通勤・通学・作業中に音楽を楽しむとき、ケーブルを全く使わない完全ワイヤレスイヤホンは、一度使ってみると普通のイヤホンには戻れないほど快適になります。
カバンからの出し入れも簡単ですし、周りにケーブルが引っかかる心配も無いので楽ちんです。
愛用している必須ガジェットの1つです。
AVIOT TE-BD11t はノイキャン・ワイヤレス充電・超長時間再生と、高機能な完全ワイヤレスイヤホンとなっています。
音質はけっこう低音が強めで、高音は弱めなので低音重視の音質が好みな人向けの印象でした。
残念ポイントは、人によってはケースからイヤホンを取り出しにくいところ。
ただイヤホン単体で18時間の連続再生ができ、ワイヤレス充電にも対応していて毎日快適に使えるのは良いです。
低音好きで毎日、長時間使う人なら特におすすめの完全ワイヤレスイヤホンです。
この記事では「【AVIOT TE-BD11t レビュー】超長時間再生に低音強めの完全ワイヤレスイヤホン」について紹介します。
AVIOT TE-BD11t の概要
「AVIOT TE-BD11t」の主な特長と仕様・スペックを紹介します。
特長
AVIOT TE-BD11t は、以下のような特長を持った完全ワイヤレスイヤホンです。
- イヤホン単体で18時間連続再生
- ケース込みで60時間再生
- ワイヤレス充電対応
- 低音強め
- ノイキャン
- 外音取り込み機能
- 防水対応
- タッチセンサー操作
- アプリでカスタマイズ可能
- 対応コーデック:SBC、AAC
仕様・スペック
メーカー | AVIOT |
---|---|
型番 | TE-BD11t |
連続再生(イヤホン) | 18時間 |
連続再生(ケース含) | 60時間 |
充電端子 | USB-C |
操作方法 | タッチ |
外音取り込み | 対応 |
ワイヤレス充電 | 対応 |
イヤホンの重さ | 7.8g |
Bluetooth | 5.2 |
対応コーデック | SBC / AAC |
防水規格 | IPX4 |
発売時期 | 2021年12月 |
参考価格 | 14,000円 |
AVIOT TE-BD11t の同梱物
「AVIOT TE-BD11t」には、以下の付属品が同梱されています。
- 充電ケース
- イヤホン本体
- USB-Cケーブル(約30cm)
- イヤーチップ(3種類)
- マニュアル
耳の穴に入れるシリコン製イヤーチップは、「 S / M / L 」の3種類付属しています。
柔らかいシリコン製です
充電ケースはワイヤレス充電にも対応していますが、USB-Cケーブルでも充電可能なのでUSB-Cケーブルが1本付属しています。
USB-Cケーブルの長さは約30cmで少し短めですが、持ち運びやすい長さです。
AVIOT TE-BD11t の外観
「AVIOT TE-BD11t」はスポーツの汗や雨ていどなら大丈夫な、生活防水仕様(IPX4)に対応した完全ワイヤレスイヤホンです。
防水規格IPX4とは
「水の飛まつによる影響がない」という国際的にも決められた基準の防水規格です。
防水規格自体は「電気機械器具の外郭による保護等級(JIS C 0920)」で定められています。
イヤホンの底部にはくぼみがあり、つまみやすくなっています。
イヤホンは表面・側面ともにツルッとしていて少し滑りやすくなっているのが少し残念な作りでした。
イヤホンの右・左 を見分ける方法
AVIOT TE-BD11tはイヤホンの裏側に「L(左)」と「R(右)」が分かるようにプリントされています。
音楽再生中のLEDランプ
AVIOT TE-BD11tは音楽を再生中など、音がなっているときにLEDランプは点灯しないです。
音が出ていないときも点滅・点灯はしなかったです。
充電ケースの外観
AVIOT TE-BD11tの充電ケースは、光沢のあるプラスチック製で、上部にはAVIOTのロゴがあります。
充電ケースのフタはしっかり閉じられていて、逆さまにしてもフタは開きません。
開ききった状態ではフタが固定されるので、収納・取り出し中に勝手に閉じなくて使いやすいです。
無駄にパカパカしない作りです
イヤホンはケースから飛び出ているので、つまみやすい作りになっています。
ただしイヤホンの側面がツルッとしていて、滑って取り出しにくいのが残念でした。
充電ケースの裏側にUSB-C端子があるので、付属のUSBケーブルなどを使って充電することができます。
ケースの底はツルッとしていて滑り止めも無く、縦長なので少し倒れやすい作りになっているのは、マイナスポイントでした。
AVIOT TE-BD11t の大きさと重さ
「AVIOT TE-BD11t」は 6.5 x 4 x 3 cmくらいの四角形で、手のひらに乗るコンパクトさです。
ポケットに入れるにはキツそうですが、カバンには収納しやすい形です。
大きさ
AVIOT TE-BD11tの充電ケースの大きさは、横幅6.6cmの四角っぽい形状です。
ケースの縦幅の大きさは約4cmです。
充電ケースの厚みは約3cmです。
重さ
AVIOT TE-BD11tのイヤホンの重さは片耳1つだけでは 約7.8g で、両耳あわせると 約15g になります。
他社の完全ワイヤレスイヤホンでも4~6gくらいの製品が多いので、重いわけでは無いです。
スマホの半分くらいの重さ
AVIOT TE-BD11tの充電・バッテリーについて
「AVIOT TE-BD11t」の充電ケースは、快適機能のワイヤレス充電(Qi充電)にも対応しているのが魅力の1つです。
毎日使うなら置くだけ充電は、かなり快適になります。
ワイヤレス充電器を持っていなくても、Androidスマホでも使う汎用性の高いUSB-Cケーブルで充電ができます。
USB-Cは最近のAndroidスマホなら対応しているので、ケーブルを統一できてスッキリします。
USB-Cは向きを気にしなくて良いケーブルです
イヤホンの充電状態の確認方法
イヤホン本体への充電中は、本体のLEDランプがオレンジ色に点灯します。
充電が完了するとLEDランプが消灯します。
充電ケースの充電状態の確認方法
充電ケースの前面には、充電ケース自体の電池残量がわかるLEDランプが4つ並んでいます。
フル充電へ近づくにつれLEDランプが点灯していきます。
充電ケースのLEDの点灯の仕方と、充電状態を一覧にすると、このようになります。
LEDの点灯の仕方 | 電池残量 |
---|---|
●●●● | 1~25% |
●●●● | 25~50% |
●●●● | 50~75% |
●●●● | 75~100% |
充電時間は1.5時間と、早く充電ができます。
バッテリー性能
完全ワイヤレスイヤホンの弱点の1つには、再生時間の短さ(バッテリー性能)があります。
イヤホン本体が小型なので搭載できるバッテリーにも限界があります。
2021年では性能が向上し、イヤホン単体での連続再生時間は5~8時間ほどのイヤホンが多い印象です。
AVIOT TE-BD11tの再生時間は、トップクラスの優秀な性能となっています。
1度に18時間連続再生できる
AVIOT TE-BD11t は、イヤホン単体で1度に連続で18時間使うことができます。
専用の充電ケースとあわせて使うことで最大60時間の使用ができるので、4~5日くらいなら充電無しで使えそうです。
ただし、ノイキャンや外音取り込み機能など使い方によっては、少し再生時間が短くなってしまうのが注意点です。
急速充電に対応
AVIOT TE-BD11t は、急速充電に対応していて、15分の充電で180分間使えるようになります。
イヤホン本体のバッテリーが無くなっても、すぐにまた聴けるようなるのが良いところです。
AVIOT TE-BD11tのペアリング方法
「AVIOT TE-BD11t」は一度ペアリング作業をしてしまえば、次からはフタを開けるだけで自動的に接続してくれます。
開けるだけで、すぐに音楽を聴けるのは便利です
「AVIOT TE-BD11t」 ペアリング方法はとても簡単です。
この記事では、iPhoneを使ってペアリング方法について紹介します。
- STEP 1
- STEP 2
- STEP 3
- STEP 4
- STEP 5
次からはフタを開けるだけで使えます
一度ペアリングしてしまえば、充電ケースのフタを開けるだけで自動的に接続してくれるのは本当に便利です。
毎回ペアリング作業をすることなく、すぐに音楽を聴くことができるようになるのは使っていて快適です。
AVIOT TE-BD11tの音質と操作
「AVIOT TE-BD11t」のイヤホン操作はボタン式ではなく、触れるだけのタッチセンサー式となっています。
操作するときに耳へ押し込むことがなく耳穴が痛くならないのも操作しやすいポイントです。
操作で耳が痛くならないよ
表面全体がタッチセンサーになっていて操作はしやすいです。
音声通信技術
AVIOT TE-BD11t はBluetooth 5.2に対応していて、音声コーデックSBC、AACに対応しています。
新技術のaptX・aptX Adaptiveには対応していませんが、iPhoneは未対応ですし、あまり気にならないかも。
音質チェック
AVIOT TE-BD11t は、デフォルト状態ではかなり低音が強めの音質でした。
好みの音質でなくても、多少は専用アプリから自由にカスタマイズができます。
デフォルト設定でサウンドチェックをしてみると、中低域が強めで高音が弱い感じのチューニングでした。
ノイズキャンセリング機能
AVIOT TE-BD11t はAirPods Proや Soundcore Liberty Air 2 Pro のようにノイズキャンセリング機能があります。
室内の空調で試した感じでは、1万円台ではまずまずなレベルですが、そこまで強力ではありませんでした。
ノイキャンの切替方法はアプリからも変更できますが、右側イヤホンを1.5秒間長押しすることでON/OFFを切り替えることができます。
外音取り込み(アンビエント)機能
AVIOT TE-BD11tはイヤホンを装着していても周りの音を聞きやすくする「外音取り込み(アンビエント)機能」も搭載しています。
オンにしていると周囲の音をひろってくれるので、駅のアナウンスや会話が聴こえやすくなって便利です。
音の遅延
スマホアプリ(ソシャゲ)でも完全ワイヤレスイヤホンを使用するので、音質以上に大事にしている要素が音の遅延です。
iPhone 12 で試してみましたが、AVIOT TE-BD11tはキャラクターボイスとテキストのタイミング、SEなどもズレが無く遅延を感じませんでした。
YouTubeで動画を見ても人の口パクと声がズレるなどの、違和感も無かったです。
音がズレる感じは無かったです
音楽を再生中のイヤホン操作
AVIOT TE-BD11tはデフォルトの設定では、イヤホン単体で再生/一時停止・曲移動・音量調整ができます。
基本的な操作ができるので、スマホを取り出して操作する必要はないです。
- 音楽を 再生 / 一時停止
- 左・右 をどちらか1回タッチ
- 次の曲へ
- 右 2回連続でタッチ
- 前の曲へ
- 右 3回連続でタッチ
- 音量を上げる
- 左 3回連続でタッチ
- 音量を下げる
- 左 2回連続でタッチ
- 周囲の音を聞く機能切り替え
- 左 1.5秒間ふれる
- ノイキャン切り替え
- 右 1.5秒間ふれる
ボタンのカスタマイズもできる!
電話系とその他の操作
AVIOT TE-BD11tは着信拒否はできませんが、電話に出たり、通話を終了させることができます。
またイヤホン本体の電源をONにしたりOFFにすることも可能です。
- イヤホンの電源を入れる
- 左・右 どちらか7秒間ふれる
- イヤホンの電源を切る
- 左・右 どちらか7秒間ふれる
- 電話に出る
- 左・右 着信中にどちらか1回タッチ
- 電話を切る
- 左・右 通話中にどちらか1回タッチ
- Siriなど音声コマンド
- 左 3秒間ふれる
AVIOT TE-BD11t レビューまとめ
この記事では「【AVIOT TE-BD11t レビュー】超長時間再生に低音強めの完全ワイヤレスイヤホン」について紹介しました。
AVIOT TE-BD11tは1万5千円ほどで、便利な高機能がつまったイヤホンでした。
専用アプリで音質を調整できますが、低音が強めなので好みは分かれそうです。
ただイヤホン単体で18時間の連続再生に加え、ワイヤレス充電にも対応していて快適に毎日使えるのは魅力的です。
それでは、今回はこれまで。
お読みいただき、ありがとうございました。
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