通勤・通学・作業中に音楽を楽しむとき、ケーブルを全く使わない完全ワイヤレスイヤホンは、一度使ってみると普通のイヤホンには戻れないほど快適になります。
カバンからの出し入れも簡単ですし、周りにケーブルが引っかかる心配も無いので楽ちんです。
愛用している必須ガジェットの1つです。
Anker Soundcore Life A3i は見た目はシンプルで、小型軽量な完全ワイヤレスイヤホンです。
音質は少し高音が目立つ感じでしたが、この価格帯なら十分良い音質でした。
高いレベルではないものの、ノイキャンや外音取り込み機能といった便利な機能も搭載されています。
Ankerイヤホンらしくコスパが良い
価格も6千円台で買いやすい価格で、操作しやすい側面ボタンで初めての人にもコスパも良く、使いやすい完全ワイヤレスイヤホンだと思います。
この記事では「Anker Soundcore Life A3iをレビュー!6千円台でノイキャン搭載イヤホン」について紹介します。
Anker Soundcore Life A3i の概要
「Anker Soundcore Life A3i」の主な特長と仕様・スペックを紹介します。
特長
Anker Soundcore Life A3i は、以下のような特長を持った完全ワイヤレスイヤホンです。
- 小型軽量デザイン
- ノイキャン
- 外音取り込み機能
- 防水対応
- ボタン操作
- アプリでカスタマイズ可能
- 対応コーデック:SBC、AAC
- イヤホン単体で9時間連続再生
- ケース込みで36時間再生
- USB-Cケーブルで充電
仕様・スペック
メーカー | Anker |
---|---|
型番 | Soundcore Life A3i |
連続再生(イヤホン) | 9時間 |
連続再生(ケース含) | 36時間 |
マルチポイント機能 | 非対応 |
急速充電 | 10分で120分間使える |
充電端子 | USB-C |
操作方法 | ボタン |
ノイキャン | ノイキャン対応 |
外音取り込み | 対応 |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
イヤホンの重さ | 4.9g |
Bluetooth | 5.2 |
対応コーデック | SBC / AAC |
防水規格 | IPX5 |
発売時期 | 2022年6月 |
参考価格 | 7,000円 |
Anker Soundcore Life A3i の同梱物
「Anker Soundcore Life A3i」には、以下の付属品が同梱されています。
- 充電ケース
- イヤホン本体
- USB-Cケーブル(約60cm)
- イヤーチップ(3種類)
- マニュアル
耳の穴に入れるシリコン製イヤーチップは、「 S / M / L 」の3種類付属しています。
柔らかいシリコン製です
Anker Soundcore Life A3iにはケースへ充電するためのUSB-Cケーブルが1本付属しています。
USB-Cケーブルの長さは約60cmで少し短めですが、持ち運びやすい長さです。
Anker Soundcore Life A3i の外観
「Anker Soundcore Life A3i」の防水性能はIPX5の防水性能で、運動での汗や小雨の中でも問題なく音楽を楽しめる防水規格に対応しています。
防水規格IPX5とは
「あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない(防噴流形)」
という国際的に決められた基準の水の侵入に対する指標です。
日本での防水規格自体は「電気機械器具の外郭による保護等級(JIS C 0920)」で定められています。
イヤホンの横側には操作するためのボタンがあります。
イヤホン本体には4つのマイクが搭載され、周囲の騒音を検知してくれます。
イヤホンの右・左 を見分ける方法
Anker Soundcore Life A3iはイヤホンの裏側の充電端子近くに「L(左)」と「R(右)」が分かるようにプリントされています。
音楽再生中のLEDランプ
Anker Soundcore Life A3i のイヤホンにはLEDランプは搭載されていないので、再生中にも装着中にも点灯・点滅はしないです。
充電ケースの外観
Anker Soundcore Life A3iの充電ケースは、光沢のないプラスチック製です。
充電ケースのフタはしっかり閉じられていて、逆さまにしてもフタは開きません。
開ききった状態ではフタは固定されないので、収納・取り出し中にパカッと勝手に閉じてしまうのが残念な作りでした。
ケース収納中のイヤホン本体はつまみやすいので、取り出しがしやすいのはよかったです。
充電するためのUSB端子はケースの底にあるので、充電しながら立てることはできません。
Anker Soundcore Life A3i の大きさと重さ
「Anker Soundcore Life A3i」は 6 x 4 x 3 cmくらいの丸みのある直方体で、手のひらに乗るコンパクトさです。
ポケットに入れるにはキツそうですが、カバンには収納しやすい形です。
大きさ
Anker Soundcore Life A3iの充電ケースの大きさは、横幅6.4cmの楕円っぽい形状です。
ケースの高さは約4cmです。
充電ケースの厚みは約3cmです。
重さ
Anker Soundcore Life A3iのイヤホンの重さは片耳1つだけでは 約4.9g で、両耳あわせると 約10g になります。
他社の完全ワイヤレスイヤホンでも4~6gくらいの製品が多いので、重いわけでは無いです。
ゴルフボールくらいの軽さ
Anker Soundcore Life A3iの充電・バッテリーについて
「Anker Soundcore Life A3i」の充電ケースは、Androidスマホでも使う汎用性の高いUSB-Cケーブルで充電ができます。
USB-Cは最近のAndroidスマホなら対応しているので、ケーブルを統一できてスッキリします。
USB-Cは向きを気にしなくて良いケーブルです
イヤホンの充電状態の確認方法
イヤホンを収納するとLEDランプが点灯するので、充電が開始されたか判別できます。
どれくらい充電されているかは、ケースやイヤホンを見ただけでは分からないのは残念です。
充電ケースの充電状態の確認方法
充電ケースの前面には、充電ケース自体の電池残量がわかるLEDランプが1つあります。
充電中はLEDランプが点滅します。
バッテリー性能
完全ワイヤレスイヤホンの弱点の1つには、再生時間の短さ(バッテリー性能)があります。
イヤホン本体が小型なので搭載できるバッテリーにも限界があります。
2021年では性能が向上し、イヤホン単体での連続再生時間は5~8時間ほどのイヤホンが多い印象です。
Anker Soundcore Life A3iの再生時間は、優秀な性能となっています。
1度に9時間連続再生できる
Anker Soundcore Life A3i は、イヤホン単体で1度に連続で9時間使うことができます。
専用の充電ケースとあわせて使うことで最大36時間の使用ができるので、3~4日くらいなら充電無しで使えそうです。
ただし、ノイキャンや外音取り込み機能を使っていると、少し再生時間が短くなってしまうのが注意点です。
ノイキャン使ってると物足りないかも
急速充電に対応
Anker Soundcore Life A3i は、急速充電に対応していて、10分の充電で120分間使えるようになります。
イヤホン本体のバッテリーが無くなっても、すぐにまた聴けるようなるのが良いところです。
Anker Soundcore Life A3iのペアリング方法
「Anker Soundcore Life A3i」は一度ペアリング作業をしてしまえば、次からはフタを開けるだけで自動的に接続してくれます。
開けるだけで、すぐに音楽を聴けるのは便利です
「Anker Soundcore Life A3i」 ペアリング方法はとても簡単です。
この記事では、iPhoneを使ってペアリング方法について紹介します。
- STEP 1
- STEP 2
- STEP 3
- STEP 4
- STEP 5
次からはフタを開けるだけで使えます
一度ペアリングしてしまえば、充電ケースのフタを開けるだけで自動的に接続してくれるのは本当に便利です。
毎回ペアリング作業をすることなく、すぐに音楽を聴くことができるようになるのは使っていて快適です。
Anker Soundcore Life A3iの音質と操作
「Anker Soundcore Life A3i」のイヤホン操作はタッチ式ではなく、ボタン式となっています。
ボタンはイヤホンのサイドに付いているので、操作するときに耳へ押し込むことがなく耳穴が痛くならないのも操作しやすいポイントです。
ボタン操作で耳が痛くならないよ
イヤホンの側面に押しやすいボタンが1つあります。
音声通信技術
Anker Soundcore Life A3i はBluetooth 5.2に対応していて、音声コーデックSBC、AACに対応しています。
新技術のaptX・aptX Adaptiveには対応していませんが、iPhoneは未対応ですし、あまり気にならないかも。
音質チェック
Anker Soundcore Life A3i は、デフォルト状態では少し高音が目立つかもですが、6千円台のイヤホンなら十分な音質でした。
好みの音質でなくても、専用アプリから自由にカスタマイズができます。
デフォルト設定でサウンドチェックをしてみると、中低域~中域が抑えめなので余計に高音が目立つチューニングでした。
ノイズキャンセリング機能
Anker Soundcore Life A3i はAirPods Proや Soundcore Liberty Air 2 Pro のようにノイズキャンセリング機能があります。
室内の空調で試した感じでは、強めの強風もけっこう除去してくれました。
外音取り込み(アンビエント)機能
Anker Soundcore Life A3iはイヤホンを装着していても周りの音を聞きやすくする「外音取り込み(アンビエント)機能」も搭載しています。
オンにしていると周囲の音をひろってくれるので、駅のアナウンスや会話が聴こえやすくなって便利です。
外音取り込み機能を使ってみると、余計な空調の音まで拾ってしまうのが残念でした。
外音取り込み機能の切り替えはデフォルトでは変更できないですが、専用アプリから設定することができます。
音の遅延
スマホアプリ(ソシャゲ)でも完全ワイヤレスイヤホンを使用するので、音質以上に大事にしている要素が音の遅延です。
iPhone 13 で試してみましたが、Anker Soundcore Life A3iはキャラクターボイスとテキストのタイミング、SEなどもズレが無く遅延を感じませんでした。
YouTubeで動画を見ても人の口パクと声がズレるなどの、違和感も無かったです。
音がズレる感じは無かったです
音楽を再生中のイヤホン操作
Anker Soundcore Life A3iはデフォルトの設定では、イヤホン単体で再生/一時停止・曲移動・音量調整ができます。
基本的な操作ができるので、スマホを取り出して操作する必要はないです。
- 音楽を 再生 / 一時停止
- 右 2回連続で押す
- 次の曲へ
- 左 2回連続で押す
- 音量を上げる
- 右 1回押す
- 音量を下げる
- 左 1回押す
- ノイキャン切り替え
- 左・右 をどちらか2秒間長押し
電話系とその他の操作
Anker Soundcore Life A3iは電話に出たり、通話を終了させたり、着信拒否もイヤホン単体で操作ができます。
- イヤホンの電源を入れる
- 左・右 3秒間長押し
- 電話に出る
- 左・右 着信中にどちらか1回押す
- 電話を切る
- 左・右 通話中にどちらか2回連続で押す
- 着信を拒否する
- 左・右 着信中にどちらか2秒間長押し
Anker Soundcore Life A3i レビューまとめ
この記事では「Anker Soundcore Life A3iをレビュー!6千円台でノイキャン搭載イヤホン」について紹介しました。
Anker Soundcore Life A3iは6千円台で、小型軽量なデザインの小型軽量な完全ワイヤレスイヤホンでした。
6千円台ながらノイキャンや外音取り込み、カスタマイズ性もある日常生活でも使いやすい機能が搭載されています。
音質もこの価格帯なら十分なレベルなので、初めてにも使いやすくコスパの良い完全ワイヤレスイヤホンです。
それでは、今回はこれまで。
お読みいただき、ありがとうございました。
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