11時間の長時間再生にイヤホン紛失防止など便利な機能が搭載され、7千円台で買えるコスパの良い完全ワイヤレスイヤホンです。
通勤・通学・作業中に音楽を楽しむとき、ケーブルを全く使わない完全ワイヤレスイヤホンは、一度使ってみると普通のイヤホンには戻れないほど快適になります。
カバンからの出し入れも簡単ですし、周りにケーブルが引っかかる心配も無いので楽ちんです。
愛用している必須ガジェットの1つです。
「AVIOT TE-D01q」は7千円台という安さながら、ノイズキャンセリング機能と外音取り込み機能も搭載している高機能なイヤホンです。
とはいえSONYやAppleのイヤホンと比べると、ノイキャン性能は高くないので、期待しすぎないほうが良いと思います。
音質は低音・高音などにクセのない感じで、音が軽くハッキリ・クリアに聴こえる良い音質でした。
AVIOTイヤホンは音質も良いです。
また AVIOT TE-D01q は音質だけでなく、長時間再生が魅力的で、イヤホン単体で最大11時間も連続再生できます。
ちょっとした外出で、充電ケースを持ち歩くのが面倒な人にもおすすめです。
1万円以下で長時間再生&音質良しの完全ワイレスイヤホンを探しているなら、コスパのいいイヤホンです。
この記事では「【AVIOT TE-D01q レビュー】7千円で長時間&多機能な完全ワイヤレスイヤホン」について紹介します。
AVIOT TE-D01q の概要
「AVIOT TE-D01q」の主な特長と仕様・スペックを紹介します。
AVIOTは日本のメーカーで、日本人が聴きやすい音にこだわりのあるイヤホンが特長です。
特長
AVIOT TE-D01q は、以下のような特長を持った完全ワイヤレスイヤホンです。
- ノイキャン
- 外音取り込み機能
- 防水対応
- タッチセンサー操作
- アプリでカスタマイズ可能
- 対応コーデック:SBC、AAC
- イヤホン単体で11時間連続再生
- ケース込みで33時間再生
- カラーは5色
- ゲーミングモード(低遅延)
- イヤホン探知機能(紛失防止)
- 7千円台
全部入りの「AVIOT TE-D01t」と比べると、機能的には再生時間が少し短く、ワイヤレス充電に対応していませんが、安くてカラーリングも豊富です。
カラーリングは全部で5色とバリエーション豊か。
- レッドスピネル
- ラピスブルー
- ブラックオニキス
- ピンククオーツ
- パールホワイト
仕様・スペック
メーカー | AVIOT |
---|---|
型番 | TE-D01q |
連続再生(イヤホン) | 11時間 |
連続再生(ケース含) | 33時間 |
充電端子 | USB-C |
操作方法 | タッチ |
外音取り込み | 対応 |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
イヤホンの重さ | 5.5g |
Bluetooth | 5.2 |
対応コーデック | SBC / AAC |
防水規格 | IPX4 |
発売時期 | 2021年7月 |
参考価格 | 7,600円 |
AVIOT TE-D01q の同梱物
「AVIOT TE-D01q」には、以下の付属品が同梱されています。
- 充電ケース
- イヤホン本体
- USB-Cケーブル(約30cm)
- イヤーウイング(各色2種類)
- イヤーチップ(4種類)
- マニュアル
耳の穴に入れるシリコン製イヤーチップは、「 SS / S / M / L 」の4種類付属しています。
遮音性は高くなかったです
装着時にイヤホンのズレを防いでくれるイヤーウイングは、大きいのと小さいのが2種類付属しています。
大きさは同じですが色違いのグリーン色も2種類付属していました。
AVIOT TE-D01qにはケースへ充電するためのUSB-Cケーブルが1本付属しています。
USB-Cケーブルの長さは約30cmで少し短めですが、持ち運びやすい長さです。
AVIOT TE-D01q の外観
「AVIOT TE-D01q」はスポーツの汗や雨ていどなら大丈夫な、生活防水仕様(IPX4)に対応した完全ワイヤレスイヤホンです。
防水規格IPX4とは
「水の飛まつによる影響がない」という国際的にも決められた基準の防水規格です。
防水規格自体は「電気機械器具の外郭による保護等級(JIS C 0920)」で定められています。
イヤホンの右・左 を見分ける方法
AVIOT TE-D01qはイヤホンの裏側に「L(左)」と「R(右)」が分かるようにプリントされています。
音楽再生中のLEDランプ
AVIOT TE-D01qは音楽を再生中など、音がなっているときにLEDランプは点灯しないです。
音が出ていないときも点滅・点灯はしないです。
充電ケースの外観
AVIOT TE-D01qの充電ケースは、光沢のないプラスチック製で上部にはAVIOTのロゴがうっすらと刻印されています。
正面には充電状態がわかるLEDランプがあり、その上にはくぼみがあってフタを開けやすい作りになっています。
充電ケースのフタはしっかり閉じられていて、逆さまにしてもフタは開きません。
開ききった状態ではフタが固定されるので、収納・取り出し中に勝手に閉じなくて使いやすいです。
無駄にパカパカしない作りです
ケースのすき間が大きいのでイヤホンをつまみやすく、取り出しやすいのが便利でした。
充電ケースの裏側にUSB-C端子があるので、付属のUSBケーブルなどを使って充電することができます。
ケースの底はツルッとしていて、滑り止めも無い作りなのが少し残念でした。
AVIOT TE-D01q の大きさと重さ
「AVIOT TE-D01q」は 5 x 5 x 3 cmくらいの直方体で、手のひらに乗るコンパクトさです。
ポケットに入れるにはキツそうですが、カバンには収納しやすい形です。
大きさ
AVIOT TE-D01qの充電ケースの大きさは、横幅約5cmの正方形っぽい形状です。
ケースは正方形状なので、縦幅の大きさも約5cmです。
充電ケースの高さは約3cmです。
重さ
AVIOT TE-D01qのイヤホンの重さは片耳1つだけでは 約6.3g で、両耳あわせると 約12g になります。
他社の完全ワイヤレスイヤホンでも4~6gくらいの製品が多いので、重いわけでは無いです。
スマホの半分くらいの重さ
AVIOT TE-D01qの充電・バッテリーについて
「AVIOT TE-D01q」の充電ケースは、Androidスマホでも使う汎用性の高いUSB-Cケーブルで充電ができます。
USB-Cは最近のAndroidスマホなら対応しているので、ケーブルを統一できてスッキリします。
USB-Cは向きを気にしなくて良いケーブルです
イヤホンの充電状態の確認方法
イヤホンを充電ケースに収納して、充電コネクタに接触するとイヤホンのLEDがオレンジ色に点灯します。
LEDランプが少し小さく見にくいですが、イヤホンを収納するときに点灯を確認するとバッテリー切れの心配が減ります。
充電ケースの充電状態の確認方法
充電ケースの前面には、充電ケース自体の電池残量がわかるLEDランプが4つ並んでいます。
フル充電へ近づくにつれLEDランプが点灯していきます。
充電ケースのLEDの点灯の仕方と、充電状態を一覧にすると、このようになります。
LEDの点灯の仕方 | 電池残量 |
---|---|
●●●● | 1~25% |
●●●● | 25~50% |
●●●● | 50~75% |
●●●● | 75~100% |
充電時間は1.5時間と、早く充電ができます。
AVIOT TE-D01q のバッテリー性能
完全ワイヤレスイヤホンの弱点の1つには、再生時間の短さ(バッテリー性能)があります。
イヤホン本体が小型なので搭載できるバッテリーにも限界があります。
2020年では性能が向上し、イヤホン単体での連続再生時間は5~8時間ほどのイヤホンが多い印象です。
AVIOT TE-D01qの再生時間は、優秀な性能となっています。
1度に11時間連続再生できる
AVIOT TE-D01q は、イヤホン単体で1度に連続で11時間使うことができます。
専用の充電ケースとあわせて使うことで最大33時間の使用ができるので、1~2日くらいなら充電無しで使えそうです。
ただし、ノイキャンや外音取り込み機能を使っていると、少し再生時間が短くなってしまうのが注意点です。
ノイキャン使ってると8時間くらい
AVIOT TE-D01qのペアリング方法
「AVIOT TE-D01q」は一度ペアリング作業をしてしまえば、次からは充電ケースから取り出すだけで自動的に接続してくれます。
取り出すだけで、すぐに音楽を聴けるのは便利です
「AVIOT TE-D01q」 ペアリング方法はとても簡単です。
この記事では、iPhoneを使ってペアリング方法について紹介します。
- STEP 1
- STEP 2
- STEP 3
- STEP 4
- STEP 5
次からは取り出すだけで使えます
一度ペアリングしてしまえば、イヤホンを充電ケースから取り出すだけで自動的に接続してくれるのは本当に便利です。
毎回ペアリング作業をすることなく、すぐに音楽を聴くことができるようになるのは使っていて快適です。
AVIOT TE-D01qの音質と操作
「AVIOT TE-D01q」のイヤホン操作はボタン式ではなく、触れるだけのタッチセンサー式となっています。
操作するときに耳へ押し込むことがなく耳穴が痛くならないのも操作しやすいポイントです。
操作で耳が痛くならないよ
丸い「AVIOTのアイコンロゴ部分」がタッチセンサーになっています。
音声通信技術
AVIOT TE-D01q はBluetooth 5.2に対応していて、音声コーデックSBC、AACに対応しています。
新技術のaptX・aptX Adaptiveには対応していませんが、iPhoneは未対応ですし、あまり気にならないかも。
音質チェック
AVIOT TE-D01q は、デフォルト状態ではSONY WF-1000XM4と比べちゃうと軽い感じの音ですが、音がクリアでハッキリ聞こえて、クセの無い良い音でした。
好みの音質でなくても、専用アプリ「SOUND ME」から多少はカスタマイズができます。
デフォルト設定でサウンドチェックをしてみると、低域・中低域が少し抑えれているチューニングでした。
ノイズキャンセリング機能
AVIOT TE-D01q はAirPods Pro や SONY WF-1000XM4 のようにノイズキャンセリング機能があります。
室内の空調で試した感じでは、SONY WF-1000XM4 より効きは弱いですが、7千円台では充分なキャンセル具合といった感じです。
ノイキャンの切替方法は左側のタッチセンサーを1.5秒タッチするごとに、「ノイズキャンセリング」「アンビエント(外音取り込み)」「外音コントロールオフ」にモードを切り替えることができます。
外音取り込み(アンビエント)機能
AVIOT TE-D01qはイヤホンを装着していても周りの音を聞きやすくする「外音取り込み(アンビエント)機能」も搭載しています。
オンにしていると周囲の音をひろってくれるので、駅のアナウンスや会話が聴こえやすくなって便利です。
音の遅延
スマホアプリ(ソシャゲ)でも完全ワイヤレスイヤホンを使用するので、音質以上に大事にしている要素が音の遅延です。
iPhone 12 で試してみましたが、AVIOT TE-D01qはキャラクターボイスとテキストのタイミング、SEなどもズレが無く遅延を感じませんでした。
YouTubeで動画を見ても人の口パクと声がズレるなどの、違和感も無かったです。
音がズレる感じは無かったです
さらにTE-D01qはより通信速度の遅延が小さくなるゲーミングモードに対応しています。
遅延が気になる場合は有効にしてみると、改善されるかもしれません。
イヤホン紛失防止(イヤホン探知)
SONYやAppleのイヤホンほど高価ではないですが、イヤホンを無くすとヘコんじゃいます。
このAVIOT TE-D01qはイヤホン探知機能に対応しているので、置き忘れたり・失くしちゃった場所から見つけることができるかもしれません。
100%見つかる保証はないですが、もしものときは少し心強いです。
音楽を再生中のイヤホン操作
AVIOT TE-D01qは、イヤホン単体で再生/一時停止・曲移動・音量調整ができます。
基本的な操作ができるので、スマホを取り出して操作する必要はないです。
- 音楽を 再生 / 一時停止
- 左・右 をどちらか1回タッチ
- 次の曲へ
- 右 2回連続でタッチ
- 前の曲へ
- 右 3回連続でタッチ
- 音量を上げる
- 左 3回連続でタッチ
- 音量を下げる
- 左 2回連続でタッチ
- 周囲の音を聞く機能切り替え
- 左 1.5秒間ふれる
- ノイキャン切り替え
- 左 1.5秒間ふれる
基本的な操作ができます
電話系とその他の操作
AVIOT TE-D01qは着信拒否はできませんが、電話に出たり、通話を終了させることができます。
またイヤホン本体の電源をONにしたりOFFにすることも可能です。
- イヤホンの電源を入れる
- 左・右 どちらか2.5秒間ふれる
- イヤホンの電源を切る
- 左・右 どちらか7秒間ふれる
- 電話に出る
- 左・右 着信中にどちらか1回タッチ
- 電話を切る
- 左・右 通話中にどちらか1回タッチ
- Siriなど音声コマンド
- 左 3秒間ふれる
AVIOT TE-D01q レビューまとめ
この記事では「【AVIOT TE-D01q レビュー】7千円で長時間&多機能な完全ワイヤレスイヤホン」について紹介しました。
AVIOT TE-D01qは1万円を切る7千円台ながら、連続再生時間が11時間と長いロングバッテリーに、音質も良い完全ワイヤレスイヤホンでした。
充電ケースを持ち歩く必要も減り、イヤホンを落としてもアプリから探せる機能もあるので、紛失しても少し安心感があります。
紛失防止機能ありがたい
注目度の高いノイズキャンリセリング機能も搭載していて、SONYイヤホンにはさすがに負けますが、この価格帯で使えるのは魅力的です。
音質・再生時間・ノイキャンでコスパの良いイヤホンを探しているなら、選択肢に入れたい完全ワイヤレスイヤホンです。
それでは、今回はこれまで。
お読みいただき、ありがとうございました。
その他 人気の完全ワイヤレスイヤホン
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