イヤホン単体で7.5時間の長時間再生に、専用アプリからのカスタマイズも豊富な小型軽量の完全ワイヤレスイヤホンです。
通勤・通学・作業中に音楽を楽しむとき、ケーブルを全く使わない完全ワイヤレスイヤホンは、一度使ってみると普通のイヤホンには戻れないほど快適になります。
カバンからの出し入れも簡単ですし、周りにケーブルが引っかかる心配も無いので楽ちんです。
愛用している必須ガジェットの1つです。
「Technics EAH-AZ40」はポケットに入るくらいの厚みのコンパクトさで軽量なイヤホンです。
ワイヤレス充電やノイズキャンセリングといった高機能は搭載していませんが、カスタマイズ性や長時間再生といった便利な機能は十分です。
音質は日本メーカーのブランドだけあって、少し低音が強めのクリアでまずまずな音質でした。
価格は1万5千円ほどで少し高めですが、専用アプリでのカスタマイズも豊富なの、こった使い方をしたい人にもおすすめです。
この記事では「Technics EAH-AZ40をレビュー!小型で軽量な7.5時間再生できる完全ワイヤレスイヤホン」について紹介します。
Technics EAH-AZ40 の概要
「Technics EAH-AZ40」の主な特長と仕様・スペックを紹介します。
特長
Technics EAH-AZ40 は、以下のような特長を持った完全ワイヤレスイヤホンです。
- マルチポイント機能搭載
- 外音取り込み機能
- 防水対応
- タッチセンサー操作
- アプリでのカスタマイズが豊富
- 対応コーデック:SBC、AAC
- イヤホン単体で7.5時間連続再生
- ケース込みで25時間再生
- USB-Cケーブルで充電
仕様・スペック
メーカー | Technics |
---|---|
型番 | EAH-AZ40 |
連続再生(イヤホン) | 7.5時間 |
連続再生(ケース含) | 25時間 |
充電端子 | USB-C |
操作方法 | タッチ |
外音取り込み | 対応 |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
イヤホンの重さ | 4.4g |
Bluetooth | 5.2 |
対応コーデック | SBC / AAC |
防水規格 | IPX4 |
発売時期 | 2021年10月 |
参考価格 | 15,000円 |
Technics EAH-AZ40 の同梱物
「Technics EAH-AZ40」には、以下の付属品が同梱されています。
- 充電ケース
- イヤホン本体
- イヤーチップ(4種類)
- USB-Cケーブル(約20cm)
- マニュアル
耳の穴に入れるシリコン製イヤーチップは、「 XS / S / M / L 」の4種類付属しています。
柔らかいシリコン製です
Technics EAH-AZ40にはケースへ充電するためのUSB-Cケーブルが1本付属しています。
USB-Cケーブルの長さは約20cmで少し短めですが、持ち運びやすい長さです。
Technics EAH-AZ40 の外観
「Technics EAH-AZ40」はスポーツの汗や雨ていどなら大丈夫な、生活防水仕様(IPX4)に対応した完全ワイヤレスイヤホンです。
防水規格IPX4とは
「水の飛まつによる影響がない」という国際的にも決められた基準の防水規格です。
防水規格自体は「電気機械器具の外郭による保護等級(JIS C 0920)」で定められています。
細長い穴は通話用のマイク口になります。
イヤホンのサイドにある金属メッシュは音を入れ込む役割を持っています。
イヤホンの右・左 を見分ける方法
Technics EAH-AZ40はイヤホンの裏側に「L(左)」と「R(右)」が分かるようにプリントされています。
音楽再生中のLEDランプ
Technics EAH-AZ40は音楽を再生中など、音がなっているときにイヤホンの裏にあるLEDランプは点滅します。
また音が出ていないときも、たまに点滅します。
ただし専用アプリの設定から、点滅しないように変更することもできるので、カスタマイズ性が良いです。
充電ケースの外観
Technics EAH-AZ40の充電ケースは、光沢のないプラスチック製です。
フタの上部にはロゴ「Technics」が刻印されています。
充電ケースのフタはしっかり閉じられていて、逆さまにしてもフタは開きません。
開ききった状態ではフタが固定されるので、収納・取り出し中に勝手に閉じなくて使いやすいです。
無駄にパカパカしない作りです
イヤホン本体をつまみやすいので取り出しやすく、収納は磁力でピタッとおさまってくれて、取り出しや収納がしやすいです。
充電ケースの裏側にUSB-C端子があるので、付属のUSBケーブルなどを使って充電することができます。
ケースの底はツルッとしていて、滑り止めも無い作りなのが少し残念でした。
Technics EAH-AZ40 の大きさと重さ
「Technics EAH-AZ40」は 6.7 x 3 x 3 cmくらいの楕円形で、手のひらに乗るコンパクトさです。
ポケットに入れるにはキツそうですが、カバンには収納しやすい形です。
大きさ
Technics EAH-AZ40の充電ケースの大きさは、横幅6.7cmの楕円っぽい形状です。
ケースの厚さは約2.7cmです。
充電ケースの高さは約3cmです。
重さ
Technics EAH-AZ40のイヤホンの重さは片耳1つだけでは 約4.4g で、両耳あわせると 約8g になります。
他社の完全ワイヤレスイヤホンでも4~6gくらいの製品が多いので、軽めのイヤホンです。
ゴルフボールくらいの重さ
Technics EAH-AZ40の充電・バッテリーについて
「Technics EAH-AZ40」の充電ケースは、Androidスマホでも使う汎用性の高いUSB-Cケーブルで充電ができます。
USB-Cは最近のAndroidスマホなら対応しているので、ケーブルを統一できてスッキリします。
USB-Cは向きを気にしなくて良いケーブルです
イヤホンの充電状態の確認方法
イヤホン本体への充電中は、ケースのLEDランプが水色に点灯します。
充電が完了するとLEDランプが消灯します。
充電ケースの充電状態の確認方法
充電ケースの充電中は前面のLEDランプが赤・黄・緑色に点灯します。
フル充電されるとLEDは消灯します。
バッテリー性能
完全ワイヤレスイヤホンの弱点の1つには、再生時間の短さ(バッテリー性能)があります。
イヤホン本体が小型なので搭載できるバッテリーにも限界があります。
2020年では性能が向上し、イヤホン単体での連続再生時間は5~8時間ほどのイヤホンが多い印象です。
Technics EAH-AZ40の再生時間は、そこそこの性能となっています。
1度に7.5時間連続再生できる
Technics EAH-AZ40 は、イヤホン単体で1度に連続で7.5時間使うことができます。
専用の充電ケースとあわせて使うことで最大25時間の使用ができるので、1~2日くらいなら充電無しで使えそうです。
急速充電に対応
Technics EAH-AZ40 は、急速充電に対応していて、15分の充電で90分間使えるようになります。
イヤホン本体のバッテリーが無くなっても、すぐにまた聴けるようなるのが良いところです。
Technics EAH-AZ40のペアリング方法
「Technics EAH-AZ40」は一度ペアリング作業をしてしまえば、次からは充電ケースから取り出すだけで自動的に接続してくれます。
取り出すだけで、すぐに音楽を聴けるのは便利です
「Technics EAH-AZ40」 ペアリング方法はとても簡単です。
この記事では、iPhoneを使ってペアリング方法について紹介します。
- STEP 1
- STEP 2
- STEP 3
- STEP 4
- STEP 5
次からはフタを開けるだけで使えます
一度ペアリングしてしまえば、イヤホンを充電ケースから取り出すだけで自動的に接続してくれるのは本当に便利です。
毎回ペアリング作業をすることなく、すぐに音楽を聴くことができるようになるのは使っていて快適です。
Technics EAH-AZ40の音質と操作
「Technics EAH-AZ40」のイヤホン操作はボタン式ではなく、触れるだけのタッチセンサー式となっています。
操作するときに耳へ押し込むことがなく耳穴が痛くならないのも操作しやすいポイントです。
操作で耳が痛くならないよ
表面の「Technicsのロゴ部分」がタッチセンサーになっています。
音声通信技術
Technics EAH-AZ40 はBluetooth 5.2に対応していて、音声コーデックSBC、AACに対応しています。
音質チェック
Technics EAH-AZ40 は、デフォルト状態では少し低音が強めでクリアな音質でした。
また好みの音質でなくても、専用アプリから自由にカスタマイズができます。
デフォルト設定でサウンドチェックをしてみると、高音が少し抑えられているチューニングでした。
外音取り込み(アンビエント)機能
Technics EAH-AZ40はイヤホンを装着していても周りの音を聞きやすくする「外音取り込み(アンビエント)機能」も搭載しています。
オンにしていると周囲の音をひろってくれるので、駅のアナウンスや会話が聴こえやすくなって便利です。
外音取り込み機能を使ってみると、少し弱めで静かな場所ではホワイトノイズが少し気になりました。
大きなノイズではないです。
音の遅延
スマホアプリ(ソシャゲ)でも完全ワイヤレスイヤホンを使用するので、音質以上に大事にしている要素が音の遅延です。
iPhone 13 で試してみましたが、Technics EAH-AZ40はキャラクターボイスとテキストのタイミング、SEなどもズレが無く遅延を感じませんでした。
YouTubeで動画を見ても人の口パクと声がズレるなどの、違和感も無かったです。
音がズレる感じは無かったです
音楽を再生中のイヤホン操作
Technics EAH-AZ40はデフォルトの設定では、イヤホン単体で再生/一時停止・曲移動・音量調整ができます。
基本的な操作ができるので、スマホを取り出して操作する必要はないです。
- 音楽を 再生 / 一時停止
- 左・右 をどちらか1回タッチ
- 次の曲へ
- 右 2回連続でタッチ
- 前の曲へ
- 右 3回連続でタッチ
- 音量を上げる
- 左 3回連続でタッチ
- 音量を下げる
- 左 2回連続でタッチ
- 周囲の音を聞く機能切り替え
- 右 2秒間ふれる
アプリからボタンのカスタマイズもできる!
電話系とその他の操作
Technics EAH-AZ40は電話に出たり、通話を終了させたり、着信拒否もイヤホン単体で操作ができます。
通話の音声を消す、ミュート機能もあります。
- 電話に出る
- 左・右 着信中にどちらか1回タッチ
- 電話を切る
- 左・右 通話中にどちらか2秒間ふれる
- 着信を拒否する
- 左・右 着信中にどちらか2秒間ふれる
- Siriなど音声コマンド
- 左 2秒間ふれる
Technics EAH-AZ40 レビューまとめ
この記事では「Technics EAH-AZ40をレビュー!小型で軽量な7.5時間再生できる完全ワイヤレスイヤホン」について紹介しました。
「Technics EAH-AZ40」はミドルレンジの価格帯で、高機能は搭載していませんが、コンパクトで軽量なイヤホンでした。
専用アプリからのカスタマイズも豊富で、ヘッドホンを探す機能や外音取り込み機能の調整も可能です。
イヤホンのバッテリー性能もまずまず、イヤホン操作も自由にできるので、スマホを使わずイヤホンだけで操作したい人におすすめです。
それでは、今回はこれまで。
お読みいただき、ありがとうございました。
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