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【WD Blue SSD レビュー】コスパの良い老舗メーカーのSSD

WD Blue SSD レビュー

この記事ではWESTERN DIGITALウエスタン デジタルのSSD「WD Blue 3D NAND SATA SSD」をレビューしました。
4TBの大容量モデルまでラインナップされていて、速度・耐久性なども優秀でコスパの良いSSDです。

WD Blue SSDシリーズは、HDDの老舗メーカーとしても有名なWESTERN DIGITALウエスタン デジタルのSSDです。

512GBモデルのWDS500G2B0Aを使ってみましたが、速度も安定して速くてコスパの良いSSDでした。

速度も安定して速くてコスパの良いSSD

 

WD Blue SSDシリーズはプレステ4でも動作確認済みなので、プレステ4を高速化したいときにもおすすめです。

 

この記事では「【WD Blue SSD レビュー】コスパの良い老舗メーカーのSSD」について紹介します。

 

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この記事を書いた人:まちゃ
ガジェット好き 自作PC歴20年超え スマホゲームのエンジニア アニメ・ゲーム好き

WD Blue SSD の特長

WD Blue SSD の特長

WESTERN DIGITALのSSDは、中身は東芝やSanDiskなど別会社製なのでWD純正というわけではありません。

WD純正ではなくても、速度やコスパは悪くないSSDです。

 

WD Blue SSDシリーズ 2.5インチSSD

WD Blue SSDシリーズ 2.5インチSSDには、250GB~4TBの5種類ラインナップされています。

 

速度はSATAモデルでは十分優秀で、GB単価も抑えられていてコスパが良いSSDです。

WD Blue SSD のラインアップ
型番 WDS250G2B0A WDS500G2B0A WDS100T2B0A WDS200T2B0A WDS400T2B0A
容量 256GB 512GB 1TB 2TB 4TB
フォームファクター 2.5インチ、7mm厚
インターフェース SATA 6Gb/s
コントローラー Marvell
NANDフラッシュメモリー 3D TLC NAND
読み出し 550MB/s 560MB/s
書き込み 525MB/s 530MB/s
MTTF 175万時間(200年間)
総書き込み容量 100TBW 200TBW 400TBW 500TBW 600TBW
サイズ 厚さ7mm
保証期間 5年間
価格 5,000円 7,000円 11,000円 26,000円 54,000円
GB単価 19円 14円 11円 12円 13円

 

 

WD Blue SSDの速度と温度

WD Blue SSDシリーズの公式値では、最大560MB/sの読み出し速度と最大530MB/sの書き込み速度となっています。

512GBモデルの「WDS500G2B0A」を実際に計測してみたところ、読み出し速度は560MB/s書き込み速度は530MB/sほどでした。

ハイスペックなPC環境でなくても、公称値通りの高速な速度を確認できました。

公称値通りの高速な速度

データサイズ1GiBで計測
読み出し 書き込み
1回目 561MB/s 531MB/s
2回目 561MB/s 530MB/s
3回目 561MB/s 529MB/s
平均 561MB/s 530MB/s

 

データサイズを64GBにして計測しても、速度はほぼ変わらない結果でした。

データサイズを64GBにして計測

 

計測中の温度を見てみると、だいたい52℃くらいで少し発熱するようですが、パソコンケースやファン次第でもっと低く抑えられそうです。

だいたい52℃

 

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WD Blue SSD の同梱品

WD Blue SSD の同梱品

WESTERN DIGITAL「WDS500G2B0A」には、以下の付属品が同梱されていました。

  • ドキュメント
  • 2.5インチ SSD本体

ネジやSATAケーブル、スペーサーなどは付属していません。

 

箱を開封すると、SSD本体は透明なプラスチックに収まっていました。

透明なプラスチックに収まっていました

まちゃ
まちゃ

ピッタリ収まっているのでガタガタしません

 

 

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WD Blue SSD の外観

WD Blue SSD の外観

WESTERN DIGITAL「WDS500G2B0A」の外見は、黒色のプラスチックっぽい筐体にロゴなどのラベルが貼られています。

シリーズ名の青色が印象的なパッケージです。

青色が印象的なパッケージ

 

SSD本体の裏側には型番やシリアルナンバーが記載されたシールが貼られています。

裏側には型番やシリアルナンバー

 

SATA3対応で、SATA電源ケーブルとSATAデータケーブルを接続します。

SATA3対応

 

WD Blue SSDのベンチマーク

WD Blue SSDのベンチマーク

計測したパソコン環境はインテルのミニPC「BXNUC10i7FNH」を使いました。

モバイル向けCPUですが第10世代CPUで上位モデルとなっています。

ヒートシンクはありますが、エアフローなど放熱性はそこまで高くないミニPCです。

 

結果としては、WESTERN DIGITAL「WDS500G2B0A」 は、あまり発熱せず速度は公称値通りの速い結果でした。

SLCキャッシュも100GBの大容量ファイルでも速度はあまり落ちないので使い勝手も良さそうです。

 

S.M.A.R.T

インテルNUCのミニPCなので、エアフローなど放熱性能は低めですが、アイドル時の温度は31℃くらいです。

アイドル時の温度は31℃くらい

 

ベンチマーク結果

これらのベンチマークツールで計測してみました。

  • CrystalDiskMark
  • AS SSD Benchmark
  • AS SSD Copy-Benchmark
  • AS SSD Compression-Benchmark
  • ATTO Disk Benchmark
  • HD Tune

 

CrystalDiskMark 計測結果

CrystalDiskMarkの1GiBで計測した結果は、公式の値どおりの速度が確認できました。

CrystalDiskMark計測結果

 

サイズを増やして64GiBでも計測してみました。

64GiBでも変わらず、高速な結果でした。

64GiBでも計測

 

AS SSD Benchmark 計測結果

AS SSD Benchmark計測結果

 

AS SSD Copy-Benchmark 計測結果
AS SSD Copy-Benchmark計測結果

 

AS SSD Compression-Benchmark 計測結果

一定の速度という結果でした。

AS SSD Compression-Benchmark計測結果

 

ATTO Disk Benchmark 計測結果

公称値より少し低いくらいの結果でした。

ATTO Disk Benchmark計測結果

 

SLCキャッシュ

HD TuneのFile Benchmarkで100GBほど読み書きしてSLCキャッシュの挙動を調べてみました。

結果としては6GBほどキャッシュがあり、速度が落ちますがそれでも450MB/s出るので充分優秀です。

SLCキャッシュ

 

温度

ベンチマークを計測中の負荷をかけているときの温度を確認してみました。

エアフローなど放熱機能がそこまで高くない「BXNUC10i7FNH」でも最大で52℃くらいでした。

最大で52℃くらい

まちゃ
まちゃ

PCケースとファンでもっと下げられそう

 

WD Blue SSDのSSD管理ツール

WD Blue SSDで使えるソフト「Dashboard」は、こちらの公式サイトから無料ダウンロードできます。

サイトは英語でしたがソフトは日本語表記なので、わかりやすいです。

WD Blue SSDで使えるソフト「Dashboard」

SanDiskの管理ツールと共通のソフトウエアになっています。

 

「Dashboard」では、データの完全削除や健康状態のチェック、ファームウェア更新などいろいろできます。

「Dashboard」を起動すると、ドライブのステータスなどが表示されます。

「Dashboard」を起動

 

パフォーマンス・タブのTRIMからは、TRIMの定期実行スケジュールなどを設定することができます。

TRIMの定期実行スケジュール

 

ツールタブの「その他のソフトウェア」には、SSD内のデータのお引越しに役立つクローニングソフトがあります。

SSD内のデータのお引越し

 

ツールタブの「ドライブの消去」からは、データを完全消去できるサニタイズを実行することができます

サニタイズを実行することができます

 

 

WD Blue SSD レビューまとめ

WD Blue SSD レビュー

この記事では「【WD Blue SSD レビュー】コスパの良い老舗メーカーのSSD」について紹介しました。

WESTERN DIGITALはHDDの老舗メーカーで、コスパの良いHDDも多いのでよく使用しています。

SSDメーカーとしては後発組の印象ですが、WD Blue SSDシリーズは速度も速くてコスパが良かったです。

GB単価も低いので普段から買いやすい価格ですが、セールなどで安くなっているなら更にお買い得なSSDだと思います。

 

それでは、今回はこれまで。

お読みいただき、ありがとうございました。

この記事で紹介したSSD

 

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