クセがない高音質で、ノイキャン非搭載ですがコンプライ社製イヤーピース採用していて遮音性が高い完全ワイヤレスイヤホンです。
通勤・通学・作業中に音楽を楽しむとき、ケーブルを全く使わない完全ワイヤレスイヤホンは、一度使ってみると普通のイヤホンには戻れないほど快適になります。
カバンからの出し入れも簡単ですし、周りにケーブルが引っかかる心配も無いので楽ちんです。
愛用している必須ガジェットの1つです。
SHURE AONIC FREEは老舗で有名な音響機器メーカー、SHURE製の完全ワイヤレスイヤホンになります。
音質は低音などが強調されたクセもなく、音がはっきり聴こえるバランスの良い音質でした。
ノイキャンは搭載していませんが、遮音性が高いイヤーピースが付属しているので、そこらのノイキャンイヤホンより雑音をカットしてくれるのは良かったです。
気になったのはサイズで、日本のイヤホンと比べると少し大きめかもしれません。
多少のサイズ差よりも、音が良くてノイキャン以上に遮音性が高いイヤホンを探しているならおすすめのイヤホンです。
この記事では「SHURE AONIC FREE レビュー!高遮音性でクセのない高音質な完全ワイヤレスイヤホン」について紹介します。
SHURE AONIC FREE の概要
「SHURE AONIC FREE」の主な特長と仕様・スペックを紹介します。
特長
SHURE AONIC FREE は、以下のような特長を持った完全ワイヤレスイヤホンです。
- 外音取り込み機能
- 耐水性
- ボタン操作
- 遮音性が高い
- アプリでカスタマイズ可能
- 対応コーデック:SBC、AAC、aptX
- イヤホン単体で7時間連続再生
- ケース込みで21時間再生
- USB-Cケーブルで充電
ノイキャンは非搭載ですが、遮音性が高いイヤーピース付きなので、そこらのノイキャンイヤホンより雑音をカットしてくれます。
仕様・スペック
メーカー | SHURE |
---|---|
型番 | AONIC FREE |
連続再生(イヤホン) | 7時間 |
連続再生(ケース含) | 21時間 |
充電端子 | USB-C |
操作方法 | ボタン |
ノイキャン | 非対応 |
外音取り込み | 対応 |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
イヤホンの重さ | 7.1g |
Bluetooth | 5.0 |
対応コーデック | SBC / AAC / aptX |
防水規格 | 不明 |
発売時期 | 2021年11月 |
参考価格 | 23,000円 |
SHURE AONIC FREE の同梱物
「SHURE AONIC FREE」には、以下の付属品が同梱されています。
- 充電ケース
- イヤホン本体
- USB-Cケーブル(約20cm)
- イヤーチップ(3種類)
- マニュアル
耳の穴に入れるコンプライ社製ウレタンフォームのイヤーチップは、「 S / M / L 」の3種類付属しています。
遮音性も高いです
SHURE AONIC FREEにはケースへ充電するためのUSB-Cケーブルが1本付属しています。
USB-Cケーブルの長さは約20cmで少し短めですが、持ち運びやすい長さです。
SHURE AONIC FREE の外観
「SHURE AONIC FREE」は汗くらいの耐水機能はあるようですが、防水規格は明示されていないのでそこまでの防水性能は無いかもしれません。
室内をメインに使うのが安全そうです。
表面には少し大きめなSHUREロゴとLEDランプ、マイク穴があります。
操作ボタンはイヤホンの横側に1つ付いています。
イヤーピースは細長タイプを取り付けることができます。
イヤホンの右・左 を見分ける方法
SHURE AONIC FREEはイヤホンの裏側に「L(左)」と「R(右)」が分かるようにプリントされています。
音楽再生中のLEDランプ
SHURE AONIC FREEは音楽を再生中など、音がなっているときにLEDランプは点滅・点灯しないです。
音が出ていないときも、点滅や点灯はしませんでした。
充電ケースの外観
SHURE AONIC FREEの充電ケースは、光沢のないプラスチック製です。
ケースの底は平らではないので、自立しないのが少し残念でした。
ケースの上部・下部どちらも丸みがあり、フタ部分にはSHUREのメーカー名が刻印されています。
充電ケースのフタはしっかり閉じられていて、逆さまにしてもフタは開きません。
開ききった状態ではフタが固定されるので、収納・取り出し中に勝手に閉じなくて使いやすいです。
無駄にパカパカしない作りです
イヤホンはケースから飛び出ているので、けっこうつまみやすい作りになっています。
充電ケースの底にUSB-C端子があるので、付属のUSBケーブルなどを使って充電することができます。
一昔前のSONY製イヤホンみたい
SHURE AONIC FREE の大きさと重さ
「SHURE AONIC FREE」は 9 x 5x 3 cmくらいの丸四角形で、手のひらに乗るコンパクトさです。
ポケットに入れるにはキツそうですが、カバンには収納しやすい形です。
大きさ
SHURE AONIC FREEの充電ケースの大きさは、横幅9cmの丸四角っぽい形状です。
ケースの縦幅の大きさは約5cmです。
充電ケースの厚さは約3cmです。
重さ
SHURE AONIC FREEのイヤホンの重さは片耳1つだけでは 約7.1g で、両耳あわせると 約14g になります。
他社の完全ワイヤレスイヤホンでも4~6gくらいの製品が多いので、重いわけでは無いです。
スマホの半分くらいの重さ
SHURE AONIC FREEの充電・バッテリーについて
「SHURE AONIC FREE」の充電ケースは、Androidスマホでも使う汎用性の高いUSB-Cケーブルで充電ができます。
USB-Cは最近のAndroidスマホなら対応しているので、ケーブルを統一できてスッキリします。
USB-Cは向きを気にしなくて良いケーブルです
イヤホンの充電状態の確認方法
イヤホン本体への充電中は、本体のLEDランプが赤色に点灯します。
充電が完了するとLEDランプが消灯します。
充電ケースの充電状態の確認方法
充電ケースの前面の中央部分には、充電ケース自体の電池残量がわかるLEDランプが1つあります。
フル充電されると緑色に変わります。
バッテリー性能
完全ワイヤレスイヤホンの弱点の1つには、再生時間の短さ(バッテリー性能)があります。
イヤホン本体が小型なので搭載できるバッテリーにも限界があります。
2020年では性能が向上し、イヤホン単体での連続再生時間は5~8時間ほどのイヤホンが多い印象です。
SHURE AONIC FREEの再生時間は、そこそこの性能となっています。
1度に7時間連続再生できる
SHURE AONIC FREE は、イヤホン単体で1度に連続で7時間使うことができます。
専用の充電ケースとあわせて使うことで最大21時間の使用ができるので、2~3日くらいなら充電無しで使えそうです。
SHURE AONIC FREEのペアリング方法
「SHURE AONIC FREE」は一度ペアリング作業をしてしまえば、次からは充電ケースから取り出すだけで自動的に接続してくれます。
取り出すだけで、すぐに音楽を聴けるのは便利です
「SHURE AONIC FREE」 ペアリング方法はとても簡単です。
この記事では、iPhoneを使ってペアリング方法について紹介します。
- STEP 1
- STEP 2
- STEP 3
- STEP 4
- STEP 5
一度ペアリングしてしまえば、イヤホンを充電ケースから取り出すだけで自動的に接続してくれるのは本当に便利です。
毎回ペアリング作業をすることなく、すぐに音楽を聴くことができるようになるのは使っていて快適です。
SHURE AONIC FREEの音質と操作
「SHURE AONIC FREE」のイヤホン操作はタッチ式ではなく、ボタン式となっています。
ボタンはイヤホンのサイドに付いているので、操作するときに耳へ押し込むことがなく耳穴が痛くならないのも操作しやすいポイントです。
ボタン操作で耳が痛くならないよ
音質チェック
SHURE AONIC FREE は、デフォルト状態では低域などが強調されるようなことはなくクセもなく、はっきり音が聴こえる音質でした。
また好みの音質でなくても、専用アプリから自由にカスタマイズができます。
デフォルト設定でサウンドチェックをしてみると、少し中域が抑えられているチューニングでした。
ノイズキャンセリング機能
SHURE AONIC FREE はノイズキャンセリング機能は搭載していません。
ただし付属のコンプライ社製のイヤーピースの効果もあってか遮音性が高く、低価格帯のノイキャンよりもずっと雑音をカットしてくれます。
外音取り込み(アンビエント)機能
SHURE AONIC FREEはイヤホンを装着していても周りの音を聞きやすくする「外音取り込み(アンビエント)機能」も搭載しています。
オンにしていると周囲の音をひろってくれるので、駅のアナウンスや会話が聴こえやすくなって便利です。
ノイズが気になる場合は専用アプリから「環境モードレベル」で調節できるようになっています。
音の遅延
スマホアプリ(ソシャゲ)でも完全ワイヤレスイヤホンを使用するので、音質以上に大事にしている要素が音の遅延です。
iPhone 12 で試してみましたが、SHURE AONIC FREEはキャラクターボイスとテキストのタイミング、SEなどもズレが無く遅延を感じませんでした。
YouTubeで動画を見ても人の口パクと声がズレるなどの、違和感も無かったです。
音がズレる感じは無かったです
音楽を再生中のイヤホン操作
SHURE AONIC FREEはデフォルトの設定では、イヤホン単体で再生/一時停止・音量調整ができます。
デフォルトでは曲移動できませんが、専用アプリでカスタマイズするとできるようになります。
- 音楽を 再生 / 一時停止
- 左・右 をどちらか1回押す
- 音量を上げる
- 右 再生中に1回押して長押し
- 音量を下げる
- 左 再生中に1回押して長押し
- 周囲の音を聞く機能切り替え
- 左・右 をどちらか2回連続で押す
音量調節が難しかったです
電話系とその他の操作
SHURE AONIC FREEは電話に出たり、通話を終了させたり、着信拒否もイヤホン単体で操作ができます。
またイヤホン本体の電源をONにしたりOFFにすることも可能です。
- イヤホンの電源を入れる
- 左・右 どちらか2秒間長押し
- イヤホンの電源を切る
- 左・右 どちらか4秒間長押し
- 電話に出る
- 左・右 着信中にどちらか1回押す
- 電話を切る
- 左・右 通話中にどちらか1回押す
- 着信を拒否する
- 左・右 着信中にどちらか2秒間長押し
- Siriなど音声コマンド
- 左・右 をどちらか3回連続で押す
SHURE AONIC FREE レビューまとめ
この記事では「SHURE AONIC FREE レビュー!高遮音性でクセのない高音質な完全ワイヤレスイヤホン」について紹介しました。
SHURE AONIC FREEは2万3千円と少し高めの価格帯ですが、高度な機能は搭載していませんでした。
しかしSHUREイヤホンだけあって、音質と遮音性はかなり良かったです。
音量調節などのイヤホン操作は少し慣れが必要かもしれませんが、音質に影響なくノイズを抑えてくれる高遮音性は魅力があります。
ノイズの種類関係なく、常に静かな環境を作りたいならおすすめの完全ワイヤレスイヤホンです。
それでは、今回はこれまで。
お読みいただき、ありがとうございました。
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