SONY WF-XB700は迫力のある重低音が特長な音質で、ノイキャンは搭載していませんが9時間の長時間再生や防水など使いやすいイヤホンです。
通勤・通学・作業中に音楽を楽しむとき、ケーブルを全く使わない完全ワイヤレスイヤホンは、一度使ってみると普通のイヤホンには戻れないほど快適になります。
カバンからの出し入れも簡単ですし、周りにケーブルが引っかかる心配も無いので楽ちんです。
愛用している必須ガジェットの1つです。
SONY WF-XB700は、エントリーモデルの完全ワイヤレスイヤホンになります。
2019年に発売されたSONY WF-1000XM3は、ノイズキャンセリング機能と音質が優秀で話題でした。
SONY WF-XB700はノイキャン機能はありませんが、重低音重視で音質は良いです。
音質はさすがのソニーです
イヤホンは防水機能があり、充電ケースはイヤホンの出し入れがしやすい形状になっているのが使いやすいです。
ノイキャンは要らないけれど、価格を抑えつつ音質が良い完全ワイヤレスイヤホンを使いたいなら、選択肢に入れたいイヤホンとなっています。
この記事では「【SONY WF-XB700 レビュー】9時間連続再生で重低音が良い完全ワイヤレスイヤホン」について紹介します。
SONY WF-XB700 の特長
ソニーの完全ワイヤレスイヤホンは2019年に発売されたWF-1000XM3が、ノイキャンと音質が優秀で人気があります。
そんなソニーの「WF-XB700」は以下のような特長を持った、エントリーモデルの完全ワイヤレスイヤホンです。
- 重低音がきいている
- 防水対応
- イヤホンの出し入れがしやすい
- 対応コーデック:SBC、AAC
- 音量調整できる
- ボタンがサイドで操作しやすい
- USB-Cで充電できる
- 電池残量がわかりにくい
- ノイキャンは無し
- ケースのバッテリー性能が弱い
- 価格がちょい高め
ノイキャンは無いけど、音質が優秀です
SONY WF-XB700 の同梱物
「SONY WF-XB700」には、以下の付属品が同梱されています。
- 充電ケース
- イヤホン本体
- USB-Cケーブル(約20cm)
- イヤーピース(4種類)
- マニュアル
耳の穴に入れるイヤーピースは、「SS / S / M / L」の4種類と充実したサイズがそろっています。
柔らかいシリコン製です
付属のイヤーピースは、ちょっとした空調の音くらいなら聴こえなくなる遮音性がありました。
SONY WF-XB700にはケースへ充電するためのUSB-Cケーブルが1本付属しています。
USB-Cケーブルの長さは約20cmで少し短めですが、持ち運びやすい長さです。
SONY WF-XB700 の外観
「SONY WF-XB700」はスポーツの汗や雨ていどなら大丈夫な、生活防水仕様(IPX4)に対応した完全ワイヤレスイヤホンです。
防水規格IPX4とは
「水の飛まつによる影響がない」という国際的にも決められた基準の防水規格です。
防水規格自体は「電気機械器具の外郭による保護等級(JIS C 0920)」で定められています。
イヤホンの右・左 を見分ける方法
SONY WF-XB700はイヤホンの裏側に「L(左)」と「R(右)」が分かるようにプリントされています。
また左側イヤホンのボタン近くには、ちょっとした凸点があり触った感触でも左側だと判断ができます。
音楽再生中のLEDランプ
SONY WF-XB700は音楽を再生中など、LEDランプは点灯しないです。
充電ケースの外観
SONY WF-XB700の充電ケースはプラスチック製で、少しザラザラしていて手触りが気持ちよいです。
イヤホンを収納する面が手前に傾いていて、イヤホンの出し入れがしやすい作りになっているのが使いやすいです。
完全にオープンするとちょっと力を入れないと閉められなくなるので、間違えて閉まっちゃう心配がないのが使いやすいです。
無駄にパカパカしない作りです
充電ケースのフタはしっかり閉じられていて、逆さまにしてもフタは開きません。
開ききった状態ではフタが固定されるので、収納・取り出し中に勝手に閉じなくて使いやすいです。
充電ケースの裏側にUSB-C端子があるので、付属のUSBケーブルなどを使って充電することができます。
ケースの底はツルッとしていて、滑り止めも無い作りなのが少し残念でした。
SONY WF-XB700 の大きさと重さ
「SONY WF-XB700」は手のひらサイズでコンパクトですが、少し厚さがあるのでポケットに入れて持ち歩くのは難しそうです。
大きさ
SONY WF-XB700の充電ケースの大きさは、横が約8cmの丸っこい形状です。
SONY WF-XB700の充電ケースの奥行きは、約4cmほどです。
SONY WF-XB700の充電ケースは、少しななめで横から見ると特殊な形をしていることが分かります。
重さ
SONY WF-XB700のイヤホンの重さは片耳1つだけでは 約7.7g で、両耳あわせると 約15g になります。
他社の完全ワイヤレスイヤホンでも4~6gくらいの製品が多いので、重いわけでは無いです。
スマホよりも軽いです。
SONY WF-XB700の充電について
「SONY WF-XB700」の充電ケースへの充電は、Androidスマホでも使う汎用性の高いUSB-Cケーブルで充電ができます。
USB-Cは最近のAndroidスマホなら対応しているので、ケーブルを統一できてスッキリします。
USB-Cは向きを気にしなくて良いケーブルです
イヤホンの充電状態の確認方法
イヤホン本体への充電中は、本体のLEDランプが赤色に点灯します。
充電が完了するとLEDランプが消灯します。
イヤホンの充電状態は、充電ケースのフタを閉じてもうっすらと確認できます。
充電ケースの充電状態の確認方法
充電ケースへの充電状態は、イヤホン収納面の真ん中にあるLEDランプで確認できます。
充電中は赤色に点灯し、充電が完了すると消灯します。
充電時間は2.5時間と、早く充電ができます。
SONY WF-XB700 のバッテリー性能
完全ワイヤレスイヤホンの弱点の1つには、再生時間の短さ(バッテリー性能)があります。
イヤホン本体が小型なので搭載できるバッテリーにも限界があります。
そんな中2019年では性能も向上し、より省電力機能や接続の安定性が強化されたモデルが発売されました。
2019年に発売されたモデルでは、イヤホン単体での連続再生時間は5~6時間ほどの製品が多い印象でした。
1度に9時間連続再生できる
SONY WF-XB700 は、イヤホン単体で1度に連続で9時間使うことができます。
専用の充電ケースとあわせて使うことで最大18時間の使用ができるので、1~2日くらいなら充電無しで使えそうです。
急速充電に対応
SONY WF-XB700 は、急速充電に対応していて、10分の充電で60分使えるようになります。
イヤホン本体のバッテリーが無くなっても、すぐにまた聴けるようなるのが良いところです。
SONY WF-XB700のペアリング方法
「SONY WF-XB700」は一度ペアリング作業をしてしまえば、次からは充電ケースから取り出すだけで自動的に接続してくれます。
取り出すだけで、すぐに音楽を聴けるのは便利です
「SONY WF-XB700」 ペアリング方法はとても簡単です。
この記事では、iPhoneを使ってペアリング方法について紹介します。
- STEP 1
- STEP 2
- STEP 3
- STEP 4
- STEP 5
次からはケースから取り出すだけで使えます
一度ペアリングしてしまえば、イヤホンを充電ケースから取り出すだけで自動的に接続してくれるのは本当に便利です。
毎回ペアリング作業をすることなく、すぐに音楽を聴くことができるようになるのは使っていて快適です。
SONY WF-XB700の音質と操作
「SONY WF-XB700」の操作はタッチ式ではなく、ボタン式となっています。
ボタンはイヤホンのサイドに付いているので、操作するときに耳へ押し込むことがなく耳穴が痛くならないのも操作しやすいポイントです。
ボタン操作で耳が痛くならないよ
音質
SONY WF-XB700の音質は、重低音が特長的な音質になっています。
エントリーモデルで機能は少なめですが、音質はさすがのソニーで良きでした。
サウンドチェックをしてみると低域より中低域あたりがよく出てていて、高域・超高域の3K・11Kでぴょこっとチューニングされているようです。
音の遅延
スマホアプリ(ソシャゲ)でも完全ワイヤレスイヤホンを使用するので、音質以上に大事にしている要素が音の遅延です。
iPhone XS Max で試してみましたが、SONY WF-XB700はキャラクターボイスとテキストのタイミング、SEなどもズレが無く遅延を感じませんでした。
YouTubeで動画を見ても人の口パクと声がズレるなどの、違和感も無かったです。
音がズレる感じは無かったです
音楽を再生中のイヤホン操作
SONY WF-XB700はデフォルトの設定では、イヤホン単体で再生/一時停止・曲移動・音量調整ができます。
基本的な操作ができるので、スマホを取り出して操作する必要はないです。
- 音楽を 再生 / 一時停止
- 右 1回押す
- 次の曲へ
- 右 2回連続で押す
- 前の曲へ
- 右 3回連続で押す
- 音量を上げる
- 左 1回押す
- 音量を下げる
- 左 長押し
曲操作は右側、音量調節は左側です。
音量調節もできて便利!
電話系とその他の操作
SONY WF-XB700は着信拒否はできませんが、電話に出たり、通話を終了させることがイヤホン単体で操作できます。
- 電話に出る
- 左・右 着信中にどちらかを1回押す
- 電話を切る
- 左・右 通話中にどちらかを1回押す
- Siriなど音声コマンド
- 右 2秒間長押し
SONY WF-XB700 レビューまとめ
この記事では「【SONY WF-XB700 レビュー】9時間連続再生で重低音が良い完全ワイヤレスイヤホン」について紹介しました。
SONY WF-XB700はエントリーモデルなので、ノイキャンやワイヤレス充電などの高機能は搭載していません。
その分、価格を抑えて音質がよく、普段の生活で使いやすくなっているワイヤレスイヤホンです。
防水機能がありイヤホン単体で9時間、ケース込みで18時間使えるので、チョットしたイベントなどに持っていきやすいです。
ノイキャンは要らないけれど、価格を抑えつつ音質が良い完全ワイヤレスイヤホンを使いたいなら選択肢に入れても問題ないと思います。
それでは、今回はこれまで。
お読みいただき、ありがとうございました。
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