私は最近、パソコンでの作業を改善するために大きいディスプレイで、解像度が高い4Kのディズプレイにしました。
4Kにしたらデスクトップ環境は広くなったのですが、解像度が上がり、文字が小さくなって見にくくなってしまいました。
Windows10の標準機能の設定から表示スケールは変更できるのですが、大きくなってほしくないところも、デカくなってしまうので解像度を4Kにしたメリットが弱くなってしまいます。
使用頻度の高いGoogle Chrome や FireFox などのブラウザやツールは、設定から個別にフォントを変更できるのであまり困りません。
しかし、よく使用するエクスプローラーの文字サイズを変更できないのが不便でした。
作者のTatsuさんが無料で公開している「Meiryo UIも大っきらい!! (No!! Meiryo UI)」というフリーソフトを使うと、エクスプローラーの文字を大きくしたりフォントを変えたりできます。
Meiryo UIも大っきらい!! のインストール手順
Meiryo UIも大っきらい!!のソフトをダウンロードして、インストールする方法について説明します。
ソフトは 公式サイト と Vector(ベクター) で公開されているので好きなサイトからダウンロードします。
- STEP 1ダウンロードする
公式サイトから「Download MeiryoUIも大っきらい!! (No!! Meiryo UI) Version 2.35 Zip Windows 8/8.1/10」をクリックして、ZIPファイルをダウンロードします。
- STEP 2
- STEP 3
- STEP 4
- STEP 5
- STEP 6
- STEP 7
他の項目を試すときは、どこが変わるか分からないときは少し大きめのサイズを指定してどこが変わるか試すのがおすすめです。
フォント設定を元に戻したいとき
メニューにあるプリセットから「Windows 10」をクリックすると、Windows10のデフォルト設定に簡単に戻すことができます。
一度すべてリセットしてやり直したいときに便利です。
Windows10 の標準機能で文字の大きさを変更する方法
Windows10 の設定からディスプレイ設定画面で、テキストなどのサイズを変更できます。
ただし、標準機能ではフォント以外も拡大されるので、4Kのような高解像度では残念な結果になるかもしれません。
タイトルバーが太いままの時
タイトルバーのフォントサイズを大きくしてから小さくすると、タイトルバーの太さがぶっとくなって戻らない減少に遭遇しました。
Windowsのバグっぽいようで、レジストリを一箇所いじると元に戻せるようです。
「レジストリエディター」で検索してアプリ「レジストリエディター」を起動します。
タイトルバーの太さは「コンピューター\HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Desktop\WindowMetrics」にある「CaptionHeight」で変更できます。
CaptionHeightのデフォルト値は「-330」らしいので、-330と入力してOKボタンをクリックします。
PCを再起動したらタイトルバーの太さが元に戻りました。
終わりに。文字だけ大きくして見やすくすると快適です。
これで4Kの解像度でもエクスプローラーの文字が読みやすくなって作業がしやすくなりました。
できればWindowsの標準機能で細かく設定できると良いのですが、「Meiryo UIも大っきらい!!」があって助かりました。
「Meiryo UIも大っきらい!!」は簡単に元に戻せるので、Windows10の各部分のフォントをカスタマイズしたいなら気軽に試せます。
Windows10で一部分だけフォントやフォントサイズを変えたいなら「Meiryo UIも大っきらい!! (No!! Meiryo UI)」を試してみてはどうでしょうか。
文字を大きくした結果、デスクトップアイコンと文字がかぶって見にくくなってしまったのなら、フリーソフトで解決できます。
詳しくはこちらのアイコン間隔の調整する方法についての記事を合わせてお読みください。
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