この記事では合計28時間再生できる「JVC HA-A11T」をレビューしました。
周囲の音を聞きやすくする機能や防水機能、8時間の連続再生で価格は5千円台のコスパの良い完全ワイヤレスイヤホンでした。
通勤・通学・作業中に音楽を楽しむとき、ケーブルを全く使わない完全ワイヤレスイヤホンは、一度使ってみると普通のイヤホンには戻れないほど快適になります。
カバンからの出し入れも簡単ですし、周りにケーブルが引っかかる心配も無いので楽ちんです。
愛用している必須ガジェットの1つです。
「JVC HA-A11T」は、あまりクセのない音質で、8時間の長時間再生ができるイヤホンでした。
充電ケースが少し大きめだったり、USB端子が古めのMicro USBだったのは残念でした。
そのぶん価格は5千円台と安めの価格帯です。
周囲の音を聞きやすくする機能も搭載されているので、初めて使うのにはちょうどよいかもしれません。
この記事では「【JVC HA-A11T レビュー】8時間再生でコスパの良い完全ワイヤレスイヤホン」について紹介します。
JVC HA-A11T の概要
「JVC HA-A11T」の主な特長と仕様・スペックを紹介します。
特長
JVC HA-A11T は、以下のような特長を持った完全ワイヤレスイヤホンです。
- 5千円台
- 外音取り込み機能
- 片耳だけでも使える
- 防水対応
- ボタン操作
- 対応コーデック:SBC、aptX
- イヤホン単体で8時間連続再生
- ケース込みで28時間再生
- Micro USBケーブルで充電
仕様・スペック
メーカー | JVC |
---|---|
型番 | HA-A11T |
連続再生(イヤホン) | 8時間 |
連続再生(ケース含) | 28時間 |
充電端子 | Micro USB |
操作方法 | ボタン |
外音取り込み | 対応 |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
イヤホンの重さ | 5.1g |
Bluetooth | 5.1 |
対応コーデック | SBC / aptX |
防水規格 | IPX5 |
発売時期 | 2021年5月 |
参考価格 | 6,000円 |
JVC HA-A11T の同梱物
「JVC HA-A11T」には、以下の付属品が同梱されています。
- 充電ケース
- イヤホン本体
- USB-Cケーブル(約30cm)
- イヤーチップ(3種類)
- マニュアル
耳の穴に入れるシリコン製イヤーチップは、「 S / M / L 」の3種類付属しています。
柔らかいシリコン製です
JVC HA-A11Tの充電ケースは、Micro USBケーブルを使って充電するのでケーブルが1本付属しています。
ケーブルの長さは約30cm なので少し短めです。
JVC HA-A11T の外観
「JVC HA-A11T」の防水性能はIPX5の防水性能で、運動での汗や小雨の中でも問題なく音楽を楽しめる防水規格に対応しています。
防水規格IPX5とは
「あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない(防噴流形)」
という国際的に決められた基準の水の侵入に対する指標です。
日本での防水規格自体は「電気機械器具の外郭による保護等級(JIS C 0920)」で定められています。
イヤホンの表面にある丸ポチなボタンが特徴的です。
イヤホンの右・左 を見分ける方法
JVC HA-A11Tはイヤホンの裏側に「L(左)」と「R(右)」が分かるように刻まれています。
音楽再生中のLEDランプ
JVC HA-A11Tは音楽を再生中など、音がなっているときもLEDランプが点滅します。
充電ケースの外観
JVC HA-A11Tの充電ケースは、光沢のないプラスチック製です。
前面には充電状態がわかるLEDランプがあります。
充電ケースのフタはしっかり閉じられていて、逆さまにしてもフタは開きません。
開ききった状態ではフタが固定されないので、イヤホンの収納・取り出し中にフタが閉じることもあります。
イヤホンはケースから飛び出ていて、つまみやすく取り出しやすい作りになっています。
充電ケースの裏側にMicro USB端子があるので、付属のUSBケーブルなどを使って充電することができます。
USB-Cじゃないのは残念
ケースの底はツルッとしていて、滑り止めも無い作りなのも少し残念でした。
JVC HA-A11T の大きさと重さ
「JVC HA-A11T」は 6 x 4 x 4 cmくらいの直方体で、手のひらに乗る大きさです。
ポケットに入れるにはキツそうですが、カバンには収納しやすい形です。
大きさ
JVC HA-A11Tの充電ケースの大きさは、横幅6cmの四角っぽい形状です。
ケースの縦幅の大きさは約4cmです。
充電ケースの高さは約4cmです。
重さ
JVC HA-A11Tのイヤホンの重さは片耳1つだけでは 約5.1g で、両耳あわせると 約10g になります。
他社の完全ワイヤレスイヤホンでも4~6gくらいの製品が多いので、軽量なイヤホンです。
スマホの半分くらいの重さ
JVC HA-A11Tの充電について
「JVC HA-A11T」の充電ケースは、Micro USBケーブルで充電できます。
最近の主流はUSB-Cケーブルになりつつあるので、古いタイプのケーブルなのは残念でした。
イヤホンの充電状態の確認方法
イヤホン本体への充電中は、ケースとイヤホン本体のLEDランプが点灯・点滅します。
充電が完了すると、ケースとイヤホンのLEDランプが消灯します。
充電ケースの充電状態の確認方法
充電ケースの前面には、充電ケース自体の電池残量がわかるLEDランプが4つ並んでいます。
フル充電へ近づくにつれLEDランプが点灯していき、フル充電になると消灯します。
充電時間は2~3時間と、早く充電ができます。
JVC HA-A11T のバッテリー性能
完全ワイヤレスイヤホンの弱点の1つには、再生時間の短さ(バッテリー性能)があります。
イヤホン本体が小型なので搭載できるバッテリーにも限界があります。
2020年では性能が向上し、イヤホン単体での連続再生時間は5~8時間ほどのイヤホンが多い印象です。
JVC HA-A11Tの再生時間は、中々優秀な性能となっています。
1度に8時間連続再生できる
JVC HA-A11T は、イヤホン単体で1度に連続で8時間使うことができます。
専用の充電ケースとあわせて使うことで最大28時間の使用ができるので、1~2日くらいなら充電無しで使えそうです。
急速充電に対応
JVC HA-A11T は、急速充電に対応していて、10分の充電で1時間使えるようになります。
イヤホン本体のバッテリーが無くなっても、すぐにまた聴けるようなるのが良いところです。
JVC HA-A11Tのペアリング方法
「JVC HA-A11T」は一度ペアリング作業をしてしまえば、次からは充電ケースから取り出すだけで自動的に接続してくれます。
取り出すだけで、すぐに音楽を聴けるのは便利です
「JVC HA-A11T」の ペアリング方法はとても簡単です。
この記事では、iPhoneを使ってペアリング方法について紹介します。
- STEP 1
- STEP 2
- STEP 3
- STEP 4
- STEP 5
- STEP 6
- STEP 7
次からはフタを開けるだけで使えます
一度ペアリングしてしまえば、イヤホンを充電ケースから取り出すだけで自動的に接続してくれるのは本当に便利です。
毎回ペアリング作業をすることなく、すぐに音楽を聴くことができるようになるのは使っていて快適です。
JVC HA-A11Tの音質と操作
「JVC HA-A11T」のイヤホン操作はタッチ式ではなく、ボタン式となっています。
ボタンで操作するときに、耳穴に押し込むかたちになるので、耳が少し痛くなるのが難点です。
ボタンがポチッと出っ張っている点はわかりやすくて良かったです。
音声通信技術
JVC HA-A11T はBluetooth 5.1に対応していて、音声コーデックSBC、aptXに対応しています。
音質チェック
JVC HA-A11T は、低音がガンガンするようなクセのある感じではありませんでした。
5千円台のイヤホンとしてはまずますの音質でした。
デフォルト設定でサウンドチェックをしてみると、中域が少し強めですが全体的にバランスの良さそうなチューニングでした。
外音取り込み(タッチ&トーク)機能
JVC HA-A11Tはイヤホンを装着していても周りの音を聞きやすくする「タッチ&トーク機能」も搭載しています。
オンにすると音楽の音量が小さくなり、周囲の音が聞きやすくなります。
音の遅延
スマホアプリ(ソシャゲ)でも完全ワイヤレスイヤホンを使用するので、音質以上に大事にしている要素が音の遅延です。
iPhone 12 で試してみましたが、JVC HA-A11Tはキャラクターボイスとテキストのタイミング、SEなどもズレが無く遅延を感じませんでした。
YouTubeで動画を見ても人の口パクと声がズレるなどの、違和感も無かったです。
音がズレる感じは無かったです
音楽を再生中のイヤホン操作
JVC HA-A11Tはデフォルトの設定では、イヤホン単体で再生/一時停止・曲移動・音量調整ができます。
基本的な操作ができるので、スマホを取り出して操作する必要はないです。
- 音楽を 再生 / 一時停止
- 左 1回押す
- 次の曲へ
- 右 1秒間長押し
- 前の曲へ
- 左 1秒間長押し
- 音量を上げる
- 右 2回連続で押す
- 音量を下げる
- 左 2回連続で押す
- 周囲の音を聞く機能切り替え
- 右 1回押す
基本的な操作ができます
電話系とその他の操作
JVC HA-A11Tは電話に出たり、通話を終了させたり、着信拒否もイヤホン単体で操作ができます。
またイヤホン本体の電源をONにしたりOFFにすることも可能です。
- イヤホンの電源を入れる
- 左・右 を3秒間長押し
- イヤホンの電源を切る
- 左・右 を3秒間長押し
- 電話に出る
- 左・右 着信中にどちらか1回押す
- 電話を切る
- 左・右 通話中にどちらか1回押す
- 着信を拒否する
- 左・右 着信中にどちらか1秒間長押し
- Siriなど音声コマンド
- 左 3回連続で押す
JVC HA-A11T レビューまとめ
この記事では「【JVC HA-A11T レビュー】8時間再生でコスパの良い完全ワイヤレスイヤホン」について紹介しました。
「JVC HA-A11T」は5千円以下と買いやすい価格ですが、Micro USB端子など少し古めの仕様が残っているイヤホンでした。
音質は変なクセが無く、周囲の音を聞きやすくする機能や長時間の連続再生ができるので普段使いがしやすいです。
コスパが良くて軽量なイヤホンを探しているなら、選択肢に入れても良さそうな完全ワイヤレスイヤホンでした。
それでは、今回はこれまで。
お読みいただき、ありがとうございました。
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