この記事では全部入りイヤホン「Anker Soundcore Liberty 4」をレビューしました。
便利な長時間再生にワイヤレス充電、普通の手袋でも使える感圧センサー操作が快適な完全ワイヤレスイヤホンです。
通勤・通学・作業中に音楽を楽しむとき、ケーブルを全く使わない完全ワイヤレスイヤホンは、一度使ってみると普通のイヤホンには戻れないほど快適になります。
カバンからの出し入れも簡単ですし、周りにケーブルが引っかかる心配も無いので楽ちんです。
愛用している必須ガジェットの1つです。
Anker Soundcore Liberty 4 は、便利な機能が全部入りの完全ワイヤレスイヤホンです。
Ankerイヤホンらしくコスパが良い
ワイヤレスイヤホンには珍しく、 Apple AirPods Proのような感圧センサー搭載で、普通の手袋をしていても操作できるのが便利。
また毎日使うのに便利なワイヤレス充電や1度に9時間再生できるバッテリーで快適な環境で楽しめます。
音質は高音が少し強めで、大きな音量で音楽を聴くにはちょっとツラいかもしれません。
価格は1万5千円ながら、全部入りなので音質よりもコスパと機能性を重視なら特におすすめです。
この記事では「【レビュー】Anker Soundcore Liberty 4 便利機能全部入りで感圧センサーのイヤホン」について紹介します。
Anker Soundcore Liberty 4 の概要
「Anker Soundcore Liberty 4」の主な特長と仕様・スペックを紹介します。
特長
Anker Soundcore Liberty 4 は、以下のような特長を持った完全ワイヤレスイヤホンです。
- ノイキャン
- 外音取り込み機能
- 感圧センサー操作
- ワイヤレス充電対応
- イヤホン単体で9時間連続再生
- ケース込みで28時間再生
- 防水対応
- マルチポイント対応
- 対応コーデック:SBC、AAC、LDAC
- アプリでカスタマイズ可能
- USB-Cケーブルで充電
完全ワイヤレスイヤホンでは、珍しいApple AirPods のような感圧式センサーを搭載しています。
冬でも手袋をしていても操作できるのが便利です。
仕様・スペック
メーカー | Anker |
---|---|
型番 | Soundcore Liberty 4 |
連続再生(イヤホン) | 9時間 |
連続再生(ケース含) | 28時間 |
マルチポイント機能 | 2台 |
急速充電 | 15分で180分間使える |
充電端子 | USB-C |
操作方法 | タッチ |
ノイキャン | ノイキャン対応 |
外音取り込み | 対応 |
ワイヤレス充電 | 対応 |
イヤホンの重さ | 5.7g |
Bluetooth | 5.3 |
対応コーデック | SBC / AAC / LDAC |
防水規格 | IPX4 |
発売時期 | 2022年10月 |
参考価格 | 15,000円 |
Anker Soundcore Liberty 4 の同梱物
「Anker Soundcore Liberty 4」には、以下の付属品が同梱されています。
- 充電ケース
- イヤホン本体
- USB-Cケーブル(約60cm)
- イヤーチップ(4種類)
- マニュアル
耳の穴に入れるシリコン製イヤーチップは、半透明な「 S / M1 / M2 / L 」の4種類付属しています。
柔らかいシリコン製です
充電ケースはワイヤレス充電にも対応していますが、USB-Cケーブルでも充電可能なのでUSB-Cケーブルが1本付属しています。
USB-Cケーブルの長さは約60cmで少し短めですが、持ち運びやすい長さです。
Anker Soundcore Liberty 4 の外観
「Anker Soundcore Liberty 4」はスポーツの汗や雨ていどなら大丈夫な、生活防水仕様(IPX4)に対応した完全ワイヤレスイヤホンです。
防水規格IPX4とは
「水の飛まつによる影響がない」という国際的にも決められた基準の防水規格です。
防水規格自体は「電気機械器具の外郭による保護等級(JIS C 0920)」で定められています。
スティック部分の横側に感圧センサーがあり、つまむように押すことで操作します。
感圧センサー搭載タイプは珍しくて、冬でも普通の手袋をしていても操作できるのは便利です。
イヤホンの右・左 を見分ける方法
Anker Soundcore Liberty 4はイヤホンのスティック部分の裏側に「L(左)」と「R(右)」が分かるようにプリントされています。
音楽再生中のLEDランプ
Anker Soundcore Liberty 4は本体にLEDが搭載されていないので、音楽を再生中など音がなっているときにLEDランプは点灯しないです。
充電ケースの外観
Anker Soundcore Liberty 4の充電ケースは、外側は光沢のないプラスチック製です。
内部は指紋が目立つツルツル・ピカピカな光沢のあるプラスチック製です。
充電ケースのフタはスライド式なので、イヤホンの取り出し・収納がしやすい作りが便利です。
無駄にパカパカしない作りです
イヤホンの収納スペースに余裕があり、指を突っ込めるのでイヤホンをつまみやすくて取り出しやすい作りです。
充電ケースの裏側にUSB-C端子があるので、付属のUSBケーブルなどを使って充電することができます。
ケースの底はツルッとしていて、滑り止めも無い作りなのが少し残念でした。
Anker Soundcore Liberty 4 の大きさと重さ
「Anker Soundcore Liberty 4」は 5.8 x 5.6 x 3 cmくらいの丸四角で、手のひらに乗るコンパクトさです。
ポケットに入れるにはキツそうですが、カバンには収納しやすい形です。
大きさ
Anker Soundcore Liberty 4の充電ケースの大きさは、横幅5.9cmの四角っぽい形状です。
ケースの縦幅の大きさは約5.6cmです。
充電ケースの高さは約3cmです。
重さ
Anker Soundcore Liberty 4のイヤホンの重さは片耳1つだけでは 約5.7g で、両耳あわせると 約11g になります。
他社の完全ワイヤレスイヤホンでも4~6gくらいの製品が多いので、重いわけでは無いです。
納豆1パックくらいの軽さ
Anker Soundcore Liberty 4の充電・バッテリーについて
「Anker Soundcore Liberty 4」の充電ケースは、快適機能のワイヤレス充電(Qi充電)にも対応しているのが魅力の1つです。
毎日使うなら置くだけ充電は、かなり快適になります。
ワイヤレス充電器を持っていなくても、Androidスマホでも使う汎用性の高いUSB-Cケーブルで充電ができます。
USB-Cは最近のAndroidスマホなら対応しているので、ケーブルを統一できてスッキリします。
USB-Cは向きを気にしなくて良いケーブルです
イヤホンの充電状態の確認方法
イヤホンの充電状態は、ケースのフチにあるLEDインジケーターの光り方である程度わかります。
電池残量が少ないと赤色の点灯になります。
充電ケースの充電状態の確認方法
充電ケースの前面のフタとの境目に、LEDインジケーターがあり、その光り方で電池残量が分かります。
バッテリー残量が20%を切ると赤色に点滅します。
バッテリー性能
完全ワイヤレスイヤホンの弱点の1つには、再生時間の短さ(バッテリー性能)があります。
イヤホン本体が小型なので搭載できるバッテリーにも限界があります。
2022年では性能が向上し、イヤホン単体での連続再生時間は5~8時間ほどのイヤホンが多い印象です。
Anker Soundcore Liberty 4の再生時間は、優秀な性能となっています。
1度に9時間連続再生できる
Anker Soundcore Liberty 4 は、イヤホン単体で1度に連続で9時間使うことができます。
専用の充電ケースとあわせて使うことで最大28時間の使用ができるので、4~5日くらいなら充電無しで使えそうです。
ただし、ノイキャンや外音取り込み機能を使っていると、少し再生時間が短くなってしまうのが注意点です。
ノイキャン使ってると物足りないかも
急速充電に対応
Anker Soundcore Liberty 4 は、急速充電に対応していて、15分の充電で180分間使えるようになります。
イヤホン本体のバッテリーが無くなっても、すぐにまた聴けるようなるのが良いところです。
Anker Soundcore Liberty 4のペアリング方法
「Anker Soundcore Liberty 4」は一度ペアリング作業をしてしまえば、次からはフタを開けるだけで自動的に接続してくれます。
開けるだけで、すぐに音楽を聴けるのは便利です
「Anker Soundcore Liberty 4」 ペアリング方法はとても簡単です。
この記事では、iPhoneを使ってペアリング方法について紹介します。
- STEP 1
- STEP 2
- STEP 3
- STEP 4
- STEP 5
次からはフタを開けるだけで使えます
一度ペアリングしてしまえば、充電ケースのフタを開けるだけで自動的に接続してくれるのは本当に便利です。
毎回ペアリング作業をすることなく、すぐに音楽を聴くことができるようになるのは使っていて快適です。
Anker Soundcore Liberty 4の音質と操作
「Anker Soundcore Liberty 4」のイヤホン操作はボタン式ではなく、珍しい感圧センサー式となっています。
操作するときに耳へ押し込むことがなく耳穴が痛くならないのも操作しやすいポイントです。
操作で耳が痛くならないよ
スティック部分の側面をつまむように押して操作します。
音声通信技術
Anker Soundcore Liberty 4 はBluetooth 5.3に対応していて、音声コーデックSBC、AAC、LDACに対応しています。
ハイレゾ再生が可能なLDACにも対応しているのはポイント高いです。
音質チェック
Anker Soundcore Liberty 4 は、デフォルト状態では少し高音が強めに感じて、音量を大きくして音楽を聴き続けるのはちょっとツラいかも。
好みの音質でなくても、専用アプリから多少は自由にカスタマイズができます。
デフォルト設定でサウンドチェックをしてみると、高音が少し強めなチューニングでした。
ノイズキャンセリング機能
Anker Soundcore Liberty 4 はAirPods Proや Soundcore Liberty Air 2 Pro のようにノイズキャンセリング機能があります。
室内の空調で試したところ、効きはそこそこといった印象でした。
外音取り込み(アンビエント)機能
Anker Soundcore Liberty 4はイヤホンを装着していても周りの音を聞きやすくする「外音取り込み(アンビエント)機能」も搭載しています。
オンにしていると周囲の音をひろってくれるので、駅のアナウンスや会話が聴こえやすくなって便利です。
外音取り込み機能を使ってみると、静かな場所ではホワイトノイズが少し気になりました。
大きなノイズではないです。
音の遅延
スマホアプリ(ソシャゲ)でも完全ワイヤレスイヤホンを使用するので、音質以上に大事にしている要素が音の遅延です。
iPhone 14 Pro で試してみましたが、Anker Soundcore Liberty 4はキャラクターボイスとテキストのタイミング、SEなどもズレが無く遅延を感じませんでした。
YouTubeで動画を見ても人の口パクと声がズレるなどの、違和感も無かったです。
音がズレる感じは無かったです
音楽を再生中のイヤホン操作
Anker Soundcore Liberty 4はデフォルトの設定では、イヤホン単体で再生/一時停止・曲移動ができます。
アプリでカスタマイズ可能ですが、同時に設定できる種類が少ないのが残念な点です。
- 音楽を 再生 / 一時停止
- 左・右 をどちらか1回押す
- 次の曲へ
- 右 3回連続で押す
- 前の曲へ
- 左 3回連続で押す
- 周囲の音を聞く機能切り替え
- 左・右 をどちらか2回連続で押す
- ノイキャン切り替え
- 左・右 をどちらか2回連続で押す
デフォルトの設定ではできない音量の調節も割り当てられます。
ボタンのカスタマイズもできる!
電話系とその他の操作
Anker Soundcore Liberty 4は電話に出たり、通話を終了させたり、着信拒否もイヤホン単体で操作ができます。
- 電話に出る
- 左・右 着信中にどちらか2回連続で押す
- 電話を切る
- 左・右 通話中にどちらか2回連続で押す
- 着信を拒否する
- 左・右 着信中にどちらか3回連続で押す
Anker Soundcore Liberty 4 レビューまとめ
この記事では「【レビュー】Anker Soundcore Liberty 4 便利機能全部入りで感圧センサーのイヤホン」について紹介しました。
Anker Soundcore Liberty 4 は、1万5千円以下で全部入りなのが魅力的なコスパ良しのイヤホンです。
毎日使うなら、より快適になるワイヤレス充電と長時間再生ができる電池持ちの性能がありがたいです。
ハイレゾ再生に対応していますが、音質は少し高音が強めだったので、音質よりもコスパや機能性を重視している人には特におすすめの完全ワイヤレスイヤホンです。
それでは、今回はこれまで。
お読みいただき、ありがとうございました。
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