音質は低音強めでワイヤレス充電、外音取り込み、装着検出など快適機能も充実したコスパが良い完全ワイヤレスイヤホンです。
通勤・通学・作業中に音楽を楽しむとき、ケーブルを全く使わない完全ワイヤレスイヤホンは、一度使ってみると普通のイヤホンには戻れないほど快適になります。
カバンからの出し入れも簡単ですし、周りにケーブルが引っかかる心配も無いので楽ちんです。
愛用している必須ガジェットの1つです。
ノイキャン搭載や音質、カスタマイズ性が向上した「Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro」は、Ankerのイヤホンとしては少し高めの価格です。
その分ノイキャン性能は優秀ですし、装着状態検出やワイヤレス充電といった快適な機能もあり、機能満載となっています。
音質は低音が少し強めですが、専用アプリからカスタマイズができます。
ノイキャンが不要なら「Pro」が付いていない、より小型の「Soundcore Liberty Air 2」で充分かもしれません。
ノイキャン搭載のAirPods Proは少し高くて手を出しにくなら、狙い目のワイヤレスイヤホンだと思います。
コスパが良いです!
この記事では「レビュー!Anker Soundcore Liberty Air 2 Proは快適な機能満載イヤホン」について紹介します。
- Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro の概要
- Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro の同梱物
- Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro の外観
- Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro の大きさと重さ
- Anker Soundcore Liberty Air 2 Proの充電について
- Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro のバッテリー性能
- Anker Soundcore Liberty Air 2 Proのペアリング方法
- Anker Soundcore Liberty Air 2 Proの音質と操作
- Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro レビューまとめ
- その他 人気の完全ワイヤレスイヤホン
Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro の概要
Soundcore Liberty Air 2の上位モデルである、「Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro」の主な特長と仕様・スペックを紹介します。
特長
Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro は、以下のような特長を持った完全ワイヤレスイヤホンです。
- 優秀なノイキャン
- 外音取り込み機能
- 装着状態検出
- ワイヤレス充電
- 防水対応
- タッチセンサー操作
- アプリでカスタマイズ可能
- 対応コーデック:SBC、AAC
- イヤホン単体で7時間連続再生
- ケース込みで26時間再生
- USB-Cケーブルで充電
Ankerでは初めてのノイズキャンセリング機能を搭載した完全ワイヤレスイヤホンです。
ノイキャン性能は優秀でワイヤレス充電(Qi)など、便利な機能も搭載しているコスパが良いイヤホンに仕上がっています。
同じノイキャン搭載のSoundcore Life A2 NCとの比較記事も、よければ あわせてお読みください。
仕様・スペック
メーカー | Anker |
---|---|
型番 | Soundcore Liberty Air 2 Pro |
連続再生(イヤホン) | 7時間 |
連続再生(ケース含) | 26時間 |
充電端子 | USB-C |
操作方法 | タッチ |
ノイキャン | ノイキャン対応 |
外音取り込み | 対応 |
ワイヤレス充電 | 対応 |
イヤホンの重さ | 5.2g |
Bluetooth | 5.0 |
対応コーデック | SBC / AAC |
防水規格 | IPX4 |
発売時期 | 2021年1月 |
参考価格 | 13,000円 |
Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro の同梱物
「Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro」には、以下の付属品が同梱されています。
- 充電ケース
- イヤホン本体
- USB-Cケーブル(約60cm)
- イヤーチップ(9種類)
- マニュアル
耳の穴に入れるシリコン製イヤーチップは、「 XXXS / XXS / XS / S / M / M+ / L / L+ / XL 」の9種類付属しています。
柔らかいシリコン製です
Anker Soundcore Liberty Air 2 Proの充電ケースはワイヤレス充電にも対応していますが、ケーブルでも充電可能なのでUSB-Cケーブルが1本付属しています。
ケーブルの長さは約60cmで、持ち運びや収納に便利なマジックテープの結束バンド付きです。
Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro の外観
「Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro」はスポーツの汗や雨ていどなら大丈夫な、生活防水仕様(IPX4)に対応した完全ワイヤレスイヤホンです。
防水規格IPX4とは
「水の飛まつによる影響がない」という国際的にも決められた基準の防水規格です。
防水規格自体は「電気機械器具の外郭による保護等級(JIS C 0920)」で定められています。
イヤホンは直線的なデザインがシンプルでカッコいい。
soundcoreのロゴ辺りがタッチセンサーになっています。
イヤホンの右・左 を見分ける方法
Anker Soundcore Liberty Air 2 Proはイヤホンの裏側に「L(左)」と「R(右)」が分かるようにプリントされています。
音楽再生中のLEDランプ
Anker Soundcore Liberty Air 2 Proは音楽を再生中など、音がなっているときにLEDランプは点灯しないです。
充電ケースの外観
Anker Soundcore Liberty Air 2 Proの充電ケースは、光沢のないプラスチック製です。
充電ケースのフタは、後ろにスライドさせてオープンさせます。
イヤホンの出し入れするとき、フタが勝手に閉じないので使いやすい仕組みです。
イヤホンをつまみやすく、取り出しや収納がしやすい形状です。
充電ケースの裏側にUSB-C端子とボタンがあります。
ケースの底はツルッとしていて、滑り止めも無い作りなのが少し残念でした。
Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro の大きさと重さ
「Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro」は 6 x 6 x 3 cmくらいの直方体で、手のひらに乗るコンパクトさです。
ポケットに入れるにはキツそうですが、カバンには収納しやすい形です。
大きさ
Anker Soundcore Liberty Air 2 Proの充電ケースの大きさは、横幅6cmの直方体っぽい形状です。
ケースの縦幅の大きさも、約6cmです。
充電ケースの高さは約3cmです。
重さ
Anker Soundcore Liberty Air 2 Proのイヤホンの重さは片耳1つだけでは 約5.2g で、両耳あわせると 約10g になります。
他社の完全ワイヤレスイヤホンでも4~6gくらいの製品が多いので、重いわけでは無いです。
スマホの半分くらいの重さ
Anker Soundcore Liberty Air 2 Proの充電について
「Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro」の充電ケースは、ワイヤレス充電(Qi充電)にも対応しているのが魅力の1つです。
毎日使うなら置くだけ充電は、かなり快適になります。
ワイヤレス充電器が無いなら、Androidスマホでも使う汎用性の高いUSB-Cケーブルで充電ができます。
USB-Cは最近のAndroidスマホなら対応しているので、ケーブルを統一できてスッキリします。
USB-Cは向きを気にしなくて良いケーブルです
イヤホンの充電状態の確認方法
イヤホンを充電ケースに収納してフタを閉じると、電源がオフになり充電が開始されます。
フタを閉じたときに、1番目と3番目のLEDランプが点滅します。
充電ケースの充電状態の確認方法
充電ケースの前面には、充電ケース自体の電池残量がわかるLEDランプが3つ並んでいます。
フル充電へ近づくにつれLEDランプが点灯していきます。
充電ケースのLEDの点灯の仕方と、充電状態を一覧にすると、このようになります。
LEDの点灯の仕方 | 電池残量 |
---|---|
●●● | 1~30% |
●●● | 30~70% |
●●● | 70~100% |
充電時間は2時間と、早く充電ができます。
Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro のバッテリー性能
完全ワイヤレスイヤホンの弱点の1つには、再生時間の短さ(バッテリー性能)があります。
イヤホン本体が小型なので搭載できるバッテリーにも限界があります。
2020年では性能が向上し、イヤホン単体での連続再生時間は5~8時間ほどのイヤホンが多い印象です。
Anker Soundcore Liberty Air 2 Proの再生時間は、そこそこの性能となっています。
1度に7時間連続再生できる
Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro は、イヤホン単体で1度に連続で7時間使うことができます。
専用の充電ケースとあわせて使うことで最大26時間の使用ができるので、1~2日くらいなら充電無しで使えそうです。
ただし、ノイキャンや外音取り込み機能を使っていると、少し再生時間が短くなってしまうのが注意点です。
ノイキャン使ってると物足りないかも
急速充電に対応
Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro は、急速充電に対応していて、15分の充電で3時間使えるようになります。
イヤホン本体のバッテリーが無くなっても、すぐにまた聴けるようなるのが良いところです。
Anker Soundcore Liberty Air 2 Proのペアリング方法
「Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro」は一度ペアリング作業をしてしまえば、次からはフタを開けるだけで自動的に接続してくれます。
開けるだけで、すぐに音楽を聴けるのは便利です
「Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro」 ペアリング方法はとても簡単です。
この記事では、iPhoneを使ってペアリング方法について紹介します。
- STEP 1
- STEP 2
- STEP 3
- STEP 4
- STEP 5
次からはフタを開けるだけで使えます
一度ペアリングしてしまえば、充電ケースのフタを開けるだけで自動的に接続してくれるのは本当に便利です。
毎回ペアリング作業をすることなく、すぐに音楽を聴くことができるようになるのは使っていて快適です。
Anker Soundcore Liberty Air 2 Proの音質と操作
「Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro」のイヤホン操作はボタン式ではなく、触れるだけのタッチセンサー式となっています。
操作するときに耳へ押し込むことがなく耳穴が痛くならないのも操作しやすいポイントです。
操作で耳が痛くならないよ
「soundcoreのアイコンロゴ部分」がタッチセンサーになっています。
音声通信技術
Soundcore Liberty Air 2 ProはBluetooth 5に対応していて、音声コーデックSBC、AACに対応しています。
新技術のaptX・aptX Adaptiveには対応していませんが、iPhoneは未対応ですし、あまり気にならないかも。
音質チェック
Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro は、デフォルト状態では少し低音が強めの音質でした。
好みの音質でなくても、専用アプリから自由にカスタマイズができます。
デフォルト設定でサウンドチェックをしてみると、低域が少し強めのチューニングでした。
ノイズキャンセリング機能
Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro はAirPods ProやSONY WF-1000XM3のようにノイズキャンセリング機能があります。
室内の空調で試した感じでは、AirPods Proにも負けないくらいノイズをカットする強力さでした。
しかもノイキャンモードは「交通機関」「屋内」「屋外」と、シーンにあった環境音をキャンセリングしやすくしてくれます。
ノイキャンの切替方法はアプリから変更できますが、2秒間長押しすることでON/OFFを切り替えることができます。
外音取り込み(アンビエント)機能
Anker Soundcore Liberty Air 2 Proはイヤホンを装着していても周りの音を聞きやすくする「外音取り込み(アンビエント)機能」も搭載しています。
オンにしていると周囲の音をひろってくれるので、駅のアナウンスや会話が聴こえやすくなって便利です。
外音取り込み機能を使ってみると、静かな場所ではホワイトノイズが少し気になりました。
大きなノイズではないです。
外音取り込み機能のON/OFFはデフォルトでは変更できないですが、専用アプリから設定することができます。
音の遅延
スマホアプリ(ソシャゲ)でも完全ワイヤレスイヤホンを使用するので、音質以上に大事にしている要素が音の遅延です。
iPhone XS Max で試してみましたが、Anker Soundcore Liberty Air 2 Proはキャラクターボイスとテキストのタイミング、SEなどもズレが無く遅延を感じませんでした。
YouTubeで動画を見ても人の口パクと声がズレるなどの、違和感も無かったです。
音がズレる感じは無かったです
音楽を再生中のイヤホン操作
Anker Soundcore Liberty Air 2 Proはデフォルトの設定では、イヤホン単体で再生/一時停止・曲移動ができます。
アプリでカスタマイズ可能ですが、同時に設定できる種類が少ないのが残念な点です。
- 音楽を 再生 / 一時停止
- 右 2回連続でタッチ
- 次の曲へ
- 左 2回連続でタッチ
- ノイキャン切り替え
- 左・右 をどちらか2秒間ふれる
カスタマイズすれば、音量調整もイヤホンから操作できます。
基本的な操作が選べます
便利な設定
デフォルトの設定ではタッチしても音がならないので、ちゃんとタッチできたか分かりにくいです。
そんなときは設定画面から「タッチ音」を有効にしておくと、タッチの反応が聴こえて少し便利になります。
また、装着状態を検知して音楽を一時停止・再生を自動でしてくれる機能も便利です。
電話系とその他の操作
Anker Soundcore Liberty Air 2 Proは電話に出たり、通話を終了させたり、着信拒否もイヤホン単体で操作ができます。
- 電話に出る
- 左・右 着信中にどちらか2回連続でタッチ
- 電話を切る
- 左・右 通話中にどちらか2秒間ふれる
- 着信を拒否する
- 左・右 着信中にどちらか2秒間ふれる
Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro レビューまとめ
この記事では「レビュー!Anker Soundcore Liberty Air 2 Proは快適な機能満載イヤホン」について紹介しました。
「Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro」は優秀なノイズキャンセリング、ワイヤレス充電、装着状態検出機能を搭載しながら1,3000円に抑えられた良イヤホンです。
Ankerにしては高めの価格ですが、ノイキャンを搭載しているAirPods Proは3万円近くするので、かなりコスパが良いと思いました。
ノイキャンが不要なら、より小さくて価格も抑えられている「Pro」が付いていない「Anker Soundcore Liberty Air 2」が良いと思います。
ノイキャン付きでコスパの良い完全ワイヤレスイヤホンを探しているなら、「Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro」がおすすめです。
それでは、今回はこれまで。
お読みいただき、ありがとうございました。
前モデル「Soundcore Liberty Air 2」のレビュー記事もあわせてお読みください。
その他 人気の完全ワイヤレスイヤホン
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