【JVC HA-XC51T レビュー】8千円台で防水防塵・外音取り込み搭載の完全ワイヤレスイヤホン

通勤・通学・作業中に音楽を楽しむとき、ケーブルを全く使わない完全ワイヤレスイヤホンは、一度使ってみると普通のイヤホンには戻れないほど快適になります。

カバンからの出し入れも簡単ですし、周りにケーブルが引っかかる心配も無いので楽ちんです。

 

「JVC HA-XC51T」は、1万円をきる8千円台で重低音と長時間再生がウリのイヤホンです。

JVC HA-XC91T の廉価版といった印象で、周りの音を聞きやすくする機能も搭載しています。

 

音質は重低音がウリとあっても、思っていたほど効いていない感じでしたが、悪い音質ではありませんでした。

 

充電ケースが少し大きめなので、持ち歩くにはちょっと不便かもしれませんが、1万円以下のイヤホンで探しているなら良いかもしれません。

 

この記事では「【JVC HA-XC51T レビュー】8千円台で防水防塵・外音取り込み搭載の完全ワイヤレスイヤホン」について紹介します。

 

 

 

JVC HA-XC51T の概要

「JVC HA-XC51T」の主な特長と仕様・スペックを紹介します。

 

特長

JVC HA-XC51T は、以下のような特長を持った完全ワイヤレスイヤホンです。

 

 

仕様・スペック

メーカー	JVC
型番	HA-XC51T
連続再生(イヤホン)	8時間
連続再生(ケース含)	28時間
充電端子	Micro USB
操作方法	ボタン
外音取り込み	対応
ワイヤレス充電	非対応
イヤホンの重さ	5.4g
Bluetooth	5.1
対応コーデック	SBC / AAC / aptX
防水規格	IPX5
発売時期	2021年7月
参考価格	9,000円

 

 

JVC HA-XC51T の同梱物

「JVC HA-XC51T」には、以下の付属品が同梱されています。

 

耳の穴に入れるシリコン製イヤーチップは、「 S / M / L 」の3種類付属しています。

 

JVC HA-XC51Tにはケースへ充電するためのMicro USBケーブルが1本付属しています。

Micro USBケーブルの長さは約30cmで少し短めですが、持ち運びやすい長さです。

 

 

JVC HA-XC51T の外観

「JVC HA-XC51T」の防水性能はIPX5の防水性能で、運動での汗や小雨の中でも問題なく音楽を楽しめる防水規格に対応しています。

 

イヤホン本体の側面には「JVC」のロゴがプリントされています。

 

イヤホンの右・左 を見分ける方法

JVC HA-XC51Tはイヤホンの裏側に「L（左）」と「R（右）」が分かるように刻印されています。

 

音楽再生中のLEDランプ

JVC HA-XC51Tは音楽を再生中など、音が出ているときにはLEDランプが点滅します。

音が出ていないときも、数秒おきに、たまに点滅します。

 

充電ケースの外観

JVC HA-XC51Tの充電ケースは、光沢のないプラスチック製で、フタには「XX」のロゴがあります。

 

充電ケースのフタはしっかり閉じられていて、逆さかさまにしてもフタは開きません。

開ひらききった状態ではフタが固定されないので、収納・取り出し中に勝手に閉じてしまうことがあります。

 

イヤホンは本体をつまみやすいので取り出しやすく、収納は磁力でピタッとおさまってくれて、取り出しや収納がしやすいです。

 

充電ケースの裏側にMicro USB端子があるので、付属のUSBケーブルなどを使って充電することができます。

 

ケースの底はツルッとしていて、滑り止めも無い作りなのが少し残念でした。

 

 

JVC HA-XC51T の大きさと重さ

「JVC HA-XC51T」は 7 x 4 x 4 cmくらいの楕円形で、少し大きめの充電ケースです。

ポケットに入れるにはキツそうですが、カバンには収納しやすい形です。

 

大きさ

JVC HA-XC51Tの充電ケースの大きさは、横幅6.8cmの楕円っぽい形状かたちです。

 

ケースの縦幅の大きさは約4cmです。

 

充電ケースの高さは約4cmです。

 

重さ

JVC HA-XC51Tのイヤホンの重さは片耳1つだけでは 約5.4g で、両耳あわせると 約10g になります。

他社の完全ワイヤレスイヤホンでも4～6gくらいの製品が多いので、重いわけでは無いです。

 

 

 

JVC HA-XC51Tの充電・バッテリーについて

「JVC HA-XC51T」の充電ケースは、Micro USBケーブルで充電ができます。

最近のAndroidスマホはUSB-Cコネクタが多いので、少し古めのケーブル規格となっています。

 

イヤホンの充電状態の確認方法

イヤホン本体への充電中は、本体のLEDランプが白色に点灯します。

充電が完了するとLEDランプが消灯します。

 

充電ケースの充電状態の確認方法

充電ケースの前面には、充電ケース自体の電池残量がわかるLEDランプが4つ並んでいます。

フル充電へ近づくにつれLEDランプが点灯していき、充電が完了するとLEDが消灯します。

 

バッテリー性能

完全ワイヤレスイヤホンの弱点の1つには、再生時間の短さ（バッテリー性能）があります。

イヤホン本体が小型なので搭載できるバッテリーにも限界があります。

2020年では性能が向上し、イヤホン単体での連続再生時間は5～8時間ほどのイヤホンが多い印象です。

 

JVC HA-XC51Tの再生時間は、そこそこ優秀な性能となっています。

 

1度に8時間連続再生できる

JVC HA-XC51T は、イヤホン単体で1度に連続で8時間使うことができます。

専用の充電ケースとあわせて使うことで最大28時間の使用ができるので、2～3日くらいなら充電無しで使えそうです。

 

急速充電に対応

JVC HA-XC51T は、急速充電に対応していて、10分の充電で60分間使えるようになります。

イヤホン本体のバッテリーが無くなっても、すぐにまた聴けるようなるのが良いところです。

 

 

JVC HA-XC51Tのペアリング方法

「JVC HA-XC51T」は一度ペアリング作業をしてしまえば、次からは充電ケースから取り出すだけで自動的に接続してくれます。

 

「JVC HA-XC51T」 ペアリング方法はとても簡単です。

この記事では、iPhoneを使ってペアリング方法について紹介します。

 

 

 

一度ペアリングしてしまえば、イヤホンを充電ケースから取り出すだけで自動的に接続してくれるのは本当に便利です。

毎回ペアリング作業をすることなく、すぐに音楽を聴くことができるようになるのは使っていて快適です。

 

JVC HA-XC51Tの音質と操作

「JVC HA-XC51T」のイヤホン操作はタッチ式ではなく、ボタン式となっています。

赤丸の内側にある「XX」のアイコンロゴ部分がボタンになっています。

 

音声通信技術

JVC HA-XC51T はBluetooth 5.1に対応していて、音声コーデックSBC、AAC、aptXに対応しています。

 

音質チェック

JVC HA-XC51T の音質は、シリーズで好評の重低音がウリとなっていますが、そこまで強くないかなぁという印象でした。

悪い音質ではないので、値段なりといった感じ。

 

実際にサウンドチェックをしてみると、中域と高域の中間あたりの一部が強調されているチューニングでした。

※精密な測定ではないので参考程度にどうぞ。

 

外音取り込み（アンビエント）機能

JVC HA-XC51Tはイヤホンを装着していても周りの音を聞きやすくする「外音取り込み（アンビエント）機能」も搭載しています。

オンにしていると周囲の音をひろってくれるので、駅のアナウンスや会話が聴こえやすくなって便利な機能です。

JVC HA-XC51Tは音楽再生中に使用すると、音楽の音が小さくなります。

また音楽を再生していない状態で使ってみると、少し弱めで静かな場所ではホワイトノイズが少し気になりました。

 

音の遅延

スマホアプリ（ソシャゲ）でも完全ワイヤレスイヤホンを使用するので、音質以上に大事にしている要素が音の遅延です。

iPhone 12 で試してみましたが、JVC HA-XC51Tはキャラクターボイスとテキストのタイミング、SEなどもズレが無く遅延を感じませんでした。

YouTubeで動画を見ても人の口パクと声がズレるなどの、違和感も無かったです。

 

音楽を再生中のイヤホン操作

JVC HA-XC51Tはデフォルトの設定では、イヤホン単体で再生/一時停止・曲移動・音量調整ができます。

基本的な操作ができるので、スマホを取り出して操作する必要はないです。

 

電話系とその他の操作

JVC HA-XC51Tは電話に出たり、通話を終了させたり、着信拒否もイヤホン単体で操作ができます。

 

JVC HA-XC51T レビューまとめ

この記事では「【JVC HA-XC51T レビュー】8千円台で防水防塵・外音取り込み搭載の完全ワイヤレスイヤホン」について紹介しました。

 

「JVC HA-XC51T」は8千円台と買いやすい価格で、長時間再生にくわえ水や砂ぼこりにも強いイヤホンとなっています。

1万円以下のワイヤレスイヤホンは他メーカーでも層が厚いので、特別な性能がないJVC HA-XC51Tは魅力が薄い感じです。

全体的な性能としては無難ぶなんなので、イヤホンのデザインが好きなら選択肢に入れても問題ないと思います。

 

それでは、今回はこれまで。

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

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