高度な機能はないですが基本的な機能がそろっていて、軽量でコンパクトなコスパの良い完全ワイヤレスイヤホンです。
通勤・通学・作業中に音楽を楽しむとき、ケーブルを全く使わない完全ワイヤレスイヤホンは、一度使ってみると普通のイヤホンには戻れないほど快適になります。
カバンからの出し入れも簡単ですし、周りにケーブルが引っかかる心配も無いので楽ちんです。
愛用している必須ガジェットの1つです。
「Anker Soundcore Life P2 Mini」は、人気のあった Soundcore Life P2 の後継モデルでコンパクト・軽量さがさらにパワーアップしています。
価格も少し安くなってコストパフォーマンスが良い完全ワイヤレスイヤホンとなっています。
Ankerイヤホンらしくコスパが良い
音質は4千円台イヤホンとしては悪くなく、めちゃくちゃ良いわけでもない十分な印象でした。
専用アプリで細かい調整はできませんが、低音・ボーカル・通常モードへ好きなチューニングに切り替えることができます。
ノイズキャンセリングやワイヤレス充電といった便利で快適な機能は搭載していませんが、必要最低限な機能はそろっています。
8時間も連続再生できますし、音質や機能よりコスパ優先なら おすすめのイヤホンです。
この記事では「【レビュー】Anker Soundcore Life P2 Mini 4千円台の無難なイヤホン」について紹介します。
Anker Soundcore Life P2 Mini の概要
「Anker Soundcore Life P2 Mini」の主な特長と仕様・スペックを紹介します。
特長
Anker Soundcore Life P2 Mini は、以下のような特長を持った完全ワイヤレスイヤホンです。
- コンパクト&軽量デザイン
- 4千円台イヤホン
- 防水対応
- タッチセンサー操作
- 音質切り替え機能
- 対応コーデック:SBC、AAC
- イヤホン単体で8時間連続再生
- ケース込みで32時間再生
- 急速充電対応
- USB-Cケーブルで充電
専用アプリでカスタマイズしたり、ノイズキャンセリング、ワイヤレス充電などの高度な機能はないのが弱点です。
その分 価格は安いのでコスパ重視なイヤホンとなっています。
仕様・スペック
メーカー | Anker |
---|---|
型番 | Soundcore Life P2 Mini |
連続再生(イヤホン) | 8時間 |
連続再生(ケース含) | 32時間 |
充電端子 | USB-C |
操作方法 | タッチ |
ノイキャン | 非対応 |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
イヤホンの重さ | 4.2g |
Bluetooth | 5.2 |
対応コーデック | SBC / AAC |
防水規格 | IPX5 |
発売時期 | 2021年9月 |
参考価格 | 4,500円 |
Anker Soundcore Life P2 Mini の同梱物
「Anker Soundcore Life P2 Mini」には、以下の付属品が同梱されています。
- 充電ケース
- イヤホン本体
- USB-Cケーブル(約60cm)
- イヤーチップ(5種類)
- マニュアル
耳の穴に入れるシリコン製イヤーチップは、「 XS / S / M / L / XL 」の5種類付属しています。
柔らかいシリコン製です
Anker Soundcore Life P2 Miniにはケースへ充電するためのUSB-Cケーブルが1本付属しています。
USB-Cケーブルの長さは約60cmで少し短めですが、持ち運びやすい長さです。
Anker Soundcore Life P2 Mini の外観
「Anker Soundcore Life P2 Mini」の防水性能はIPX5の防水性能で、運動での汗や小雨の中でも問題なく音楽を楽しめる防水規格に対応しています。
防水規格IPX5とは
「あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない(防噴流形)」
という国際的に決められた基準の水の侵入に対する指標です。
日本での防水規格自体は「電気機械器具の外郭による保護等級(JIS C 0920)」で定められています。
AirPods の様にスティックタイプのイヤホンで、耳の穴に入れる部分は光沢のあるプラスチック製です。
裏側に充電端子が2つあります。
Soundcoreのロゴ部分がタッチセンサーになっています。
イヤホンの右・左 を見分ける方法
Anker Soundcore Life P2 Miniはイヤホンの裏側に「L(左)」と「R(右)」が分かるように刻印されています。
音楽再生中のLEDランプ
Anker Soundcore Life P2 Miniはイヤホン側にLEDランプが搭載されていないので、音がなっているときにLEDランプは点灯しないです。
充電ケースの外観
Anker Soundcore Life P2 Miniの充電ケースは、光沢のないプラスチック製です。
ケースの前面には。充電状態がわかるLEDランプが3つあります。
充電ケースのフタはしっかり閉じられていて、逆さまにしてもフタは開きません。
開ききった状態ではフタが固定されるので、収納・取り出し中に勝手に閉じなくて使いやすいです。
無駄にパカパカしない作りです
イヤホンは本体をつまみやすいので取り出しやすく、収納は磁力でピタッとおさまってくれて、取り出しや収納がしやすいです。
ケース内のくぼみが大きいので、指をつっこんでつまみやすいです。
充電ケースの裏側にUSB-C端子があるので、付属のUSBケーブルなどを使って充電することができます。
ケースの底はツルッとしていて、滑り止めも無い作りなのが少し残念でした。
Anker Soundcore Life P2 Mini の大きさと重さ
「Anker Soundcore Life P2 Mini」は 6 x 4 x 3 cmくらいの楕円形で、手のひらに乗るコンパクトさです。
ポケットに入れるにはキツそうですが、カバンには収納しやすい形です。
大きさ
Anker Soundcore Life P2 Miniの充電ケースの大きさは、横幅6.1cmの楕円っぽい形状です。
ケースの縦幅の大きさは約4.4cmです。
充電ケースの高さは約3.1cmです。
重さ
Anker Soundcore Life P2 Miniのイヤホンの重さは片耳1つだけでは 約4.2g で、両耳あわせると 約8g になります。
他社の完全ワイヤレスイヤホンでも4~6gくらいの製品が多いので、少し軽めのイヤホンです。
スマホの半分くらいの重さ
Anker Soundcore Life P2 Miniの充電・バッテリーについて
「Anker Soundcore Life P2 Mini」の充電ケースは、Androidスマホでも使う汎用性の高いUSB-Cケーブルで充電ができます。
USB-Cは最近のAndroidスマホなら対応しているので、ケーブルを統一できてスッキリします。
USB-Cは向きを気にしなくて良いケーブルです
充電ケースの充電状態の確認方法
充電ケースの前面には、充電ケース自体の電池残量がわかるLEDランプが3つ並んでいます。
フル充電へ近づくにつれLEDランプが点灯していき、充電が完了すると消灯します。
充電ケースのLEDの点灯の仕方と、充電状態を一覧にすると、このようになります。
LEDの点灯の仕方 | 電池残量 |
---|---|
●●● | 1~30% |
●●● | 30~70% |
●●● | 70~100% |
充電時間は2~3時間と、早く充電ができます。
バッテリー性能
完全ワイヤレスイヤホンの弱点の1つには、再生時間の短さ(バッテリー性能)があります。
イヤホン本体が小型なので搭載できるバッテリーにも限界があります。
2020年では性能が向上し、イヤホン単体での連続再生時間は5~8時間ほどのイヤホンが多い印象です。
Anker Soundcore Life P2 Miniの再生時間は、そこそこ優秀な性能となっています。
1度に8時間連続再生できる
Anker Soundcore Life P2 Mini は、イヤホン単体で1度に連続で8時間使うことができます。
専用の充電ケースとあわせて使うことで最大32時間の使用ができるので、1~2日くらいなら充電無しで使えそうです。
急速充電に対応
Anker Soundcore Life P2 Mini は、急速充電に対応していて、10分の充電で60分間使えるようになります。
イヤホン本体のバッテリーが無くなっても、すぐにまた聴けるようなるのが良いところです。
Anker Soundcore Life P2 Miniのペアリング方法
「Anker Soundcore Life P2 Mini」は一度ペアリング作業をしてしまえば、次からはフタを開けるだけで自動的に接続してくれます。
開けるだけで、すぐに音楽を聴けるのは便利です
「Anker Soundcore Life P2 Mini」 ペアリング方法はとても簡単です。
この記事では、iPhoneを使ってペアリング方法について紹介します。
- STEP 1
- STEP 2
- STEP 3
- STEP 4
- STEP 5
次からはフタを開けるだけで使えます
一度ペアリングしてしまえば、充電ケースのフタを開けるだけで自動的に接続してくれるのは本当に便利です。
毎回ペアリング作業をすることなく、すぐに音楽を聴くことができるようになるのは使っていて快適です。
Anker Soundcore Life P2 Miniの音質と操作
「Anker Soundcore Life P2 Mini」のイヤホン操作はボタン式ではなく、触れるだけのタッチセンサー式となっています。
操作するときに耳へ押し込むことがなく耳穴が痛くならないのも操作しやすいポイントです。
操作で耳が痛くならないよ
「soundcoreのアイコンロゴ部分」がタッチセンサーになっています。
音声通信技術
Anker Soundcore Life P2 Mini はBluetooth 5.2に対応していて、音声コーデックSBC、AACに対応しています。
新技術のaptX・aptX Adaptiveには対応していませんが、iPhoneは未対応ですし、あまり気にならないかも。
音質チェック
Anker Soundcore Life P2 Mini の音質は、めちゃくちゃ良いでも悪いでもないといった印象でした。
4千円台のイヤホンとしては十分な音質かなと思います。
デフォルト設定でサウンドチェックをしてみると、中低域・中域は抑えれているチューニングでした。
15,000Hz以上の超高音は出ていなので、高音を楽しみたい人には向いていません。
音の遅延
スマホアプリ(ソシャゲ)でも完全ワイヤレスイヤホンを使用するので、音質以上に大事にしている要素が音の遅延です。
iPhone 12 で試してみましたが、Anker Soundcore Life P2 Miniはキャラクターボイスとテキストのタイミング、SEなどもズレが無く遅延を感じませんでした。
YouTubeで動画を見ても人の口パクと声がズレるなどの、違和感も無かったです。
音がズレる感じは無かったです
音楽を再生中のイヤホン操作
Anker Soundcore Life P2 Miniはデフォルトの設定では、イヤホン単体で再生/一時停止・曲移動ができます。
残念ながら音量調整はイヤホン単体ではできません。
- 音楽を 再生 / 一時停止
- 左・右 をどちらか2回連続でタッチ
- 次の曲へ
- 右 2秒間ふれる
- 前の曲へ
- 左 2秒間ふれる
- EQ切り替え
- 右 3回連続でタッチ
少し物足りないかも
電話系とその他の操作
Anker Soundcore Life P2 Miniは着信拒否はできませんが、電話に出たり、通話を終了させることができます。
残念ながら拒否機能はありません。
- 電話に出る
- 左・右 着信中にどちらか2回連続でタッチ
- 電話を切る
- 左・右 通話中にどちらか2秒間ふれる
- Siriなど音声コマンド
- 左 3回連続でタッチ
Anker Soundcore Life P2 Mini レビューまとめ
この記事では「【レビュー】Anker Soundcore Life P2 Mini 4千円台の無難なイヤホン」について紹介しました。
「Anker Soundcore Life P2 Mini」は4千円台と買いやすい価格ですが、機能面では物足りなさを感じるかもしれません。
イヤホン単体で8時間も連続使用でき、音質はまずまずでコンパクト&軽量なのでカジュアルに使うには丁度良いです。
スマホで音楽やゲーム、YouTubeを楽しむには基本的な機能はそろっているので、初めて完全ワイヤレスイヤホンを使うのにもおすすめです。
それでは、今回はこれまで。
お読みいただき、ありがとうございました。
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