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【レビュー】MSI「GeForce GTX 1050 Ti 4GT LP」はおすすめの4K対応グラフィックボード

MSI GeForce GTX 1050 Ti 4GT LP

6年ほど前に購入したグラフィックボードをアップグレードしたくて、MSIの「GeForce GTX 1050 Ti 4GT LP」(VD6238)を購入しました。

交換した大きい目的は、作業環境を4Kのデュアルモニターにしたいためです。

 

交換前は同じミドルクラスの「GeForce GTX 650」を使用していましたが、交換したらスペックのスコアは3倍になりました。

MSI「GeForce GTX 1050 Ti 4GT」は省電力で性能も良いので、本格的にゲームをやり始めない限りは5~6年は買い換えなくて大丈夫そうです。

人気ゲームのPUBGもフルHDで設定が「中」でそこそこ動作します。

 

MSI「GeForce GTX 1050 Ti 4GT」は、こういう人におすすめのPC周辺機器です。

  1. ゲームをやりたいけどグラボは2万円以内におさめたい
  2. 省電力でスペックの高いグラボが欲しい
  3. グラボは2万円以内で4Kのデュアルモニター環境を構築したい
  4. ロープロファイルでスペックの高いグラボが欲しい

 

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この記事を書いた人:まちゃ
ガジェット好き 自作PC歴20年超え スマホゲームのエンジニア アニメ・ゲーム好き

「GeForce GTX 1050 Ti」は「GeForce 10 Series」の1つです

「GeForce 10 Series」は2016年から2018年前半に発売されているシリーズです。

最新は「GeForce 20 Series」で2018年後半からリリースされているので、1世代前のシリーズになります。

 

GeForce GTX 1050 Ti」はその中でも、ミドルクラスのスペックのグラボ(グラフィックボード)です。

「GeForce GTX 1050 Ti」の価格は1万7千円~3万円くらいなので、グラボとしては割とお手頃な価格帯です。

 

最大消費電力と最低価格を一覧で比較すると、以下のようになっています。

表の下にいくほどハイスペックになります。

製品名 最大消費電力 最低価格
GeForce GT 1030 30W 9千円~
GeForce GTX 1050
75W
1万4千円~
GeForce GTX 1050 Ti 1万7千円~
GeForce GTX 1060 (3GB版)
120W
2万6千円~
GeForce GTX 1060 (6GB版) 2万8千円~
GeForce GTX 1070 150W 4万7千円~
GeForce GTX 1070 Ti
180W
5万2千円~
GeForce GTX 1080 6万2千円~
GeForce GTX 1080 Ti 250W 9万8千円~

 

 

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「GeForce GTX 1050」と「GeForce GTX 1050 Ti」の違い

「GeForce GTX 1050」との違い

「GeForce GTX 1050」と「GeForce GTX 1050 Ti」の違いは「GeForce GTX 1050 Ti」の方が、搭載されているメモリが多かったりスペックが少し高くなっています。

実際のグラフィックのベンチマークのスコアなども「GeForce GTX 1050 Ti」のほうが高いです。

スペックは少し高いですが消費電力は同じです。

価格もほぼ同じなので「GeForce GTX 1050 Ti」の方がお得感があります。

 

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MSI「GeForce GTX 1050 Ti 4GT」の付属品

MSI「GeForce GTX 1050 Ti 4GT」付属品

MSI「GeForce GTX 1050 Ti 4GT」付属品

MSI「GeForce GTX 1050 Ti 4GT」はロープロファイルに対応しているので、ロープロファイルスロット用のブラケットが付属しています。

他にはドライバCDと取扱説明書が入っています。

 

 

HDMI、DisplayPort、DVI端子ポートのカバーが付いているので、使用しないポートにはカバーを付けておくとホコリが入ることもないのが嬉しいです。

出力ポートは3種類

出力ポート専用カバー付き

 

MSI「GeForce GTX 1050 Ti 4GT」グラボの外観

箱とグラボ外観

箱とグラボ外観

MSI「GeForce GTX 1050 Ti 4GT」小型のスリムPCにも搭載できるロープロファイルに対応しているグラボなので、形状はコンパクトです。

 

50×50×10mmのファンクーラーが2基搭載のデュアルファンクーラーが特長的です。

色はシンプルな黒で、通電中に光ったりもしません。

色はシンプルな黒

色はシンプルな黒

 

グラボのスペースは2スロットを占有します

2スロットを占有

2スロットを占有

MSI「GeForce GTX 1050 Ti 4GT」はミドルクラスでロープロファイル対応のグラボですが、2スロットを占有します

拡張ボード2スロットギリギリまでグラボのヒートシンクとデュアルファンがスペースを必要とするので、隣が空いていた方がエアフロー的にも安心です。

 

 

出力ポートのHDMI、DisplayPortは4K@60Hz対応

出力ポートは3種類

出力ポートは3種類

MSI「GeForce GTX 1050 Ti 4GT」の出力ポートは以下の3種類に対応しています。

出力端子 バージョン 最大解像度 リフレッシュレート
DVI WQHD(2560×1600) 60Hz
HDMI 2.0b 4K(3840×2160) 60Hz
DisplayPort 1.4 8K(7680×4320) 60Hz

 

DVI出力端子は「Dual-Link DVI-D」で最大解像度WQHD(2560×1600)のリフレッシュレートは60Hzまで対応しています。

HDMI出力端子は「HDMI 2.0b」で最大解像度4K(3840×2160)のリフレッシュレートは60Hzまで対応しています。

DisplayPort(DP)出力端子は「DisplayPort 1.4」で最大解像度8K(7680×4320)のリフレッシュレートは60Hzまで対応しています。

4Kモニターに必要な端子についての詳細は、こちらの記事で詳しく紹介しています。

 

HDMIとDisplayPortを2つ利用すれば、4Kのデュアルモニター環境が構築できます。

コスパが良くて同じ4K出力端子を持っているグラフィックボードは、まだ数が少ないです。

2018年時点で、省電力でコスパの良い4Kデュアルモニター環境を求めるなら出力端子が異なる接続方法が良さそうです。

変換コネクターで合わせることも可能です。

 

また、3種類に対応しているので、モニターをアップグレードするのにも向いています。

 

デュアルファンクーラー用のケーブルに注意

ケーブルに注意

ケーブルに注意

デュアルファンクーラーへの電源ケーブルがグラフィックボードの基盤から出ています。

小型のスリムPCによっては、別のパーツが干渉してしまうこともあるそうなので注意です。

ケーブルは手で付け外しが可能なのでグラボを取り付ける際に一度外して、後で接続し直す事もできます。

 

グラボの接続はPCI Express 3.0 x16

バスインターフェースはPCI Express 3.0 x16

バスインターフェースはPCI Express 3.0 x16

マザーボードに取り付けるグラボのバスインターフェースはPCI Express 3.0 x16です。

最近のマザーボードなら大抵PCI Express 3.0 x16なので、そこまで問題にはならないと思います。

パソコンの買い換え時なども、そのままグラボは使えそうです。

 

 

グラボの背面はシンプル、出っぱっているパーツなどもない

グラボ裏面

グラボ裏面

MSI「GeForce GTX 1050 Ti 4GT」の基盤の裏面は、バックプレートなどもなく、特に出っぱっているものなども無いです。

基盤の裏面に設置する拡張ボードなどに干渉する心配はしなくても大丈夫そうです。

 

MSI「GeForce GTX 1050 Ti 4GT」のコスパは最強クラス

MSI「GeForce GTX 1050 Ti 4GT」はミドルクラスのグラボですが、新しいゲームもそこそこの画質で楽しめる性能です。

最高画質で60fpsを安定して出したい場合は、もっと上のクラスを選択する必要があります。

グラボのスペック・省電力性・価格を見ると、2018年時点でコスパは最強クラスでオススメです。

 

 

「GeForce GTX 1050 Ti 4GT」の電力消費は抑えめ

MSI「GeForce GTX 1050 Ti 4GT」はミドルクラスのグラボということもあり、公称の消費電力は75Wと100Wをきる消費電力です。

もう1つ上のクラスになると100Wを超えてきてしまうので、消費電力を抑えて節電効果も狙いたい人にオススメのクラスです。

消費電力が少ないので補助電源も不要で、グラフィックボードにも補助電源用のピンが無いスッキリとした作りになっています。

自作PCだとケース内の電源ケーブル長さが気になることがあるので、補助電源ケーブルの長さを気にしないですみます。

 

MSI「GeForce GTX 1050 Ti 4GT」はロープロファイル対応

ロープロファイルと比較

ロープロファイルと比較

 

MSI「GeForce GTX 1050 Ti 4GT」はゲームも動くグラフィックボードですが、ロープロファイルにも対応しています。

消費電力が抑えられて、ヒートシンクとクーラーの高価で発熱もしにくいのでスリムPCにも増設できます。

小型PCでもゲームPCを組めるので、使用環境の幅が広がります。

 

温度はアイドル時で34℃くらい

特に映像処理が必要が無いブラウジングなどをしているときにGPU-Zで確認すると、温度は35℃くらいでファンスピードは40%ほどでした。

PCケースのエアフローなどの性能も影響しますが、グラボのヒートシンクとデュアルファンクーラーの冷却性能は問題ありません。

これくらいの温度ならスリムPCなどの小型PCに増設しても、安心です。

 

 

電源ユニットは300Wで十分!

ハイスペックなグラボは、電源ユニットは650Wを必要として、最大消費電力は300Wにもなる製品もあります。

MSI「GeForce GTX 1050 Ti 4GT」はミドルクラスですが、半分以下の300Wの電源ユニットで動作し、最大消費電力は75Wの省電力です。

電源ユニットをわざわざ買い替えたりする必要も無いので、お財布にも優しいです。

 

 

「GeForce GTX 1050 Ti」は、PUBGも遊べる

MSI「GeForce GTX 1050 Ti 4GT」はミドルクラスのスペックですが、PUBGも遊ぶことができます。

フルHDで設定が「中」なら問題なさそうです。

設定を「ウルトラ」のフルHDで遊ぶには、1つ上のクラスの「GeForce GTX 1060 (6GB版)」だと安定するようです。

PUBGに大ハマリしだしたら、アップグレードするのもアリですね。

 

MSI「GeForce GTX 1050 Ti 4GT」は付属ソフトでオーバークロック可能!

MSI「GeForce GTX 1050 Ti 4GT」は、付属の純正ソフトの「AfterBurner」でOC(オーバークロック)ができます。

ファンの設定などもできるので、こだわりの設定なども可能になっています。

 

 

ベンチマーク:3DMark Fire Strike

3DMark Fire Strike

3DMark Fire Strike

3DMarkのFireStrike GraphicScore は7,458でした。

G-Tuneのベンチマークと同じくらいなので、期待値通りのスコアでした。

グラボは上を見れば、はるか高いのでミドルクラスならこんなものです。

 

交換前の6年前のミドルクラスのグラボは2,162だったので3倍のスコアになりました。

6年前の同クラスでも3倍の性能になるので技術の進歩はすごいの実感しました。

 

ベンチマーク:Windows7 エクスペリエンス インデックス

Windows7 エクスペリエンス インデックスのスコア

Windows7 エクスペリエンス インデックスのスコア

Windows7のエクスペリエンス インデックスのスコアを計測してみました。

グラフィックス(WindowsAeroのデスクトップパフォーマンス)、ゲーム用グラフィックスの両方共、最高の7.9でした。

通常の作業や操作などで困るスペックでは無いですね。

 

 

GPU-Zでグラボ情報をチェック!

GPU-Z グラフィックボード情報

GPUコアは「GP107」で、ビデオメモリはGDDR5でHynix製でした。

Sumsung製のもあるようですが、ちょっと不安感ありますが今のところ特に問題はありません。

GPU-Z

GPU-Z

GPU-Z アイドル時の挙動

MSI「GeForce GTX 1050 Ti 4GT」はアイドル時のファンスピードは40%くらいで、温度は31~35℃くらいです。

GPU-Z

GPU-Z

 

MSI「GeForce GTX 1050 Ti 4GT」のサイズは省スペース

GTX650と比較

GTX650と比較

交換前の6年ほど前に買ったグラボと重ねてみると、ちょっと長いですがスリムなのがよくわかります。

 

デメリット:本格的にゲームをやりたいなら物足りない

MSI「GeForce GTX 1050 Ti 4GT」はそれなりにゲームは楽しめるスペック性能があります。

あくまで「それなり」なので、本格的にゲームをやりたい場合にはスペックが足りません。

あと1万円も出せば、1つ上のクラスでスペックの高いグラボでゲームを楽しむことができます。

人気のゲーム「PUBG」も1つ上の「GeForce GTX 1060 (6GB版)」だと、高画質で安定して動作するそうです。

 

まとめ:MSI「GeForce GTX 1050 Ti 4GT」はコスパ良いグラボ

MSI「GeForce GTX 1050 Ti 4GT」はおすすめ

MSI「GeForce GTX 1050 Ti 4GT」はおすすめ

MSI「GeForce GTX 1050 Ti 4GT」は、フルHD画質でそれなりにゲームを楽しみたいならコスパが最高です。

2018年では1万5千円~2万円台なら最高クラスの性能のグラボです。

ゲーム以外の用途なら、十分すぎる性能で4Kのデュアルモニターも構築可能です。

最大消費電力も75Wと省電力でもあるので、作業でパソコンを起動しっぱなしでも電気代は安心です。

5年ぶりに、MSI「GeForce GTX 1050 Ti 4GT」へ交換したら、スペックは3倍でFireFoxなどのブラウザのタブを開きまくっても物理メモリの消費量も減りました。

数年に1度はグラボをアップグレードすると環境が改善するのでおすすめです。

 

 

>>グラフィックドライバーダウンロードページ

 

 

 

 

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