コンパクトで9.5時間の長時間再生に、バランスが良くクリアで高音質な完全ワイヤレスイヤホンでした。
通勤・通学・作業中に音楽を楽しむとき、ケーブルを全く使わない完全ワイヤレスイヤホンは、一度使ってみると普通のイヤホンには戻れないほど快適になります。
カバンからの出し入れも簡単ですし、周りにケーブルが引っかかる心配も無いので楽ちんです。
愛用している必須ガジェットの1つです。
「AVIOT TE-BD21j-ltd」は「TE-BD21j」の後継モデルで、高級感のあるデザインとなっています。
高級感はありますが、ワイヤレス充電やノイズキャンセリングといった高機能は搭載されていません。
高機能は搭載されていない分、音質を重視したイヤホンとなっています。
音質は高級感のあるジュラルミンに見合った、少し低音が心地よく全体的にバランスが良くクリアで高音質なイヤホンです。
9.5時間の連続再生できて、紛失防止ストラップも付属しているので、音が良くて毎日長時間使いたい人におすすめな完全ワイヤレスイヤホンです。
この記事では「AVIOT TE-BD21j-ltd レビュー、ジュラルミン製の高級で高音質の完全ワイヤレスイヤホン」について紹介します。
AVIOT TE-BD21j-ltd の概要
「AVIOT TE-BD21j-ltd」の主な特長と仕様・スペックを紹介します。
特長
AVIOT TE-BD21j-ltd は、以下のような特長を持った完全ワイヤレスイヤホンです。
- ジュラルミン製
- 外音取り込み機能
- 防水対応
- タッチセンサー操作
- 紛失防止ストラップ付属
- イヤホン探知機能
- アプリでカスタマイズ可能
- 対応コーデック:SBC、AAC、aptX、aptX Adaptive
- イヤホン単体で9.5時間連続再生
- ケース込みで45時間再生
- USB-Cケーブルで充電
仕様・スペック
メーカー | AVIOT |
---|---|
型番 | TE-BD21j-ltd |
連続再生(イヤホン) | 9.5時間 |
連続再生(ケース含) | 45時間 |
充電端子 | USB-C |
操作方法 | タッチ |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
イヤホンの重さ | 5.8g |
Bluetooth | 5.2 |
対応コーデック | SBC / AAC / aptX / aptX Adaptive |
防水規格 | IPX4 |
発売時期 | 2021年11月 |
参考価格 | 17,000円 |
AVIOT TE-BD21j-ltd の同梱物
「AVIOT TE-BD21j-ltd」には、以下の付属品が同梱されています。
- 充電ケース
- イヤホン本体
- USB-Cケーブル(約50cm)
- イヤホン ストラップ
- ウレタン製イヤーピース(3種類)
- シリコン製イヤーピース(3種類)
- マニュアル
- 専用ポーチ
耳の穴に入れるシリコン製イヤーチップは、「 S / M / L 」の3種類付属しています。
柔らかいシリコン製です
ウレタン製のイヤーピースも「 S / M / L 」の3種類付属しています。
遮音性の高いイヤーピースです
長さ約50cmほどのイヤホン紛失防止ストラップも付属しています。
ストラップはシリコン製なので伸縮性があり、イヤホンにかんたんに取り付けることができます。
ストラップで残念なのは、装着したままでは充電ケースで充電できないところです。
フタを閉められなくても、充電だけでもできると便利になるのになぁ。
少し硬めの専用ポーチも付属しています。
ケーブルなども一緒に入れても余裕のあるサイズ感でした。
AVIOT TE-BD21j-ltdにはケースへ充電するためのUSB-Cケーブルが1本付属しています。
USB-Cケーブルの長さは約50cmで少し短めですが、持ち運びやすい長さです。
AVIOT TE-BD21j-ltd の外観
「AVIOT TE-BD21j-ltd」はスポーツの汗や雨ていどなら大丈夫な、生活防水仕様(IPX4)に対応した完全ワイヤレスイヤホンです。
防水規格IPX4とは
「水の飛まつによる影響がない」という国際的にも決められた基準の防水規格です。
防水規格自体は「電気機械器具の外郭による保護等級(JIS C 0920)」で定められています。
イヤホン本体の横側は細かい凹凸があり、滑りにくい作りになっています。
イヤホンの右・左 を見分ける方法
AVIOT TE-BD21j-ltdはイヤホンの裏側に「L(左)」と「R(右)」が分かるようにプリントされています。
音楽再生中のLEDランプ
AVIOT TE-BD21j-ltdは音楽を再生中など、音がなっているときにLEDランプは点滅・点灯しないです。
音が出ていないときも、点滅・点灯しませんでした。
充電ケースの外観
AVIOT TE-BD21j-ltdの充電ケースは、高品位ジュラルミン素材の特別製です。
手触りがよく高級感を感じられる質感となっています。
充電ケースのフタはスライド式で、イヤホンの出し入れもしやすい作りです。
イヤホンはイヤーピース側を押すと取り出しやすいです。
フタはほぼ真横にスライドします。
ケースの裏側には丸いボタンがあり、ペアリングやリセットしたいときに使用します。
充電ケースの右側面にUSB-C端子があるので、付属のUSBケーブルなどを使って充電することができます。
ケースの底は滑り止めはありませんが、ジュラルミン製でザラッとしていて少し滑りにくくなっています。
AVIOT TE-BD21j-ltd の大きさと重さ
「AVIOT TE-BD21j-ltd」は 7 x 3.6 x 3 cmくらいの直方体で、手のひらに乗るコンパクトさです。
ポケットに入れるにはキツそうですが、カバンには収納しやすい形です。
大きさ
AVIOT TE-BD21j-ltdの充電ケースの大きさは、横幅7.2cmの四角形っぽい形状です。
ケースの奥行きの大きさは約3.6cmです。
充電ケースの高さ・厚さは約3cmです。
重さ
AVIOT TE-BD21j-ltdのイヤホンの重さは片耳1つだけでは 約5.8g で、両耳あわせると 約11g になります。
他社の完全ワイヤレスイヤホンでも4~6gくらいの製品が多いので、重いわけでは無いです。
スマホの半分くらいの重さ
AVIOT TE-BD21j-ltdの充電・バッテリーについて
「AVIOT TE-BD21j-ltd」の充電ケースは、Androidスマホでも使う汎用性の高いUSB-Cケーブルで充電ができます。
USB-Cは最近のAndroidスマホなら対応しているので、ケーブルを統一できてスッキリします。
USB-Cは向きを気にしなくて良いケーブルです
イヤホンの充電状態の確認方法
イヤホン本体への充電中は、本体のLEDランプがオレンジ色に点灯します。
充電が完了するとLEDランプが消灯します。
充電ケースの充電状態の確認方法
充電ケースの前面には、充電ケース自体の電池残量がわかるLEDランプが4つ並んでいます。
フル充電へ近づくにつれLEDランプが点灯していきます。
充電ケースのLEDの点灯の仕方と、充電状態を一覧にすると、このようになります。
LEDの点灯の仕方 | 電池残量 |
---|---|
●●●● | 1~25% |
●●●● | 25~50% |
●●●● | 50~75% |
●●●● | 75~100% |
充電時間は1.5時間と、早く充電ができます。
バッテリー性能
完全ワイヤレスイヤホンの弱点の1つには、再生時間の短さ(バッテリー性能)があります。
イヤホン本体が小型なので搭載できるバッテリーにも限界があります。
2021年では性能が向上し、イヤホン単体での連続再生時間は5~8時間ほどのイヤホンが多い印象です。
AVIOT TE-BD21j-ltdの再生時間は、かなり優秀なバッテリー性能となっています。
1度に9.5時間連続再生できる
AVIOT TE-BD21j-ltd は、イヤホン単体で1度に連続で9.5時間使うことができます。
専用の充電ケースとあわせて使うことで最大45時間の使用ができるので、5~6日くらいなら充電無しで使えそうです。
ただし、aptX系のコーデックを使っていると、2時間ほど再生時間が短くなってしまうのが注意点です。
AVIOT TE-BD21j-ltdのペアリング方法
「AVIOT TE-BD21j-ltd」は一度ペアリング作業をしてしまえば、次からは充電ケースから取り出すだけで自動的に接続してくれます。
取り出すだけで、すぐに音楽を聴けるのは便利です
「AVIOT TE-BD21j-ltd」 ペアリング方法はとても簡単です。
この記事では、iPhoneを使ってペアリング方法について紹介します。
- STEP 1
- STEP 2
- STEP 3
- STEP 4
- STEP 5
次からはフタを開けるだけで使えます
一度ペアリングしてしまえば、イヤホンを充電ケースから取り出すだけで自動的に接続してくれるのは本当に便利です。
毎回ペアリング作業をすることなく、すぐに音楽を聴くことができるようになるのは使っていて快適です。
AVIOT TE-BD21j-ltdの音質と操作
「AVIOT TE-BD21j-ltd」のイヤホン操作はボタン式ではなく、触れるだけのタッチセンサー式となっています。
操作するときに耳へ押し込むことがなく耳穴が痛くならないのも操作しやすいポイントです。
操作で耳が痛くならないよ
丸くくぼんでいる「AVIOTのアイコンロゴ部分」がタッチセンサーになっています。
音声通信技術
AVIOT TE-BD21j-ltd はBluetooth 5.2に対応していて、音声コーデックSBC、AAC、aptX、aptX adaptiveに対応しています。
音質チェック
AVIOT TE-BD21j-ltd は、少し低音が効いている感じがしましたが、全体的に高音までバランスの良いクリアな音質でした。
好みの音質でなくても、専用アプリから自由にカスタマイズができます。
デフォルト設定でサウンドチェックをしてみると、低音から高音まで音が出ているチューニングでした。
外音取り込み(アンビエント)機能
AVIOT TE-BD21j-ltdはイヤホンを装着していても周りの音を聞きやすくする「外音取り込み(アンビエント)機能」も搭載しています。
オンにしていると周囲の音をひろってくれるので、駅のアナウンスや会話が聴こえやすくなって便利です。
外音取り込み機能を使ってみると、少し弱めで静かな場所ではホワイトノイズが少し気になりました。
大きなノイズではないです。
音の遅延
スマホアプリ(ソシャゲ)でも完全ワイヤレスイヤホンを使用するので、音質以上に大事にしている要素が音の遅延です。
iPhone 12 で試してみましたが、AVIOT TE-BD21j-ltdはキャラクターボイスとテキストのタイミング、SEなどもズレが無く遅延を感じませんでした。
YouTubeで動画を見ても人の口パクと声がズレるなどの、違和感も無かったです。
音がズレる感じは無かったです
音楽を再生中のイヤホン操作
AVIOT TE-BD21j-ltdはデフォルトの設定では、イヤホン単体で再生/一時停止・曲移動・音量調整ができます。
基本的な操作ができるので、スマホを取り出して操作する必要はないです。
アプリでカスタマイズ可能ですが、設定できる種類が少ないのが残念な点です。
- 音楽を 再生 / 一時停止
- 左・右 をどちらか1回タッチ
- 次の曲へ
- 右 2回連続でタッチ
- 前の曲へ
- 右 3回連続でタッチ
- 音量を上げる
- 左 3回連続でタッチ
- 音量を下げる
- 左 2回連続でタッチ
- 周囲の音を聞く機能切り替え
- 左 2秒間ふれる
電話系とその他の操作
AVIOT TE-BD21j-ltdは着信拒否はできませんが、電話に出たり、通話を終了させたり基本的な操作ができます。
- 電話に出る
- 左・右 着信中にどちらか1回タッチ
- 電話を切る
- 左・右 通話中にどちらか1回タッチ
AVIOT TE-BD21j-ltd レビューまとめ
この記事では「AVIOT TE-BD21j-ltd レビュー、ジュラルミン製の高級で高音質の完全ワイヤレスイヤホン」について紹介しました。
「AVIOT TE-BD21j-ltd」は1万円台で高級感のある高音質な完全ワイヤレスイヤホンでした。
ワイヤレス充電ができないのは少し不便ですが、音質と長時間再生できるバッテリー性能は魅力的です。
コラボモデルの「TE-BD21j-ltdpnk」もありますが、この「TE-BD21j-ltd」でも十分な高音質だと思います。
1万円台でQi充電やノイキャンは不要で、音が良いイヤホンを探しているなら選択肢に入れたい完全ワイヤレスイヤホンです。
それでは、今回はこれまで。
お読みいただき、ありがとうございました。
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