準ファンレスでフラットタイプなケーブル、Gold認証に日本メーカーのコンデンサ採用とコスパの良い電源ユニットです。
「Antec NeoECO NE750G M」は80 PLUS Gold 認証の750W電源ユニットです。
フルプラグイン方式なのでPCケース内がスッキリし、低負荷時はファンが回転しない準ファンレスで静音性も高いです。
ケーブルはすべてフラットタイプで、配線もスッキリしてケーブルマネジメントにも優れています。
電源ユニット本体の奥行きは約14cmとコンパクトなので、Micro ATXサイズのPCケースにも組み込める大きさとなっています。
日本メーカーのコンデンサを採用しているので、安心・安全・長く使えそうなコスパの良い電源ユニットです。
この記事では「Antec NeoECO NE750G M をレビュー!人気機能全部入りのコスパ良し電源ユニット」について紹介します。
NeoECO NE750G Mの主な特長
「Antec NeoECO NE750G M」はコンパクトで日本メーカーのコンデンサを採用している静音も優れたフルプラグイン方式の電源ユニットです。
製品名 | NeoECO NE750G M |
---|---|
電源容量 | 750W |
80PLUS認証 | GOLD |
プラグイン対応 | フルプラグイン |
サイズ | 150x140x86 mm |
重さ | 1.37kg |
メイン電源コネクタ | 24ピン |
PCIeコネクタ | 6+2ピンx4 |
CPUコネクタ | 4+4ピンEPS x2 |
SATA | 8個 |
ペリフェラル | 4個 |
同シリーズには出力違いの3種類があります。
準ファンレス
Antec NeoECO NE750G M は低負荷時にファンの回転を止める準ファンレスに対応しています。
背面の「HYBRID MODE」ボタンを押すと、あまり使っていない時にはファンが回らず無音に近くなります。
コンパクト設計
奥行きは約14cmなので、E-ATXやATXサイズのケースだけでなく、Micro ATXケースなどコンパクトなケースにも組み込めるコンパクト設計となっています。
フルプラグイン
Antec NeoECO NE750G Mは必要な内部パーツにあわせてケーブルを着脱できる「フルプラグイン方式」です。
不要なケーブルは箱に収納しておけるので、PCケース内がスッキリし、エアフローにもメリットがあります。
他のメリットとしては、ケース内とはいえ、長く使っているとホコリが付着することもあるので掃除する手間が省けます。
80PLUS Gold認証
電力の交換効率レベルを表す「80PLUS認証」で「ゴールド」を取得しています。
さらに上位のレベルもありますが、電源ユニットの価格も上がるので、こだわりすぎない方が良いかもしれません。
日本メーカー製コンデンサ採用
内部のパーツに日本メーカーのコンデンサを採用しているのもおすすめポイントの1つです。
日本製だと安心だし長期間、故障せず使える確率が上がりそうです。
Antec NeoECO NE750G M の外観
「Antec NeoECO NE750G M」はどの面もほぼフラットな印象の電源ユニットでした。
ケースの内側にあたる面にはプラグインの接続端子が並んでいます。
静音性に優れた12cmのスリーブベアリングファンが搭載されています。
温度に応じて自動的に回転数を制御する静音に役立つ機能もあります。
PCケースの背面にあたる部分はメッシュ状になっていて、空気を排気できるようになっています。
ファンの動作モードを切り替えられるスイッチ付いているのが特長的です。
ファンがある反対の面には、軽く出力の使用などが載っています。
側面にはモデル名がプリントされたシールが貼られています。
Antec NeoECO NE750G M の同梱物
「Antec NeoECO NE750G M」には電源ユニット本体以外に以下の付属品が同梱されています。
- ドキュメント
- AC電源ケーブル
- HDD、FDDケーブル
- Serial ATAケーブル
- PCI Expressケーブル
- PCケースと固定するネジ
- 結束バンド
- マジックテープ結束バンド
簡易的な結束バンドが8本付属しています。
繰り返し使えるマジックテープタイプの結束バンドは3つ付属しています
パソコンケースに固定するためのネジも4つ付属しています。
最初は軽く素手で固定できて、最後にドライバーでキツめに締められるタイプのネジです。
家庭用の電源コンセントとつなぐ3ピン電源ケーブルも1本付属しています。
各電源ケーブル
「Antec NeoECO NE750G M」に付属している各電源ケーブルについて紹介します。
どのケーブルもフラットタイプのケーブルなので、ケース内の配線もスッキリします。
ATX電源24ピンケーブル
ATX24ピンケーブルは、マザーボードへの主電源になるので必ず使うメイン的なケーブルです。
電源ユニット本体へ挿すプラグインコネクタは2つに別れています。
EPS/ATX 12V電源 8ピンケーブル
Antec NeoECO NE750G M にはEPS/ATX 12V電源 8(4+4)ピンケーブルが2本付属しています。
EPS/ATX 12V電源 8ピンケーブルはマザーボードへのコネクタに挿すCPU用の電源ケーブルです。
コネクターの横には分かりやすく「CPU」とプリントされています。
PCIe 8ピン(6+2)電源ケーブル
PCIe(PCI Express) 8ピン(6+2)電源ケーブルが2本付属しています
1本ごとにコネクタが2つあるので、合計4コネクタあります。
PCIe 8ピン(6+2)電源ケーブルはグラフィックボードの補助電源に使用します。
SATA電源ケーブル
Antec NeoECO NE750G M にはSATA電源ケーブルが2本付属しています。
ケーブル1本につき電源コネクタは4つ挿すことができます。
HDD/SSDの台数的には問題ないですが、設置する場所によって長さが足りなくなりがちです。
足りないときは延長コードやペリフェラルケーブルを使います。
ペリフェラル 大4ピン電源ケーブル
ペリフェラル 大4ピン電源ケーブルは1本だけ付属しています。
ペリフェラル 大4ピン電源ケーブルは、HDD・ブルーレイ/DVDドライブなど過去に主流だった電源コネクタです。
ファンやSATA電源コネクタなど足りないときに変換するために使うのに便利なケーブルです。
Antec NeoECO NE750G M の大きさと重さ
「Antec NeoECO NE750G M」はATX用の電源ユニットで、大きさは15cm×14cmの奥行きが少しコンパクトなサイズです。
高さは8.6cmの一般的なサイズです。
重さは約1.3kgと少し軽めの重さでした。
Antec NeoECO NE750G M レビューまとめ
この記事では「Antec NeoECO NE750G M をレビュー!人気機能全部入りのコスパ良し電源ユニット」について紹介しました。
Antec NeoECO NE750G M は日本メーカーのコンデンサを採用し、準ファンレスなので静音性も高い電源ユニットです。
フルプラグイン方式でケーブルはフラットタイプなので、ケース内のケーブルマネジメントもしやすさにも優れています。
80PLUS認証もGOLDと高効率で高耐久と性能面も優秀です。
人気の機能全部入りでコスパの良い電源ユニットを探しているなら選択肢に入れたい電源ユニットです。
それでは、今回はこれまで。
お読みいただき、ありがとうございました。
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