の 120W で価格は1万円近く差がある製品もあります。
※表の下にいくほどハイスペックになります。
製品名 | 最大消費電力 | 最低価格 |
GeForce GT 1030 | 30W | 9千円~ |
GeForce GTX 1050 |
75W
|
1万4千円~ |
GeForce GTX 1050 Ti | 1万7千円~ | |
GeForce GTX 1060 (3GB版) |
120W
|
2万6千円~ |
GeForce GTX 1060 (6GB版) | 2万8千円~ | |
GeForce GTX 1070 | 150W | 4万7千円~ |
GeForce GTX 1070 Ti |
180W
|
5万2千円~ |
GeForce GTX 1080 | 6万2千円~ | |
GeForce GTX 1080 Ti | 250W | 9万8千円~ |
GTX 1050 Ti のビデオカードなら静音性も高く、4Kのデュアルディスプレイ環境も簡単に構築できます。
2019年現在ではGTX 1050 Ti は、1,5000 ~ 20,000円くらいなのでコスパの良いビデオカードと言えます。
ビデオカードのメーカーはMSI・玄人志向・Palit Microsystems・ASUSTeKなどが有名で人気があります。
≫ MSI「GeForce GTX 1050 Ti 4GT LP」のレビューはこちら
電源ユニット プラグイン形式で80PLUS GOLD以上がおすすめ
電源ユニットを選ぶにはまず必要な出力を決める必要があります。
基本的には高負荷時の倍の出力に対応していればOKですが、パソコンの構成がハイエンドなら800W、スタンダードなら600W、低価格構成ばら300Wくらいになると思います。
私も実際に経験があるのですが、出力が足りないとパソコンが起動しないこともあるので不安ならちょい多めの出力を選ぶと良いと思います。
私が選んだ電源ユニットのポイントは以下のとおりです。
- 600Wくらいの出力
- 省エネの80PLUS認証はGOLD以上
- ケーブルはプラグイン形式
- 静音性能が高い
プラグイン形式で内部をスッキリ
電源ユニットから伸びる各パーツに接続する電源ケーブルを必要な分だけ取り付ければ良いプラグイン形式がおすすめです。
パソコン内がスッキリして空気の流れ道も確保できるので安定稼働にも繋がります。
80PLUS認証はGOLD以上
電源ユニットを選ぶのに1つの要素として、どれだけコンセントからの電源をパソコンで使用する電気に効率的に変換できるかです。
変換効率の基準となる80PLUS認証は、無印のStandardからTitanumまで全部で6段階あります。
省エネ・省電力にもつながりますので、できればGOLD以上の性能があると安心です。
80PLUS認証の各グレードの要件
負 荷 | ||||
グレード | 10%時 | 20%時 | 50%時 | 100%時 |
Standard | – | 80% | 80% | 80% |
Bronz | – | 82% | 85% | 82% |
Silver | – | 85% | 88% | 85% |
Gold | – | 87% | 90% | 87% |
Platium | – | 90% | 92% | 90% |
Titanium | 90% | 92% | 94% | 90% |
静音性が高い
電源ユニットは大きい電気を扱うため熱が発生しやすいパソコンパーツです。
多くの電源ユニットは冷やすためのファンが搭載されています。
ファンの回転自体がが静かな電源ユニットや回転数を制御してあまり使っていないときは回転数を抑えて静音性を高めるものもあります。
静音性が高い方がパソコンを使用しているときに気にならずに快適になります。
≫ Antec「Neo ECO 550 GOLD」のレビューはこちら
CPUクーラー | 空冷で十分
CPUクーラーの種類は大きく分けると空気で冷やす空冷と冷却液で冷やす冷水の2種類があります。
水冷は空冷以上の冷却性能が出せますが、大型の水冷にしないといけなくなるのでミドル~ハイスペックのパソコンなら空冷がおすすめです。
5,000円クラスでも冷却性能と静音性が高いCPUクーラーがあります。
私が選んだCPUクーラーのポイントは以下のとおりです。
- 空冷
- 静音性が高い
- 冷却性が高い
- 他パーツへの干渉しない
- 価格は1万円以下に抑えたい
CPUクーラーは一般的に大型の方が冷却性能が高くなります。
ヒートシンクも大きくなればファンの回転数も少なくなるので静音性も良くなります。
大きいCPUクーラーで注意しないといけないのは、パソコンケースに入るかとメモリなどへ物理的に干渉しないかです。
パソコンを組み立てる時にCPUを取り付ける前に軽く当ててみて他のパーツに干渉しないことを確認するとスムーズに作業が進みます。
CPUクーラーは、サイズ・クーラーマスターなどのメーカーが有名で人気があります。
≫ サイズ「無限五(MUGEN5) Rev.B」のレビューはこちら
データ用のドライブ(HDD or SSD)
データ用のドライブには3TB以上の大容量ならHDD一択ですが、1TBくらいの容量なら M.2 SSD 、 2TBくらいなら2.5インチのSSDがおすすめです。
M.2 SSDならデータの転送速度も速くて、消費電力も少なくパソコンケース内のケーブルも不要なので一番のおすすめです。
次点は普通の2.5インチのSSDがデータ転送速度も速くておすすめですが、大容量タイプはまだまだ高価なので3TB以上が必要な場合は普通のHDDになってしまいます。
普通のSSDやHDDにはデータ転送速度などのスペックの差はほとんど無いので、有名で信頼性の高いメーカーのドライブを選択するのが良いです。
見ておいたほうが良いのは、1GBあたりの価格で買いやすいかどうかです。
当然ですが容量が多いほど価格は高くなりますが、基本的に年々安くなるので今必要な容量にプラスアルファのサイズを選択する方がコスパも良くておすすめです。
実際に組んだパソコン構成
私が今回5年戦えるといいなと思い、組んだメインパーツは以下の表のとおりです。
データ用のHDDなどは前のパソコンパーツを流用しました。
メーカー | モデル | 目安価格 | |
---|---|---|---|
CPU | Intel | Core i7 8700 | 37,000円 |
SSD(OS) | Intel | 760p SSDPEKKW512G8XT | 11,000円 |
マザーボード | ASUS | TUF Z390-PLUS GAMING | 16,000円 |
メモリー | Corsair | CMK32GX4M2A2666C16 | 22,000円 |
CPUクーラー | サイズ | 無限五 | 5,000円 |
ビデオカード | MSI | GeForce GTX 1050 Ti 4GT LP | 17,000円 |
電源ユニット | Antec | NeoECO Gold NE550G | 9,000円 |
CPU は Core i7 8700
CPUはTDPが抑えられている65Wで6コア12スレッドの「Core i7 8700」にしました。
オーバークロックができる Core i7 8700K と少し悩みましたが、「Core i7 8700」を選びました。
Core i7 8700K はオーバークロックができる分、性能と価格が上です。
オーバークロックまではしないので、価格を抑えられる「Core i7 8700」にしました。
OS用システムドライブは Intel 760p
OSをインストールするシステム用のドライブには M.2 NVMe SSD である Intel 「SSD 760p SSDPEKKW512G8XT」にしました。
パフォーマンスを重視してSamsungのSSD 970 EVO Plusとも悩みましたが、メーカーへの信頼感と相性などを考えてIntelにしました。
前モデルの600pシリーズは安価で性能も良くて人気のモデルでした。
この760pシリーズもコスパが良くて価格.com PRODUCT AWARD 2018で「銅」に選ばれるほどに評価されたSSDです。
容量は5年間も使用すると色々なソフトをインストールしたり容量を使ってしまいますので、512GBくらいあると安心です。
≫ Intel「760p NVMe SSD」のレビューはこちら
マザーボードは ASUS TUF Z390-PLUS GAMING
マザーボードは無線LANや超高速の有線LANポートなどの高機能は不要です。
耐久性も高そうなASUSのTUF Z390-PLUS GAMINGにしました。
ゲーミングモデルですが耐久性もあり、USBポートの数、SATAポートの数など問題ないスペックで、M.2 SSD用のヒートシンクも付いているので問題なしです。
「TUF Z390-PLUS GAMING」は電源OFF時もLEDが光りますが、設定で光らなくすることも簡単にできて良かったです。
≫ ASUS「TUF Z390-PLUS GAMING」のレビューはこちら
メモリは Corsair の32GB
私はブラウザのタブを開きまくったり、プログラミング開発作業などで使用するのでメモリは多めに積むようにしています。
32GBだとCPUの次に高価なパーツになってしまいますが、快適な作業に直結するので仕方なしです。
メーカーは安心感とコスパの良いCorsair(コルセア)で、「CMK32GX4M2A2666C16」を選択しました。
このモデルのメモリは小型のヒートシンクも装備されているので安心感がありました。
- Amazonで探す
- 楽天市場で探す お買い物マラソン開催中!
- Yahooショッピングで探す
≫ Corsair「CMK32GX4M2A2666C16」のレビューはこちら
CPUクーラーは サイズ 無限五
CPUクーラーはサイズ(Scythe)の「mugen5 Rev.B (無限五) 」を選びました。
無限五は「DOS/V POWER REPORT 18年2月号」のCPUクーラー比較記事で冷却性能・静音性能の評価は高く、コスパの良いCPUクーラーとして紹介されていたのがきっかけでした。
ファンは12cmと大きいですが、実際に使用してみて、静音性・冷却性能は評価どおり高かったです。
≫ サイズ「無限五(MUGEN5) Rev.B」のレビューはこちら
ビデオカードは MSI GeForce GTX 1050 Ti 4GT LP
ビデオカードは、4K@60Hzのディスプレイを2枚使うデュアルディスプレイ環境が作れることが最低条件でした。
そこから消費電力が低くて、メモリをある程度積んでいてスペックの高いビデオカードを探しました。
「GeForce GTX 1050 Ti」は75Wと省電力で、有名所のゲームをハイクオリティで遊ぶことはできないですが、それなりのクオリティなら遊べる十分なスペックがあります。
メーカーは今まで使用していて安心感があるMSIにしました。
≫ MSI「GeForce GTX 1050 Ti 4GT LP」のレビューはこちら
電源ユニットは Antec NeoECO Gold NE550G
電源ユニットは静音性・プラグイン形式・80PlUS GOLD以上で選びました。
Antecはパソコンケースメーカーとしても有名でしたが、電源ユニットも優秀でした。
AntecのNeoECO Gold NE550Gは必須であるマザーボードへの給電ケーブルが直付けのセミプラグイン形式ですが、静音性も良くてコスパの良い電源ユニットでした。
≫ Antec「Neo ECO 550 GOLD」のレビューはこちら
まとめ 自作PCは楽しい
私はWindows 98の時代からメインPCはパソコンパーツを組み合わせて自作しています。
自作PCは強化したいところにお金をかけてアップグレードしやすいのが良いですね。
大きくパソコンを組み直す時もパーツを一部流用したり、売却したりすれば意外と安く組めたりします。
最近は昔のようにパーツ同士の相性問題などもほとんど無いような気がするので、有名なメーカーを使っていればトラブルは少なくなりそうです。
トラブルに遭遇しても今の時代はググれば解決策が見つかる可能性も高いので良い時代です。
このページでは、5年戦えるパソコンパーツについて紹介しました。
ありがとうございました。
パソコンに必須のUSB周辺機器には、個別スイッチ付きUSBハブがあると便利です。
高速なUSB3.0で個別スイッチ式のおすすめなUSBハブは、こちらの記事で紹介しています。よければあわせてお読みください。
コメント