富士フィルムから2018年2月に発売された、レンズ付きのミラーレス一眼カメラ「FUJIFILM X-A5」を購入しました。
最近はスマホ搭載のカメラ機能が高く、コンデジや一眼カメラの出番は減ってきました。
スマホでもキレイに撮れるのですが、レンズの大きさは勝てません。
自然な明るさで、ガジェットたちをきれいに撮りたい
レンズが大きいほうが光りを取り込みやすいので、室内でもより明るく綺麗に撮影できます。
私はフィルム時代の一眼カメラを少し使った経験はあったのですが、まだまだ未熟なので入門カメラとして以下のような条件のカメラを探しました。
- ミラーレス一眼
- ホットシュー付き
- レンズ付き
- 5万円以下
- 小型・軽量
- PCへの保存はWi-Fi経由
一眼カメラの値段は高いものは数十万を軽く超えることがあるので、入門機として5万円くらいで使えるカメラを探しました。
価格はできるだけ抑えたい
PCへ写真を保存するのにケーブルで接続するのは面倒なので、無線のWi-Fiが使える方が便利です。
この条件で、気になったカメラが2018年に発売された「FUJIFILM X-A5」でした。
小型・軽量でホットシュー付き!
この記事では小型軽量のミラーレス一眼のFUJIFILM X-A5について紹介します。
FUJIFILM X-A5の同梱品
FUJIFILM X-A5には以下の付属品が同梱されています。
レンズもストラップも付いているので、これだけで撮影を始めることができますが、保存先のSDカードが無いので別途購入する必要があります。
- カメラ本体
- レンズ
- Micro-USBケーブル
- 充電式バッテリー(NP-W126S)
- プラグアダプター
- ACパワーアダプター(AC-5VG)
- ショルダーストラップ
- ボディキャップ
FUJIFILM X-A5のドキュメント系には、使用説明書とレンズ仕様書などが付いています。
使用説明書はイラストや図表が付きで分かりやすく説明されています。
- 使用説明書
- レンズ仕様書
ACアダプター
専用のバッテリーへの充電は、バッテリーをカメラ本体にセットした状態でMicro-USBケーブルを接続して充電します。
付属のACパワーアダプターとプラグアダプタは分離しているので、コンセントに差し込むプラグを合体させます。
合体させると手のひらサイズになります。
これに付属のMicro-USBケーブルを接続すれば充電できます。
同梱されているレンズ
X-A5はレンズ付きのカメラで、同梱されているレンズは手ブレ補正機能付きの「XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」です。
レンズ用のキャップも付いているので、保管している時に傷がつくことも無いので安心です。
FUJIFILM X-A5の外観と重さ
カメラ上部の一番左手側には内蔵フラッシュがあり、中央にはホットシュー(アクセサリーシュー)があります。
左手側のサイドには、フラッシュのスイッチとマイク端子があります。
モードダイアル・コマンドダイアルはザラザラしているので回しやすくなっています。
FUJIFILM X-A5 カメラ本体の大きさは 横12cm・縦7cm・厚さ4cmほどの大きさです。
Micro-USB端子とHDMI端子
右手側にはテレビへ出力するmini HDMI端子と、充電やデータ通信するためのMicro-USB端子があります。
カバーのフタは90度くらいまでしか開かないので、ケーブルを接続するときに気をつけないと壊してしまいそうなので注意です。
バッテリー
充電式バッテリーは、右手側の底から取り外しができます。
OPEN側にロックをスライドさせるとバッテリーカバーが開きます。
三脚などを取り付けるネジ穴のすぐとなりなので三脚に取り付けたまま、バッテリーを交換するのは難しいかもしれません。
バッテリーは差し込むだけなので、バッテリーをセットするのは簡単です。
オレンジ色のツメがあるので、逆さまにしても落ちない作りになっています。
充電式バッテリー「NP-W126S」の重さは約47gです。
卵くらいの軽さです。
タッチパネル液晶
ズームなどの操作はタッチパネルで直感的に操作することができます。
パネルは自撮り用に180°反対側に向けたり、見やすい位置に向けることが可能です。
タッチパネルの裏側は、このようにプレートで折り畳まれています。
同梱のレンズ
X-A5に同梱されているレンズは「XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」で、レンズの直径は 約6.5cmです。
レンズの長さは 約6cmくらいです。
レンズのキャップを外したレンズ自体の重さは約135gと軽量タイプです。
一般的なレンズだと150グラムや300グラムを超えるレンズもあるので、ボディと同様にかなり軽くなっています。
スマホよりちょっと軽いくらいです。
本体の重さ
バッテリーをセットしていない状態の重さは約318グラムです。
レンズとバッテリーを装着した撮影する状態だと重さは約487グラムになります。
ペットボトルくらいの重さです。
片手でも十分持てる重さですが、ブレずに安定して撮影するためには両手で持ったほうが良いですね。
レンズの取り付け方
FUJIFILM X-A5のレンズは、初心者でも簡単に取り付けることができます。
付属のレンズ以外にも別売りのXマウント対応のレンズを取り付けて使用可能です。
- ステップ 1
- ステップ 2
思ってた以上に簡単でした
FUJIFILM X-A5は手ぶれ補正対応
FUJIFILM X-A5は手ブレ補正機能がありますが、レンズが手ぶれ補正に対応している必要があります。
設定によっては動きの認識が無効化されて、ブレが軽減されないこともあるので要注意です。
付属レンズの「XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」は光学式の手ぶれ補正機能があるので、初心者でも安心して手ぶれ補正を使えます。
FUJIFILM X-A5で保存できる撮影枚数
撮影した画像データはSDカードに保存されます。
FUJIFILM X-A5にはSDカードが同梱されていないので、別売りのSDカードを購入する必要があります。
SDカードの容量は年々増えていきますし、値段も落ちていくので無理をして高くて大容量のSDカードを買う必要はないです。
動画がメインでなければ、千円くらいで買える32GBがおすすめです。
- 最高画質の静止画像:2660枚
- RAW画像:740枚
- フルHD動画:108分
最高画質で2,500枚以上撮れる!
FUJIFILM X-A5の電池性能
付属している専用充電バッテリーはNP-W126Sです。
NP-W126Sはフル充電状態で写真を約450枚、フルHD動画なら約170分連続撮影ができます。
バッテリーを本体にセットして充電します。フル充電までは約210分ほどかかります。
カメラを使いながらは充電できないのが残念なところです。
外での使用で電池の残量が不安なら、別売りでバッテリーのNP-W126Sだけを購入できます。
バッテリー専用の充電器もあると、いちいち本体にケーブルを接続して充電する必要が無くなるので便利です。
純正にこだわる必要がないなら、互換性のあるバッテリーが安いです。
純正製品より安い値段で、バッテリー2つ・充電器が買えます。
互換性のあるバッテリーはこちらの記事で詳しく紹介していますので、よければあわせてお読みください。
FUJIFILM X-A5が対応している撮影モード
FUJIFILM X-A5は2018年に発売された最近のカメラなので、初心者でも使いやすい便利な撮影機能に対応しています。
よく使いそうなものには、このような撮影モードがあります。
- セルフタイマー(2秒後/10秒後)
- フェイスオートシャッター
- スマイル撮影
- カップルタイマー撮影
- グループタイマー撮影
- 連続撮影
- 4K高画質
- 自撮り撮影
初心者でも使いやすい
セルフタイマー(2秒/10秒)
自分を含めたみんなで記念撮影するときによく使う機能です。
シャッターボタンを押してから数秒後に自動的に撮影されます。
A-X5は2秒後か10秒後にシャッターがきれるように設定が可能です。
フェイスオートシャッター
被写体の人物がカメラの正面を向いたときに自動的に撮影されるモードです。
動きが読めない小さい子や赤ちゃんを撮影するのにピッタリの機能です。
スマイル撮影
スマイル撮影モードは、笑顔になった瞬間に自動的に撮影されるモードです。
色んなシーンに使えますが、赤ちゃんを撮影するときに使用するとシャッターチャンスを逃さずに良い写真が撮れます。
カップルタイマー撮影
カップルタイマー撮影は、設定した二人の顔の距離が近づくと自動的に撮影されるカップルを撮影するのに便利な撮影モードです。
自動的に撮影される二人の距離レベルは、以下の3つのレベルから選んで設定できます。
- LV 1:手をつなぐ距離
- LV 2:肩を寄せた距離
- LV 3:顔を寄せた距離
グループタイマー撮影
グループタイマー撮影モードは、設定した人数が画面内にそろったときに自動的に撮影されるモードです。
人数は1~4人を選んで自由に設定できます。
連続撮影(連射)
iPhoneなどのスマホによくある連続で撮影するモードです。
動いているものを撮影するのに便利なモードです。
自撮り撮影
液晶モニターを180度回転させることで、自分を簡単に撮影することができます。
FUJIFILM X-A5はホットシューで拡張できる
FUJIFILM X-A5は小型のミラーレス一眼ですが、ホットシュー(アクセサリーシュー)が付いています。
ホットシューがあるので、クリップオンストロボなどを取り付けることができます。
ストロボは自動調光機能などがある純正品のほうが、初心者には便利かもしれないです。
ただ、純正品は2~3万円と中々高価なアクセサリーです。
自動調光などの機能は無くてマニュアル設定ですが、中華製には安くてコスパの良いストロボがあります。
パソコンへ簡単にバックアップする方法
富士フィルムのデジカメは、ケーブルを使わない無線LANでカメラから直接パソコンへ写真を転送できる「PC保存」機能があります。
もちろん、このFUJIFILM X-A5も「PC保存」を使うことができます。
大切な写真データを簡単にバックアップできるので、うまく活用したいです。
もちろん、無料です!
パソコンに保存にかかる時間も、最高画質の写真を100枚で90秒くらいと高速です。
「PC保存」についてはこちらの記事で詳しく紹介していますので、もしよければあわせてお読みください。
終わりに。ミラーレス一眼の入門にX-A5はおすすめ
スマホよりも高画質で撮れるミラーレス一眼の入門としてはFUJIFILM X-A5はおすすめです。
小型・軽量でホットシューも付いているのでストロボ撮影もできます。
価格も5万円ほどとミラーレス一眼の中でもコスパの良いカメラです。
綺麗な写真を残したくなって一眼カメラに挑戦したいなら検討してみてはどうでしょうか。
それでは、今回はこれまで。
お読みいただき、ありがとうございました。
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