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【レビュー】MSI GeForce GTX 1650 D6 AERO ITX OCV2

ミドルレンジのグラボ「MSI GeForce GTX 1650 D6 AERO ITX OCV2」をレビューしました。
消費電力は低めの75Wで、前世代の1.4倍ものパフォーマンスがあるグラフィックボードです。

4~5年前に購入した「GeForce GTX 1050 Ti」のグラフィックボードをメインに使っていました。

4Kのデュアルディスプレイが組めれば充分でしたが、いきなり壊れると怖いので新しいグラボを探していました。

まちゃ
まちゃ

グラボは壊れると困るPCパーツです。

 

2020年からコロナの影響で半導体が不足していたり、マイニング需要で値上がりしていてタイミング的には最悪ですが。。。

 

今回も選んだのは消費電力が低い GeForce GTX 1650 の「MSI GeForce GTX 1650 D6 AERO ITX OCV2」にしました。

ミドルレンジのグラボなので、複数ディスプレイも余裕で、ちょっとしたゲームも快適にプレイできます。

 

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この記事を書いた人:まちゃ
ガジェット好き 自作PC歴20年超え スマホゲームのエンジニア アニメ・ゲーム好き

MSI GeForce GTX 1650 D6 AERO ITX OCV2の特徴

 

性能一覧

GeForce GTX 1650なので平時なら1万5千円くらいになるはずですが、半導体不足などの影響で2~3万円に高騰しています。

MSI GeForce GTX 1650 D6 AERO ITX OCV2性能
メーカー MSI
GPU GeForce GTX 1650
GPUシリーズ GeForce GTX 16
メモリ GDDR6
メモリ容量 4GB
CUDAコア数 896
コアクロック 1410MHz
TDP(消費電力) 75W
出力ポート HDMI
DisplayPort
DVI-D
対応バス PCIe 3.0 x16
最大解像度 8K (7680×4320)
補助電源 6ピン
参考価格 1万5千円
発売時期 2021年4月

 

 

出力ポート

MSI GeForce GTX 1650 D6 AERO ITX OCV2」の出力ポートは3種類で、細かい仕様は公式サイトでも確認できませんでした。

バージョンや最大解像度から判断すると、こういった出力仕様になると思います。

出力端子 バージョン 最大解像度 リフレッシュレート
DVI WQHD(2560×1600) 60Hz
HDMI 2.0b 4K(3840×2160) 60Hz
DisplayPort 1.4a 8K(7680×4320) 60Hz

4Kより大きいディスプレイ環境を構築することは少ないと思うので、大抵のディスプレイ環境なら問題なく対応できる性能です。

またHDMIとDisplayPortの2つを利用すれば、4Kのデュアルモニター環境も構築できます。

 

常温は?

タスクマネージャーでアイドル時のGPU温度を確認すると、約36度くらいでした。

 

電源ユニットは300Wで十分

ハイスペックなグラボではTDPの最大値が350Wになるものもあります。

それに対して「MSI GeForce GTX 1650 D6 AERO ITX OCV2」のTDPは75Wと、消費電力が低いグラボです。

CPUのスペックが高くなければ、電源ユニットは300Wでも十分動作してくれます。

電源ユニットをわざわざ買い替えたりする必要も無いので、お財布にも優しいです。

 

付属ソフトでオーバークロック可能!

「MSI GeForce GTX 1650 D6 AERO ITX OCV2」は、付属の純正ソフトの「AfterBurner」でOC(オーバークロック)ができます。

ファンの設定などもできるので、こだわりの設定なども可能になっています。

 

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付属品

MSI GeForce GTX 1650 D6 AERO ITX OCV2」の付属品は、グラボ本体と端子カバー、ユーザーガイドと、かなりシンプルです。

インストールディスクやケーブル類は付いていません。

 

使用しない出力ポートの端子カバーが付属しているのは ありがたいです。

長く使っているとホコリがたまっちゃいますからね。

 

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外観

MSI GeForce GTX 1650 D6 AERO ITX OCV2」のおもて面はヒートシンクの上に10cmのファンが1基と、グラボとしてはシンプルなデザインです。

まちゃ
まちゃ

LEDで光ることもないです。

 

出力ポートは左から、DisplayPort、HDMI、DVI-Dポートが並んでいます。

 

PCへ組み込んで見える上部には、補助電源コネクタとmsiのメーカーロゴがあります。

 

ボードのはしっこにある補助電源コネクタは6ピンです。

 

背面の出力ポートと反対側は特に何もありません。

 

基盤の裏面は、バックプレートなどもなく、特に出っぱっているものなども無いです。

基盤の裏面に設置する拡張ボードなどに干渉する心配はしなくても大丈夫そうです。

 

PCIe 3.0 端子にもデフォルトでカバーが装着されているので、汚れがつきにくくなっています。

 

出力ポートは3種類

出力ポートはDisplayPort・HDMI・DVI-Dの3種類が1つずつ使えます。

DVI-Dポートのモニターは減っていますが、古めのモニターも使えそうです。

 

2スロットを使用する

「MSI GeForce GTX 1650 D6 AERO ITX OCV2」は、2スロット分のスペースを占有します。

拡張ボード2スロットギリギリまでグラボのヒートシンクとファンがスペースを必要とするので、隣が空いていた方がエアフロー的にも安心です。

 

接続はPCI Express 3.0 x16

マザーボードに取り付けるグラボのバスインターフェースはPCI Express 3.0 x16です。

最近のマザーボードならPCI Express 3.0 x16 か PCI Express 4.0 なので、グラボの性能をフルに発揮できると思います。

またパソコンの買い換え時なども、そのままグラボを使えるのでパソコンの引っ越しを考えていても安心です。

 

大きさ

ボードの長さは約17cmとよくある拡張ボードのサイズとなっています。

 

高さは約10cmと一般的なカードサイズです。省スペースなPCには組み込めないかもしれません。

 

重さ

大型のファンが1基ですが、重さは約553gとズッシリめです。

 

ベンチマーク計測

MSI GeForce GTX 1650 D6 AERO ITX OCV2」は、ミドルレンジのグラボなので高性能さは期待していませんがベンチマークソフトで計測してみました。

メジャーな3DMARK の Time Spy と Fire Strike で計測しました。

 

3DMark Time Spy

グラフィックボードのメジャーなベンチマークソフトの3DMARK「Time Spy」では、総合点3,974、グラフィックススコアは3,685でした。

 

3DMark Fire Strike

同じくメジャーなベンチマークソフト「Fire Strike」では、総合スコアは9,041、グラフィックススコアは9,792でした。

今までメインで使っていた「MSI GeForce GTX 1050 Ti 4GT」の1.5倍くらい性能になっています。

 

GPU-Zでチェック!

GPUコアは「TU116」で、ビデオメモリはGDDR6でMicron製でした。

 

アイドル時のファンスピードは30%くらいで、温度は35~37℃くらいです。

 

マイニング性能

ビットコインのマイニングを本格的にやるなら、もっと高性能なグラボを使うべきですが。どれくらい掘れるか計測してみました。

時期や時間によって変動しますが、24時間稼働させれば200円くらいになるようです。

単純計算で1ヶ月あたり6千円、1年で7万2千円と考えると大きな金額になりますね。

 

まとめ

「MSI GeForce GTX 1650 D6 AERO ITX OCV2」は、消費電力を抑えつつ少しゲームをやって複数ディスプレイで作業したいならオススメのグラボです。

ゲームやマイニングに興味がないなら、少し型落ちの GeForce GTX 1050 でも充分な性能です。

パソコンを起動させっぱなしで、バックグラウンドでお小遣い程度でもマイニングしたいなら、ちょうどいいかもしれません。

日々のコーヒー代くらいは稼いでくれるのでオススメです。

 

それでは、今回はこれまで。

お読みいただき、ありがとうございました。

この記事で紹介したグラフィックボード

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