ノイキャンは弱めですが、誤タッチ防止や装着状態を検出する機能など、多機能でコスパの良い完全ワイヤレスイヤホンです。
通勤・通学・作業中に音楽を楽しむとき、ケーブルを全く使わない完全ワイヤレスイヤホンは、一度使ってみると普通のイヤホンには戻れないほど快適になります。
カバンからの出し入れも簡単ですし、周りにケーブルが引っかかる心配も無いので楽ちんです。
愛用している必須ガジェットの1つです。
タッチセンサー方式のイヤホンは、誤タッチがわずらわしいときがあります。
EarFun Air Proは振動も検知するタップセンサーなので、単純にふれただけでは反応しないのが特長的です。
外しているときに反応しないのは嬉しい
ノイズキャンセリング機能はそこまで強力ではなく、音質は中低域が抑えられているので低域&中域より上が少し目立つ感じでした。
EarFun Air Proは音質&高機能なコスパが良い完全ワイヤレスイヤホンです。
また価格は8千円に抑えられていながら、装着検出機能でイヤホンを外すと一時停止し、再装着で再生される機能も搭載されています。
音楽を聴いているときに、よく話しかけられるシーンがあるならオススメの機能です。
この記事では「【EarFun Air Pro レビュー】誤タッチ防止&ノイキャン付きの完全ワイレスイヤホン」について紹介します。
EarFun Air Pro の特長
「EarFun Air Pro」の、主な特長と仕様・スペックを紹介します。
特長
「EarFun Air Pro」は、以下のような特長を持った完全ワイヤレスイヤホンです。
- 装着検出機能
- 防水対応
- ノイキャン付き
- 外音取り込み機能
- イヤホン単体で9時間連続再生できる
- ケース込みで32時間再生
- USB-Cケーブルで充電
- 対応コーデック:SBC、AAC
- Bluetooth version:5.0
- タップセンサー操作
- 8千円イヤホン
誤タッチを防止できるタップセンサーが珍しいです。
仕様・スペック
メーカー | EarFun |
---|---|
型番 | Air Pro |
連続再生(イヤホン) | 9時間 |
連続再生(ケース含) | 32時間 |
充電端子 | USB-C |
操作方法 | タッチ |
外音取り込み | 対応 |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
イヤホンの重さ | 6.1g |
Bluetooth | 5.0 |
対応コーデック | SBC / AAC |
防水規格 | IPX5 |
発売時期 | 2020年9月 |
参考価格 | 8,000円 |
EarFun Air Pro の同梱物
「EarFun Air Pro」には、以下の付属品が同梱されています。
- 充電ケース
- イヤホン本体
- USB-Cケーブル(約50cm)
- イヤーチップ(3種類)
- マニュアル
耳の穴に入れるイヤーチップは、「 S / M / L 」の3種類のサイズがそろっています。
柔らかいシリコン製です
EarFun Air Proにはケースへ充電するためのUSB-Cケーブルが1本付属しています。
USB-Cケーブルの長さは約50cmで少し短めですが、持ち運びやすい長さです。
EarFun Air Pro の外観
「EarFun Air Pro」の防水性能はIPX5の防水性能で、運動での汗や小雨の中でも問題なく音楽を楽しめる防水規格に対応しています。
防水規格IPX5とは
「あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない(防噴流形)」
という国際的に決められた基準の水の侵入に対する指標です。
日本での防水規格自体は「電気機械器具の外郭による保護等級(JIS C 0920)」で定められています。
おしゃれなデザインで、センサー部分をふれずにつけ外しができます。
イヤホンの右・左 を見分ける方法
EarFun Air Proはイヤホンの裏側に「L(左)」と「R(右)」が分かるようにプリントされています。
音楽再生中のLEDランプ
EarFun Air Proは音楽を再生中など、音がなっているときはLEDランプは点灯しないです。
というよりイヤホンにLEDランプが付いていないので、光りようもありません。
充電ケースの外観
EarFun Air Proの充電ケースは、反射して顔が映るほどではないですが、ツルッとしているプラスチック素材です。
完全にオープンするとちょっと力を入れないと閉められなくなるので、間違えて閉まっちゃう心配がないのが使いやすいです。
無駄にパカパカしない作りです
イヤホンがケースから飛び出すように収納されているので、つかみやすくて取り出しやすい作りです。
取り出しやすさは◎
充電ケースの裏側にUSB-C端子があるので、付属のUSBケーブルなどを使って充電することができます。
ケースの底はツルッとしていて滑り止めも無い作りなのが少し残念でした。
EarFun Air Pro の大きさと重さ
「EarFun Air Pro」は7 x 6 x 3 cmくらいの立方体で、手のひらに乗るコンパクトさです。
大きさ
EarFun Air Proの充電ケースの大きさは、横が約7cmの丸っこい形状です。
縦幅は約5.5cm。
充電ケースの厚さ・高さは約3cmです。
重さ
EarFun Air Proのイヤホンの重さは片耳1つだけでは 約6g で、両耳あわせると 約12g になります。
他社の完全ワイヤレスイヤホンでも4~6gくらいの製品が多いので、重いわけでは無いです。
スマホよりも軽いです。
EarFun Air Proの充電について
「EarFun Air Pro」の充電ケースへの充電は、Androidスマホでも使う汎用性の高いUSB-Cケーブルで充電ができます。
USB-Cは最近のAndroidスマホなら対応しているので、ケーブルを統一できてスッキリします。
USB-Cは向きを気にしなくて良いケーブルです
イヤホンの充電状態の確認方法
イヤホン本体への充電中は、本体のLEDランプが白色に点灯します。
充電が完了するとLEDランプが消灯します。
充電ケースの充電状態の確認方法
USB-Cポート近くにLEDランプが1つあり、フタを開け閉めしたときの点滅の仕方で電池の残量が分かります。
充電中はLEDランプが点灯し、充電が完了すると消灯します。
残量の確認が分かりくいのは、少し残念でした。
EarFun Air Pro のバッテリー性能
完全ワイヤレスイヤホンの弱点の1つには、再生時間の短さ(バッテリー性能)があります。
イヤホン本体が小型なので、搭載できるバッテリーは重さとのトレードオフです。
しかし2020年では性能が向上し、イヤホン単体での連続再生時間は5~8時間ほどのイヤホンが多い印象でした。
「EarFun Air Pro」はノイキャンが有効だと少し短くなってしまいますが、優秀な再生時間となっています。
1度に9時間連続再生できる
EarFun Air Pro は、イヤホン単体で1度に連続で9時間使うことができます。
専用の充電ケースとあわせて使うことで最大32時間の使用ができるので、1~2日くらいなら充電無しで使えそうです。
急速充電に対応
EarFun Air Pro は、急速充電に対応していて、10分の充電で90分間使えるようになります。
イヤホン本体のバッテリーが無くなっても、すぐにまた聴けるようなるのが良いところです。
EarFun Air Proのペアリング方法
「EarFun Air Pro」は一度ペアリング作業をしてしまえば、次からは充電ケースから取り出すだけで自動的に接続してくれます。
取り出すだけで、すぐに音楽を聴けるのは便利です
「EarFun Air Pro」 ペアリング方法はとても簡単です。
この記事では、iPhoneを使ってペアリング方法について紹介します。
- STEP 1
- STEP 2
- STEP 3
- STEP 4
- STEP 5
次からはケースから取り出すだけで使えます
一度ペアリングしてしまえば、フタを開けるだけで電源が入り自動的に接続して、耳に装着する頃にはすぐに使えるようになっています。
毎回ペアリング作業をすることなく、すぐに音楽を聴くことができるようになるのは使っていて快適です。
EarFun Air Proの音質と操作
「EarFun Air Pro」のイヤホン操作はボタン式ではなく、触れるだけのタッチセンサー式となっています。
他メーカーのイヤホンと異なり、振動を検知する必要があるので、ふれるというより軽く叩く感じでタップすると反応してくれます。
タッチセンサーは操作するときに、耳へ押し込むことがなく耳穴が痛くならないのも操作しやすいポイントです。
操作で耳が痛くならないよ
音質
EarFun Air Pro は低音と高音が少し強調されて聞こえる音質でした。
一万円を切る完全ワイヤレスイヤホンとしては、良い音質のイヤホンだと思います。
実際にサウンドチェックをしてみると、中低域が抑えられているので低域と中域より上の音質が目立つようにチューニングされていました。
ノイズキャンセリング機能
EarFun Air Pro はAirPods ProやSONY WF-1000XM3のようにノイズキャンセリング機能があります。
AirPods Proほどキャンセリングしてくれないので、過度に期待しないほうが良いです。
あくまで弱めてくれる程度の機能な印象でした。
ノイキャンの切替方法は左側のタッチセンサーを3回タッチするごとに、「ノイズキャンセリング」「アンビエント(外音取り込み)」「外音コントロールオフ」にモードを切り替えることができます。
外音取り込み(アンビエント)機能
イヤホン装着していても周りの音を聞きやすくする「外音取り込み(アンビエント)機能」も搭載しています。
オンにしていると、しっかり周囲の音をひろってくれるので、駅のアナウンスや会話がしやすくなって便利です。
音の遅延
スマホアプリ(ソシャゲ)でも完全ワイヤレスイヤホンを使用するので、音質以上に大事にしている要素が音の遅延です。
iPhone XS Max で試してみましたが、EarFun Air Proはキャラクターボイスとテキストのタイミング、SEなどもズレが無く遅延を感じませんでした。
YouTubeで動画を見ても人の口パクと声がズレるなどの、違和感も無かったです。
音がズレる感じは無かったです
音楽を再生中のイヤホン操作
EarFun Air Proはデフォルトの設定では、イヤホン単体で再生/一時停止・曲移動ができます。
また装着検出機能で、外すと音楽を一時停止、装着すると自動再生してくれる機能も便利です。
音量調整や前の曲へ戻る機能がないのが少し残念でした。
- 音楽を 再生 / 一時停止
- 右 2回連続でタッチ
- 次の曲へ
- 右 3回連続でタッチ
- 前の曲へ
- 無し
- 周囲の音を聞く機能切り替え
- 左 3回連続でタッチ
- ノイキャン切り替え
- 左 3回連続でタッチ
他社のタッチセンサーと違い、触れるというより軽く叩く感じでタップしないと反応しません。
電話系とその他の操作
EarFun Air Proは電話に出たり、通話を終了させたり、着信拒否もイヤホン単体で操作ができます。
- 電話に出る
- 左・右 着信中にどちらか2回連続でタッチ
- 電話を切る
- 左・右 通話中にどちらか2回連続でタッチ
- 着信を拒否する
- 左・右 着信中にどちらか3回連続でタッチ
- Siriなど音声コマンド
- 左 2回連続でタッチ
EarFun Air Pro レビューまとめ
この記事では「【EarFun Air Pro レビュー】誤タッチ防止&ノイキャン付きの完全ワイレスイヤホン」について紹介しました。
EarFun Air Proは1万円を切る価格ながら音質がよく、高機能なコスパの良い完全ワイヤレスイヤホンでした。
ノイキャン機能がそこまで高くないのは残念でしたが、装着状態を検出して音楽の再生・一時停止を自動化してくれたり、誤タッチを防止する機能は便利です。
イヤホン単体で操作できることは少し物足りないかもしれませんが、外音取り込み・ノイキャン・装着検出など多機能なのでガマンできる範囲かも。
1万円を切る価格で音質以外も重視したいなら、おすすめの完全ワイヤレスイヤホンです。
それでは、今回はこれまで。
お読みいただき、ありがとうございました。
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