ベストはストライピングのRAID 0だったのですが、同じ容量のHDDをそろえずにできるJBODで、大容量の保存場所を作ってみました。
最初は「Synology DS220j」でHDD1台構成でしたが、途中から増やそうと思いやってみました。
HDD1台から2台構成に変更して、2台を1つのHDDとして扱うJBODのRAIDタイプボリュームを作ります。
注:保存済みのデータが消えてしまうので、予めバックアップするなどしてください。
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2台目のHDDを組み込む
作業を始める前に、まずNASにHDDを追加して物理的に複数台にします。
すでに組み込んでいるなら、そのままでNASの電源を入れます。
ストレージマネージャを開くと、組み込んだHDDが追加されていると思います。
使用しているボリュームを削除する
まず、使用しているボリュームとストレージプールを削除して真っさらにします。
ボリュームの削除
最初にボリュームを削除します。
ボリューム削除方法
STEP 1
「ボリューム」を開く
ストレージマネージャの左メニューの「ボリューム」を開くと、作成済みのボリューム一覧が表示されます。
STEP 2
「削除」ボタンをクリック
削除したいボリュームを選んで、上の「削除」ボタンをクリックします。
STEP 3
確認して「削除」ボタンをクリック
ボリューム削除と共に無くなってしまう共有フォルダなどが表示されるので、確認して「削除」ボタンをクリックします。
STEP 4
確認して「はい」ボタンをクリック
念押しで確認ダイアログが表示されるので、「はい」ボタンをクリックします。
STEP 5
パスワードを入力
パスワードを入力して「送信」ボタンをクリックすると、削除が実行されます。
STEP 6
ボリュームの削除完了
ボリューム一覧画面に戻ると、ボリュームが無くなっています。
ストレージプールの削除
次にストレージプールを削除します。
ストレージプールの削除方法
STEP 1
「ストレージプール」を開く
ストレージマネージャの左メニューから「ストレージプール」を開き、削除するストレージプールを選び、「削除」ボタンをクリックします。
STEP 2
「削除」ボタンをクリック
削除する項目を確認して、「削除」ボタンをクリックします。
STEP 3
「はい」ボタンをクリック
削除の念押しをされるので、「はい」ボタンをクリックします。
STEP 4
パスワードを入力
パスワードを入力して「送信」ボタンをクリックすると、削除処理が実行されます。
STEP 5
ストレージプールも削除完了
ストレージプールも削除が完了しました。
まちゃ
HDD複数でRAIDを組む
削除手順の逆で、ストレージプールを作成し、その後にボリュームを作ります。
ストレージプールの作成
RAIDタイプを指定してストレージプールを作成する。
ストレージプールの作成方法
STEP 1
ストレージプールを開く
ストレージマネージャのストレージプールを開き、「作成」ボタンをクリックします。
STEP 2
「より良いパフォーマンス」を選ぶ
「より良いパフォーマンス」を選び、「次へ」ボタンをクリックします。
STEP 3
JBODを選択
ここで作成するRAIDの種類を選びます。今回はJBODを選択して「次へ」ボタンをクリックします。
ストレージプールの説明は、入力しなくても問題ありません。
STEP 4
両方のドライブにチェック
Disk1・Disk2の2つを丸ごと使うので、両方のドライブにチェックして「次へ」ボタンをクリックします。
STEP 5
データ削除の確認をして「OK」
すでにデータは削除されていますが、データ削除の確認をして「OK」ボタンをクリックします。
STEP 6
ドライブチェックするか選ぶ
初めて使うような場合はドライブチェックする「はい」が推奨のようです。
ディスクのチェックに時間がかかるので、大容量で早く使いたい場合は「いいえ」を選択したほうがいいかもしれません。
ちなみに8TBで試したところ、朝から晩までかかりました。
STEP 7
RAIDタイプなど設定を確認
RAIDタイプなど設定を確認して、問題なければ「適用」ボタンをクリックします。
STEP 8
ダイアログが表示されます
ボリュームを作ってね、とダイアログが表示されます。
STEP 9
容量などを確認
ストレージプールでHDD2台分の容量になっているのが確認できます。
ボリュームの作成
ストレージプールを作っただけでは、データを保存できないので、次にボリュームを作成します。
ボリュームの作成方法
STEP 1
ボリュームを開く
ストレージマネージャのボリュームを開き、「作成」ボタンをクリックします。
STEP 2
「カスタマイズ」を選択
モードは「カスタマイズ」を選択し、「次へ」ボタンをクリックします。
STEP 3
「既存のストレージプールを選択」
先程つくったストレージプールを使うので、「既存のストレージプールを選択」で「次へ」ボタンをクリックします。
STEP 4
作成したストレージプールを選択
作成したストレージプールを選択し、「次へ」ボタンをクリックします。
STEP 5
「次へ」ボタンをクリック
説明は必要なかったので、何も入力せずに「次へ」ボタンをクリックします。
STEP 6
設定の確認
設定の確認をして「適用」ボタンをクリックします。
STEP 7
ファイルシステムの作成が始まります
ファイルシステムの作成が始まります。
STEP 8
ボリューム作成完了
処理が終われば、NASとして使うことができるようになります。
STEP 9
共有フォルダを作成
File Stationを開くと共有フォルダが1つもないと言われるので、指示にしたがって共有フォルダを作成します。
それでは、今回はこれまで。
お読みいただき、ありがとうございました。
Synology NAS
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