27インチの4K高画質モニターでデュアルモニター環境を構築すると、作業領域が広くなるのでウィンドウを複数並べたり効率よく作業ができます。
27インチの4K高画質モニターが5~6万円台の買いやすい価格帯の製品が豊富に増えてきたので、パソコン環境をアップグレード計画を立てました。
その中で私が選んだ4Kモニターは、DELLの「U2718Q」です。
DELLの「U2718Q」はLG「27UK650」など比べるとちょっとだけ高いです。
少し高いですが、その分軽くて小さくて美麗な映像を楽しめるのが特長で、おすすめポイントです!
「U2718Q」には後継モデルの「U2720Q」が発売されています。
USB-Cポートが増えたり、ノートPCへの給電ができるようになったりパワーアップしています。
詳しくはこちらのU2720Qレビュー記事をご覧ください。
おすすめの4Kモニターを比較はこちらの記事で紹介しています。
おすすめスペックポイント
- 27インチ
- 4K@60Hzで高画質(解像度3840×2160)
- 超薄型フレームレス
- USB3.0ハブ付き
- モニターが軽量でアームに取り付けやすい
- IPSパネルでHDR対応
- 小さいサイズ
- 標準消費電力が少なめ
「U2718Q」の一番の残念なところは、HDR対応しているのがHDMI1つだけというところです。
複数のHDR対応機器と接続したい場合は、少し困ってしまいます。
DELL「U2718Q」は、モニターが軽い!
DELL「U2718Q」のモニタースタンドは、とても優秀ですがモニターアームを使用するので付属のスタンドは使用しませんでした。
モニタースタンドを含めないモニター自体の重さが、3.7kgしかなくてとても軽いです。
LG「27UK650」は4.7kgで、他の27インチ4Kモニターでも5kgくらいなので1kg以上も軽量です。
モニターアームに設置する時に、モニターが重いと腕が辛くなってしまうので軽いということは作業がしやすくありがたいです。
また、モニターアーム自体の取り付けられるモニターの条件は、大きさでは無くて重さが重要になってきます。
軽いほうが対応するモニターアームの選択肢が広がるので、DELL「U2718Q」はモニターアームに適しています。
DELL「U2718Q」は4K高画質でHDR10対応
DELL「U2718Q」は4K高画質なのでモニター自体ももちろん優秀です。
リフレッシュレートも60Hzに対応しているので映像も問題ありません。
PS4などのゲーム機やブルーレイなどでも採用されている「HDR10」(Dell HDR)に対応しています。
意図されたとおりのHDR10コンテンツを表示できるので、美麗な映像・画像を表示したい人にもおすすめです。
PS4 Pro のHDRにも対応しています
DELL「U2718Q」のHDR対応している接続ポートはHDMIの1つだけです。
AmazonのレビューではPS4 ProのHDRに対応していないと書かれていましたが、
こちらのサイトによると、PS4 ProでのHDR対応も問題なく接続できているようなので大丈夫そうです。
ケーブルや設定が問題だったのかもしれません。
DELL「U2718Q」の同梱物
DELL「U2718Q」には以下のものが付属しています。
- スタンド
- スタンド土台
- USB3.0ケーブル
- DisplayPort(DP) – mini DisplayPort(miniDP)ケーブル
- ACケーブル
- カラーキャリブレーションレポート
- クイックスタートガイド
- 安全および認可期間における情報
付属している映像ケーブルは「DP – mini DPケーブル」だけです。
「U2718Q」には映像入力がDPとminiDP両方あるので、DisplayPortで接続したい場合は困らないと思います。
HDMI接続したい場合は、HDMIケーブルを別に購入する必要があります。
「U2718Q」がHDR10に対応しているのはHDMI接続のみなのでスペックをフルに使いたい場合は、HDMIケーブルを用意する必要があります。
付属しているUSB3.0ケーブルは、USB (Aタイプ)オス ⇔ USB (Bタイプ)オスなのでモニターとパソコンを繋いですぐに使用できます。
DELLの梱包はスタンド取り付けまで考えられて便利です
DELLは箱(梱包)の作りもスタンド取り付けまで考えられていて、すごく便利でした!
モニターを落として破損させる可能性も減るので安心です。
付属品やダンボールの緩衝材を取り出すと、モニター本体はこのような状態でおさまっています。
箱に入った状態でスタンドを取り付けやすくなっています。
スタンド土台の大きさも考えられているので、このように箱に入れたままスタンドを組み立てて付ける事ができます。
モニターを落として破損させる可能性が減るので嬉しいです。
モニタースタンドの取り付け方法は簡単です。
モニター上部に向かってななめに差し込んで、そのまま下に落とすだけです。
モニタースタンドを外すときは下のボタンを押しながら、スタンドを持ち上げれば外せます。
付属モニタースタンドの付け外しには工具不要なのも簡単で良かったです。
モニタースタンドの穴は、このようにケーブルを通すとスッキリした配線ができます。
DELL「U2718Q」入力・出力端子とボタン
基本的なケーブルは背面に下向きに接続するようにできています。
DELL「U2718Q」の以下のものと接続できます。
- 1 × HDMI 2.0
- 1 × DP 1.2
- 1 × mini DP 1.2
- 1 × オーディオ出力ポート
- 1 × USB3.0 アップストリームポート
- 2 × USB3.0 ダウンストリームポート
- 2 × 充電できるUSB3.0 ダウンストリームポート
DELL「U2718Q」の映像とUSB3.0端子
左から「HDMI」、「DisplayPort」、「mini DisplayPort」、「音声ライン出力ポート」の出力がそろっています。
映像系はモニター中央くらいにまとまっています。
USBポートは左から、パソコンからの入力「USBアップストリームポート」、「USB3.0ポート」、写真右側が「充電機能付きのUSB 3.0ポート」となっています。
USB3.0ポートはモニター左側にも2つあります。
下側のポートが「充電機能付きのUSB 3.0ポート」になっています。
「U2718Q」ボタン類はモニター右下
DELL「U2718Q」のボタンはモニターの右下にまとまっています。
下部分は少しななめになっていますが、正面からはほとんど目立たないです。
電源ボタンにはLEDが入っていて、電源を入れた状態で点灯します。
結構、眩しいくらいの明るさです。
電源のLEDは設定画面から変更できます。
明るさの調整はできませんが、使用中に点灯させないようにはできます。
設定メニューから「カスタマイズ > LED電源ボタン > アクティブの間オフ」に設定します。
これでモニターを使用していてもLEDが点灯しないので集中できます。
DELL「U2718Q」は超薄型ベゼル!
購入を決めたポイントの1つである「InfinityEdge」と言われる超薄型ベゼルを測ってみました。
DELL「U2718Q」はLGの「27UL850-W」「27UL650-W」よりも、薄型ベゼルでモニターへの没入感も高いです。
DELL「U2718Q」ベゼル・フレームの幅
左側は約7mm、仕様書では7.3mmなので仕様書通りのサイズです。
右側も同じく約7mmでした。
上も約7mmです。
下も約7mmほどなのですが、ボタンを押しやすくするため、ちょっと奥行きが見えるので気持ち厚く見えます。
交換する前のモニターと比較
6年ほど前に買って使用していたモニターのDELL「U2713H」と並べると、こんなにも薄くなっています。
もちろん左側が今回購入したDELL「U2718Q」です。
DELL「U2718Q」付属のモニタースタンドの大きさ
DELL「U2718Q」付属スタンド土台
モニタースタンドの土台部分の大きさは横は29.5cm、縦は約20cmほど少し大きめでしっかりした作りです。
モニタースタンド土台の裏に、スタンドの背骨部分と連結するネジを回す部分があります。
手で組み立てられるので工具は不要です。
DELL「U2718Q」スタンド背骨部分
モニタースタンドの背骨部分の高さは約37cm程です。DELLのロゴマークが目立ちます。
下の丸い穴はケーブルを通す用の穴になっています。
モニタースタンドを一番低くした時の高さ
モニターを横向きにした時でモニタースタンドを一番低くした状態の高さを測定してみました。
スタンド土台の下からモニターの上部までは約40cmでした。
モニターの下部までは約4.5cmくらいでした。
ちなみにモニターを縦向きに回転させると、スタンドの土台にピッタリ付けられます。
モニタースタンドを一番高くした時の高さ
モニターを横向きにした時のモニタースタンドを一番高くした状態の高さを測定してみました。
スタンドの下からモニターの上部までは約53cmでした。
モニターの下部までは約17.5cmくらいでした。
DELL「U2718Q」を買ったらまず設定しておきたい事
モニターを接続してパソコンを起動したら、まずモニターの明るさの輝度やコントラストなどを好みに調整すると思います。
DELL「U2718Q」には設定しておくと、快適・便利になる設定項目がありますので、少し紹介したいと思います。
設定画面が消える時間を変更する
モニターの設定を変更していて、ちょっと悩んだりしている最中に自動的に設定画面が消えてしまうのを防ぐことができます。
「メニュー > タイマー」から、放置して非表示になる秒数を設定することができます。
購入してからしばらくは設定をいじることが多いので、最初のうちに少し長めに変更しておくと勝手に消えることが減るので便利です。
ディスプレイの応答時間を変更する
お好みですが、「ディスプレイ > 応答時間」で通常と高速で調整することができます。
モニターのショートカットキーを設定する
モニター右下にある物理ボタンの左2つのボタンに自由にショートカットキーを割り当てることができます。
映像モードやゲームモードなどのディスプレイのモードを切り替える「プリセットモード」、複数の機器を接続しているなら「入力信号」を設定しておくとワンタッチで切り替えられるので便利です。
ちなみに、DELLの公式設定ソフトを使うとキーボードのショートカットキーで簡単に切り替えられます。
キーボードのショートカットキーも自由に設定して、映像入力を切り替え設定可能です。
まとめ:U2718Qはデュアルモニターに最適
DELL「U2718Q」はHDR10に対応しているので超美麗な映像や画像を楽しめるモニターです。
他の4Kモニターと比べても超薄型のベゼルと、3.7kgと軽量のモニターなので、モニターアームを使ってデュアルモニター環境を構築するのにおすすめです。
ショートカットキーで映像入力端子も切り替えられるのも地味に便利です。
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コメント
詳細な説明で購入を決意しました
ありがとー!