JVC HA-A5T レビュー！低価格で軽量な廉価版完全ワイヤレスイヤホン

通勤・通学・作業中に音楽を楽しむとき、ケーブルを全く使わない完全ワイヤレスイヤホンは、一度使ってみると普通のイヤホンには戻れないほど快適になります。

カバンからの出し入れも簡単ですし、周りにケーブルが引っかかる心配も無いので楽ちんです。

 

「JVC HA-A5T」は、昔から音響機器でも有名なJVCケンウッドの完全ワイヤレスイヤホンです。

 

JVC HA-A5Tは3千円の低価格帯ということもあり、性能はシンプルで必要最低限な性能がそろっています。

 

音質は少しこもり気味で対応コーデックがSBCだけあって、めちゃくちゃ高音質ではありません。

 

また操作は耳が痛くなりそうなボタン式なので、スマホなどの機器で操作することが多い人に向いています。

 

この記事では「JVC HA-A5T レビュー！低価格で軽量な廉価版完全ワイヤレスイヤホン」について紹介します。

 

 

JVC HA-A5T の概要

「JVC HA-A5T」の主な特長と仕様・スペックを紹介します。

 

特長

JVC HA-A5T は、以下のような特長を持った完全ワイヤレスイヤホンです。

 

 

仕様・スペック

 

メーカー	JVC
型番	HA-A5T
連続再生(イヤホン)	5時間
連続再生(ケース含)	15時間
充電端子	USB-C
操作方法	ボタン
外音取り込み	非対応
ワイヤレス充電	非対応
イヤホンの重さ	3.9g
Bluetooth	5.1
対応コーデック	SBC
防水規格	IPX4
発売時期	2021年10月
参考価格	3,500円

 

 

JVC HA-A5T の同梱物

「JVC HA-A5T」には、以下の付属品が同梱されています。

 

耳の穴に入れるシリコン製イヤーチップは、「S / M / L 」の3種類付属しています。

 

JVC HA-A5Tにはケースへ充電するためのUSB-Cケーブルが1本付属しています。

USB-Cケーブルの長さは約30cmで少し短めですが、持ち運びやすい長さです。

 

 

JVC HA-A5T の外観

「JVC HA-A5T」はスポーツの汗や雨ていどなら大丈夫な、生活防水仕様（IPX4）に対応した完全ワイヤレスイヤホンです。

防水規格IPX4とは

「水の飛まつによる影響がない」という国際的にも決められた基準の防水規格です。

防水規格自体は「電気機械器具の外郭による保護等級（JIS C 0920）」で定められています。

引用：Wikipedia｜電気機械器具の外郭による保護等級

 

タッチセンサー式に見えて、実はJVCロゴの下がボタンになっています。

 

イヤホンの右・左 を見分ける方法

JVC HA-A5Tはイヤホンの裏側に「L（左）」と「R（右）」が分かるように刻印されています。

 

音楽再生中のLEDランプ

JVC HA-A5Tは音楽を再生中など、音がなっているときにLEDランプはゆっくりと点滅します。

音が出ていないときも、同じようにたまに点滅します。

 

充電ケースの外観

JVC HA-A5Tの充電ケースは、光沢のないプラスチック製です。

 

ケースの前面に充電状態が分かるLEDランプが1つ搭載されています。

 

充電ケースのフタはしっかり閉じられていて、逆さかさまにしてもフタは開きません。

開ひらききった状態ではフタが固定されないので、収納・取り出し中に意図せず閉じてしまう作りなのが残念でした。

 

ケースに収納されたイヤホンは、つまみやすいので取り出しやすい作りになっています。

 

充電ケースの裏側にUSB-C端子があるので、付属のUSBケーブルなどを使って充電することができます。

 

ケースの底はツルッとしていて、滑り止めも無い作りなのが少し残念でした。

 

 

JVC HA-A5T の大きさと重さ

「JVC HA-A5T」は 5 x 4 x 3 cmくらいの楕円形で、手のひらに乗るコンパクトさです。

ポケットに入れるにはキツそうですが、カバンには収納しやすい大きさです。

 

大きさ

JVC HA-A5Tの充電ケースの大きさは、横幅5.4cmの楕円っぽい形状かたちです。

 

ケースの縦幅の大きさは約4.5cmです。

 

充電ケースの高さは約3.4cmです。

 

重さ

JVC HA-A5Tのイヤホンの重さは片耳1つだけでは 約3.9g で、両耳あわせると 約8g になります。

他社の完全ワイヤレスイヤホンでも4～6gくらいの製品が多いので、かなり軽めのイヤホンです。

 

 

 

JVC HA-A5Tの充電・バッテリーについて

「JVC HA-A5T」の充電ケースは、Androidスマホでも使う汎用性の高いUSB-Cケーブルで充電ができます。

USB-Cは最近のAndroidスマホなら対応しているので、ケーブルを統一できてスッキリします。

 

イヤホンの充電状態の確認方法

イヤホン本体への充電中は、本体のLEDランプが白色に点灯します。

充電が完了するとLEDランプが消灯します。

 

充電ケースの充電状態の確認方法

充電ケースにUSB-Cケーブルを接続すると、充電が開始され前面のLEDランプが点灯します。

フル充電されるとLEDランプが消灯します。

 

バッテリー性能

完全ワイヤレスイヤホンの弱点の1つには、再生時間の短さ（バッテリー性能）があります。

イヤホン本体が小型なので搭載できるバッテリーにも限界があります。

2020年では性能が向上し、イヤホン単体での連続再生時間は5～8時間ほどのイヤホンが多い印象です。

 

JVC HA-A5Tの再生時間は、及第点なバッテリー性能となっています。

 

1度に5時間連続再生できる

JVC HA-A5T は、イヤホン単体で1度に連続で5時間使うことができます。

専用の充電ケースとあわせて使うことで最大15時間の使用ができるので、1～2日くらいなら充電無しで使えそうです。

他社メーカーのイヤホンと比べると、電池持ちはいまいちな感じでした。

 

 

JVC HA-A5Tのペアリング方法

「JVC HA-A5T」は一度ペアリング作業をしてしまえば、次からは充電ケースから取り出すだけで自動的に接続してくれます。

 

「JVC HA-A5T」 ペアリング方法はとても簡単です。

この記事では、iPhoneを使ってペアリング方法について紹介します。

 

 

一度ペアリングしてしまえば、イヤホンを充電ケースから取り出すだけで自動的に接続してくれるのは本当に便利です。

毎回ペアリング作業をすることなく、すぐに音楽を聴くことができるようになるのは使っていて快適です。

 

JVC HA-A5Tの音質と操作

「JVC HA-A5T」のイヤホン操作はタッチセンサー式ではなく、押すタイプのボタン式となっています。

操作する時は強めに押さないと反応しないので、耳が痛くなりやすそうなのが残念でした。

 

タッチセンサーに見えて、「JVC」のロゴ部分がボタンになっています。

 

音声通信技術

JVC HA-A5T はBluetooth 5.1で、音声コーデックSBCに対応しています。

AAC、aptX、aptX Adaptiveには対応していないので、そこまで音質重視な性能ではありません。

 

音質チェック

JVC HA-A5T は、少しこもったような音質で、3千円台のイヤホンとしてはまずまずな音質だと思います。

対応コーデックも最低限なので、音質には期待しすぎないほうが良いです。

実際にサウンドチェックをしてみると、高域から超高域が抑えられているチューニングでした。

※精密な測定ではないので参考程度にどうぞ。

 

音の遅延

スマホアプリ（ソシャゲ）でも完全ワイヤレスイヤホンを使用するので、音質以上に大事にしている要素が音の遅延です。

iPhone 13 で試してみましたが、JVC HA-A5Tはキャラクターボイスとテキストのタイミング、SEなどもズレが無く遅延を感じませんでした。

YouTubeで動画を見ても人の口パクと声がズレるなどの、違和感も無かったです。

 

音楽を再生中のイヤホン操作

JVC HA-A5Tはデフォルトの設定では、イヤホン単体で再生/一時停止・曲移動・音量調整ができます。

基本的な操作ができるので、スマホを取り出して操作する必要はないです。

 

電話系とその他の操作

JVC HA-A5Tは電話に出たり、通話を終了させたり、着信拒否もイヤホン単体で操作ができます。

またイヤホン本体の電源をONにしたりOFFにすることも可能です。

 

JVC HA-A5T レビューまとめ

この記事では「JVC HA-A5T レビュー！低価格で軽量な廉価版完全ワイヤレスイヤホン」について紹介しました。

 

JVC HA-A5Tは機能最低限な低価格帯のイヤホンでした。

音質は3千円台としては まずまずですが、機能性は高くありません。

イヤホン操作は耳が少し痛くなるボタン式なので、スマホなど機器側での操作が多い、初めてワイヤレスイヤホンを使う人におすすめです。

 

それでは、今回はこれまで。

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

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