この記事では全部入りイヤホン「Anker Soundcore Space A40」をレビューしました。
ノイキャン・ワイヤレス充電・ハイレゾ再生・小型軽量がそろって約1万円のコスパ良し完全ワイヤレスイヤホンです。
通勤・通学・作業中に音楽を楽しむとき、ケーブルを全く使わない完全ワイヤレスイヤホンは、一度使ってみると普通のイヤホンには戻れないほど快適になります。
カバンからの出し入れも簡単ですし、周りにケーブルが引っかかる心配も無いので楽ちんです。
愛用している必須ガジェットの1つです。
「Anker Soundcore Space A40」は、現状の魅力的な機能が詰め込まれた全部入りイヤホンです。
ハイレゾ再生に対応していますが、音質面はそこそこな性能でした。
バッテリーは10時間再生できて、ワイヤレス充電もできるのが、とても便利で快適です。
便利機能全部入りで、価格は1万円ちょっととコスパも良い完全ワイヤレスイヤホンです。
Ankerイヤホンらしくコスパが良い
音質はそこそこでも、価格が安くて、機能性が高いイヤホンを探しているなら、特におすすめです。
この記事では「【レビュー】Anker Soundcore Space A40、全部入りでコスパ良しイヤホン」について紹介します。
Anker Soundcore Space A40 の概要
「Anker Soundcore Space A40」の主な特長と仕様・スペックを紹介します。
特長
Anker Soundcore Space A40 は、以下のような特長を持った完全ワイヤレスイヤホンです。
- イヤホン単体で10時間連続再生
- ケース込みで50時間再生
- ワイヤレス充電
- マルチポイント機能
- ハイレゾ再生可能
- ノイキャン
- 外音取り込み機能
- 防水対応
- タッチセンサー操作
- アプリでカスタマイズ可能
- 対応コーデック:SBC、AAC、LDAC
- USB-Cケーブルで充電
仕様・スペック
メーカー | Anker |
---|---|
型番 | Soundcore Space A40 |
連続再生(イヤホン) | 10時間 |
連続再生(ケース含) | 50時間 |
マルチポイント機能 | 2台 |
急速充電 | 10分で240分間使える |
充電端子 | USB-C |
操作方法 | タッチ |
ノイキャン | ノイキャン対応 |
外音取り込み | 対応 |
ワイヤレス充電 | 対応 |
イヤホンの重さ | 4.7g |
Bluetooth | 5.2 |
対応コーデック | SBC / AAC / LDAC |
防水規格 | IPX4 |
発売時期 | 2022年9月 |
参考価格 | 13,000円 |
Anker Soundcore Space A40 の同梱物
「Anker Soundcore Space A40」には、以下の付属品が同梱されています。
- 充電ケース
- イヤホン本体
- イヤーチップ(5種類)
- USB-Cケーブル(約60cm)
- マニュアル
耳の穴に入れるシリコン製イヤーチップは、「 XS / S / M / L / XL 」の5種類付属しています。
柔らかいシリコン製です
充電ケースはワイヤレス充電にも対応していますが、USB-Cケーブルでも充電可能なのでUSB-Cケーブルが1本付属しています。
USB-Cケーブルの長さは約60cmで長くはないですが、持ち運びやすい長さです。
Anker Soundcore Space A40 の外観
「Anker Soundcore Space A40」はスポーツの汗や雨ていどなら大丈夫な、生活防水仕様(IPX4)に対応した完全ワイヤレスイヤホンです。
防水規格IPX4とは
「水の飛まつによる影響がない」という国際的にも決められた基準の防水規格です。
防水規格自体は「電気機械器具の外郭による保護等級(JIS C 0920)」で定められています。
イヤホンは小型軽量タイプで、タッチで気軽に操作できます。
イヤホンの右・左 を見分ける方法
Anker Soundcore Space A40はイヤホンの裏側に「L(左)」と「R(右)」が分かるようにプリントされています。
音楽再生中のLEDランプ
イヤホン本体にLEDは搭載されていないので、音楽を再生中にもLEDが光ることはありません。
充電ケースの外観
Anker Soundcore Space A40の充電ケースは、光沢のないプラスチック製です。
正面には充電状態がわかるLEDインジケーターランプが搭載されています。
充電ケースのフタはしっかり閉じられていて、逆さまにしてもフタは開きません。
開ききった状態ではフタが固定されるので、収納・取り出し中に勝手に閉じなくて使いやすいです。
無駄にパカパカしない作りです
イヤホンはツルツルしていますが、つまみやすく比較的取り出しやすく、収納は磁力でピタッとおさまってくれて、取り出しや収納がしやすいです。
充電ケースの裏側にUSB-C端子があるので、付属のUSBケーブルなどを使って充電することができます。
ケースの底はツルッとしていて、滑り止めも無い作りなのが少し残念でした。
Anker Soundcore Space A40 の大きさと重さ
「Anker Soundcore Space A40」は 7 x 4 x 3 cmくらいの楕円形で、手のひらに乗るコンパクトさです。
ポケットに入れるにはキツそうですが、カバンには収納しやすい形です。
大きさ
Anker Soundcore Space A40の充電ケースの大きさは、横幅6.7cmの楕円っぽい形状です。
ケースの縦幅の大きさは約4cmです。
充電ケースの高さは約3cmです。
重さ
Anker Soundcore Space A40のイヤホンの重さは片耳1つだけでは 約4.7g で、両耳あわせると 約9g になります。
他社の完全ワイヤレスイヤホンでも4~6gくらいの製品が多いので、軽めのイヤホンとなっています。
卵くらいの重さ
Anker Soundcore Space A40の充電・バッテリーについて
「Anker Soundcore Space A40」の充電ケースは、快適機能のワイヤレス充電(Qi充電)にも対応しているのが魅力の1つです。
毎日使うなら置くだけ充電は、かなり快適になります。
ワイヤレス充電器を持っていなくても、Androidスマホでも使う汎用性の高いUSB-Cケーブルで充電ができます。
USB-Cは最近のAndroidスマホなら対応しているので、ケーブルを統一できてスッキリします。
USB-Cは向きを気にしなくて良いケーブルです
充電ケースの充電状態の確認方法
充電ケースの前面には、充電ケース自体の電池残量がわかるLEDランプが3つ並んでいます。
フル充電へ近づくにつれLEDランプが点灯していきます。
充電ケースのLEDの点灯の仕方と、充電状態を一覧にすると、このようになります。
LEDの点灯の仕方 | 電池残量 |
---|---|
●●● | 1~30% |
●●● | 30~70% |
●●● | 70~100% |
充電時間は2時間と、早く充電ができます。
バッテリー性能
完全ワイヤレスイヤホンの弱点の1つには、再生時間の短さ(バッテリー性能)があります。
イヤホン本体が小型なので搭載できるバッテリーにも限界があります。
2022年では性能が向上し、イヤホン単体での連続再生時間は5~8時間ほどのイヤホンが多い印象です。
Anker Soundcore Space A40の再生時間は、優秀な性能となっています。
1度に10時間連続再生できる
Anker Soundcore Space A40 は、イヤホン単体で1度に連続で10時間使うことができます。
専用の充電ケースとあわせて使うことで最大50時間の使用ができるので、1~2日くらいなら充電無しで使えそうです。
ただし、ノイキャンや外音取り込み機能を使っていると、少し再生時間が短くなってしまうのが注意点です。
ノイキャン使ってると物足りないかも
急速充電に対応
Anker Soundcore Space A40 は、急速充電に対応していて、10分の充電で240分間使えるようになります。
イヤホン本体のバッテリーが無くなっても、すぐにまた聴けるようなるのが良いところです。
Anker Soundcore Space A40のペアリング方法
「Anker Soundcore Space A40」は一度ペアリング作業をしてしまえば、次からはフタを開けるだけで自動的に接続してくれます。
開けるだけで、すぐに音楽を聴けるのは便利です
「Anker Soundcore Space A40」 ペアリング方法はとても簡単です。
この記事では、iPhoneを使ってペアリング方法について紹介します。
- STEP 1
- STEP 2
- STEP 3
- STEP 4
- STEP 5
次からはフタを開けるだけで使えます
一度ペアリングしてしまえば、充電ケースのフタを開けるだけで自動的に接続してくれるのは本当に便利です。
毎回ペアリング作業をすることなく、すぐに音楽を聴くことができるようになるのは使っていて快適です。
Anker Soundcore Space A40の音質と操作
「Anker Soundcore Space A40」のイヤホン操作はボタン式ではなく、触れるだけのタッチセンサー式となっています。
操作するときに耳へ押し込むことがなく耳穴が痛くならないのも操作しやすいポイントです。
操作で耳が痛くならないよ
丸い「soundcoreのアイコンロゴ部分」がタッチセンサーになっています。
音声通信技術
Anker Soundcore Space A40 はBluetooth 5.2に対応していて、音声コーデックSBC、AAC、LDACに対応しています。
ハイレゾ再生できるLDACにも対応しているのが、このモデルのウリの1つです。
音質チェック
Anker Soundcore Space A40 は、デフォルト状態では少し低音が強めで少しくもった感じの音質でした。
好みの音質でなくても、専用アプリから自由にカスタマイズができます。
デフォルト設定でサウンドチェックをしてみると、低域が強めで中低域はかなり抑えれているチューニングでした。
ノイズキャンセリング機能
Anker Soundcore Space A40 はAirPods Proや Soundcore Liberty Air 2 Pro のようにノイズキャンセリング機能があります。
室内の空調で試した感じでは、そこまで高性能という感じではありませんでした。
外音取り込み(アンビエント)機能
Anker Soundcore Space A40はイヤホンを装着していても周りの音を聞きやすくする「外音取り込み(アンビエント)機能」も搭載しています。
オンにしていると周囲の音をひろってくれるので、駅のアナウンスや会話が聴こえやすくなって便利です。
音の遅延
スマホアプリ(ソシャゲ)でも完全ワイヤレスイヤホンを使用するので、音質以上に大事にしている要素が音の遅延です。
iPhone 13 で試してみましたが、Anker Soundcore Space A40はキャラクターボイスとテキストのタイミング、SEなどもズレが無く遅延を感じませんでした。
YouTubeで動画を見ても人の口パクと声がズレるなどの、違和感も無かったです。
音がズレる感じは無かったです
音楽を再生中のイヤホン操作
Anker Soundcore Space A40はデフォルトの設定では、イヤホン単体で再生/一時停止・曲移動ができます。
アプリでカスタマイズ可能ですが、同時に設定できる種類が少ないのが残念な点です。
- 音楽を 再生 / 一時停止
- 右 2回連続でタッチ
- 次の曲へ
- 左 2回連続でタッチ
- 周囲の音を聞く機能切り替え
- 左・右 をどちらか2秒間ふれる
- ノイキャン切り替え
- 左・右 をどちらか2秒間ふれる
デフォルトの設定ではできない音量の調節も割り当てられます。
ボタンのカスタマイズもできる!
電話系とその他の操作
Anker Soundcore Space A40は着信拒否はできませんが、電話に出たり、通話を終了させることができます。
- 電話に出る
- 左・右 着信中にどちらか2回連続でタッチ
- 電話を切る
- 左・右 通話中にどちらか2回連続でタッチ
- 着信を拒否する
- 左・右 着信中にどちらか2秒間ふれる
Anker Soundcore Space A40 レビューまとめ
この記事では「【レビュー】Anker Soundcore Space A40、全部入りでコスパ良しイヤホン」について紹介しました。
「Anker Soundcore Space A40」は、ノイキャン・長時間再生・Qi充電といった魅力的な機能を搭載しているイヤホンです。
ハイレゾであるLDACコーデックに対応ですが、音質はそこそこといった感じでした。
それでも、長時間再生・マルチポイント・ワイヤレス充電と快適な機能がつまっていて、価格は1万ちょっととコスパ良しです。
音質以上に、機能性とコスパを重視するなら、選択肢に入れたい完全ワイヤレスイヤホンです。
それでは、今回はこれまで。
お読みいただき、ありがとうございました。
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