Amazonで買ってよかったもの

記事内に広告を含む場合があります

【レビュー】玄人志向M.2 PCIe x4スロット変換ボード

玄人志向M.2 PCIe x4スロット変換ボード

この記事では玄人志向「M.2 → PCI Express 3.0 x4スロット変換ボード」をレビューしました。
PCIe x4スロットを使い、M.2スロットを増設できるようになり、高速転送できるNVMe SSDも増やすことができる便利なPC周辺機器ガジェットです。

私が使用しているマザーボードには、NVMe SSDに対応したM.2スロットが備わっていました。

MBのスロットはシステムドライブにNVMe SSDを使用しているので、NVMe SSDを増設することはできません。

調べたところ玄人志向の「M.2 → PCI Express 3.0 x4スロット変換ボード」は、PCIe x4スロット対応でNVMe SSDも使えるとのことです。

PCIe x4スロット対応でNVMe SSDも使える

 

Crucial P5シリーズのNVMe SSDも発売されたので、NVMe SSD2台体制の高速環境を構築しようと思いためしてみました。

結果は無事に、x16スロットへ挿してNVMe SSDを増設でき、NVMe SSDの2台体制を作ることができました。

NVMe SSDの2台体制を作ることができました

 

マザーボードの標準装備でNVMe SSDを2台使える環境は、まだ珍しいので気軽に増設できる便利な周辺機器ガジェットです。

この記事では「【レビュー】玄人志向M.2 PCIe x4スロット変換ボード」について紹介します。

 

拡張したパソコン情報

 

スポンサーリンク
この記事を書いた人:まちゃ
ガジェット好き 自作PC歴20年超え スマホゲームのエンジニア アニメ・ゲーム好き

玄人志向M.2 PCIe x4スロット変換ボードの同梱物

玄人志向M.2 PCIe x4スロット変換ボードの同梱物

玄人志向「M.2 → PCI Express 3.0 x4スロット変換ボード」には、以下の付属品が同梱されています。

  • 変換ボード本体
  • ロープロファイルブラケット
  • M.2 SSD固定ネジ
  • 英語ドキュメント

 

小型パソコンでも拡張できるように、ロープロファイルのブラケットが付属しています。

ロープロファイルのブラケットが付属しています

 

AmazonのレビューではM.2 SSDを固定するネジが付属していないともありましたが、しっかりネジは付属していました

ネジは付属していました

 

 

スポンサーリンク

玄人志向M.2 PCIe x4スロット変換ボードの外観

玄人志向M.2 PCIe x4スロット変換ボードの外観

玄人志向「M.2 → PCI Express 3.0 x4スロット変換ボード」の接続端子はPCI Express x4なので、マザーボードのPCI Express 3.0 x4/x8/x16に取り付けられます。

接続端子はPCI Express x4

 

M.2 SSDを挿すスロットは、切り欠きが1つのM-Keyに対応しています。

切り欠きが1つのM-Keyに対応しています

 

ドキュメントを見るとM.2であっても、B-KeyであるSATA SSDなど対応していないものもあります

B-KeyであるSATA SSDなど対応していないものもあります

 

M.2 SSDを固定するネジは、最初は2280の位置に設定されていました。

最初は2280の位置に設定されていました

 

変換ボードの裏は、プラスネジで固定されています。

プラスネジで固定されています

 

ドライバーがあれば、SSDにあった位置に調整できます

SSDにあった位置に調整できます

 

大きさ

大きさは約11cmで、Type2280サイズのM.2 SSDより少し大きいくらいです。

大きさは約11cm

 

変換ボードの高さは約3.5cmで、他のPCパーツには干渉しないコンパクトさです。

変換ボードの高さは約3.5cm

 

重さ

変換ボードは持ち運ぶものではないので、重さは重要ではありませんが約37gで軽いです。

約37gで軽いです

 

SSDとヒートシンクを装着すると、だいたい60gくらいになると思います。

SSDとヒートシンクを装着すると、だいたい60gくらい

 

スポンサーリンク

M.2 PCIe x4スロット変換ボードにSSDを取り付ける

玄人志向「M.2 → PCI Express 3.0 x4スロット変換ボード」への取り付け方は、マザーボードのM.2スロットと同様に、まずP5 SSDをスロットに挿します

まずP5 SSDをスロットに挿します

まちゃ
まちゃ

ななめに浮き上がっています。

 

P5 SSDが浮き上がっているので、ネジを使って固定します

ネジを使って固定します

 

P5はNVMe SSDで発熱するので、アイネックスのHM-21HT-13を組み合わせて熱暴走対策をしました。

熱暴走対策をしました。

 

今回取り付けた「ASUS TUF Z390-PLUS GAMING」にはPCI Express 3.0×16が2本あります。

1本はグラフィックボードで使っているので、もう1つのPCIe 3.0 x16に取り付けました

もう1つのPCIe 3.0 x16に取り付けました

PCI Express x16レーンにx4の変換ボードを取り付けても動作するかは、マザーボードの説明書などを確認する必要があります

マザーボードによってはSATAポートと共有していたり、条件などの制限があるかもしれません

 

失敗談 NVMeの期待値通りの速度が出ない

失敗談 NVMeの期待値通りの速度が出ない

玄人志向「M.2 → PCI Express 3.0 x4スロット変換ボード」にCrucial P5のM.2 SSDを接続し、Windows10にも認識されてデータを保存できるようになりました。

NVMe SSDのウリである速度がちゃんと出るか確認するために、CrystalDiskMarkでチェックしてみたところ速度が出ていません。

調べたところ使用できるPCI Express スロットに条件があると分かったので、対応したらNVMe SSDを使えるようになりました。

 

症状:転送速度が遅い

CrystalDiskMarkで計測すると、期待した速度の半分くらいの約17,00MB/sしか出ていない状態でした。

約17,00MB/sしか出ていない

まちゃ
まちゃ

最大速度の半分?

 

接続方式(転送モード)を確認

玄人志向の変換ボードを買う前に、マザーボードの空いているPCI Express 3.0 x16でx4の周辺機器が使えるかは確認していました。

NVMe SSDと変換ボードがちゃんとPCIe 3.0 x4で接続できているかは、CrystalDiskInfoで確認できます。

ドライブ情報の「対応転送モード」の項目を見ると原因がはっきり分かりました。

「x4」となっていてほしいところが「x2」で、PCIe 3.0の2レーン分しか使われていない状態になっていました。

接続方式(転送モード)を確認

まちゃ
まちゃ

そりゃ、半分の速度しか出ないわけだ

 

マザーボードの説明書を確認

マザーボードの説明書を確認

マザーボードの説明書の拡張スロットを確認しました。

②のPCIe x16スロットはグラフィックボードで使用していたので、玄人志向の変換ボードは④のスロットに挿しました。

スロットNo.4は、x1スロットの⑤⑥と同じ帯域を使用していると書いてありました。

x1スロットの⑤⑥と同じ帯域を使用している

⑤にはSATAの増設ボードを挿していたので、帯域を食いあって速度が出なかったのと推測できます。

 

対応

上のPCI Express 3.0 x16スロットのグラフィックボードと距離を空けるために、一番上のスロットではなく⑤のx1スロットを使っていました

そこで対応として⑤のx1スロットに挿していた拡張ボードを無関係な③スロットに移動させました

 

認識された

PCI Express x1に刺さっていたSATA増設ボードのスロットを変えたら、対応転送モードも期待値通りになりました。

対応転送モードの表示が「PCIe 3.0 x4 | PCIe 3.0 x4」になり、NVMe SSDの速度が出る転送モードです。

認識された

 

CrystalDiskMarkで計測すると、見たかった3,000MB/sを超えるNVMe SSDの速度になりました。

3,000MB/sを超えるNVMe SSDの速度になりました

まちゃ
まちゃ

やったー!

 

 

玄人志向M.2 PCIe x4スロット変換ボード レビューまとめ

M.2 PCIe x4スロット変換ボード レビューまとめ

この記事では「【レビュー】玄人志向M.2 PCIe x4スロット変換ボード」について紹介しました。

玄人志向「M.2 → PCI Express 3.0 x4スロット変換ボード」は空いているPCI Express 3.0 x4以上のスロットにM.2 SSDを増設できます。

高速なNVMe SSDを追加するのもいいですし、2.5インチSSDからM.2 SSDへ移行してケーブルレス環境を目指すのも面白そうです。

 

それでは、今回はこれまで。

お読みいただき、ありがとうございました。

この記事で紹介した変換ボードのガジェット

 

 

スポンサーリンク

おすすめ完全ワイヤレスイヤホン

完全ワイヤレスイヤホンにはノイズキャンセリング機能を搭載したハイスペックなイヤホンから、コスパの良いイヤホンまで色んな種類がそろっています。

様々なイヤホンをレビューしてきた中から、おすすめの完全ワイヤレスイヤホンを紹介します。

\ 今すぐチェック /
パソコン周辺機器
このページをシェアする

コメント

目次へ
タイトルとURLをコピーしました