セミプラグイン式でショートサイズなので、小さいケースで自作PCを組みたいなら、よりオススメの電源です。
MicroATXやMini ITXのパソコンを組むなら、省スペースなケースを試してみたくなります。
省スペースのケースだとATXサイズの電源ユニットはキツイかもしれないので、ショートサイズを選んでおくと安心です。
パーツやケーブルとぶつかる心配が減ります
SCYTHE 剛短4はショートサイズで、配線が簡単なセミプラグイン方式なので使い勝手もよい電源ユニットです。
最大700Wモデルまで対応しているので、ハイエンドなCPUやグラフィックボードにも使えます。
この記事では「【サイズ 剛短4 レビュー】セミプラグインでコンパクトな電源ユニット」について紹介します。
サイズ 剛短4の主な仕様
サイズ 剛短4の主な仕様を表にまとめてみました。
メーカー名 | SCYTHE |
---|---|
モデル名 | 剛短4 |
対応規格 | ATX / EPS |
電源容量 | 600W |
プラグイン対応 | セミプラグイン |
80PLUS認証 | ブロンズ |
1Wあたりの価格 | 12円 |
メインコネクタ | 20+4ピン |
CPUコネクタ | 4+4ピンATX x1 |
PCIeコネクタ | 6+2ピン x2 |
SATA | 7個 |
ペリフェラル | 3個 |
FDD | 1個 |
寸法 |
|
重さ | 1.6kg |
発売時期 | 2019年1月 |
公式サイト | 公式サイトへ |
サイズ 剛短4の特長
サイズ 剛短4は省スペースパソコンに使えるコンパクトタイプで、セミプラグイン方式の電源ユニットです。
プラグイン方式なら必要なケーブルだけにできるので、エアフローにも良くて掃除の手間も減ります。
ショートサイズ
SCYTHE 剛短4は奥行き12.5cmのショートサイズの電源ユニットです。
将来的にもっと小さめのPCケースに引っ越す可能性があるなら、そのまま搭載できる可能性が高いです。
セミプラグイン方式
搭載するデバイスに応じて電源ケーブルを追加できるプラグイン方式は、エアフローやメンテナンス性も良いです。
不要なケーブルがPCケース内にあると、見た目も悪いし、掃除が大変と良いことはありません。
フルプラグインもいいですが、必ず使うメイン電源ケーブルが固定されたセミプラグイン方式が最低ラインのおすすめです。
80PLUS認証
SCYTHE 剛短4は電力の交換効率レベルを表す「80PLUS認証」で「ブロンズ」を取得しています。
もっと上位のレベルもありますが、電源ユニットの価格も上がるので、こだわりすぎない方が良いかもしれません。
サイズ 剛短4の同梱物
SCYTHE 剛短4には電源ユニット本体以外に、以下の付属品が同梱されています。
- ドキュメント
- AC電源ケーブル
- HDD、FDDケーブル
- Serial ATAケーブル
- PCI Expressケーブル
- PCケースとの固定するネジ
電源コンセントと接続するACケーブルも1本付属しています。
サイズ 剛短4の各種ケーブル
SCYTHE 剛短4は電源容量が違うモデルごとに、付属しているケーブルが異なります。
ここでは600Wモデルに付属していた各種ケーブルを紹介します。
ATXメインケーブル
メイン電源用の20+4ピンのATXケーブルは、電源ユニットにくっついたままで外せないケーブルです。
ATX電源ケーブルの長さは、約50cmです。
CPUケーブル
CPU用の給電ケーブル、ATX/EPS 8ピン(4+4pin)ケーブルも電源ユニットから外せないケーブルです。
ATX/EPS 4+4pinケーブルの長さは約55cmです。
Serial ATAケーブル
SATA用の電源ケーブルは、この2種類3本が付属しています。
- SATA 3台用 x 2本
- SATA 1台用 x 1本
SATA電源ケーブルの長さは約45~70cmです。
プラグインを刺す場所は、コネクタの色と同じ黒色の端子です。
爪がカチッとロックが掛かるまでしっかり差し込みます。
PCI Expressケーブル
グラフィックボードに使うPCI Express (6+2ピン)ケーブルは2本付属しています。
PCIeケーブルの長さは約45cmです。
PCI Expressケーブルを挿す場所は、コネクタと同じ青色のどちらかです。
黒の端子とはピンの数が違うので、間違える心配はないと思います。
HDD/FDDケーブル
HDD/FDDケーブルはペリフェラル(大4ピン)3台分とFDD1台分のケーブルです。
古いドライブ用の端子なので、基本的には使わないと思います。
そのまま使うことは少ないですが、変換ケーブルを使ってファンやパーツなどに使うと便利です。
サイズ 剛短4の外観
サイズ 剛短4は小さいケースにも取り付けられるショートサイズですが、見た目は普通のATX電源と同じ感じです。
LEDランプで光る機能もないので、シンプルな自作PCを組みたいならおすすめです。
内側
ケースの内側にあたる面にはプラグインの端子と、メイン電源とCPU電源のケーブルがあります。
固定ケーブルには網状のチューブでまとまっているので、バラける心配がなく配線も楽です。
背面
背面はメッシュ状に空いていて、空気を排気できるようになっています。
側面
側面には出力表と製品名が入ったシールが貼られています。
反対側の側面は、特にシールなど貼られていませんでした。
ファン
ショートサイズの電源ユニットなので、搭載されているファンは12cmになります。
大風量と静音性の高いファンです。
サイズ 剛短4の大きさと重さ
サイズ 剛短4の大きさや重さは一般的なATX電源ユニットとほぼ同じですが、ショートサイズなので奥行きだけが少し小さめです。
大きさ
電源ユニットの奥行きは約12cmで、横幅は約15cmです。
高さは標準的な約8.6cm
重さ
プラグインを含めない、メイン電源と本体の重さは約1.6kgです。
特別、重いわけではありません
PCケースへの取り付け
サイズ 剛短4のPCケースへの取り付けは、付属のネジを使って背面から4箇所、ネジ止めします。
電源ユニットのファンを外に向けるか、内に向けるかは、どちらにもメリットがあります。
内向きならケース内の空気を背面から出して全体を冷やす効果があり、外向きなら外の冷たい空気で電源を冷やすことが期待できます。
今回はプラグインケーブルを抜き差ししやすい向きに取り付けました。
サイズ 剛短4 レビューまとめ
この記事では「【サイズ 剛短4 レビュー】セミプラグインでコンパクトな電源ユニット」について紹介しました。
SCYTHE 剛短4はケース内の扱いが快適なプラグイン方式を採用していて、省スペースPCにも使えるショートサイズです。
80PLUS認証のブロンズを取得しているので、電力の変換効率もそこそこ良い性能になります。
MicroATXやMini ITXなど省スペースな自作PCを組みたいときにもオススメな電源ユニットです。
それでは、今回はこれまで。
お読みいただき、ありがとうございました。
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