M.2 SSDを工具不要でUSB3.2接続の外付けディスクとして使えるようになる便利なPC周辺機器です。
M.2 SSDをUSB接続の外付けストレージとして、かんたんに扱えるケースがCENTURY「どっち~もBOX (CM2NVSDBU32C)」です。
接続は最大1,000MB/sのUSB3.2 Gen2で、NVMe SSDだと3分の1ほどの速度になってしまいますが、普通のSSDの2倍速いです。
一般的なM.2 SSDはPCケースを開けないと取り付けができないので、気軽に高速な保存環境を増設したいならピッタリなガジェットです。
ドライバーもネジも不要です
CENTURY「どっち~もBOX (CM2NVSDBU32C)」には、このような特長があります。
- 工具不要
- USB 3.2 Gen2 (10Gbps)
- NVMe SSD / SATA SSD対応
- アルミボディ&熱伝導シート
この記事では「【レビュー】CENTURY どっち~もBOX M.2 SATA / NVMe (CM2NVSDBU32C)」について紹介します。
センチュリー CM2NVSDBU32Cの同梱物
CENTURY「どっち~もBOX (CM2NVSDBU32C)」には、以下の付属品が同梱されています。
- CM2NVSDBU32C本体
- SSD固定ゴム品(予備)
- 熱伝導シート
- USB-Cケーブル(約50cm)
- 取扱説明書
付属のUSBケーブルは約50cmで、片端はType-A から Type-Cの変換コネクタ付きです。
センチュリー CM2NVSDBU32Cの外観
CENTURY「どっち~もBOX (CM2NVSDBU32C)」本体は黒のアルミボディで、ケース全体で放熱性をあげる設計です。
大きさは手のひらサイズです。
裏面も特に柄など無いシンプルなデザインです。
矢印方向にスライドさせてロックを解除しつつ、押し出すとトレーを取り出せます。
サイズぴったりなので少しキツめ
反対側にUSB-CポートとLEDランプがあります。
内部の基盤トレーと外部ケースは、完全に分離できるので、SSDの取り付けも簡単です。
基盤トレーの裏側は、このような簡易的なロック機構になっています。
大きさ
CM2NVSDBU32C 本体のSSDケースの長さは約10cmほどです。
幅は約3.5cmです。
厚さは約1.4cmになります。
重さ
SSDを取り付けていない状態での重さは約52gと、ちょっとズッシリ目です。
M.2 SSD を取り付ける
CENTURY「どっち~もBOX (CM2NVSDBU32C)」にM.2 SSDを取り付ける方法を紹介します。
PCI Express 3.0 NVMe SSDである ADATA SX8100 を取り付けました。
- STEP 1
- STEP 2
- STEP 3
- STEP 4
- STEP 5
- STEP 6
- STEP 7
- STEP 8
仕組み
SSD固定ゴムピンは、一般的の取り付けにネジで固定する場所にピンのみぞを当てて固定する仕組みです。
SSD固定ゴムピンは取り付け位置を変えられるので、小さいサイズのM.2 SSDも固定することができます。
内部の基盤トレーは、どちら側からでも取り付けることができます。
迷わず取り付けられます
実際に使った結果
実際にPCI Express 3.0 NVMe SSDである ADATA SX8100 を使って計測してみました。
使用したPCは「Intel NUC11PAHi5」で、USB3.1 Gen 2ポートへ接続しました。
ADATA SX8100 は PCIe 3.0 NVMe SSDなので、通常であれば速度は3,500MB/sほど出ます。
CENTURY「どっち~もBOX (CM2NVSDBU32C)」を使うと、USB 3.2 Gen2の上限である 1,000MB/s ほどに下がってしまいます。
ベンチマーク計測中のADATA SX8100の温度は、47度ほどと結構低めでした。
何もしていないアイドル状態でのSSDの温度は、32度くらいなので放熱性も問題ありません。
CENTURY CM2NVSDBU32C レビューまとめ
この記事では「【レビュー】CENTURY どっち~もBOX M.2 SATA / NVMe (CM2NVSDBU32C)」について紹介しました。
CENTURY「どっち~もBOX (CM2NVSDBU32C)」は、ドライバーなどの工具不要でM.2 SSDを外付けストレージ化できる便利なPC周辺機器です。
NVMe SSDはUSB 3.2 Gen2の上限1,000MB/sになってしまいますが、一般的なSSDの2倍の速度が出ます。
アルミボディで放熱性も高いので、気軽にM.2 SSDを使いたいならオススメのSSDケースです。
それでは、今回はこれまで。
お読みいただき、ありがとうございました。
コメント