廉価版のエントリークラスで、速度は他社メーカーと変わりなく、価格は割安なのでコスパの良いSSDとなっています。
国産メーカーのPCパーツなので応援したくなります。
KIOXIAは東芝メモリが2019年に社名変更した日本のメーカーです。
三重県の四日市に工場があり、国内生産もしています。
「SSD-CK960S/N」は廉価版のエントリークラスで、コスパの良いSSDシリーズの1つです。
SSD-CKS/Nシリーズは240GB、480GB、960GBの3種類があります。
他社のSSDと比べて、GB単価が安くて性能も悪くないコスパの良いモデルとなっています。
容量 | 価格 | GB単価 | 公称最速度(リード/ライト) | |
SSD-CK960S/N | 960GB | 11000円 | 11.5 円 | 555MB/s、540MB/s |
SSD-CK480S/N | 480GB | 7000円 | 14.6 円 | 555MB/s、540MB/s |
SSD-CK240S/N | 240GB | 3900円 | 16.3 円 | 555MB/s、540MB/s |
この記事では「【SSD-CK960S/N レビュー】キオクシアはコスパの良い国産SSD」について紹介します。
SSD-CK960S/Nの特長
EXCERIA SATA SSDの「SSD-CK960S/N」は、このような特長があるSSDです。
- 国産SSD
- データ復旧サービス対象
- 日本語サポート
- 最大読み込み速度:555 MB/s
- 最大書き込み速度:540 MB/s
- DRAMレス設計
- 廉価版のエントリークラス
- コスパの良いモデル
販売はバッファローがサポートしています。
キオクシアについて
KIOXIAは旧・東芝メモリで、東芝のフラッシュメモリなどの関連事業を継承した国内メーカーです。
SSDの他にはSDカードなどフラッシュメモリーも販売しています。
工場は三重県四日市にあり、国内生産なので日本人として応援したいメーカーです。
全製品が国内生産って記事を見かけれど、産地は「MADE IN CHAINA」と記載されていました。
SSDは違うのかな?
キオクシア SSD-CKS/Nシリーズ
SSD-CK960S/Nの他に、SSD-CKS/Nシリーズは240GB~960GBの3種類があります。
他社のSSDと比べてもコスパの良いモデルです。
容量 | 価格 | GB単位 | 公称最速度(リード/ライト) | |
SSD-CK960S/N | 960GB | 11000円 | 11.5 円 | 555MB/s、540MB/s |
SSD-CK480S/N | 480GB | 7000円 | 14.6 円 | 555MB/s、540MB/s |
SSD-CK240S/N | 240GB | 3900円 | 16.3 円 | 555MB/s、540MB/s |
データ復旧サービスも受けられる
販売は日本メーカーのバッファローが担当しています。
もしもSSDに不具合など障害が発生しても、バッファローのデータ復旧サービスを割安で受けることができます。
大事なデータがいざというときも安心のサービスです。
SSD-CK960S/Nの速度と温度
「SSD-CK960S/N」はDRAMレス設計でコスパ重視のSSDですが、速度は悪くありませんでした。
SSD-CK960S/Nを実際に計測してみたところ、読み込み速度は540MB/s、書き込み速度は474MB/sほどでした。
一般的なSSDと比べても低くないといった印象です。
読み込み速度 | 書き込み速度 | |
1回目 | 540 MB/s | 474 MB/s |
2回目 | 539 MB/s | 475 MB/s |
3回目 | 540 MB/s | 474 MB/s |
公称値では読み込み速度は555MB/s、書き込み速度は540MB/sなので、書き込みはそこまで出なかったので環境の違いだと思います。
アイドル状態の温度は38℃で、あまり発熱しないようです。
SSD-CK960S/Nの同梱品
廉価版・エントリークラスの「EXCERIA SATA SSD」ということもあってか、付属品はSSD本体と取扱説明書のみです。
パッケージ内のSSD本体は、プラスチックのケースで守られています。
SSD-CK960S/Nの外観
「SSD-CK960S/N」の外観は、他メーカーと変わらない見た目です。
SSD本体の側面には、2箇所ネジ穴があります。
裏面にもネジ穴が4箇所あるので、一般的なPCなら固定できるはずです。
PCケースによって固定の仕方は違いますが、横のネジ穴などで固定します。
重さ
SSD-CK960S/Nの重さは約43gで、SSDとしては特に重くないですね。
キオクシア SSD Utilityソフト
「SSD-CK960S/N」で使えるキオクシアのSSD UTILITYソフトは、こちらの公式サイトから無料ダウンロードできます。
SSD UTILITYソフトでは、データの完全削除や健康状態のチェック、ファームウェア更新などいろいろできます。
「概要」タブでは容量や健康状態、システム詳細などを確認できます。
「チューナー」タブではベンチマーク測定などができます。
「メンテナンス」タブではファームウェアの更新やデータの完全消去などができます。
「設定」タブでは言語、ログ出力、通知などを設定できます。
必要がない限りは、特に設定する必要はなさそうです。
買取前の初期化
SSD-CK960S/Nを買取りに出したり手放す前には、普通にゴミ箱に入れるだけでは復元される可能性があります。
HDDのようにツールでゼロライトなどしても効果がないので、SSD用の初期化処理が必要です。
キオクシアのSSD Utilityにある「メンテナンス」タブからSecure Eraseで消去ができます。
SSD-CK960S/N レビューまとめ
この記事では「【SSD-CK960S/N レビュー】キオクシアはコスパの良い国産SSD」について紹介しました。
SSD-CK960S/Nは読み込み速度が540MB/s、書き込み速度が474MB/sほどで一般的なSSDと変わらない性能です。
廉価版のエントリークラスということもあって、価格は他社と比べて割安なのでSSDの選択肢にも充分入るメーカーだと思います。
それでは、今回はこれまで。
お読みいただき、ありがとうございました。
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