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4K@60Hz(HDR)デュアルモニターにおすすめ27インチ比較

4K@60HzでHDR対応に対応している4Kモニターを調べて比較してみました。

今までWQHD(2560×1440)を使用していたのですが、6年前に買ったモニターでもうそろそろアップグレードしたくなってきました。

パソコン周辺機器である4Kモニターで手頃な値段も増えてきたので、今回は以下の条件で探してみました。

  1. 27インチ
  2. 6万円台以下
  3. 4Kでリフレッシュレート60Hz
  4. HDR対応
  5. デュアルモニター向け

 

まちゃ
まちゃ

手頃な値段で、4Kのきれいな画質を楽しみたい!

 

今回、対象として比較した4Kモニターはこの3モデルです。

 

 

おすすめの4Kモニターは、使い方が「4K機器をたくさん使いたい人」や「接続の仕方を1つに絞りたく無い人」には、LG「27UK600」。

「接続をHDMIだけで良い人」や「デュアルモニター以上にモニターを並べたい人」には、DELL「U2718Q」がおすすめです。

 

※2018年11月にLGの後継モデルの27ULシリーズが発売されました。ディスプレイの性能が少し上がりサイズやデザインなどは同じです。

LG「27UK600」との比較はこちらの記事で紹介しています。興味がありましたら合わせてお読み下さい。

 

>>LG「27UK600-W」の詳細レビューはこちら

 

 

 

えいきち
えいきち

どの4Kモニターがおすすめなの?

 

まちゃ
まちゃ

総合的に見ると、LGは優秀。

接続する機器が1つだけならDELLもおすすめ!

 

 

 

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この記事を書いた人:まちゃ
ガジェット好き 自作PC歴20年超え スマホゲームのエンジニア アニメ・ゲーム好き

スペックを一覧で比較

4Kモニター基本機能比較

メーカー LG Dell IODATA
モデル名 27UK600 U2718Q EX-LD4K271DB
発売日 2018年 1月 2017年 9月 2018年 7月
価格 55,000円 63,000円 42,000円
DisplayPort 1つ (v1.2) 1つ (v1.2)
1つ (mini DP)(v1.2)
1つ (v1.2)
HDMI 2つ (v2.0a) 1つ (v2.0a) 1つ (v2.0a)
2つ (v1.4)
HDCP 2.2 2.2 2.2
左右フレーム幅 7.9 mm 7.3 mm 16.1 mm
スピーカー付き × ×
最大消費電力 45 99 70
標準消費電力 32 30 29.5
待機消費電力 0.5 0.3 0.7
重量スタンド付き 5.2 6.6 5.7
重量スタンド無し 4.7 3.7 5.3

高さ
奥行き
[スタンド付]
613
455
209
mm
611
410
200
mm
632
445
235
mm

高さ
奥行き
[スタンド無し]
613
364
73
mm
611
356
49
mm
632
378
50
mm
PiP機能 × ×
PbP機能 × ×
USB 3.0ハブ ×

※4Kモニターに必要な端子はこちらの4Kモニターに必要な端子まとめページが役立ちます。

 

まちゃ
まちゃ

DELLのU2718Qが一番良い感じだけど、LGもほぼ同じ誤差レベル。

 

 

4Kモニターのパネル機能比較

メーカー LG Dell IODATA
モデル名 27UK600 U2718Q EX-LD4K271DB
モニタサイズ 27 27 27
パネル種類 IPS IPS ADS
表面 ノングレア(非光沢) ノングレア(非光沢) ノングレア(非光沢)
ブルーライト低減
応答速度(最速) 5ms 5ms 5ms
フリッカーレス
表示色 10.7億色 10.7億色 10.7億色
高輝度 350 cd/m2 350 cd/m2 250 cd/m2
FreeSync × ×

 

 

4Kモニターの入力端子比較(HDR,60Hzなど)

メーカー LG Dell IODATA
モデル名 27UK600 U2718Q EX-LD4K271DB
HDMI 1 リフレッシュレート 60 Hz 60 Hz 60 Hz
HDR10
HDMI 2 リフレッシュレート 60 Hz 30 Hz
HDR10 ×
HDMI 3 リフレッシュレート 30 Hz
HDR10 ×
DisplayPort 1 リフレッシュレート 60 Hz 60 Hz 60 Hz
HDR10 × ×
DisplayPort 2 リフレッシュレート 60 Hz
HDR10 ×

 

入力端子の4K対応は、LG「27UK600-W」がポートの数が多くて優秀でした。

パソコン以外にも楽しみたい人にはぴったりですね。

 

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LG「27UK600-W」すべて60Hz&HDR対応!

LG「27UK600-W」は6万円以下で購入できる4Kモニターの中でも上位のスペックです。

LGの27UKには以下の3種類の4Kモニターがあります。

モデル おおよその価格 特長
27UK850-W 約 7万0000円 USB-Cで映像入力と
電源給電可能
27UK650-W 約 5万7000円 スタンド機能
(高さ調節・回転)あり
27UK600-W 約 5万5000円 スタンド機能なし

 

「27UK850-W」はUSB-Cケーブル1本で接続できるので便利です。

映像・音声・電源がケーブル1本でOKなのは机周りがスッキリして、見た目もきれいです。

ただ、USB-Cはケーブルの長さが1~2mという上限があるので、デスクトップPCでは不便なので今回は対象から外しました。

「27UK650-W」についてはモニターアームを使用するのでスタンドの機能は不要なので、「27UK600-W」を購入の検討対象にしました。

モニター自体の機能や性能は3種類とも同じなので、使用環境にあわせて購入を検討するとよいと思います。

 

>>LG「27UK600-W」の詳細レビューはこちら

 

特長 DisplayPort(DP)、HDMIはすべて60HzとHDR10対応

LG「27UK600」の映像入力端子にはHDMIが2つ、DisplayPort(DP)は1つあります。

3つともすべてリフレッシュレート60HzとHDR10に対応しています。

比較した中では、DisplayPort・HDMIすべて対応している4Kモニターはかなり特長的です。

 

LG「27UK600」は、こういった人におすすめです。

  1. どのケーブルで接続しようか迷っている
  2. 4K & 60Hz & HDR10で表示したいものがパソコン以外にもある

LG「27UK600」にPS4 Proを接続しても4KのHDRを楽しめます。こちらのPC Watchの記事でも対応を確認できました。

 

特長 モニター左右のフレーム幅が7.9mmの狭さ

左右のフレームは1cmをきる7.9mmの幅なので、かなりスッキリした見た目です。

薄型フレームなのでモニターを複数並べるデュアルモニターにおすすめです。

ただ、下部は2cmくらいの幅があるので下部を使用して並べるのには向いてないです。

 

特長 目に優しい機能(ブルーライト低減・フリッカーセーフ)

LG「27UK600」には目に優しい機能である「ブルーライト低減機能」と「フリッカーセーフ」が備わっています。

ブルーライトはパソコンのモニターやスマートフォンのモニターから出ている光の一種です。

ブルーライトは目の疲れの原因にもなりますし、寝る前にもよくありません。

ブルーライトの影響を減らすために液晶フィルムや眼鏡などが発売されています。

 

「27UK600」には液晶モニター自身にブルーライトを低減する機能が付いているので便利です。

 

「フリッカーセーフ」機能は液晶モニターのちらつきを抑えて目や脳の疲れを軽減する機能です。

ちらつきと言っても目には見えないレベルの話なので知らないうちに目が疲れてしまっています。

 

 

残念な点 スピーカーは非搭載

LG「27UK600」には現状、大きな欠点は見当たらないのですが、スピーカーは搭載されていません。

ヘッドフォンの出力はできるので別途スピーカーを用意する必要があります。

 

残念な点 USB 3.0 ハブは無い

LG「27UK600」はUSBハブ機能が無いのが少し残念です。

最上位の「27UK850-W」はUSB-Cで接続することでUSBハブ機能が使用できますが、このモデルは非搭載です。

USBハブは別売りで買えば、代わりになるのでモニターを決める際にはこだわらないほうが良いです。

 

 

新モデルが2018年11月に発売!

 

※2018年11月にLGの後継モデルの27ULシリーズが発売されました。ディスプレイの性能が少し上がりサイズやデザインなどは同じです。

LG「27UK600」との比較はこちらの記事で紹介しています。興味がありましたら合わせてお読み下さい。

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DELL「U2718Q」デュアルモニターにおすすめ

DELL「U2718Q」は2017年9月に発売されたリフレッシュレート60Hz、HDR10に対応した4Kモニターです。

 

DELL「U2718Q」は、こんな人におすすめです。

  1. 4KはHDMI接続だけで良い人
  2. デュアルモニター以上に4Kモニターを並べたい人
  3. モニターアームのために軽さが重要な人

 

映像の入力端子は以下の3つあります。

バージョン リフレッシュ
レート
HDR10
HDMI 2.0a 60Hz
DisplayPort(DP) 1.2 60Hz ×
mini DisplayPort
(mDP)
1.2 60Hz ×

 

3つともリフレッシュレートは60Hzに対応していますが、HDR10はHDMIしか対応していません。

4Kモニターの機能をフルに使いたい場合はHDMIしか使えないので注意が必要です。

 

DELL「U2718Q」の詳細なレビューはこちらで紹介しています。大きさなどが気になる場合は参考になると思います。

 

特長 PS4 Pro のHDR対応している

DELL「U2718Q」のHDRに対応しているのはHDMIの1つだけです。

AmazonのレビューだとPS4 ProのHDRに対応していないと書かれていましたが、

こちらのサイトによると、PS4 ProでのHDR対応も問題なく接続できているようなので大丈夫そうです。

ケーブルや設定が問題だったのかもしれません。

 

特長 モニターのフレーム幅が7.3mmの狭さ

DELL「U2718Q」はフレーム幅が7.3mmでLG「27UK600」よりもフレーム幅が狭いです。

しかも上下左右の4辺すべてが7.3mmの狭さなので、4枚並べてもフレームが気にならないです。

4辺とも薄型なので「InfinityEdge」と言います。

縦にもモニターを並べたい場合には最適です。

 

特長 目に優しい機能(ブルーライト低減・フリッカーレス)

DELL「U2718Q」には目に優しい機能である「ブルーライト低減機能」と「フリッカーレス機能が」が備わっています。

DELL「U2718Q」では「ComfortView」という機能名です。

設定画面で「ComfortView」モードを選択することで、ちらつかない画面と有害なブルーライトを低減する機能が有効になります。

 

液晶フィルムや眼鏡を使わずにブルーライトを減らせるので、長時間使用したい人には便利な機能です。

 

特長 モニターアームに使いやすい大きさと重さ

DELL「U2718Q」はスタンドを付けた状態だと、6.6kgで一番重くて安定しています。

スタンドを外して、モニタだけの状態では3.7kgと他のモニタよりも1kg近く軽いです。

モニターアームはモニターの大きさよりも重さの方が重要です。

DELL「U2718Q」は軽いのでモニターアームの選択の幅が広がると思います。

 

また、LG「27UK600」よりもモニターの大きさが若干小さい点も複数モニターの設置に向いています。

 

モニターアームって実際に設置するとき重いと大変なので、軽いほうが取り付けやすいです。

まちゃ
まちゃ

1人でモニターアームに取り付けるのは、重いとつらいです

 

 

特長 USB3.0ハブ機能搭載

USB3.0のポートが2つあるので周辺機器の接続が便利です。

給電を必要とする周辺機器もモニターの電源を使用するので、電源ケーブルを減らせます。

 

残念な点 4K性能を複数台でフルに使えない

DELL「U2718Q」は4K 60HzでHDR対応しているのはHDMIの1つだけです。

DisplayPortとmini DisplayPortはHDRに対応していないですが、リフレッシュレートは60Hzには対応しています。

複数のHDR対応機器を楽しみたい場合は、分配器などを使用する必要があります。

 

残念な点 スピーカーは非搭載

DELL「U2718Q」にはスピーカーは搭載されていません。

ヘッドフォンの出力はできるので、別途スピーカーを用意するなどの必要があります。

 

I-O DATA「EX-LD4K271DB」

 

I-O DATA「EX-LD4K271DB」は2018年8月に発売された4Kモニターです。

 

HDMIは3つありますが、1つだけリフレッシュレートが60HzでHDR10に対応していて、他2つのHDMIはリフレッシュレートが30HzでHDRにも対応していないので注意です。

60Hzでもないので、HDMI接続で4Kの60Hzを複数楽しむことができないのが残念です。

 

特長 PiP、PbP機能

I-O DATA「EX-LD4K271DB」には他のモニターにはあまり見かけない機能があります。

それが、「PiP(Picture in Picture)」と「PbP(Picture by Picture)」機能です。

この機能は他の映像入力を同時に表示できる機能です。

PS4などのゲームでレベル上げなどの単純作業をしながら、PCを同時に扱うといったことができます。

 

まちゃ
まちゃ

テレビでよく見かける機能!

 

 

特長 パネルはADS

I-O DATA「EX-LD4K271DB」のパネルはADSです。

ADSパネルの特長はIPSとほぼ同じです。

画面を見える位置角度(視野角)が広いことと、色ズレが少ないことが特長のパネルです。

写真や動画、ゲームなどに向いています。

動きが速い格闘ゲームやFPSなどには向いていません。

 

残念な点 4Kを複数台で60Hz&HDRを使えない

4K 60HzでHDR対応しているのはHDMIの1つだけです。

HDMIの2つは30Hzまでしか対応していないので、4Kとしての魅力は下がってしまいます。

60HzとHDRに対応しているのは1つしか無いので、4K対応機器を複数接続した場合は分配器などを使用すると解決できます。

 

まちゃ
まちゃ

60Hz対応しているポートが少ないのは残念。

 

 

残念な点 フレーム幅が厚いのでデュアルモニターに向いていない

フレーム幅が1.6cmと他のモニターよりも広いので、複数モニターを並べるデュアルモニターなどには向いていないのが残念です。

比較的低価格になるADSパネルで、複数台買いやすい価格なだけに残念です。

 

まちゃ
まちゃ

デュアルモニター狙いにはちょっと厳しい。

 

 

 

4Kモニターにおすすめなグラフィックボードは「GeForce GTX 1050 Ti」

MSI「GeForce GTX 1050 Ti 4GT」

2018年時点で、省電力でコスパの良いグラボは「GeForce GTX 1050 Ti」です。

HDMIとDisplayPortが4K@60Hzに対応しているので、4Kのデュアルモニター環境も構築できます。

ミドルクラスのグラボですが、そこそこの画質であれば最新のゲームも遊べます。

MSI「GeForce GTX 1050 Ti 4GT」はロープロファイルにも対応していて、電源ユニットは300Wが最低推奨なので小型のスリムPCにも増設できます。

 

>>MSI「GeForce GTX 1050 Ti 4GT」の詳細レビューはこちら

 

まとめ:迷うならLG「27UK600」がおすすめ。

4K機器をたくさん使いたい人や接続の仕方を1つに絞りたく無い人には、LG「27UK600」がおすすめです。

LG「27UK600」には4K@60HzでHDR対応のポートがHDMIが2つ、DisplayPortが1つの合計3ポートあるので他にはないポイントでした。

 

 

接続をHDMIだけで良い人やデュアルモニター以上にモニターを並べたい人には、DELL「U2718Q」がおすすめです。

DELL「U2718Q」は4K@60HzでHDR対応のポートはHDMIだけですが、モニターの4辺すべてが7.3mmの薄型フレームなのがおすすめポイントです。

 

 

※2018年11月にLGの後継モデルの27ULシリーズが発売されました。ディスプレイの性能が少し上がりサイズやデザインなどは同じです。

LG「27UK600」との比較はこちらの記事で紹介しています。興味がありましたら合わせてお読み下さい。

 

 

>>LG「27UK600-W」の詳細レビューはこちら

 

 

このページで紹介した4Kモニター

 

 

 

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