安いですがワイヤレス充電(Qi充電)、装着状態を自動で検出する機能など、快適な機能満載でコスパの良い完全ワイヤレスイヤホンでした。
通勤・通学・作業中に音楽を楽しむとき、ケーブルを全く使わない完全ワイヤレスイヤホンは、一度使ってみると普通のイヤホンには戻れないほど快適になります。
カバンからの出し入れも簡単ですし、周りにケーブルが引っかかる心配も無いので楽ちんです。
愛用している必須ガジェットの1つです。
「EarFun Air」は安くて、快適な機能も付いているコスパの良い完全ワイヤレスイヤホンです。
特に快適なのは、毎日使っていても充電が快適になるワイヤレス充電に対応していることです。
置くだけで充電できるし、スマホと同じように置くだけ充電できると便利です。
音質は5千円台のイヤホンとしては上々で、装着状態を検出してイヤホンを外すと自動で停止し、装着すると自動で再生してくれる機能も快適です。
この記事では「【EarFun Air レビュー】5千円でQi充電など機能満載な完全ワイヤレスイヤホン」について紹介します。
EarFun Air の概要
「EarFun Air」の主な特長と仕様・スペックを紹介します。
特長
EarFun Air は、以下のような特長を持った完全ワイヤレスイヤホンです。
- 装着検出機能
- ワイヤレス充電(Qi充電)対応
- 防水対応
- タッチセンサー操作
- 対応コーデック:SBC、AAC
- イヤホン単体で7時間連続再生
- ケース込みで35時間再生
- USB-Cケーブルで充電
- 価格は5千円ほど
イヤホンの装着状態を自動で検出する機能やワイヤレス充電など、快適に使える機能が搭載されていて価格は5千円くらいとコスパが良いです。
仕様・スペック
メーカー | EarFun |
---|---|
型番 | Air |
連続再生(イヤホン) | 7時間 |
連続再生(ケース含) | 35時間 |
充電端子 | USB-C |
操作方法 | タッチ |
ワイヤレス充電 | 対応 |
イヤホンの重さ | 5.5g |
Bluetooth | 5.0 |
対応コーデック | SBC / AAC |
防水規格 | IPX7 |
発売時期 | 2020年10月 |
参考価格 | 5,500円 |
EarFun Air の同梱物
「EarFun Air」には、以下の付属品が同梱されています。
- 充電ケース
- イヤホン本体
- USB-Cケーブル(約60cm)
- イヤーチップ(4種類)
- マニュアル
耳の穴に入れるシリコン製イヤーチップは、「XS / S / M / L 」の4種類付属しています。
柔らかいシリコン製です
充電ケースはワイヤレス充電にも対応していますが、USB-Cケーブルでも充電可能なのでUSB-Cケーブルが1本付属しています。
USB-Cケーブルの長さは約60cmで少し短めですが、持ち運びやすい長さです。
EarFun Air の外観
「EarFun Air」の防水性能はIPX7の防水性能で、運動での汗や雨の中でも問題なく動作し、シャワーを浴びながらでも音楽を楽しめる防水規格に対応しています。
防水規格IPX7とは
「一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない(防浸形)」
という国際的に決められた基準の水の侵入に対する指標です。
日本での防水規格自体は「電気機械器具の外郭による保護等級(JIS C 0920)」で定められています。
表面の丸い部分がタッチセンサーになっています。
イヤホンの右・左 を見分ける方法
EarFun Airはイヤホンのスティックの先端に「L(左)」と「R(右)」が分かるようにプリントされています。
音楽再生中のLEDランプ
EarFun Airは音楽を再生中など、音がなっているときにLEDランプは点灯しないです。
音が出ていないときも点灯しませんでした。
充電ケースの外観
EarFun Airの充電ケースは、光沢のないプラスチック製です。
真上から見ると だえん形です
充電ケースのフタはしっかり閉じられていて、逆さまにしてもフタは開きません。
開ききった状態ではフタが固定されないので、収納・取り出し中に勝手に閉じてしまうのが少し残念な作りでした。
パカパカするフタです
イヤホンは頭部分をつまむと取り出しやすく、収納は磁力でピタッとおさまってくれて、取り出しや収納がしやすいです。
充電ケースの底にUSB-C端子があるので、付属のUSBケーブルなどを使って充電することができます。
またケースの底はツルッとしていて、滑り止めも無い作りなのが少し残念でした。
USB端子にはフタやカバーはありません
EarFun Air の大きさと重さ
「EarFun Air」は 5 x 5 x 3 cmくらいの楕円形で、手のひらに乗るコンパクトさです。
ポケットに入れるにはキツそうですが、カバンには収納しやすい形です。
大きさ
EarFun Airの充電ケースの大きさは、横幅5.4cmの丸っこい形状です。
ケースの厚さは約3.4cmです。
充電ケースの高さは約5.2cmです。
重さ
EarFun Airのイヤホンの重さは片耳1つだけでは 約5.5g で、両耳あわせると 約11g になります。
他社の完全ワイヤレスイヤホンでも4~6gくらいの製品が多いので、重いわけでは無いです。
スマホの半分くらいの重さ
EarFun Airの充電について
「EarFun Air」の充電ケースは、ワイヤレス充電(Qi充電)にも対応しているのが魅力の1つです。
毎日使うなら置くだけ充電は、かなり快適になります。
ワイヤレス充電器が無いなら、Androidスマホでも使う汎用性の高いUSB-Cケーブルで充電ができます。
USB-Cは最近のAndroidスマホなら対応しているので、ケーブルを統一できてスッキリします。
USB-Cは向きを気にしなくて良いケーブルです
イヤホンの充電状態の確認方法
イヤホン本体への充電中は、イヤホンのLEDランプが赤色に点滅します。
充電が完了するとLEDランプが消灯します。
充電ケースの充電状態の確認方法
充電ケースの前面には、充電ケース自体の電池残量がわかるLEDランプが1つ付いています。
充電中はLEDが点滅し、充電が完了すると緑色の点灯に変わります。
EarFun Air のバッテリー性能
完全ワイヤレスイヤホンの弱点の1つには、再生時間の短さ(バッテリー性能)があります。
イヤホン本体が小型なので搭載できるバッテリーにも限界があります。
2020年では性能が向上し、イヤホン単体での連続再生時間は5~8時間ほどのイヤホンが多い印象です。
EarFun Airの再生時間は、そこそこの性能となっています。
1度に7時間連続再生できる
EarFun Air は、イヤホン単体で1度に連続で7時間使うことができます。
専用の充電ケースとあわせて使うことで最大35時間の使用ができるので、1~2日くらいなら充電無しで使えそうです。
急速充電に対応
EarFun Air は、急速充電に対応していて、10分の充電で120分間使えるようになります。
イヤホン本体のバッテリーが無くなっても、すぐにまた聴けるようなるのが良いところです。
EarFun Airのペアリング方法
「EarFun Air」は一度ペアリング作業をしてしまえば、次からはフタを開けるだけで自動的に接続してくれます。
開けるだけで、すぐに音楽を聴けるのは便利です
「EarFun Air」 ペアリング方法はとても簡単です。
この記事では、iPhoneを使ってペアリング方法について紹介します。
- STEP 1
- STEP 2
- STEP 3
- STEP 4
- STEP 5
次からはフタを開けるだけで使えます
一度ペアリングしてしまえば、充電ケースのフタを開けるだけで自動的に接続してくれるのは本当に便利です。
毎回ペアリング作業をすることなく、すぐに音楽を聴くことができるようになるのは使っていて快適です。
EarFun Airの音質と操作
「EarFun Air」のイヤホン操作はボタン式ではなく、触れるだけのタッチセンサー式となっています。
操作するときに耳へ押し込むことがなく耳穴が痛くならないのも操作しやすいポイントです。
操作で耳が痛くならないよ
表面の丸くなっている部分がタッチセンサーになっています。
音声通信技術
EarFun Air はBluetooth 5に対応していて、音声コーデックSBC、AACに対応しています。
aptXには対応していないのが少し残念ですが、コスパの良いイヤホンなら仕方ないかもしれません。
音質チェック
EarFun Air は、低音がガンガン効くようなタイプではなく、バランス良い感じですが少し高音が強調されて聴こえました。
5千円のイヤホンと考えれば、良い音質の完全ワイヤレスイヤホンです。
サウンドチェックをしてみると、中域~高域がよく聴こえるようにチューニングされていました。
音の遅延
スマホアプリ(ソシャゲ)でも完全ワイヤレスイヤホンを使用するので、音質以上に大事にしている要素が音の遅延です。
iPhone 12 で試してみましたが、EarFun Airはキャラクターボイスとテキストのタイミング、SEなどもズレが無く遅延を感じませんでした。
YouTubeで動画を見ても人の口パクと声がズレるなどの、違和感も無かったです。
音がズレる感じは無かったです
音楽を再生中のイヤホン操作
EarFun Airはデフォルトの設定では、イヤホン単体で再生/一時停止・曲移動・音量調整ができます。
基本的な操作ができるので、スマホを取り出して操作する必要はないです。
- 音楽を 再生 / 一時停止
- 左・右 をどちらか2回連続でタッチ
- 次の曲へ
- 右 3回連続でタッチ
- 前の曲へ
- 対応なし
- 音量を上げる
- 右 1秒間ふれる
- 音量を下げる
- 左 1秒間ふれる
またEarFun Airには装着検出機能があるので、耳からはずすと自動的に停止し、装着し直すと再生する便利機能付きです。
電話系とその他の操作
EarFun Airは電話に出たり、通話を終了させたり、着信拒否もイヤホン単体で操作ができます。
また完全ワイヤレスイヤホンでは珍しく、通話を保留にできる操作にも対応しています。
- 電話に出る
- 左・右 着信中にどちらか2回連続でタッチ
- 電話を切る
- 左・右 通話中にどちらか2回連続でタッチ
- 着信を拒否する
- 左・右 着信中にどちらか2秒間ふれる
- Siriなど音声コマンド
- 左 3回連続でタッチ
- 保留して電話に出る
- 左・右 着信中にどちらか3回連続でタッチ
EarFun Air レビューまとめ
この記事では「【EarFun Air レビュー】5千円でQi充電など機能満載な完全ワイヤレスイヤホン」について紹介しました。
「EarFun Air」は以下のような、音楽を毎日楽しむ機能が豊富な完全ワイヤレスイヤホンでした。
- ワイヤレス充電対応
- 装着状態を検出して自動停止・再生
- イヤホン単体で7時間連続再生
- 防水機能
多機能ながら価格は約5千円に抑えられ、音質もそこそこ良いので、コスパが良いです。
通学・通勤など毎日使うなら、選択肢に入れても問題ない完全ワイヤレスイヤホンです。
それでは、今回はこれまで。
お読みいただき、ありがとうございました。
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