Ankerの最上位モデルですが、1万円台で音質と充電機能が優秀なコスパの良い完全ワイヤレスイヤホンでした。
通勤・通学・作業中に音楽を楽しむとき、ケーブルを全く使わない完全ワイヤレスイヤホンは、一度使ってみると普通のイヤホンには戻れないほど快適になります。
カバンからの出し入れも簡単ですし、周りにケーブルが引っかかる心配も無いので楽ちんです。
愛用している必須ガジェットの1つです。
毎日使うものだから、充電切れが恐いんだよね。
聴きたいときに充電切れは、最悪な展開だよね。
充電しやすいイヤホンは無いの?
充電面と音質が優秀なAnker「Soundcore Liberty 2 Pro」がおすすめ!
Ankerの「Soundcore Liberty 2 Pro」は、置くだけで充電できるワイヤレス充電(Qi)に対応しています。
ワイヤレス充電器がなくてもケーブルでの充電はUSB-Cタイプなので、Androidスマホと一緒のケーブルで充電可能です。
通勤・通学など毎日のように使うからこそ、充電環境を快適にするのは大事ですよね。
ケーブルの抜き差しが無いので、充電は楽チンになります。
また音質面については、Soundcore Liberty 2 ProはAnkerでの上位モデルで、高音質を実現する独自のA.C.A.Aを搭載しています。
同軸音響構造(A.C.A.A)はハード面ですが、ソフト面では専用アプリのHearID機能で左右の耳で別々の聴こえ方にあわせた設定が可能になっています。
もちろんSoundcore Liberty 2 Proは、カスタマイズしなくても音質は良いです。
A.C.A.AとHearIDをあわせることで、より簡単に音質をカスタマイズして自分にあった高音質を実現可能です。
音質面と充電面の両方とも優秀な、完全ワイヤレスイヤホンです。
この記事では「【Soundcore Liberty 2 Proレビュー】高音質のAnker最上位 完全ワイヤレスイヤホン」について紹介します。
ワイヤレス充電(Qi)に対応していない下位モデル「Soundcore Liberty 2」のレビューはこちらです。
Soundcore Liberty 2 Pro の同梱物
Soundcore Liberty 2 Proには、以下の付属品が同梱されています。
- イヤーチップ(7種類)
- イヤーウィング(3種類)
- マニュアル
- 充電ケース
- イヤホン本体
- USB-Cケーブル(約60cm)
耳にイヤホンを装着しているときのズレを防ぐためのイヤーウイングは、「S / M / L」の3種類が付属しています。
耳の穴に入れるイヤーチップは、「XS / S / M / M+ / L / L+ / XL」の7種類とかなり充実したサイズがそろっています。
柔らかいシリコン製です
充電ケースはワイヤレス充電にも対応していますが、USB-Cケーブルでも充電可能なのでUSB-Cケーブルが1本付属しています。
ケーブルの長さは約60cmで、持ち運びや収納に便利なマジックテープの結束バンド付きです。
Soundcore Liberty 2 Pro の外観
「Soundcore Liberty 2 Pro」はスポーツの汗や雨ていどなら大丈夫な、生活防水仕様(IPX4)に対応した完全ワイヤレスイヤホンです。
防水規格IPX4とは
「水の飛まつによる影響がない」という国際的にも決められた基準の防水規格です。
防水規格自体は「電気機械器具の外郭による保護等級(JIS C 0920)」で定められています。
イヤホンの右・左 を見分ける方法
Soundcore Liberty 2 Proはイヤホンの横側のボタン近くに「L(左)」と「R(右)」が分かるようにプリントされています。
音楽再生中のLEDランプ
Soundcore Liberty 2 Proは音楽を再生中など、音がなっているときはLEDランプは点灯しないです。
音が出ていないときは、数秒おきに、たまに点滅します。
充電ケースの外観
Soundcore Liberty 2 Proの充電ケースは、マットな質感で手触りが気持ちよいです。
充電ケースは奥にスライドさせてオープンさせます。
完全にオープンするとちょっと力を入れないと閉められなくなるので、間違えて閉まっちゃう心配がないのが使いやすいです。
無駄にパカパカしない作りです
充電ケースのフタはレール式になっていて、フタの裏側にはレールの溝が確認できます。
Soundcore Liberty 2 Proの充電ケースの大きさは、横8cm・縦6cmの楕円っぽい形状です。
厚さは約3cmくらいでポケットにも入るほどの大きさになっています。
充電ケースの裏側にUSB-C端子があるので、付属のUSBケーブルなどを使って充電することができます。
Soundcore Liberty 2 Pro の重さ
Soundcore Liberty 2 Proのイヤホンの重さは片耳1つだけでは 約8g で、両耳あわせると 約16g になります。
他社の完全ワイヤレスイヤホンでも4~6gくらいの製品が多いので、重いわけでは無いです。
スマホよりも軽いです。
Soundcore Liberty 2 ProはUSB-Cとワイヤレス充電(Qi)に対応
Soundcore Liberty 2 Proの他メーカーと大きい違いは、充電方法がUSB-Cケーブルか、ワイヤレス充電(Qi)でできるところです。
USB-Cは最近のAndroidスマホなら対応しているので、ケーブルを統一できてスッキリします。
USB-Cは向きを気にしなくて良いケーブルです
ワイヤレス充電は置くだけで充電できるので簡単で快適です。
置くだけで良いので、毎日のようにSoundcore Liberty 2 Proを使うなら便利な充電方式ですね。
帰宅したら置くだけなので楽ちん
普通はパッドタイプのワイヤレス充電器を使いますが、スタンドタイプでも充電できました。
不安定だけどね
充電状態の確認方法
イヤホン本体への充電中は、本体のLEDランプが白色に点灯します。
充電が完了するとLEDランプが消灯しましす。
上記の説明に間違いがありました、申し訳ありませんでした。
LEDでイヤホンの充電状況はわかりませんが、スマホのアプリなどから電池の残量を確認できます。
ペアリングしておけば充電ケースのフタを開けるだけで、イヤホンの電源がONになりスマホと自動接続されアプリから認識されるのでケースから取り出さずに電池の残量を見れます。
充電ケースの前面には、充電ケース自体の電池残量がわかるLEDランプが3つ並んでいます。
フル充電へ近づくにつれLEDランプが点灯していきます。
充電ケースのLEDの点灯の仕方と、充電状態を一覧にすると、このようになります。
LEDの点灯の仕方 | 電池残量 |
---|---|
●●● | 1~30% |
●●● | 30~70% |
●●● | 70~100% |
充電時間は1.5時間と、早く充電ができます。
Soundcore Liberty 2 Pro のバッテリー性能
完全ワイヤレスイヤホンの弱点の1つには、再生時間の短さ(バッテリー性能)があります。
イヤホン本体が小型なので搭載できるバッテリーにも限界があります。
2018年まではイヤホン単体での連続再生時間は2~3時間の製品が多かった状況でした。
それが2018年後半あたりから、最新技術により省電力機能や接続の安定性が強化されたモデルが発売されはじめました。
Liberty 2 Pro は1度に8時間連続再生できる
Soundcore Liberty 2 Pro は、イヤホン単体で1度に連続で8時間使うことができます。
専用の充電ケースとあわせて使うことで最大32時間の使用ができるので、1~2日くらいなら充電無しで使えそうです。
Soundcore Liberty NeoやSoundcore Liberty Airは、4~5時間だったので連続再生時間の性能も向上しています。
急速充電に対応
Soundcore Liberty 2 Pro は、急速充電に対応していて、15分の充電で2時間使えるようになります。
イヤホン本体のバッテリーが無くなっても、すぐにまた聴けるようなるのが良いところです。
Soundcore Liberty 2 Pro のペアリング方法
Soundcore Liberty 2 Proは一度ペアリング作業をしてしまえば、次からは充電ケースから取り出すだけで自動的に接続してくれます。
取り出すだけで、すぐに音楽を聴けるのは便利です
Soundcore Liberty 2 Pro ペアリング方法はとても簡単です。
この記事では、iPhoneを使ってペアリング方法について紹介します。
- STEP 1
- STEP 2
- STEP 3
- STEP 4
- STEP 5
- STEP 6
- STEP 7
次からはケースから取り出すだけで使えます
一度ペアリングしてしまえば、イヤホンを充電ケースから取り出すだけで自動的に接続してくれるのは本当に便利です。
毎回ペアリング作業をすることなく、すぐに音楽を聴くことができるようになるのは使っていて快適です。
Soundcore Liberty 2 Pro の音質と操作
Soundcore Liberty 2 Proは、音質にもこだわっているモデルで、Anker独自の同軸音響構造(A.C.A.A)を搭載しています。
このA.C.A.Aにより、高音と低音もしっかりチューニングされた高音質を実現できるようになっています。
もちろんSoundcore Liberty 2 Proは、アプリでカスタマイズしなくても音質は良いです。
またSoundcore Liberty 2 Proの操作はタッチ式ではなく、ボタン式となっています。
ボタンはイヤホンのサイドに付いているので、操作するときに耳へ押し込むことがなく耳穴が痛くならないのも操作しやすいポイントです。
ボタン操作で耳が痛くならないよ
音の遅延
スマホアプリ(ソシャゲ)でも完全ワイヤレスイヤホンを使用するので、音質以上に大事にしている要素が音の遅延です。
iPhone XS Max で試してみましたが、Soundcore Liberty 2 Pro はキャラクターボイスとテキストのタイミング、SEなどもズレが無く遅延を感じませんでした。
YouTubeで動画を見ても人の口パクと声がズレるなどの、違和感も無かったです。
音がズレる感じは無かったです
音楽を再生中のイヤホン操作
Soundcore Liberty 2 Proはデフォルトの設定では、イヤホン単体で再生/一時停止・曲移動ができます。
基本的な操作ができるので、スマホを取り出して操作する必要はないです。
- 音楽を 再生 / 一時停止
- 左・右 どちらか1回押す
- 次の曲へ
- 右 2回連続で押す
- 前の曲へ
- 左 2回連続で押す
専用アプリを使えば、ボタンを押したときの動作を変更することもできます。
デフォルトの設定ではできない音量の調節も割り当てられます。
ボタンのカスタマイズもできる!
電話系とその他の操作
着信拒否はできませんが、電話に出たり、通話を終了させることができます。
またイヤホン本体の電源をONにしたりOFFにすることも可能です。
- イヤホンの電源を入れる
- 左・右 1秒間長押し
- イヤホンの電源を切る
- 左・右 5秒間長押し
- 着信受話
- 左・右 着信中に1回押す
- 通話終了
- 左・右 通話中に1回押す
- Siriなど音声コマンド
- 左・右 1秒間長押し
Soundcore Liberty 2 Pro 専用アプリ
「Soundcore Liberty 2 Pro」の音質などをカスタマイズして、自分の耳にあった調整ができる公式アプリがあります。
「soundcore」で検索すると、見つかる「Soundcore」をインストールします。
アプリには最初からデフォルトのイコライザー設定が22種類も用意されています。
よく聴く楽曲のジャンルにあわせて設定してもいいですね。
「Soundcore Liberty 2 Pro」でオススメの機能が、HearIDです。
健康診断の聴覚検査と同じように、音が聞こえているときだけ画面を押し続けて、聞こえなくなったら指を離して測定します。
右耳・左耳での聞こえ方の違いに合わせたイコライザー設定になるので、まさに自分専用のカスタマイズになります。
測定が終わると、下のようにそれぞれの耳の音域の状態も確認できます。
右耳と左耳で聴こえ方が少し違う人には、特におすすめの機能ですね。
逆にどの音域も問題なく聴き取れる人にとっては、あまり意味がないかもしれません。
Soundcore Liberty 2 Pro レビューまとめ
この記事では「【Soundcore Liberty 2 Proレビュー】高音質のAnker最上位 完全ワイヤレスイヤホン」について紹介しました。
Anker「Soundcore Liberty 2 Pro」は、USB-Cケーブルとワイヤレス充電(Qi)に対応していて充電環境が優秀です。
音質については、ハード面では同軸音響構造(A.C.A.A)、ソフト面はHearID機能でのカスタマイズで、より高音質を実現可能になっています。
もちろんSoundcore Liberty 2 Proは、カスタマイズしなくても音質は良いです。
他社の上位モデルは2~3万ですが、Soundcore Liberty 2 Proは1万円台と価格は抑えられています。
上位モデルとしてはコスパから見ても最良の仕上がりです。
音質と充電の性能を求めるなら、購入の選択肢に入れて間違いない完全ワイヤレスイヤホンです。
ワイヤレス充電が不要で1万円以下におさえたいなら、下位モデルの「Soundcore Liberty 2」がオススメです。
それでは、今回はこれまで。
お読みいただき、ありがとうございました。
コメント
当製品を所持しています。が、イヤホンの充電中にLEDが点灯していることもないですし、イヤホンの充電が完了しているかどうかの判断ができる要素はないと思いますけど・・・。
本体の段階的なバッテリー残量の確認方法ならありますよ。
ケースを充電している時は点灯しますが、有線だろうと無線だろうと完了してもLEDの消灯はしません。
鮮度を重視して記事を書いているのだと思いますが、せめて一度くらいキチンと使ってからレビューされてはどうですか?ちゃんと使わずにテキトーなレビューするのはどうかと思いますが。
少なくとも説明書(オンラインのものを含め)にはそのような記述はありませんし、Ankerのサポートに確認を取ってもLEDの点灯の法則は私の見解と同じでした。
ちなみに購入後にこの記事を見て、自分の物は初期不良かと疑いました。