耳をふさがない構造で、ながら作業や散歩に快適な機能が盛りだくさん。新しい感覚の完全ワイヤレスイヤホンです。
通勤・通学・作業中に音楽を楽しむとき、ケーブルを全く使わない完全ワイヤレスイヤホンは、一度使ってみると普通のイヤホンには戻れないほど快適になります。
カバンからの出し入れも簡単ですし、周りにケーブルが引っかかる心配も無いので楽ちんです。
愛用している必須ガジェットの1つです。
「SONY LinkBuds WF-L900」は、ウォーキングやながら作業に最適な新しいタイプの完全ワイヤレスイヤホンです。
イヤホンの特長的な形状からも分かるように、耳穴をふさがずに周りの音も聞こえやすいので、車に気づきやすく安全に道を歩けます。
また耳の周辺をタップしてもイヤホンを操作する機能も便利で、手袋をしていても操作できるし、イヤホン操作で落下する心配が減るのも良いです。
音質については大きなクセもなく、まずまずな音質といった感じでした。
音質重視ではなさそうです
価格は約2万円と少し高めですが、ながら作業やウォーキングしながら音楽などを楽しみたいならおすすめのイヤホンです。
この記事では「SONY LinkBuds レビュー! 散歩が快適になる新感覚な完全ワイヤレスイヤホン」について紹介します。
SONY LinkBuds WF-L900 の概要
「SONY LinkBuds WF-L900」の主な特長と仕様・スペックを紹介します。
特長
SONY LinkBuds WF-L900 は、以下のような特長を持った完全ワイヤレスイヤホンです。
- 周りの音がよく聞こえる
- ながら作業に最適
- タッチセンサー操作
- 耳の周りをタップして操作できる
- 外すと自動で一時停止
- 防水対応
- アプリでカスタマイズ可能
- 対応コーデック:SBC、AAC
- イヤホン単体で5.5時間連続再生
- ケース込みで17.5時間再生
- USB-Cケーブルで充電
再生時間は長くないけれど、周りの音の聞きやすさに特化しているのが特長です。
仕様・スペック
メーカー | SONY |
---|---|
型番 | LinkBuds WF-L900 |
連続再生(イヤホン) | 5.5時間 |
連続再生(ケース含) | 17.5時間 |
充電端子 | USB-C |
操作方法 | タッチ |
外音取り込み | 非対応 |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
イヤホンの重さ | 4g |
Bluetooth | 5.2 |
対応コーデック | SBC / AAC |
防水規格 | IPX4 |
発売時期 | 2022年2月 |
参考価格 | 21,000円 |
SONY LinkBuds WF-L900 の同梱物
「SONY LinkBuds WF-L900」には、以下の付属品が同梱されています。
- 充電ケース
- イヤホン本体
- フィッティングサポーター(5種類)
- USB-Cケーブル(約20cm)
- マニュアル
耳に固定を補助するためのフィッティングサポーターは5種類のサイズが付属しています。
柔らかいシリコン製です
SONY LinkBuds WF-L900にはケースへ充電するためのUSB-Cケーブルが1本付属しています。
USB-Cケーブルの長さは約20cmで少し短めですが、持ち運びやすい長さです。
SONY LinkBuds WF-L900 の外観
「SONY LinkBuds WF-L900」はスポーツの汗や雨ていどなら大丈夫な、生活防水仕様(IPX4)に対応した完全ワイヤレスイヤホンです。
防水規格IPX4とは
「水の飛まつによる影響がない」という国際的にも決められた基準の防水規格です。
防水規格自体は「電気機械器具の外郭による保護等級(JIS C 0920)」で定められています。
SONY LinkBudsのイヤホンは耳穴に入れる、音が出る出っ張りパーツが無いのが特長です。
イヤホンの裏側がたいらで、少し不思議の感じでした。
イヤホンを操作する半球と、周囲の音が聴こえるように大きく穴が開いているのも特長的な見た目です。
イヤホンの右・左 を見分ける方法
SONY LinkBuds WF-L900はイヤホンの裏側に「L(左)」と「R(右)」が分かるようにプリントされています。
音楽再生中のLEDランプ
SONY LinkBuds WF-L900のイヤホン本体にはLEDランプは搭載していないので、音楽を再生中など、音がなっているときにLEDランプは点灯しないです。
充電ケースの外観
SONY LinkBuds WF-L900の充電ケースは、光沢のないプラスチック製でとてもコンパクトな印象です。
充電ケースのフタはボタン式ロックでしっかり閉じられていて、逆さまにしてもフタは開きません。
開ききった状態ではフタが固定されるので、収納・取り出し中に勝手に閉じなくて使いやすいです。
無駄にパカパカしない作りです
フタのロックはフロントの下側にあります。
イヤホン本体がつまみやすく、つまんで取り出しやすくて収納もしやすい作りです。
充電ケースの裏側にUSB-C端子があるので、付属のUSBケーブルなどを使って充電することができます。
ケースの底はツルッとしていて、滑り止めも無い作りなのが少し残念でした。
SONY LinkBuds WF-L900 の大きさと重さ
「SONY LinkBuds WF-L900」は 5 x 4 x 3 cmくらいの楕円形で、手のひらに乗るコンパクトさです。
ポケットに入れるにはキツそうですが、カバンには収納しやすい形です。
大きさ
SONY LinkBuds WF-L900の充電ケースの大きさは、横幅4.8cmの楕円っぽい形状です。
ケースの縦幅の大きさは約4cmです。
充電ケースの高さは約3cmです。
重さ
SONY LinkBuds WF-L900のイヤホンの重さは片耳1つだけでは 約4g で、両耳あわせると 約8g になります。
他社の完全ワイヤレスイヤホンでも4~6gくらいの製品が多いので、かなり軽いイヤホンです。
スマホの半分くらいの重さ
SONY LinkBuds WF-L900の充電・バッテリーについて
「SONY LinkBuds WF-L900」の充電ケースは、Androidスマホでも使う汎用性の高いUSB-Cケーブルで充電ができます。
USB-Cは最近のAndroidスマホなら対応しているので、ケーブルを統一できてスッキリします。
USB-Cは向きを気にしなくて良いケーブルです
イヤホンの充電状態の確認方法
イヤホン本体をケースに収納すると、ケースのLEDランプがオレンジ色に点灯します。
正しくイヤホンを収納するとカチッと音がするので、LEDと感触で分かりやすい作りです。
充電ケースの充電状態の確認方法
充電ケースにUSB-Cケーブルを接続すると、ケースのLEDがオレンジ色に点灯します。
充電が完了するとLEDランプが消灯します。
充電時間は1.5時間と、早く充電ができます。
バッテリー性能
完全ワイヤレスイヤホンの弱点の1つには、再生時間の短さ(バッテリー性能)があります。
イヤホン本体が小型なので搭載できるバッテリーにも限界があります。
2021年では性能が向上し、イヤホン単体での連続再生時間は5~8時間ほどのイヤホンが多い印象です。
SONY LinkBuds WF-L900の再生時間は、そこそこの性能となっています。
1度に5.5時間連続再生できる
SONY LinkBuds WF-L900 は、イヤホン単体で1度に連続で5.5時間使うことができます。
専用の充電ケースとあわせて使うことで最大17.5時間の使用ができるので、1~2日くらいなら充電無しで使えそうです。
急速充電に対応
SONY LinkBuds WF-L900 は、急速充電に対応していて、10分の充電で90分間使えるようになります。
イヤホン本体のバッテリーが無くなっても、すぐにまた聴けるようなるのが良いところです。
SONY LinkBuds WF-L900のペアリング方法
「SONY LinkBuds WF-L900」は一度ペアリング作業をしてしまえば、次からは充電ケースから取り出すだけで自動的に接続してくれます。
取り出すだけで、すぐに音楽を聴けるのは便利です
「SONY LinkBuds WF-L900」 ペアリング方法はとても簡単です。
この記事では、iPhoneを使ってペアリング方法について紹介します。
- STEP 1
- STEP 3
- STEP 4
- STEP 5
次からはフタを開けるだけで使えます
一度ペアリングしてしまえば、イヤホンを充電ケースから取り出すだけで自動的に接続してくれるのは本当に便利です。
毎回ペアリング作業をすることなく、すぐに音楽を聴くことができるようになるのは使っていて快適です。
SONY LinkBuds WF-L900の音質と操作
「SONY LinkBuds WF-L900」のイヤホン操作はボタン式ではなく、触れるだけのタッチセンサー式となっています。
操作するときに耳へ押し込むことがなく耳穴が痛くならないのも操作しやすいポイントです。
操作で耳が痛くならないよ
半球状の天頂部分がタッチセンサーになっています。
さらにSONY LinkBudsは耳の近くをタップしても反応する「ワイドエリアタップ」機能を搭載しています。
イヤホンをタップして耳が痛くなったり、イヤホンの落下する心配がない便利な機能です。
手袋をしていても操作できます!
音声通信技術
SONY LinkBuds WF-L900 はBluetooth 5に対応していて、音声コーデックSBC、AACに対応しています。
新技術のaptX・aptX Adaptiveには対応していませんが、iPhoneは未対応ですし、あまり気にならないかも。
音質チェック
SONY LinkBuds WF-L900 は、デフォルト状態では特に大きなクセもなくまずまずな音質でした。
ゲームや音楽、動画配信などジャンルを問わず楽しめそうです。
音の遅延
スマホアプリ(ソシャゲ)でも完全ワイヤレスイヤホンを使用するので、音質以上に大事にしている要素が音の遅延です。
iPhone 13 で試してみましたが、SONY LinkBuds WF-L900はキャラクターボイスとテキストのタイミング、SEなどもズレが無く遅延を感じませんでした。
YouTubeで動画を見ても人の口パクと声がズレるなどの、違和感も無かったです。
音がズレる感じは無かったです
音楽を再生中のイヤホン操作
SONY LinkBuds WF-L900はデフォルトの設定では、イヤホン単体で再生/一時停止・次の曲へ移動ができます。
アプリでカスタマイズ可能ですが、同時に設定できる種類が少ないのが残念な点です。
- 音楽を 再生 / 一時停止
- 左・右 どちらか2回連続でタッチ
- 次の曲へ
- 左・右 どちらか3回連続でタッチ
専用アプリからはデフォルトの設定ではできない音量の調節も割り当てられます。
ボタンのカスタマイズもできる!
カスタマイズすれば、音量調整もイヤホンから操作できます。
電話系とその他の操作
SONY LinkBuds WF-L900は電話に出たり、通話を終了させたり、着信拒否もイヤホン単体で操作ができます。
- 電話に出る
- 左・右 着信中にどちらか2回連続でタッチ
- 電話を切る
- 左・右 通話中にどちらか2回連続でタッチ
- 着信を拒否する
- 左・右 着信中にどちらか3回連続でタッチ
便利な設定
専用アプリから一定時間未使用で自動的に電源をオフにしてくれる機能や、イヤホンを外したら音楽を一時停止する機能も設定できます。
どちらも便利な機能ですが、使い方に合わせて設定しておくとより快適になります。
SONY LinkBuds WF-L900 レビューまとめ
この記事では「SONY LinkBuds レビュー! 散歩が快適になる新感覚な完全ワイヤレスイヤホン」について紹介しました。
SONY LinkBuds WF-L900 は、屋外での使用に特化した新しいタイプの完全ワイヤレスイヤホンでした。
耳穴をふさがずに、イヤホン自体に穴が開いていて、周囲の音がそのまま聴こえるので安全ですし、コンビニのレジなどでイヤホンを外す必要がありません。
耳の周りをタップして操作できるワイドエリアタップも耳が痛くならないし、手袋をしててもかんたんに操作できて快適です。
外で歩きながら音楽を聞いたり、ながら作業で楽しみたいならおすすめのワイヤレスイヤホンです。
それでは、今回はこれまで。
お読みいただき、ありがとうございました。
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