耳穴にイヤホンを入れない形状なので、耳が痛くならず周囲の環境音を聴きながら音楽などを楽しめる完全ワイヤレスイヤホンです。
通勤・通学・作業中に音楽を楽しむとき、ケーブルを全く使わない完全ワイヤレスイヤホンは、一度使ってみると普通のイヤホンには戻れないほど快適になります。
カバンからの出し入れも簡単ですし、周りにケーブルが引っかかる心配も無いので楽ちんです。
愛用している必須ガジェットの1つです。
「AVIOT Openpiece S (TE-S1)」は何かをしながらイヤホンを使うことに特化した「ながら聴き」イヤホンです。
使用用途的に音質がメインではないですが、悪くはないし むしろ良い音質でした。
また周囲の音を聞きやすい形状&装着方法なので、長時間使用していても耳穴が痛くなりにくいのも快適です。
周囲を気にしつつ音楽をながら聴きしたり、普通のイヤホンだと耳が痛くなってしまう人にもおすすめのイヤホンです。
この記事では「【AVIOT TE-S1 レビュー】耳が痛くなりにくい「ながら聴き」特化の完全ワイヤレスイヤホン」について紹介します。
AVIOT TE-S1 の概要
「AVIOT TE-S1」の主な特長と仕様・スペックを紹介します。
特長
AVIOT TE-S1 は、以下のような特長を持った完全ワイヤレスイヤホンです。
- ながら聴きイヤホン
- 耳穴に入れない特殊形状
- 音漏れ抑制モード搭載
- マルチポイント機能
- 防水対応
- タッチセンサー操作
- 対応コーデック:SBC、AAC
- イヤホン単体で8時間連続再生
- ケース込みで27時間再生
- USB-Cケーブルで充電
仕様・スペック
メーカー | AVIOT |
---|---|
型番 | Openpiece S (TE-S1) |
連続再生(イヤホン) | 8時間 |
連続再生(ケース含) | 27時間 |
マルチポイント機能 | 2台 |
急速充電 | 10分で60分間使える |
充電端子 | USB-C |
操作方法 | タッチ |
ノイキャン | 非対応 |
外音取り込み | 非対応 |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
イヤホンの重さ | 4g |
Bluetooth | 5.2 |
対応コーデック | SBC / AAC |
防水規格 | IPX4 |
発売時期 | 2022年9月 |
参考価格 | 9,000円 |
AVIOT TE-S1 の同梱物
「AVIOT TE-S1」には、以下の付属品が同梱されています。
- 充電ケース
- イヤホン本体
- USB-Cケーブル(約30cm)
- イヤーウイング(3種類)
- マニュアル
イヤホンの落下を防いで耳にキープしてくれるイヤーウイングは、「S / M / L」の3種類付属しています。
柔らかいシリコン製です
AVIOT TE-S1にはケースへ充電するためのUSB-Cケーブルが1本付属しています。
USB-Cケーブルの長さは約30cmで少し短めですが、持ち運びやすい長さです。
AVIOT TE-S1 の外観
「AVIOT TE-S1」はスポーツの汗や雨ていどなら大丈夫な、生活防水仕様(IPX4)に対応した完全ワイヤレスイヤホンです。
防水規格IPX4とは
「水の飛まつによる影響がない」という国際的にも決められた基準の防水規格です。
防水規格自体は「電気機械器具の外郭による保護等級(JIS C 0920)」で定められています。
AVIOT TE-S1は音が出るスピーカーが側面に付いています。
横から見ると上下ともに真っ平らな形状となっています。
音が出る側面が顔の前面に向くように装着する感じで、最初はとまどうかもしれません。
装着するには少し慣れが必要かも。
イヤホンの右・左 を見分ける方法
AVIOT TE-S1はイヤホンの裏側に「L(左)」と「R(右)」が分かるようにプリントされています。
音楽再生中のLEDランプ
AVIOT TE-S1は音楽を再生中など、音がなっているときにLEDランプは点灯しないです。
音が出ていないときも特に点灯・点滅はしませんでした。
充電ケースの外観
AVIOT TE-S1の充電ケースは、光沢のないプラスチック製で上面にはAVIOTのロゴがプリントされています。
前面のフタとの境目にLEDランプが搭載されています。
充電ケースのフタはしっかり閉じられていて、逆さまにしてもフタは開きません。
開ききった状態ではフタが固定されるので、収納・取り出し中に勝手に閉じなくて使いやすいです。
無駄にパカパカしない作りです
収納されているイヤホンはつまみやすいので、かんたんに取り出せる作りです。
充電ケースの裏側にUSB-C端子があるので、付属のUSBケーブルなどを使って充電することができます。
ケースの底はツルッとしていて、滑り止めも無い作りなのが少し残念でした。
AVIOT TE-S1 の大きさと重さ
「AVIOT TE-S1」は 5 x 4 x 3 cmくらいの丸四角形で、手のひらに乗るコンパクトさです。
ポケットに入れるにはキツそうですが、カバンには収納しやすい形です。
大きさ
AVIOT TE-S1の充電ケースの大きさは、横幅5cmの丸四角っぽい形状です。
ケースの縦幅の大きさは約4cmです。
充電ケースの高さは約3cmです。
重さ
AVIOT TE-S1のイヤホンの重さは片耳1つだけでは 約4g で、両耳あわせると 約8g になります。
他社の完全ワイヤレスイヤホンでも4~6gくらいの製品が多いので、軽めのイヤホンとなっています。
ピーマンくらいの重さ
AVIOT TE-S1の充電・バッテリーについて
「AVIOT TE-S1」の充電ケースは、Androidスマホでも使う汎用性の高いUSB-Cケーブルで充電ができます。
USB-Cは最近のAndroidスマホなら対応しているので、ケーブルを統一できてスッキリします。
USB-Cは向きを気にしなくて良いケーブルです
イヤホンの充電状態の確認方法
イヤホン本体への充電中は、本体のLEDランプがオレンジ色に点灯します。
充電が完了するとLEDランプが消灯します。
充電ケースの充電状態の確認方法
充電ケースの前面には、充電ケース自体の電池残量がわかるLEDがあり、4段階に点灯・点滅します。
フル充電へ近づくにつれLEDランプが点灯していきます。
充電ケースのLEDの点灯の仕方と、充電状態を一覧にすると、このようになります。
LEDの点灯の仕方 | 電池残量 |
---|---|
●●●● | 1~25% |
●●●● | 25~50% |
●●●● | 50~75% |
●●●● | 75~100% |
バッテリー性能
完全ワイヤレスイヤホンの弱点の1つには、再生時間の短さ(バッテリー性能)があります。
イヤホン本体が小型なので搭載できるバッテリーにも限界があります。
2022年では性能が向上し、イヤホン単体での連続再生時間は5~8時間ほどのイヤホンが多い印象です。
AVIOT TE-S1の再生時間は、そこそこ優秀な性能となっています。
1度に8時間連続再生できる
AVIOT TE-S1 は、イヤホン単体で1度に連続で8時間使うことができます。
専用の充電ケースとあわせて使うことで最大27時間の使用ができるので、3~4日くらいなら充電無しで使えそうです。
急速充電に対応
AVIOT TE-S1 は、急速充電に対応していて、10分の充電で60分間使えるようになります。
イヤホン本体のバッテリーが無くなっても、すぐにまた聴けるようなるのが良いところです。
AVIOT TE-S1のペアリング方法
「AVIOT TE-S1」は一度ペアリング作業をしてしまえば、次からは充電ケースから取り出すだけで自動的に接続してくれます。
取り出すだけで、すぐに音楽を聴けるのは便利です
「AVIOT TE-S1」 ペアリング方法はとても簡単です。
この記事では、iPhoneを使ってペアリング方法について紹介します。
- STEP 1
- STEP 2
- STEP 3
- STEP 4
- STEP 5
一度ペアリングしてしまえば、イヤホンを充電ケースから取り出すだけで自動的に接続してくれるのは本当に便利です。
毎回ペアリング作業をすることなく、すぐに音楽を聴くことができるようになるのは使っていて快適です。
AVIOT TE-S1の音質と操作
「AVIOT TE-S1」のイヤホン操作はボタン式ではなく、触れるだけのタッチセンサー式となっています。
操作するときに耳へ押し込むことがなく耳が痛くならないのも操作しやすいポイントです。
操作で耳が痛くならないよ
中央辺りがセンサーになっていて、ふちはセンサーではないので耳から外すときに誤タッチにはなりにくいイヤホンでした。
音声通信技術
AVIOT TE-S1 はBluetooth 5.2に対応していて、音声コーデックSBC、AACに対応しています。
音質チェック
AVIOT TE-S1 は、デフォルト状態でもわりと良い音質でした。
ただしAVIOT TE-S1は、ながら聴きイヤホンなので音楽に集中する目的を主としていないので、音質にこだわる使い方には向いていません。
ながら聴きでできるだけ良い音質を求めるなら良さそうです。
音漏れ抑制モード
他のイヤホンではあまり見たことがない、音漏れ抑制モードが搭載されています。
イヤホンの構造上、音が少し漏れやすい装着方法なので音漏れが気になるのでうれしい機能です。
使用してみた感想としては、シャカシャカ音が少し弱くなった感じがしました。
音の遅延
スマホアプリ(ソシャゲ)でも完全ワイヤレスイヤホンを使用するので、音質以上に大事にしている要素が音の遅延です。
iPhone 14 Pro で試してみましたが、AVIOT TE-S1はキャラクターボイスとテキストのタイミング、SEなどもズレが無く遅延を感じませんでした。
YouTubeで動画を見ても人の口パクと声がズレるなどの、違和感も無かったです。
音がズレる感じは無かったです
音楽を再生中のイヤホン操作
AVIOT TE-S1はデフォルトの設定では、イヤホン単体で再生/一時停止・曲移動・音量調整ができます。
基本的な操作ができるので、スマホを取り出して操作する必要はないです。
- 音楽を 再生 / 一時停止
- 左・右 をどちらか1回タッチ
- 次の曲へ
- 右 2回連続でタッチ
- 前の曲へ
- 右 3回連続でタッチ
- 音量を上げる
- 左 3回連続でタッチ
- 音量を下げる
- 左 2回連続でタッチ
- 音漏れ抑制モード切り替え
- 右 1.5秒間ふれる
電話系とその他の操作
AVIOT TE-S1は着信拒否はできませんが、電話に出たり、通話を終了させることができます。
またイヤホン本体の電源をONにしたりOFFにすることも可能です。
- イヤホンの電源を入れる
- 左・右 どちらか3秒間ふれる
- イヤホンの電源を切る
- 左・右 どちらか7秒間ふれる
- 電話に出る
- 左・右 着信中にどちらか1回タッチ
- 電話を切る
- 左・右 通話中にどちらか1回タッチ
- Siriなど音声コマンド
- 左 1.5秒間ふれる
AVIOT TE-S1 レビューまとめ
この記事では「【AVIOT TE-S1 レビュー】耳が痛くなりにくい「ながら聴き」特化の完全ワイヤレスイヤホン」について紹介しました。
「AVIOT Openpiece S (TE-S1)」は、音漏れ防止モードも搭載した「ながら聴き」に特化の完全ワイヤレスイヤホンです。
耳穴に入れるカナル型と異なり、耳穴に入れない形状なので長時間イヤホンを装着していても、耳が痛くなりにくいのもメリットがあります。
散歩や仕事など周囲を気にしつつ音楽を楽しみたいシーンなどでも活躍するワイヤレスイヤホンです。
それでは、今回はこれまで。
お読みいただき、ありがとうございました。
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