Synology DiskStation DS220jを購入して、最初に確認や設定しておきたい項目を紹介します。
Synology DS220jは高機能なNASなので、セキュリティ関連や節電につながる設定をしておくと安心です。
セキュリティ関連の設定
大事なデータを格納するNASだからこそ、セキュリティ周りの設定もしっかりしておきたいです。
ファイアーウォール
Synology DS220jは高機能なNASなので、Webサイトを公開したり、家の外からもアクセスできます。
外部に向けて開いているなら、セキュリティもより強化しておきたいです。
自宅内ネットワークだけで使うなら意味はほぼ無いかもしれませんが、外から使うならファイアウォールの設定はした方が安心です。
ファイアウォールの設定は、コントロールパネルのセキュリティから設定できます。
ファイアウォールの設定は、用途や環境によって様々ですが、とりあえず海外からのアクセスは禁止しておくのが吉です。
ファイアウォールプロファイルのcustomを選択して、「規則の編集」ボタンをクリックします。
- STEP 1
- STEP 2
- STEP 3
- STEP 4
- STEP 5
- STEP 6
アカウントロックの設定
Synology DS220jには誰かが不正にログインしようとして、パスワードを間違えたときに自動ロックする設定も可能です。
コントロールパネルのセキュリティを選択し、「アカウント」タブを開きます。
何分以内に何回失敗するとロックがかかるか、解除する期限などが設定できます。
自動更新設定
基本ソフトのDSMは定期的にアップデートされるので、定期的に更新したほうがセキュリティ的にも安心です。
自動更新の設定は、コントロールパネルの「更新と復元」を選択して、DSM更新の「更新設定」ボタンをクリックします。
自動的にインストールする方法、通知だけしてインストールしない方法を設定することができます。
アップデートして不具合が起こる可能性もあり得るので、自分の都合に合わせてインストールするのがおすすめです。
実用的な設定
Synology DS220jなどのNASは、基本的には常時稼働させて使う機器なので、消費電力や静音性など日常に影響がないかが気になります。
Synology DS220jはLEDランプやファン速度、電源操作など節電につながる設定も変更できます。
LEDインジケーターの明るさ
電源や各種ステータスを表示するLEDインジケーターは、デフォルトでは使用中に点灯する設定になっています。
Synology DS220j本体を見えない位置に設置するなら、LEDランプは不要です。
LEDなので省電力ですが、明るさを弱くしたり、点灯しないようにしたほうが節電や暗い部屋で使うメリットがあります。
LEDの明るさはコントロールパネルの「LED輝度コントロール」から変更できます。
曜日と時間を指定して細く設定もできるので、夜中に寝る時間だけオフにするといった設定も簡単です。
ファン速度
ファンの音はあまり気にならなかったですが、より細かくファン速度モードを変更できます。
コントロールパネルの「ファン速度モード」から、4段階から設定が可能です。
低速度の方が消費電力も少なくなります
休止するまでの時間
コントロールパネルの「ハードウェアと電源」の「HDDハイバネーション」タブから休止状態なるかの設定ができます。
NASを使用していないときは、休止・スリープ状態になってくれた方が節電にもつながるので設定しておくのがおすすめです。
また土日は使わない、深夜は使わないなど、NASを使う時間が決まっているならもっと簡単です。
「電源管理」タブでシャットダウン時間・スタートアップ時間のスケジュールを設定しておくとより節電できると思います。
Wake On LAN(WOL)設定
Wake On LAN(WOL)は、ネットワークから本体の電源を入れられる便利な機能です。
物理的に本体へ近づいて電源ボタンを押す必要がなくなり、スマホやパソコンから起動できるので快適です。
WOLの設定は、コントロールパネルの「ハードウェアと電源」の「全般」タブから設定ができます。
常時稼働が基本ですがWOLは便利
タイムゾーンの設定
Synology DS220jに初めてログインしたときに時刻は日本時間でズレもないと思います。
しかしコントロールパネルの「地域のオプション」のタイムゾーンが、なぜか韓国のソウルになっていました。
時差はないので問題ないですが、少し気になるので「Tokyo, Osaka, Sapporo」に変更しておきます。
それでは、今回はこれまで。
お読みいただき、ありがとうございました。
コメント