ハイエンドクラスの価格帯ですが7.5時間の長時間再生ができ、高性能なノイズキャンセリングを搭載して音質も良い完全ワイヤレスイヤホンでした。
通勤・通学・作業中に音楽を楽しむとき、ケーブルを全く使わない完全ワイヤレスイヤホンは、一度使ってみると普通のイヤホンには戻れないほど快適になります。
カバンからの出し入れも簡単ですし、周りにケーブルが引っかかる心配も無いので楽ちんです。
愛用している必須ガジェットの1つです。
ノイキャン搭載の完全ワイヤレスイヤホンで良いのあるかな?
AirPodsやSONYが有名だけどPanasonicのRZ-S50Wも良かったよ。
日本の大手メーカーだね。どんな特長があるの?
タッチセンサー式の操作、防水、7.5時間の連続再生ができるよ。
ケースもコンパクトで良さそうだね。
「パナソニック RZ-S50W」はAirPods Proのようにノイズキャンセリング機能が搭載された完全ワイヤレスイヤホンです。
ノイキャン性能はAirPods Proにも負けないくらい雑音をきれいにカットしてくれました。
音質はどの音域もバランス良くクリアに聴こえますが、超高域は弱いどのジャンルにも聴きやすいイヤホンとなっています。
デフォルトでも良い音質でしたが専用のスマホアプリからカスタマイズも可能です。
音質以外には防水性能や7.5時間の連続再生ができるので、普段の生活でも使いやすい機能があります。
この記事では「【パナソニック RZ-S50Wレビュー】防水でノイキャン搭載の長時間再生ができる完全ワイヤレスイヤホン」について紹介します。
パナソニック RZ-S50Wの同梱物
「パナソニック RZ-S50W」には、以下の付属品が同梱されています。
- 充電ケース
- イヤホン本体
- USB-Cケーブル(約50cm)
- イヤーチップ(3種類)
- マニュアル
耳の穴に入れるイヤーチップは、「XL / L / M / S」の4種類と充実したサイズがそろっています。
柔らかいシリコン製です
パナソニック RZ-S50Wにはケースへ充電するためのUSB-Cケーブルが1本付属しています。
USB-Cケーブルの長さは約50cmで少し短めですが、持ち運びやすい長さです。
パナソニック RZ-S50Wの外観
パナソニック RZ-S50Wはスポーツの汗や雨ていどなら大丈夫な、生活防水仕様(IPX4)に対応した完全ワイヤレスイヤホンです。
防水規格IPX4とは
「水の飛まつによる影響がない」という国際的にも決められた基準の防水規格です。
防水規格自体は「電気機械器具の外郭による保護等級(JIS C 0920)」で定められています。
イヤホンの右・左 を見分ける方法
パナソニック RZ-S50Wはイヤホンの裏側に「L(左)」と「R(右)」が分かるようにプリントされています。
音楽再生中のLEDランプ
「パナソニック RZ-S50W」は音楽を再生中など接続中は、LEDランプがたまに点滅します。
音が出ていないときも、数秒おきに、たまに点滅します。
充電ケースの外観
「パナソニック RZ-S50W」の充電ケースは、マットな質感で手触りが気持ちよいです。
充電ケースのフタはしっかり閉じられていて、逆さまにしてもフタは開きません。
開ききった状態ではフタが固定されるので、収納・取り出し中に勝手に閉じなくて使いやすいです。
無駄にパカパカしない作りです
充電ケースの裏側にUSB-C端子があるので、付属のUSBケーブルなどを使って充電することができます。
ケースの底はツルッとしていて滑り止めも無い作りなのが少し残念でした。
パナソニック RZ-S50Wの大きさと重さ
パナソニック RZ-S50Wの充電ケースの大きさはコンパクトなので、ポケットにも入るくらいの大きさでした。
大きさ
「パナソニック RZ-S50W」の充電ケースの大きさは、横が約7.3cmの丸っこい直方体っぽい形状です。
充電ケースの高さは約4cmです。
厚さは約3cmくらいでポケットにも入るほどの大きさになっています。
丸っこいデザインです
重さ
「パナソニック RZ-S50W」のイヤホンの重さは片耳1つだけでは 約6.5g で、両耳あわせると 約13g になります。
他社の完全ワイヤレスイヤホンでも4~6gくらいの製品が多いので、重いわけでは無いです。
スマホの半分くらいの軽さです。
パナソニック RZ-S50Wの充電について
「パナソニック RZ-S50W」の充電ケースへの充電は、Androidスマホでも使う汎用性の高いUSB-Cケーブルで充電ができます。
イヤホンにはマグネットが内蔵されていて、ケースへ吸い付くように収まります。
USB-Cは向きを気にしなくて良いケーブルです
イヤホンの充電状態の確認方法
イヤホン本体への充電中は、本体のLEDランプが赤色に点灯します。
充電が完了するとLEDランプが消灯します。
充電ケースの充電状態の確認方法
充電ケースの前面には、充電ケース自体の電池残量がわかるLEDランプが3つ並んでいます。
フル充電へ近づくにつれLEDランプが点灯していきます。
充電ケースのLEDはフタを開けても点灯状態が分かりやすいです。
充電時間は約2時間くらいです。
パナソニック RZ-S50Wのバッテリー性能
完全ワイヤレスイヤホンの弱点の1つには、再生時間の短さ(バッテリー性能)があります。
イヤホン本体が小型なので搭載できるバッテリーにも限界があります。
そんな中2019年では性能も向上し、より省電力機能や接続の安定性が強化されたモデルが発売されました。
2019年に発売されたモデルでは、イヤホン単体での連続再生時間は5~6時間ほどの製品が多い印象でした。
1度に7.5時間連続再生できる
「パナソニック RZ-S50W」 は、イヤホン単体で1度に連続で8時間使うことができます。
専用の充電ケースとあわせて使うことで最大22.5時間の使用ができるので、1~2日くらいなら充電無しで使えそうです。
ケースは2回分フル充電できる容量です。
パナソニック RZ-S50Wのペアリング方法
「パナソニック RZ-S50W」は一度ペアリング作業をしてしまえば、次からは充電ケースから取り出すだけで自動的に接続してくれます。
取り出すだけで、すぐに音楽を聴けるのは便利ですよ
「パナソニック RZ-S50W」 のペアリング方法はとても簡単です。
この記事では、iPhoneを使ってペアリング方法について紹介します。
- STEP 1
- STEP 2
- STEP 3
- STEP 4
- STEP 5
次からはケースから取り出すだけで使えますよ
一度ペアリングしてしまえば、フタを開けるだけで電源が入り自動的に接続して、耳に装着する頃にはすぐに使えるようになっています。
一度ペアリングしてしまえば、イヤホンを充電ケースから取り出すだけで自動的に接続してくれるのは本当に便利です。
毎回ペアリング作業をすることなく、すぐに音楽を聴くことができるようになるのは使っていて快適です。
パナソニック RZ-S50Wの音質と操作
「パナソニック RZ-S50W」の操作はタッチセンサー式のボタンになっています。
操作するときに耳へ押し込むことがなく耳穴が痛くならないのも操作しやすいポイントです。
ボタン操作で耳が痛くならないよ
音質
「パナソニック RZ-S50W」の音質は低域から高域まで全体的にバランス良く聴こえました。
低音もしっかり聴こえましたが、少しだけ中域あたりが得意で15K以上の超高域が弱い感じです。
またRZ-S50Wはスマホアプリの「Panasonic Audio Connect」で音質をカスタマイズもできるので好みの音質に設定できます。
ノイズキャンセリング
「パナソニック RZ-S50W」はAirPods ProやSONY WF-1000XM3のようにノイズキャンセリング機能があります。
RZ-S50Wのノイズキャンセリング機能は「デュアルハイブリッドノイズキャンセリング」で、デジタル制御とアナログ制御で騒音を除去します。
実際にAirPods Proと比較しつつ使ってみた感想は、AirPodsに負けていない性能だと思います。
空調の音や車のエンジン音などきれいにカットしてくれました。
ノイキャンの切替方法は右側のタッチセンサーを2秒タッチするごとに、「ノイズキャンセリング」「アンビエント(外音取り込み)」「外音コントロールオフ」にモードを切り替えることができます。
外音取り込み(アンビエント)機能
イヤホン装着していても周りの音を聞きやすくする「外音取り込み(アンビエント)機能」も搭載しています。
オンにしていると、しっかり周囲の音をひろってくれるので、駅のアナウンスや会話がしやすくなって便利です。
ただしAirPods Proなどと比べると、無音時のホワイトノイズが少し気になるのが残念でした。
音の遅延
スマホアプリ(ソシャゲ)でも完全ワイヤレスイヤホンを使用するので、音質以上に大事にしている要素が音の遅延です。
iPhone XS Max で試してみましたが、「パナソニック RZ-S50W」はキャラクターボイスとテキストのタイミング、SEなどもズレが無く遅延を感じませんでした。
YouTubeで動画を見ても人の口パクと声がズレるなどの、違和感も無かったです。
音がズレる感じは無かったです
音楽を再生中のイヤホン操作
「パナソニック RZ-S50W」はデフォルトの設定では、イヤホン単体で再生/一時停止・曲移動・音量調整ができます。
基本的な操作ができるので、スマホを取り出して操作する必要はないです。
- 音楽を 再生 / 一時停止
- 左・右 どちらか1回タッチ
- 外音・ノイキャン切り替え
- 右 2秒タッチ
- 次の曲へ
- 右 2回連続でタッチ
- 前の曲へ
- 右 3回連続でタッチ
- 音量を上げる
- 左 3回連続で押す
- 音量を下げる
- 左 2回連続で押す
イヤホンの右側のタッチセンサーを2秒タッチするごとに、「ノイズキャンセリング」「アンビエント(外音取り込み)」「外音コントロールオフ」にモードを切り替えることができます。
電話系とその他の操作
電話に出たり、通話を終了させたり、着信拒否もイヤホン単体で操作ができます。
- 電話に出る
- 左・右 着信中にどちらか1回タッチ
- 電話を切る
- 左・右 通話中にどちらか2秒タッチ
- 着信拒否する
- 左・右 着信中にどちらか2秒タッチ
- Siriなど音声コマンド
- 左 2秒タッチ
パナソニック RZ-S50Wレビューまとめ
この記事では「【パナソニック RZ-S50Wレビュー】防水でノイキャン搭載の長時間再生ができる完全ワイヤレスイヤホン」について紹介しました。
パナソニック RZ-S50WはAirPods ProやSONY WF-1000XM3にも負けていない高性能なノイズキャンセリング機能を搭載しています。
単体で7.5時間の連続再生ができ防水規格IPX4に対応していて、普段の生活でも使いやすいワイヤレスイヤホンに仕上がっていました。
それでは、今回はこれまで。
お読みいただき、ありがとうございました。
下位モデル「RZ-S30W」との比較してみた記事もよければあわせてお読みください。
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